Re: 高校について ( No.1 ) |
- 日時: 2009/12/06 20:17:56
- 名前: RI
- まずは、息子さんと将来どのように生きたいかということを話し合うと良いのではないでしょうか。高校進学という近い将来ではなく、その先の展望です。剣道は人格形成、精神修養にとてもよい影響を与えますが、その心を修めるために必ずしも”強い”部活、道場に通わなければならないわけではありません。(環境が与える影響という側面も大切ではありますが)
剣道が好きで、剣道を今後も人生の主において行きたいというのであれば、剣道の盛んな高校に進学するのもよいかもしれません。
剣道は好きだが、趣味というか、人生の傍らにおいて本道は別に進みたいというのであれば、進学なりその他の進路なりのうち、目的に合致したものを選べばよいと思います。
中長期的な目で見れば、伝統と格式を備えた強い剣道部を持つ名門大学も多くありますので、まずはそこを目標にしてみるのも手でしょう。将来の安定した職と剣道を両立させることができるかもしれません。
自分は自分自身が進学校から大学に進学したので、どうしても大学進学を念頭に置いたほうが良いのではないかと思ってしまう嫌いがあるので、参考意見としてお聞きいただければと思います。
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Re: 高校について ( No.2 ) |
- 日時: 2009/12/07 01:06:55
- 名前: だみ声<
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- 宮木さん
お久しぶりです。 御子息も中学2年生で、剣道部も中心的存在とのこと、まずは2年前 の選択でこっちをお選びになったわけだ。
さて来年中体連が終わると、大勢の中学生が受験体制になるわけですが、ここで選択の悩 みが再び発生しているという所ですね。 幸いにも成績は優秀で、進学の選択肢がいくつかあるという事を親として喜んであげてく ださいね。
素人判断ではありますが、進学に絡んで剣道をどのように位置付けるか? という状況の 時、基本的に僕もRIさんと同じ意見になります。
お叱り覚悟で書かせていただきますが、筋がいいと言われ、今までもそこそこ戦績もあり、 本人も剣道ががっちりできる学校へ行きたいが、学業成績がそこそこ…と言うのなら剣道 を選択肢の筆頭において検討するのも有りだと思います。
有名進学校が十分視野にある成績なら、やはりそこを目指すのがいいと思います。その高 校が、僕の書いたような文武両道の学校なら、結構なレベルに仕込んでくれますが、普通 に剣道部があって真面目な稽古ができれば、学力向上と部活の3年間を過ごすのでいいの ではないでしょうか?
大学も同じくで、たまたま行った大学剣道部が、全国レベルであったらそれも良し、そう でなくても大学の専門学問をおろそかにしては、いい事ありません。いずれにしても学問 をおろそかにして剣道だけを上達しても大した業績と言えません。
また、理系の大学におれば、それこそ勉強が忙しくて、部活そのものから遠ざからざるを 得ないということも聞いております。
御子息が将来学校の体育の先生になり、専門に剣道をやりたい、という希望がある場合で も、どうでしょう? 剣道の指導者をしている立場から、剣道経験者の体育教師が剣道部顧問になるのは、大い に結構ですが、それだけのために剣道専門の教育学部でなくてもよさそうな気がします。 そんなにしないでも剣道の経験があって、その気があれば指導者にはなれますし、せっか くの優秀な学力は、もっと世のため、地球のため、宇宙のために活用する選択肢を目指す のがいいのではないでしょうか?
うまくまとまらないのですが、剣道で生計を立てることは一般論として不可能なので、 そこまで剣道にのめりこまずに、生涯剣道にかかわる生き方を目指し、(結局は趣味の領域 で… 僕もそんな一人です)指導者にもなり、試合にも出場し、死ぬまで剣道する。と言 う事でしょうか?
先に書いた文武両道の有名進学校の卒業生でも、武道関連の専門大学へ進学した子が大勢 いるとは聞いておりません。 高専の部活も詳しくは知らないので、コメントは控えます。
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Re: 高校について ( No.3 ) |
- 日時: 2009/12/08 23:25:23
- 名前: 宮木
- RIさん、だみ声先生、お忙しい中、お返事ありがとうございます。
人生において剣道をどう位置づけるか、というご意見、勉強になりました。ありがとうございます。
子供はいま中学の部活で毎日練習し、出稽古も含めれば週4回夜の剣道の練習、と練習量はそう少なくはないと思います。 それでも剣道の強い高校へ進学を考えるなら(ウチの県の剣道をする子供たちの憧れの高校です)、もっと頑張らなくてはいけないのか、とジュニア強化選手の他のお子さんたちを見ていて思うようです。 道場の先生の中にも「宮木はもうちょっとの努力、もうひと頑張りで伸びるんですよ」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
しかし、いまだ小学生のような体つきで声変わりもまだまだのような彼がこれ以上剣道に時間を費やして、どれだけの可能性があるのか、、、。
お二人がおっしゃってくださるように、まずは「学業優先」で、将来、社会の役に立つ人になれるように努力していくほうが彼らしく生きていけるような気がします。
子供は小学、中学と剣道を続けることが出来、段位も取得でき、剣道部の先輩や後輩、仲間が出来ました。 表彰台にこそなかなか上がれませんが、「剣道やっていて良かった」と子ども自身が思える試合もいくつか経験出来ました。 時間の無い中でも勉強に苦労しないのは、剣道で培っていただいた集中力や忍耐力の賜物だと思います。 親としては十分満足です。 大学進学や社会人としてどう働くかなどを話し合い、進学先の高校を主人と子供と一緒に考えていこうと思います。
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