Re: コテが上手に打てません ( No.1 )
日時: 2010/07/13 01:32:06名前: だみ声 <
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よくお考えください。 小手だけがうまく打てなくて、面や胴はうまく打てるのですか? 僕はあちこちで書かせていただいておりますが、「初めから上手な人はいない」のです。 うぇいさんは、たぶん「竹刀の陰になっている小手が打ちにくい」と思っていて、応じ技で小手を打ちに行っても、うまく「小手の打突場所」に当たらないのだと思います。 でもご安心ください、稽古を始めて一年そこそこで、そんなに小手の応じ技が決まるほうが稀です。 プロのバッターでも3割打者と言えば、強打者です。 小手の応じ技がそう簡単に決まるほうが不思議なのです。(応じ技以外も同じです) では、どうすればうまくなるのでしょう? 「うまくなりたい」と強く思って、工夫して、ビデオ見て、訪ねて、やって見せてもらって、真似てみて、寝てる時も夢に見て、稽古する以外に道はありません。 応じ技より簡単な、「小手を打ちなさい」と打てるように構えを空けてもらっていても、うまく当たらない事もあるのです。 まして「打たれまい」としている相手の小手を打ちに行って、そう簡単に当たる物ではありません。 工夫と、稽古を重ねて下さい。 では、小手は「どんな時」打てば当たりやすいのでしょう? 一例にすぎませんが、こんな事を考えて下さい。 @ 構えあって、一足一刀の間で、相手の竹刀を左の方へ押してみましょう。 A 相手が押し返して来たとします。 この時更に強い力で押し返しましょう。 B 相手が更に強く押し返して来たとします。 その瞬間、こっちは竹刀を立てるのです。 C 相手の竹刀は「空(くう)」を押す事になり、あなたの右側に大きく振れて行きます。 D あなたの竹刀は立っているから、そのまま軽く一歩出て、まっすぐ振りおろしたら、確 実に相手の小手に当たると思います。 これは、物理的な、力学的動作でもって小手が打てる一例です。 本当の剣道の攻め合いの時、ここに心理作用が加わって複雑な状況が生まれ、その合間を縫って打ちあうのが剣道の攻防なのです。 あせらず、工夫して、たくさん稽古して、素直に訪ねて、よく観察して、繰り返しやって見て、上達して下さい。 「初めから上手な人はいない」、だから稽古するのですから。 小手、籠手、篭手 の違い? ネット辞書や、剣道教本で調べたり、長老などにおたずねください。 分かったら僕にも教えて下さい。
Re: コテが上手に打てません ( No.2 )
日時: 2010/07/13 12:31:28名前: 杏
私からもアドバイスを一つ。 小手を打つ時、やはり足と間合いが大切です。 打ち込むときに、自分の右足で相手の右足を踏むつもりで飛び込んでください(斜めだと思われますが、実は真っ直ぐで、打ちやすい姿勢です) 是非お試しを!