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不条理な事をどうすれば…
日時: 2010/08/07 13:00:02
名前: バタバタお母ちゃん < >

こんにちは。私は京都に住むもので、長女が中2で剣道部に所属しております。小学3年生から道場にも通っており、頑張っております。

先日の昇段審査でどうしても納得いかない事が起こりました。
皆さん、どう思われるでしょうか?

長くなりますが、かいつまんで書き込むのでどうぞ、聞いてください。

7/4に昇段審査は行なわれました。去年に一級を取得しておりますので、今回は晴れて初段を受けました。筆記→実技→形→発表の順に進みました。
最後に発表があり、合格者の中に自分の名前がないことにショックを受けたのです。しかも筆記試験で不合格との結果でした。
娘はどうしても納得いかず、審査員の方に『どうしても納得出来ない、私の回答用紙をみせてください。』と直訴したそうなんです、でも審査員の方は『後で模範解答を渡すから、下がりなさい。』とおっしゃったそうで、その方が見えないところに行かれたのを見計らって優しそうな審査員の方にまたお願いしたら、娘の名前をきいて回答用紙を探してくださったそうです、しかし、その途中で最初の審査員が出て来られ、『君はひつこいな、下がれ、と言うたら、下がれっ!!』とおっしゃって、娘は言う事を聞いたそうです。

友達が気を遣って、自分の前では合格を喜べず、自分も泣けば、友達の気遣いが無駄になると、一生懸命堪えて帰って来たのでしょう、玄関で迎えた私の胸の中で号泣しました。

悔しくもその日は娘の誕生日。涙ながらにケーキをほおばっていました。

その後、9月の再試験の通知をうけ、お金を支払い、申し込みをしました。

何日かして、京都府剣道連盟から封書が送られてきました。中には娘の解答用紙と模範解答、送り状には『透明性をだすため、審査には何度も確認をしております。次回の試験、頑張ってください。』みたいなことが記してありました。

にもかかわらず…。娘の解答は間違っていないのです。間違っていないのに『×』がついており、大きく『否』の文字。

どんな設問で娘がどんな答えを書いていたのか、以下に記します。

問)『基本打突や技の練習』で気を付ける事を述べなさい。

娘の答え)相手を叩く、切る、突くという動作結果を重視するのではなくて相手はあくまで目標であり、自分の動作、いわゆるフォームの正しさや間合い等をはかる物差しのようなものだと思う事です。

この答えは事前に学校の顧問の先生から貰っていた模範解答と全く同じ事を記してありました。当然です、それを見て暗記していたのですから。そして、同じ答えを書いて受かっている仲間も一杯いるのです。

これはどう考えても採点ミスです。でも感情的になって道場連盟に抗議の電話をすることを踏みとどまり、学校の顧問の先生に相談しました。

先生も憤り、『こんなおかしな話はありません。なんとしてでも娘さんを合格とし再試験のお金も返してもらえる様に、言います。』と言ってくださいました。

連日、先生は娘にも私にもその報告をしてくださいました。

ところがいくら電話をしても絶対に道場連盟は合否を覆す事ができないと言われます。これはサッカーや野球である審判ミスと同じで間違いであった事を認めてしまうと立場がなくなるというおかしな言い訳をされたそうです。

娘には『事故に遭った様な事』と説明すればいいのでしょうか?

道場の先生にも相談したのですが、先生も連盟の先生をよくご存知でたてつく事はできるが、そうすることで道場の運営も難しくなる、とおっしゃいました。確かに辛い立場に居られると私も思います。

一番辛い思いをしたのは娘です。私もそれを思えば今でも涙が出ます。
剣道連盟の委員長あてに手紙は書きましたが、こういう場合、やはり、諦めなければいけないんでしょうか?どうか、どうか、スッキリ出来る手だてはありませんか?とても困っています。

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Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.1 )
日時: 2010/08/07 16:23:10
名前: わちゃ〜

バタバタお母ちゃんさま、はじめまして。こんにちは。

私は、審査側など詳しい事は知らないのですが、スレを読んで同感しましたのでつい書き込んでしまいました。
お役に立たないことをお許しください。
剣道を続けていると、こちら側からすれば、不条理な事ってありますよね。
不条理な事、どうやら「あるんです」。
もやもやするお気持ち非常に解ります。
私も、同じ親として「なんでやねん!」と思い、過去興奮したことが今まで何回かありました。(審査ではありませんが)
そのたびに「そういうことはあるもの」「恥ずかしい真似は、やめてね」と妻に止められました。
「えっ!?」です。
「だって、こっちは、ちゃんとやって間違ってないのに…」
剣道だけでなく「道」が付く世界にはどれも「不条理」は付き物とか。
私たちが生きるこの世界には「不条理は存在する」事に負けないで。

泣きたい気持ちもわかります。
涙がもったいない。泣いて止まってる場合じゃない。

ただ、次絶対頑張って合格して下さい!
そして合格して審査員の方を睨んで心の中で「どうだ見たか!私は間違ってなかったんだよ!!」って叫んでほしいですね。
わちゃ〜は応援しています。
どうもありがとうございます。 ( No.2 )
日時: 2010/08/07 17:33:44
名前: バタバタお母ちゃん< >

わちゃ〜さま

ありがとうございます。
何も剣道だけじゃありませんよね、不条理な事はたくさんあります。
納得出来ない事は一杯あるんです。

ただ、この事は娘にとってはいきなり起こった事故の様なもので、
ここ一ヶ月、どこかで呆れた様な顔を見せていました。

どうか、今までの部活動の楽しさ、仲間との活動の充実、これだけはキープしていってもらいたい、と祈るばかりです。

そして、顧問の先生、道場の先生にもたくさん、気にかけて頂き、声をかけて頂いた事、おじいちゃん(私の父です)が憤慨して泣いて悔しがってくれた事に感謝してこれからもどうか楽しい毎日を送って欲しいと、ただそれだけを望んでいます。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.3 )
日時: 2010/08/08 00:45:47
名前: だみ声< >

読ませていただいた限りにおいては、全く理不尽な出来事であり、このままでは済まされない気持でいっぱいです。 まして中学2年生のお嬢さんにとっては、剣道そのものにまでかかわる大問題です。
剣道の昇段審査の制度や審査内容は、各都道府県単位で異なっておりますので、京都府民でない我々からは、踏み込んだ事は言えない部分もあります。

そう言った中で、書かれた内容から推察できる唯一の不合格原因は、実技または形の審査結果が不合格だった事は考えられないのか?と言う点です。 あくまでも推測の域を出ませんし、発表では「筆記試験不合格」だったとのことだから、考えにくい事ではあります。

しかも小学校からまじめに取り組んで来られたお嬢さんに、こういう推測をすること自体が「あり得ない」とは思いますが、読ませていただいて思った「可能性」を書きました。

「納得できない」と健気にも申し出たお嬢さんは偉いと思いますし、手応えのある出来を感じておられたのだと思います。

それに対して主催者側の一人の
>『君はひつこいな、下がれ、と言うたら、下がれっ!!』とおっしゃって、娘は言う事を聞いたそうです。
 これはないですよねえ。 府連盟のどんな立場の方か分かりませんが、これは大間違いです。 決して納得できるものではないですよねえ。

>中には娘の解答用紙と模範解答、送り状には『透明性をだすため、審査には何度も確認をしております。次回の試験、頑張ってください。』
  正解の書かれた解答用紙を送ってきて、「何度も確認している」のなら、『「合格」の判定をしました』でなければ、つじつまが合いません。 透明性とは何ぞや??

  つまりこういう問題への「修正」と是正機能がないのが今の剣道界の「病巣」と言えるかもしれません。

>これはサッカーや野球である審判ミスと同じで間違いであった事を認めてしまうと立場がなくなる。
  これも大きな主催者側の判断ミスです。 サッカーや野球は「試合」なのであって判定を覆すと相手チームとの有利不利がひっくり返る事態となり、収拾付きませんから、「判定を変えない」のです。
  ここでの問題は審査の合否の問題なのだから、主催者側に審判ミスがあった事を是正するのは、正常な判断に基づく「修正」であるべきだし、それは可能なはずです。
または、お嬢さんには厳しいですが、「筆記は間違ってなかったけれど、実技で未熟な面が認められたから、今回不合格です。不合格理由を筆記ではなく実技未熟に修正します」なら、まだ納得せざるを得ない面はありますがね。

大相撲の行司は、「判定」が「もの言い」によって覆されることがありますが、「修正」に対して「恥」と言う事ではなく「行司差し違え」として処理されております。 そういうシステムになっている訳です。(これなんか勝敗が入れ替わり、お相撲さんにとっては有利不利の逆転も有りますが、収拾付かない事態はありません。お相撲さんは潔い?)

>その後、9月の再試験の通知をうけ、お金を支払い、申し込みをしました。
   「再試験」と言うのは、次回の定期審査ではなく、何か京都独自の制度なのでしょうか?
確かに7月4日が前回審査なら、普通は4ヶ月後、あるいは6ヶ月後と言うのが多いのですが、この点(2ヶ月後)が不明です。

さて、お嬢さんにしても、ご家族にしても、この理不尽な事態を解決するには「訴訟」と言うのが法治国家の手順となりますが、いかがなさいますか?

「腹に一物」残ってはいるが、ここは「機能不十分な連盟」だワイ。 しっかりせい!!
と寛大な気持ちに切り替えて、9月の再審査であっさりと通過してしまって、1年後の二段を視野に入れた稽古に取り組むというシナリオはいかがでしょうか?

納得しがたい気持ちを引きずっていると、気持ちの「停滞」も起こり、しかも時間は止まってくれませんから、ここは早く前向きの気持ちに切り替えていただいて、「そんなこともあった」という記憶にしまいこんで、「出発前進!!」、ポジティブに人生を歩んで行っていただきたいです。
だみ声さんへ ( No.4 )
日時: 2010/08/08 08:44:29
名前: バタバタお母ちゃん< >

ありがとうございます、だみ声さん。

親の私が言うのもなんですが、この娘は大人しい性格でどちらかというと、控えめに控えめに『後で自分のせいになるなら何も言わない方がいい』ぐらいの強かさを秘めた子供でもあります。
ですが、その娘が筆記試験の不合格を知って審査員にこんな事をしたって事が私は正直驚きました。

その時点で合格だな、って思いました。

実技と形、筆記試験、それぞれに合否がでるんです、娘は確実に筆記試験の合格者の中に自分の番号がなかったので納得がいかなかったのです。

この話をいつまでもひきずって剣道を辞めてしまう事が私にとっては一番残念なことです。

訴訟は起こしませんが、私は今作戦を練っております。こういうことは時間がかかる事は分かっていますので、ジワジワやっていきたいと思います。

ただ、それを一々娘に見せる事はしたくない、お母ちゃんがよく考えるから、あなたは早く忘れなさい、そういっていつも稽古に送り出しています。

こういうクーデターを引き起こし、見事に勝ち取った友人が居ます。その人と今はボチボチとこの問題に対して向き合って行く覚悟です。

有難うございました。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.5 )
日時: 2010/08/09 16:24:18
名前: 中二の父

いやはや、実に理不尽極まりない、頭に来る話ですなあ。
私の息子もつい先日昇段試験を受けたばかりで、こんなばかげたことに
巻き込まれたらと思うと、他人事とは到底思えません。

「誠」という事、他人、弱者への配慮という当然の事を顧みず、
己の体裁のみを大事にする、醜い愚劣者がここにもいたかと思うと、
私も腹立たしい気持ちで一杯です。

「京都府剣道連盟」ってのは、何のために何をやっている団体なのか、
今一度考えて貰いたいものだが、ばかげた屁理屈をこねる愚劣漢に言っても
また、言い訳に終始するだけでしょうな。
「剣の道を究めることによる体と心の健全育成」が聞いて呆れます。

これは審査であって、競技の審判とは全く性質の異なることであり、
間違いが覆らないなどという事は、単純ミスを隠すための、
単なる口実であって、絶対におかしいと思います。
競技の審判よりも、昇段審査により性質の似通った入学試験は、
間違いがあれば訂正、是正するじゃないですか。

私なら、少なくとも支部長、審査委員長、理事長には、厳正なる対応を
断固として求めます。その下の当事者に言ってももみ消すでしょう。
上部組織の日本剣道連盟や教育委員会に苦情を言うのもいいかもしれません。

お母様の仰るとおり、娘さんには、「かあちゃんが何とかしてやる」
と、
相手にこれ以上文句を言わないにしても、せめて、
一生懸命頑張ったお子さんの自尊心を守ることは、
絶対に大事なことだと思います。
凛として毅然とした態度で臨むことが大事であることを、この機会に
娘さんに見せることこそ教育というものであると思います。
その上で、何くそ精神で、めげずに頑張り続けることだと思います。

すばらしい親子関係を私も見習いたい次第です。
ぜひとも頑張ってください。

ちなみに、色んな人、色んな反応の仕方があるのも事実で、うちのかみさん
なら、
「頭に来るーう!」と怒っても「言うのはちょっと」「う、もう、我慢
するう」ってタイプで、断固抗議する私とは違います。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.6 )
日時: 2010/08/10 00:24:23
名前: だみ声< >

おかあさん
>その時点で合格だな、って思いました。
   大切な事だと思います。しっかり支持してあげて下さい。

>剣道を辞めてしまう事が私にとっては一番残念なことです。
   こんな事で「剣道嫌い」が一人出来てしまう事は、僕は望みません。 気持はしばし晴れないかもしれませんが、御家族で乗り越えてくれることを期待します。

>今作戦を練っております。 お母ちゃんがよく考えるから、あなたは早く忘れなさい、>そういっていつも稽古に送り出しています。
   腹案がおありのようだから、「病巣」に一石を投じて下さい。もちろんお嬢さんには何食わぬ顔で…

ここのサイトの通り「剣道人口増やしたい」し、増えてくれる事がギョウカイの活性化につながります。
とにかく9月の審査は、「余裕の合格」を目指して、お嬢さんには稽古に励んで下さるようお伝えください。

つらい事を早くに経験できたことは、将来のつらい事を処理する時の判断基準になります。
人生いつも理路整然とは行きません。むしろ紆余曲折が当たり前ですから、今回は少し重かったけれど「なにくそ!!」で上達のエネルギーにしてほしいです。
中二の父様へ ( No.7 )
日時: 2010/08/10 06:04:40
名前: バタバタお母ちゃん< >

どうもありがとうございます。

実はうちには子供が三人居りまして、この娘は二番目の子供、上は高校二年生、下は年長組です。下の娘とは8才も離れていて剣道はこの子だけが続けています。

とは言っても三人とも全然タイプが違い、上の息子は美容師になりたい、と日々、頑張っています。

この娘が三年生から小学校の部活として行なわれている剣道に入部した時が剣道との出会いでした。私自身も何度か世話役をさせて頂き、(私も剣道は無縁でした)道場化のお手伝いをさせて頂きました。

先生方は最初からほぼボランティア状態で頑張ってくださり、頭が下がる思いで一杯です。娘は辛い稽古を何度も嫌がり、私は『いいよ、辞めたら良い、お母ちゃんは関係ない。ただ、それで本当にいいのか、よく考えや。』と言い続け、今に至っております(笑)

私事ですが、私自身もとても…日々、忙しい毎日です。でも、どんなに忙しくてもこの事はどうしても心から離れません。そして私自身の身体や精神にきたしてまで、反論するのも腹が立ちます。

日々、おおらかな生活の中で普通に私は生活をしながら、少しずつ、この事が明るみになる事を目標としていきますね。

親子関係を褒めてくださり、嬉しいです。
ありがとうございました。
だみ声様へ ( No.8 )
日時: 2010/08/10 06:13:22
名前: バタバタお母ちゃん< >

そうですね。

私も剣道や剣道を習う子供達が大好きです。やはり、礼儀や真摯な気持ち、それがいつも現れています、ピンとした背筋、地響きするような踏み込み、良い試合を観ていると鳥肌が立ちそうになります。

ただ、先にも書いたように、子供達はこの辛い稽古を本当によく頑張っています。暑かったり寒かったり、重かったり、悔しかったり、痛かったり、怖かったりするでしょう、でも続ける事の大切さ、娘はこれを学んでいる様に思いますね。

それがこの筆記試験で崩れ落ちてしまわないように…。

遊ぶ時は思いきり、遊ぶ。

稽古の時は『がんばれよ。』と送り出す。

そして私は気長に頑張ります。

ありがとうございました。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.9 )
日時: 2010/08/11 00:03:35
名前: 北斗の剣

バタバタお母ちゃん様
昇段審査の結果、よくこのようなことの書き込みを目にします。
確かに人間が採点するので、間違いもあるかもわかりません。
しかし、模範回答の例がついていません。
先生に戴いた回答と同じと書かれていますが、剣道連盟を弁護するつもりはありませんが、私もスポ少で、剣道を指導する立場の者で、受審者の講習などを行っています。
ただ、日本語的に見て娘さんの回答は、間違っています。
気をつけることを書きなさいと問うているのに対して、気をつけるべきことを書いていません。
回答の内容からして、打突の理念についてかかれていますが、気をつけるべきことに触れていないと思われます。
審査された方も、その点で不合格されたのではないのでしょうか。
我々も、受審対策として文献他紹介しますが、回答は必ず、自分の言葉で書くように指導しています。
また、剣道型や木刀の稽古法などに代表されるように連盟の指導要領なども、軽侮ですが、解釈や指導要領も年々、変化しております。
指導者も最新の情報を得てないと過去の回答のままの場合もあります。
今回の場合は、不条理と思えません。
昇段審査の審査には、前にもだみ声さんが書かれたようにたくさんの人がかかわって判定されています。
今回も、きちんと娘さんの回答と、模範解答が送られて来ているのですから、何らかの違いがあるはずです。
そこは、真摯受け止めるしかないのではないのでしょうか?
私も、会社において人事面接や昇格審査にかかる立場でもあるのですが、質問の主旨に答えず、近いことはかいているが要求する回答をしてないものは、いくら近いことであっても間違いです。惜しいけど。
良く例で、アンパンの作り方を聞いているのに、あんまんの作り方を答えるなと指導しています。
社会に出ても、確かに不条理なことはたくさんあるかも知れません。
でも、本当に相手から見ても不条理なことでしょうか?ちょっとした食い違いはありませんか?
私に、剣道を教えてくれた先生に言われたことがあります。
県体で、合い面で負けた時のことです。
明らかに、私の面方が早かったのに、角度で主審が迷った結果相手に旗があがって負けた席に戻ったときに言われた言葉です。
先生も私の面が早かったと言ってくれた後、『次は、誰が見ても一本と言われるように稽古をしなさい』おっしゃいました。
その言葉は、人生の中で非常にプラスに働いています。
どんな時でも、相手に判って戴く様に努力することが重要です。
娘さんにも、府連の模範解答以上の回答するようまた、誰にも文句の言われない回答を作って見てください。
がんばってね。折れない心を創ることも修行です。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.10 )
日時: 2010/08/11 03:02:28
名前: 凛美優

『バタバタお母ちゃん』先生。はじめまして。

筆記試験と回答…。うーん、私の見解は、ちょっと微妙ですかね…。ただ問題は複数重なり合って、複雑化しているように思います。

【問】『基本打突や技の練習』で気を付ける事を述べなさい。

【答え】
相手を叩く、切る、突くという動作結果を重視するのではなくて相手はあくまで目標であり、自分の動作、いわゆるフォームの正しさや間合い等をはかる物差しのようなものだと思う事です。

これはつまり、単に打突する結果的な形を実現しようと頑張るのではなく、元立ちの身体をお借りして、自己の適正な身体移動や足捌き、そして姿勢や間合い等を適正に修得すること、ってことを言いたいんですよね…。たぶん。

もし、問いが、あなたが『基本打突や技の練習』で気を付けていることは何ですか?というものでしたら、私が審査員なら、文字数にもよりますけど、内容的なことだけで言うと、その回答を合格にするかもしれません。非常に深い内容だからです。言い換えれば、剣道の真理かもしれないからです。

しかし、問いは、カッコ付けで『基本打突や技の練習』というように固有名詞化して問いかけているので、恐らく審査前の受審者講習会で何か別の説明があったのでは…?と思いましたし、気を付ける事、という断定的問いかけなので、まずは深い真理的内容の前に、技術的なこと(腕を伸ばすとか、物打ちで打つとか、気剣体の一致や心気力の一致とか、足捌きや目付、構えや姿勢、気勢や合気とか、等々)や心構えなどを詳しく書いた方が良かったのでは…と思いました。

ただ、今回の問題は、
@ 模範解答を剣道の顧問の先生が作成し、それを生徒に教えていること。
A 本当に模範解答なのか、という意味で疑義があること。
B 他の複数の生徒が、ほぼ同様の回答を記述して、合格しているということ。
です。

@とAは、剣道指導者としてどうかな…っていうことと、Bは審査会主催側の審査基準が審査員によって統一化されていないという疑義がある…っていうことかなと。

私も昇段審査を何度も受けてきて確かに思うのは、受ける側だって高いお金と忙しい中に予定を組んで真面目に受審しに来ているのに、審査する側も、それに応えて真剣に頼むよって思ったこともありました。審査会主催側も当然に受審者がら疑義等を持たれるようでは、やっぱりダメなのです。審判と同じで試合者の他に監督や観戦者をも納得させる公明正大さがアピール出来ないと、やっぱりダメですね。そういう点では、連盟も課題があると思いますが、翻って先生のお子さまの件は、連盟というよりは、やはりまずはその回答を出した剣道の顧問の先生が問題なのではないかと…。

で…、その剣道の顧問の先生がくれた模範解答と、連盟が事後的に送付してきた模範解答と、内容的には、どういう格差があったんですかね…。ちょっと興味本位でお伺いします。書くの大変なら、要旨だけで結構です。
北斗の剣様 ( No.11 )
日時: 2010/08/11 17:33:08
名前: バタバタお母ちゃん< >

ご指摘ありがとうございます。

そうですね、私も今少し冷静になり、娘の解答と模範解答を比べてみました。
確かにご指摘のある様に娘の解答は設問に対しての文章がずれている様にも思います。

模範解答は
(1)正しい姿勢で、気力を充実させ、互いの攻め合いから打突する。
(2)適正な間合いをとって、確実に気剣体一致の有効打突となる様にする。
(3)はじめは『ゆっくり、大きく、性格に』を主眼とし、習熟するにしたがって『速く、強く、より性格に』打突できるようにする。

です。設問は『…気を付ける事を述べなさい。』なのですから、こういった箇条書きにしてあると、分かりやすいです。

しかし、娘がどうしても納得できないのは、同じ解答をした仲間は合格出来て、なぜ自分ができなかったのか、その審査当日に一生懸命におかしいと思ったから自分は十分に暗記して望んだ審査が不合格と知り、それが納得出来なかったから、勇気を持って反論したのに、自分が書いた答えが送られて来て勉強した通りに書いてある答えになぜ『×』がついているのか、それだけなんです。

顧問の先生にこの模範解答をどこから持って来られたのか、私も聞いてみる必要があるな、と思いました。でも私はこの先生は素晴らしいと思っています。いつも子供の事を思ってくださっているからです。ただ、また、この模範解答を勉強して初段の昇段審査を受けた子供がうちの娘の様な事になると大変です。

北斗の剣さんがおっしゃりたい事は道場の先生もおっしゃいました。

しかし、筆記試験でなぜ、合否が翻らないのか、じゃぁ、この先もこのような事は起こりえるのか、どうしても私は納得できません。誰が見ても納得してもらえる答えをいつも考えて勉強しろって、事でしょうか?

もちろん、この事はうちの娘にとって行く先はプラスに向かう事でしょう、当たり前です、こんなしんどい思いをしたのに。こんなんでへこたれていては、剣道は続けて行けません。

私も連盟相手にどうのこうのはしません。ギャフンと言わせたい、とか、認めさせるとか、そんなんはいいんです。

ただ、納得の行く説明、それだけを求めているのです。

北斗の剣様、どうもありがとうございました。
凛美優様へ ( No.12 )
日時: 2010/08/11 17:30:58
名前: バタバタお母ちゃん< >

ありがとうございます。

北斗の剣さんと、お二人のコメント、とても参考になりました。

先に書きました通り、連盟が送って来た解答は確かに凛美優さんがご指摘のような事については正確な解答であると思われますね。

今お盆に突入しますので、顧問の先生とは連絡がとれないので、またお盆が終わって部活が始まれば私が実際に出向いてお話させて頂こうかと思います。

ただ、凛美優さんご指摘のBの事、これが納得できないのです、初段の審査は二年生の女子全員で今回受けて、うちの娘だけがダメだったので、9月にまた再試験を受けます。そして1年を経てまた1人で二段を受けに行くのです。

まぁ、『なにも暑い時期にみんなで気を遣い合って受けに行くよりも少し涼しくなった九月に1人で受けに行った方が気が楽かもしれんよ。』などと、少しでも前向きになるように、話していますが。

ただ、私もなるべくは『あの連盟が』とか、『どないなってんねん』みたいな罵倒するような言葉遣いは出来るだけ避ける様にしてます。

剣道を好き、やりたい、続けたい。これを目指している事にみんな、変わりないと思うからです。

ご丁寧な、コメント、本当に有難うございました。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.13 )
日時: 2010/08/12 00:28:49
名前: 凛美優

『バタバタお母ちゃん』先生。

やはりBの事項でしたね。特にお嬢さまは辛い思いをしましたね。皆は受かって何故私だけっていう思いは、至極自然の人の気持ちだと思います。
お母さまとして本当に大変でした。

私、自分の所属連盟ではないので何とも言えませんが、とにかく何があってもずっとずっと剣道を続けて頂きたいということです。

私の経験談を話させてください。
一応、これも不条理だと当時は思った私の経験談です。
私の三段受審の思い出です。当時の私の連盟では、今と異なり、三段は高校卒業以上が原則で、高校生による三段受審は連盟理事の推薦を必須要件とし、特に全国大会の県代表レベルと目安とする、と申し合わせとなっていました。私は、県の代表でもなく全国大会にも出たことがなかったのですが、僕もここで一発受けてみたい、と道場の師匠に黙って勝手に申し込みをしました。すると申し込み締め切り直前だったためか、何故か受理され、何も言われなかったので、当日、黙って審査会場で受審しました。私は早生まれだったので、受験番号が一番初めの組で、一番早く終わったのですが、実技受審後、当日、別の会場の審査員をしていた自分の師匠が私に気付き、『お前!何やっとんねん!』と思いっきりバレてひどく怒られました。
剣道形と筆記も終わり結果待ちの時、私の道場の中堅の先生が審査進行係をやっていて、そそっと近づいて来て『お前、受かってたぞ。裏で見て来た。』とこっそり教えてくれました。
思わず、よしっ!と言ってしまうほどに嬉しく、高3で三段とったぞーっと思っていたら、暫くして今度は、師匠がつかつかとやってきて、いきなり『お前、ワシに黙って何受けに来てるのか!お前、受かってたけど、歳も若いし全国レベルでもないし、天狗になったらイカンと、ワシが審査委員長にお願いして不合格にしておいたけん!』と一喝し、またつかつかと立ち去って行きました。
その時、『なぬーっ!それでも先生かぁー。なんでやねーん。』と思いひどく落ち込みました…。暫く道場へは行けませんでした。

私の場合、友達も少なく孤独だったので、剣道しかまともにやれるものがなく、気が付けば、継続してやっているのは自分だけでした。その後、加齢と共に昇段し、数字上では今や師匠と同じ段位となりましたが、昇段するにつれ、その三段の時の不条理さは消えていきました。時間の経過がそうしたのではなく、剣道というものが分かってきたからだと思っています。
お嬢さまもきっと、生涯剣道、剣道を続けて昇段していけば、その時の辛さが自分の糧になっていることを実感出来る時が来ると思います。

今は、到底納得できない気持ちで一杯かもしれませんが、長い剣の道、誰がどれだけ早く段を取得しても、自分の剣の道にはあまり関係ないということが体感的に分かってきます。

だから何っ?って感じかもしれませんが、とにかく、何事にも負けず、是非頑張ってください。
凛美優様へ ( No.14 )
日時: 2010/08/12 06:43:32
名前: バタバタお母ちゃん< >

とんでもないです、お一人でよく頑張って来られましたね。

良い話ですね。

自分で実力を試してみたかったんでしょうね、当時先生も『何考えとんねんっ!!』と思われたでしょうが、今となれば、可愛い教え子にしてやられたな〜という思い出となっているんでしょうね。

剣道しか、まともにやれることがない、というのはすごいですね。

今時、一生懸命になれる何かを持っている人、結構少ないですよ。

うちの娘も剣道でなくても良い(いえ、できれば剣道がいいんですよ。笑)必至な眼差しでこれからも頑張って欲しい、親としてそれを願うばかりです。

ありがとうございました。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.15 )
日時: 2010/09/20 20:56:53
名前: バタバタお母ちゃん< >

皆さん、昨日、娘は再度筆記試験を受け、初段を取得いたしました。

色々と相談に乗って頂き、ありがとうございました。

娘は今まで通り、剣道を続けると申しております。

何より、あの子の回りの友達や先生に本当に感謝いたしております。

Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.16 )
日時: 2010/09/20 21:52:57
名前: わちゃ〜

バタバタお母ちゃんさま、こんばんは。

初段取得おめでとうございます。

当然と言えば当然ですよね。
周りの方々に感謝が出来る合格って価値がありますよね。
2段に向けて前進して下さい。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.17 )
日時: 2010/09/21 00:39:55
名前: だみ声< >

バタバタお母ちゃん さん
 その後どうなったのかなぁー と気に掛っておりましたが、あまり引きずるお嬢さんではなかったようで、今回の「合格」本当におめでとうございます。
とりあえず、「納得」と言う事にして、次に向かって精進していただきたく思います。

もとよりお母さん自体、このHNをお付けになるキャラは「前向き」な方を想像します。
お嬢さんもそれを受け継いで、大人しくとも、芯はきっと明るいキャラをお持ちだと思います。

一年後に、二段をお受けになる時、他の部員とは、やはり「時間差」のある事が想像されますが、その時今回の事を忘れるためにもストレートの合格を目指して稽古に励んでいただきたいです。
中学生二段の審査は、多くの地域で厳しい目で見られる時期です。 これをストレートでクリアーするのは、真剣で激しく、苦しい稽古を乗り越えた証となります。

僕の住む地域では、中学生二段には、複数の高校から「スポーツ推薦」の声がかかります。
そこへ進学するかどうかは別として、そう言う声がかかると言う事も大きな励みになるものです。
お嬢さんには、誇り高く、真っ直ぐな剣道を目指して稽古を重ねていただきたいとお伝えください。

余談ですが:
 僕は今、女子中学1年生の「不登校」と戦っております。 中学校で剣道初心者として入部、運動神経は普通、上達もそれなりで、9月12日の二級審査に向けて頑張っていたのに、夏休み前から学校に行けなくなりました。
この時二級を受けた1年生8名は、全員合格したのですが、彼女も受ければ合格出来るレベルにいたのにと、少し残念に思っております。

3度目の自宅訪問で、直接会ってくれるようになりましたが、剣道部の外部指導者の僕がどこまでかかわっていいのか模索の日々が続いています。 もちろん学校の先生も真剣にかかわっておりますが、幼い心の「叫び」がこういう形になるのだろうと思いますが、最近各地、各学校、各職場でも頻繁に発生している事も大いに心配であります。

おっと、余計な事を… 失礼しました。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.18 )
日時: 2010/09/21 00:01:45
名前: 凛美優

『バタバタお母ちゃん』先生。

ほんっとーうに!おめでとうございますっ!
お嬢さまも、お母さまも、ご家族みんな、おめでとうございます。

本当に嬉しいです。本当によかったです。
剣道初段の賞状が届いたら、その裏に、鉛筆で、『〜こんなことがあって辛かった、何度も挫けたけれど、それでも皆で乗り越え受かったぞっ!将来の自分、もっと頑張れっ!(年月日・名前)』って書いておいてください。

『バタバタお母ちゃん』先生も、本当によかったです。これからも是非ぜひ、頑張ってください。『バタバタお母ちゃん』先生のあったかいお母さまのお気持ちに大変感銘しました。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.19 )
日時: 2010/09/23 15:16:22
名前: バタバタお母ちゃん< >

わちゃ〜さん、だみ声さん、凛美優さんへ。

ありがとうございます。

二ヶ月。

私と娘そして家族にとってこんなに長い二ヶ月はなかったです。
娘は何度も泣きましたし、それを聞いたり見たりした仲間がいつもそばに居てくれて、聞いてくれたらしいです。

辛い思いをしたんだから、再試験の時は一緒に居てあげるね、
来年の二段の審査は夏にあるのは休日参観と重なるから、一緒に九月に受けようね。そういって励まし続けてくれた、部活の仲間。

娘にはそんな仲間の御陰で立ち直る事ができました。

私もいつまでも審査委員長に噛み付いていたら、そんな娘が前に進めなくなると悟りまして、この件についてはあとは本人に任せようと思い至りました。

そしてなにより、顧問の先生も一生懸命に相談に乗ってくださいましたし、最初は道場の先生にも言わなかったのですが、どうやら審査委員長から話がいったみたいで、(私、手紙を書きましたもんで。)再試験の模範解答をまた作ってくださり、口頭で、『お前は本当はよく頑張ったんだよ、でもたまたま学校で渡された模範解答がよくない、直訴したことも、よくやったな。今回はほれ、ワシがこうやって模範解答を書いて来たからこれを勉強してもう一度頑張りなさい。』

『お前はよく頑張ったんだよ。』

この一言でどれほど私まで救われたか分かりません。

本当はメディアまで利用するつもりでした。

けれど、こんな事をして進めなくなる娘を思ったのです。

みなさんが聞いてくださり、相談に乗ってくださって、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.20 )
日時: 2010/09/23 15:28:22
名前: バタバタお母ちゃん< >

それからだみ声さんへ

余談に書かれているのを拝見させていただきました。

そうですか…。

私の娘の通う中学もマンモス校で部活、特にスポーツの部活では優秀な成績を残しているところが多いのです。
しかしそれと同時にたくさんの子供が居りますので、不登校のお子様もクラスに1人はおいでみたいです。

私も余談なんですけれど、私の息子は中学時代、サッカーをしておりまして、部活にも所属し、仲間と頑張っていました。中学のサッカー部は強く、その中でレギュラーにはなれなくても一生懸命にやってるであろう、ユニフォームを手洗いするときに、自然と嬉しく、笑えて来たものです。
しかし、高校に入学し、サッカーはやめる、というのです。
本当にショックでした。
『僕は一生懸命やったけど、もうしんどいんや。』
そう言って何もしない日々が続きました。
それこそ、彼女を作ってフラフラ遊び回る日々です。
警察のご厄介になったこともあります。
その度に何度も衝突して、あわや、刑事事件に発展しそうになったこともあります。
けれども、彼なりにとても苦しみました。
今は自分でアルバイトをしてお金を稼ぎ、
バンドを組んで、この間、文化祭で初ステージ。決してうまいとは…けれど、一生懸命に緊張して笑って照れている姿を見てビデオを構えながら泣けてきましたね。

何もしない事は実は本人も辛いのだと思います。

けれど、そういう時期もあっても良いのだと思います。

その生徒さんも、きっと、いつかは自分でなにかをやってみようとされますよ。

明けない夜はないです、色んな人生があっていいのだと思います。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.21 )
日時: 2010/09/23 18:57:37
名前: 風牙

パタパタお母ちゃん様

はじめまして。
暫く覗いていない間に、こんな事が起きていたのですね。

先ずは、審査合格おめでとうございます。

剣道は同じ段の方でも誰一人として、丸っきり同じ剣道をする人は居ないです。
同じ事を教わっているのに、何故?
それは指導者、教わる側のとらえ方、理解力等々あり、段々と差(個性と言った方が正しいかも)が出てくるのですね。

審査の実技も2人で同じ事ばかりはしませんよね?
これも個性です。
剣道形も多少の個性は出ますね。
筆記試験、これが異常な程、個性が出ないんです。
何故か?
一番多いのは模範解答の丸写し。
本の丸写し。
ネット上で検索して丸写し。

筆記試験は基本的には「自分の言葉で」書くのが基本です。
同じ学校の生徒が何人も丸っきり同じ答えでは、筆記試験の意味が無いんです。
これは社会人になっても丸写しはあり、審査員に注意を受ける場面を何度も見ました。
恥ずかしいですよ。
ですので、先生から模範解答を頂いても、そのまま写すのではなく、イメージ等々を膨らませて書く様にしてみて下さい。

沢山のアドバイスを頂いていますので、いますので今更という感もしますが。

先は長いです、頑張って下さい。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.22 )
日時: 2010/09/24 00:05:59
名前: 北斗の剣

おめでとう御座います。
ちょっと気になったので、書き込みます。
受け取り方は、それぞれです。
私も、風牙さんの考え方の方が理にかなっていると思います。

私も、指導者の立場でもあり、また、昇段審査の講習会のお手伝いをしております。ほとんどの方が、此処によく書かれておられる凛美優さんのように、審査される方は、審査する側でもあり、審査される側でもあります。
ですから、剣道に真剣取り組み、真摯に向き合っておられる方がほとんどです。

今回、前回と同じ回答で合格されたのであれば、本当に不条理ですし問題です。
前回、一緒に受けて合格された友人の方は、たまたま、違う審査員の方に読まれて合格されたとは思わず、先生に戴いた模範解答を、問題の主旨に対して、自分の回答をされたと考えていただきたい。

そして、今回、先生の指導のもとに勉強され、自分の答えで受かったと思ってください。

先般も書いたかもわかりませんが、私たちの講習会でも、合格しやすいように模範解答など作成したこともありましたが、やはり問題となりました。
よって、今では、参考文献を与え、自分たちで答えを作成させ審査に、臨ませるように指導しています。

今回の件は、次のステップ繋がると信じております。
努力したことは、必ず報われます。

また、上を目指した方は、必ず人生に良い形で残ります。
この夏、教え子が初段、三段に5人全員合格してほっとしています。
今年は、道場の夏合宿と審査日が重なってお手伝いにいけなかったので、本人たちのメールで、後輩たちに報告して、みんなで夕飯をほおばりました。

バタバタお母ちゃんの娘さんの先生方も喜ばれていると思います。
指導者として、後輩たちや、子供たちの成長が一番の楽しみです。

段位に相応しい剣道を外面、内面ともに続けてください。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.23 )
日時: 2010/09/25 09:19:57
名前: バタバタお母ちゃん< >

お二方。

もう、この場に及んで、あの答えが間違っていたのか、不条理な事だったのか、そんなことはどうでもいいと私は思っています。

そして、自分の答えという物を模索しろ、とのご指摘ですが、
中学二年生の女子生徒がどうやって、あの難しい問題の意味を理解し、
自分の言葉で答えを模索しろ、と言うのか、訳が分かりません。

学校の先生でさえ、作った模範解答が『×』をされたんです。

おめでとうとおっしゃっている割に、おっしゃっている事にはごめんなさい、憤りを感じます。

私は子供の親であり、剣道を知りません。
あなたが本当に子供の親で剣道を知らず、同じ体験をしたら、どうされますか?
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.24 )
日時: 2010/09/25 09:37:55
名前: 風牙

パタパタお母ちゃん様

ネットの世界での説明ですので、言葉足らずですれ違いが発生せてしまったかもしれませんね。

今回の書き込みを憤りと感じられるのでしたら残念です。

将来のアドバイスになればと思い書きましたが・・・・

私からの書き込みは終了します。
因みに剣道に限らず不条理な事ばかりですよ世の中は。

では・・・
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.25 )
日時: 2010/09/25 10:26:35
名前: バタバタお母ちゃん< >

風牙さん

当たり前ですよ、あなたと私とどれだけ生きて来た年数が違うかは知りませんけども、たくさんありますよね、納得出来ない事、不条理な事。

審査委員長でさえ、『私の娘が同じ目にあったら、お母さんと同じ事をしたでしょう。』と言い切っておられました。

に、かかわらず、同じ答えを書いて受かった子供さん達の答案用紙はもう焼却してしまって証明がないという、なんとも納得のいかない言い訳をされました。

私が親であるから故に憤った今回の騒動。

そんなことを知らないでいる親御さんも中にはおいででしょう。剣道の事は剣道の先生に任せておけと。
私もそういう方針で剣道を習わせてはいますが、今回の事は娘は奈落の底に落ちました、大袈裟かもしれませんけど、私自身も子育てをしていて憤った一番の出来事でした。

剣道の指導者も親も、その子に対する見方の方向は違います。
親はいつも厳しい稽古を頑張って耐えて練習している、その傍らであの子は大丈夫か、体は健康か?
指導者はもちろん、その道の専門ですから、技を教えられる、心構え、その子が何卒、剣道を愛し、続けて行ける様にと。
しかし、両者とも、共通の願いは剣道を好きになって欲しい。これじゃないですかね?だからこそ、私はこの掲示板に意見したのです。

ですから、お二方のおっしゃっていることは理解はできます。

けども親ですから、憤りを感じると申し上げたんです。

このことについては平行線をたどると思いますので、私もこれにて失礼いたしますわ。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.26 )
日時: 2010/09/25 14:23:40
名前: だみ声< >

初段審査の筆記試験問題 『基本打突や技の練習』で気を付ける事を述べなさい。
【答え】
相手を叩く、切る、突くという動作結果を重視するのではなくて相手はあくまで目標であり、自分の動作、いわゆるフォームの正しさや間合い等をはかる物差しのようなものだと思う事です。

いまさら蒸し返すつもりはありませんが、この回答をどのように受け止めるのが剣道を発展させ、稽古者に考えさせ(オシム監督は「考えろ」だった)、「心法」を視野に入れた剣道修行になるのでしょうか?
また、審査者として、これは求める直接的な回答ではないが、それを超えてさらに深く考えた時、行きつく先にある内容に他ならない、と言えないのか? (凛美優先生はその点に触れておられますね)

(直接的な)模範解答は
(1)正しい姿勢で、気力を充実させ、互いの攻め合いから打突する。
(2)適正な間合いをとって、確実に気剣体一致の有効打突となる様にする。
(3)はじめは『ゆっくり、大きく、性格に』を主眼とし、習熟するにしたがって『速く、強く、より性格に』打突できるようにする。
 箇条書きで具体的で、分かりやすいです。 確かに模範解答でしょう。 初段審査の回答としては申し分ないと思います。  では・・・

4,5段審査に同じ試験問題が出たとしましょう。 上記模範解答で、不合格はないでしょうが、「ものたりない」のではないでしょうか? もう一言ほしいと思うし、その内容は初めの回答の様な内容になるのじゃないでしょうか?

しからば、初段筆記試験の解答として、初めの内容は適切でなく、「不合格」にするのか???
これはこの回答を読む人の、まさに「剣の奥儀」の理解度にゆだねられそうです。 確かに中学生の初段筆記試験の解答としては、「丸暗記」の範疇でしょうが、それはそれとして考えねばならない事です。
まして同じ回答が何枚も出ており、その内の一枚のみが「不合格」では、僕らも収まりません。 

審査する側の方がお読みになって、参考にしていただければありがたいです。

話変わって・・・
息子が小学生の時、理科の試験問題で、顕微鏡の各部品の名前を書くと言う問題がありました。
対物レンズ、接眼レンズ、スライドグラス、カバーグラス、反射鏡 等などでした。
息子はこの回答のうち2か所において「×」でした。 先生はスライドガラス、カバーガラスでなければ「○」をくれなかったのです。 それは教科書にそうあったからと言うのが先生の主張でした。

僕は顕微鏡をしょっちゅう扱う仕事をしており、夕食の時など染色方法やスライドグラスの作り方の話をしていました。 専門書にはスライドガラス、カバーガラスという記述はなく、もっぱらスライドグラス、カバーグラスです。
小学生の教科書に「ガラス」の表現だから「グラス」は「×」、は本当にそれでいいのか?! 
未だに僕の心にはこの事は引っかかったままです。 ただし息子には「大きくなったら分かる」と説明しました。

もう一つ・・・
凛美優先生の三段合格の、そして不合格の話。
これだって、凛美優先生がちゃんと気持を整理して、道場に顔を出し、稽古を継続されたから、後のち剣道の神髄を感じられるようになって「納得」となったし、今では「希な経験」として話題にもなり、今回の様な場面を説得する材料にもなりました。

でも受け取り方を一つ間違えば、確実に凛美優先生は、「高校で剣道二段で、その後剣道やめた人」でしかなかった訳です。そしてその理由は「受かった三段落とされた」から、剣道嫌いになった。 もあり得た訳です。

人生って、降りかかってくる不幸を「不幸とのみ」受け取ると、不幸になってしまい、発想の仕方によっては、上達や進歩の「こやし」とし、大きな成果を上げる源であると言う事でしょう。

せっかく授かったこの世での一生です。 意義あるものにして行くのも、無駄な人生になってしまうのも「発想」次第です。 みなさん!人生を大いに楽しみましょう!!!
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.27 )
日時: 2010/09/25 19:50:55
名前: バタバタお母ちゃん< >

だみ声さん

ありがとうございました。

親と先生。

この両者がいつも協力的で常に子供に対する思いやりで持って剣道を続けて行ける、それが理想だと思っています。

『ガラス』と『グラス』のお話、あ〜、なるほどなぁ、と心が安堵しました。

私自身も大人げなく、申し上げた意見があったかもしれません。
けど、やっぱり私は親としてこう思うのです、って事を皆様にお伝えしたい。

わたしも面白い話を一つ。

ある小学一年生の男の子が帰ってお母さんに
『今日、学校の先生が「犬の足は何本?」とたずねたから、ぼく、「2本です。」と答えたんだ。けど、先生は「それは間違い。犬の足は4本です。」って言ったんだ。だって、僕の犬は「おて」と言うと前のをだすよ。前の二本は「手」だよ。違うの?』

こんな小さな子の日常の疑問をどうしたら、その感性を生かしながら説明してやれるのか。

私なら、そんな疑問を抱く我が子をまずは抱き締めてやりますね。

そして一緒に考えようと、二人で色々笑いながら話します。

私自身も本当に勉強になりました、今回の出来事。

ますます、がんばります、皆さん、ありがとうございました。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.28 )
日時: 2010/09/27 00:51:01
名前: だみ声< >

バタバタお母ちゃん さん
話がそれておりますが、もう少し続けてみますね。

>ある小学一年生の男の子が帰ってお母さんに
『今日、学校の先生が「犬の足は何本?」とたずねたから、ぼく、「2本です。」と答えたんだ。けど、先生は「それは間違い。犬の足は4本です。」って言ったんだ。だって、僕の犬は「おて」と言うと前のをだすよ。前の二本は「手」だよ。違うの?』
>こんな小さな子の日常の疑問をどうしたら、その感性を生かしながら説明してやれるのか。

子供の観察力、発想力、表現力は、おとなを「あっ」と驚かせます。 そしてそれは大人が忘れていた感性を呼び戻す源でもあります。
僕が驚いたのは以下の話です。(だいぶ前、ここでも書いた記憶があります)

大好きだったおじいちゃんのお葬式。 火葬場で読経と共に炉の二重扉が閉じられました。
・孫「おじいちゃんはあのエレベーターで天国に行くの?」
・父「そうだよ、先に行ったおばあちゃんに会うんだよ。 お前の写真も持って行ったよ」
・火葬が済んで、炉が開かれて「おこつ」が出て来ました。
               (大人は、改めて故人を偲ぶ場面ですが…)
・孫「たいへんだ! おじいちゃん『骨』を忘れて行っちゃった!!」
涙流しながら、笑わずにおれないですよね。 子供は素晴らしいのです。

「おとみさん」と言う歌が2年生のころ(58年前)流行りました。 歌詞は以下の通りです。
・粋な黒塀 見越しの松に 艶(あで)な姿の 洗い髪。 死んだはずだよお富さん…
当時僕がこの歌詞に対して描いたもの
・粋なくろべえ(さん) 神輿の松(ご神木)に あんな姿の 笑い神…
  (祭り好きのくろべえさんが、浮かれて神輿の上ではしゃいでいる様子)としてしか発想しておりませんでした。
この歌を聴くと、いまだに妻が冷やかします。「後の歌詞と継がらないじゃん」。 かなり長い間これが正しい、と思っておりました。(バカですねえ)

もう一つ
・「チエの輪」を解こうと、いじくっていた子供にお父さんが「頭を使ってやるんだよ」と言いました。
・子供はチエの輪を、自分の頭に擦りつけました。
子供は侮れません。見てないようで、しっかり見ております。 発想回路が単純であるがゆえに「真理」を突いてきます。 こどもばんざい!!!
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.29 )
日時: 2016/04/03 01:20:25
名前: 通りすがり

北斗の剣さん等は、長く続けていると長いものに巻かれてしまっている典型でしょう。
段位がほしい方にはこうした考え方が正しいのかもしれません。

しかし、私も憤りを感じます。
同じ回答をしているのに一人だけ不合格。
これはどう考えてもおかしいです。

北斗の剣さんのような考え方をしている人が多いからいつまでたっても剣道連盟は腐ったままです。
精神修行といいつつ、このような振る舞いをするのです。
自分の非を認められず、強引に納得させようとするのです。

中学生の初段など、まだ剣道の本質など解りません。
後から解ってくれればいいと思います。
なぜ今落とすのか、筆記試験ならば書き直させればいいではないか。

また、指導者ならば抗議に真摯に向き合ってきちんとした回答をするべきです。

娘さんは正しい。
剣道連盟が間違っています。
Re: 不条理な事をどうすれば… ( No.30 )
日時: 2016/05/28 19:38:19
名前: 黄昏

最近は剣道審査が難しくなっています
審査員は堅物しかいませんから・・・
悔しがる気持ちのあるお子さんならきっとどこまでも伸びると思います
応援しています&#128515;

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