Re: 間合いって?&すりあげ面について ( No.1 ) |
- 日時: 2010/11/28 22:57:18
- 名前: 凛美優
- 『飛鳥』さん。こんばんは。
『間合い』って、本気で説明しようとすると大変難しく、私も本当に理解しているか良く分かりません。しかし、表面的なイメージで言うと、自分と相手との距離のことです。
大雑把に言うと、間合いには、 @触刃の間(ショクジン/相互に中段の際に、自己と相手の剣先同士が触れるか触れないかの距離)、A交刃の間(コウジン/自己と相手の剣の物打ち部分が交差する距離)、B一足一刀の間(イッソクイットウ/一歩の踏み込み足で自己の剣の物打ち部分で相手の打突部位を打突できる距離)って、3つ覚えるとだいぶ違います。
ただ人によって手足の長さも体力もいろいろ事情が違いますので、単純に距離感だけで完結できませんが…、あえて言うと、Bの間合いになっても、相手がじっと止まっていれば打突出きるけれども、相手も動いているので、相手に半歩引かれれば、もう届きません。また、剣道は、後ろ足(左足)の位置から踏み込み足で打突しにいくものなので、左足の引き付けが大事です。前足(右足)だけが前に進んでも、後ろ足(左足)が後ろに残ったままだと、打ち込んでも前に伸びません。つまり、自己の攻撃を前提にすれば、自分の後ろ足(左足)の位置から相手の打突部位までの距離が間合いです。
重要なのは、物理的な距離だけを見て打つというのでは、相手も動いているので、なかなか打てません。なので、しっかりとした打ちを目指すならば、剣道には『打突の好機』という考え方がありますので、それを先生に聞いて教えてもらったらいいのではないかと思います。その好機を狙って打つ、その方法として間合いを考えるってことだと思います。そうすれば、うまく打てるようになると思います。
あと、刷りあげ面ですが、木刀(剣)の物打ち部分で相手の木刀(剣)を刷り上げますが、刷り上げる瞬間に、下から上に真っ直ぐ上げるのではなく、剣同士が触れる時にだ円形の縦半分の曲線をたどるようにして、右手首を右に少し傾けながら刷り上げるといいかもしれません。ただし、刷り上げは素早く、シュッっていう感じで。
私は、言葉だけでは説明し切れないので、他の先生の書き込みも参考にしてください。
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Re: 間合いって?&すりあげ面について ( No.2 ) |
- 日時: 2010/12/01 21:01:00
- 名前: 飛鳥<
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- >凛美優先生
こんばんは! なるほど、打突の好機ですか・・・。確かに私はそういう事を意識していなかったと思います。 刷り上げ面はだ円形だったんですね!よく分かりました! お返事ありがとうございました!!
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