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少年剣士と指導者と審判
日時: 2011/07/28 00:30:16
名前: 凛美優

皆さま。お元気でしょうか。

先週の週末に行われた全日本少年少女武道錬成大会(剣道)に審判員として参加してきました。
震災後の大会で参加するチームが少ないと思いましたが、予想以上に参加チームが多かったような気がします。被災県からの参加もたくさん見られました。皆、本当に頑張っているんだなぁって、自分ももっとしっかりしようと多くのことを改めて学びました。

少年剣士は、皆、純粋で透明な心を持ったかわいい子どもたちばかりでした。毎年同じですが、その子たちを見ていると、心を洗われるようです。

全力で気合を出して、それこそ必死で切り返しと打ち込みをやって、判定を待つ立派な少年剣士がたくさん見られました。その様を近くで見ていると、本当に心打たれるものがあります。自分の先生や監督に教わったことを必死で試合会場で体現させているのです。なかなか完璧にはできない、でも立ち向かって行くその姿は、本当に立派でした。教わったことを懸命にやって見せようとするその姿勢は、子どもたちの純朴さを映し出します。その姿を見れば見るほど、指導者は、子どもへの指導に大きな責任と愛情と誰よりも強く持たなければならないものだと、改めて痛感しました。

それに対し審判は、必死に懸命に取り組む子どもたちを、規則運営上の事情とは言え、理由や説明もなく結果だけ黙って判定表示する。きっと子どもたちは、どうしてそういう審判判定になったのか、全く分からず知り得ない。規則上、審判判定は絶対としながらも、審判員の実質的な審判技術や審判資質などは問われないという歯がゆさもあります。同時に、指導者も子どもにしっかりとした判定ポイントを十分に伝え切れていないという実態もあります。そんな中で、実際の試合は行われるのです。各々の不完全さが相互に相関して、不透明な審判判定が出ることも少なからずあり、あれこれ色々と問題意識を抱えながらの審判でした。

一つハッキリ言えること。それは、子どもは悪くないということです。この試合の判定の勝ち負けは、ほぼすべて指導者に対する判定です。やっているのは子どもだけれども、実質的な勝負は指導者のあり方に対する判定だと、改めて思いました。

3名の審判員が判定票を一つずつ持ち、紅白のいずれかを相対評価で判定します。紅白3−0のケースは、完全な勝負ありと言われても仕方ないですが、紅白2−1の判定の場合は、審判員の立場からすれば、実質的には引き分けと同じレベルのものと、私は思っています。試合判定規則上、引き分けを禁ずることになっているため、必ず紅白のいずれかを優勢として判断しなければならないという運営ですので、判定結果が割れ、多数決での判定となってしまうのも仕方ありませんが、2−1の場合には、子どもたちは、一人でも自分の剣道を認めた審判員がいたと、試合で負けた場合でも、前向きに判定結果を受け止めるべきだと思っています。そこを指導者の先生には、子どもたちにしっかりと言ってあげて欲しいと、願うばかりです。

話題を換えて、袴の腰板に刺繍で、色々な文字を入れているチームが意外と多いな、ということに気が付きました。とても皆、かわいいんですけれども、その中で特に私がぐっときた感動の言葉・・・。
おそらく中部地方のチームで『気品と礼節』。それから関西だと思いますが『負けるもんか』(黒色の糸でさりげなく刺繍されている。しかも丸ゴシック体。)。
どれも皆、その指導者や保護者の方々の思いが込められているんだなぁって、じっと見つめてしまいました。それらのチームは、その文字の意味するところ通り、しっかりと各々の剣道のあり方に現れていました。

もしも自分がその指導者だったら、どんあ文字を入れていただろうって、仮想してしまいました。やっぱり、ハンドルネームと同じ、凛と美と優かなぁ・・・。
ちょっと、つれづれ話しとなってしまいました。すみません。読み流してください。

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Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.1 )
日時: 2011/08/02 13:16:58
名前: 初老の

凛美優さんへ

ご無沙汰をしております。初老のおじさんです。
お元気の様でなによりです。
全日本少年少女武道錬成大会(剣道)の審判員大変ご苦労様でした。
今年は昨年より熱さも少しよかった様に思いました。
あの会場で、次から次と出てくる子どもたちの判定をする事は、精神的にも大変な事であろうと思います。ご苦労様でした。


私の近況を報告します。
昨年は、会の代表者のあり方があまりに目に余り、その他にも色々とあり、三番目の女の子は欠場してしまいましたが、今年が最初で最後の大会になるので、参加してまいりました。

現在でも、私も指導者のはしくれとして、時間が許す限り稽古には出ているのですが、2年前の様に毎回とはゆきません。

会の代表者は、長年続けてきたという事を拠り所に、相変わらず、自論で他人の意見は聞き入れずにおります。
剣道とは、「相手の事を考え」「相手がどう行動するか」「その行動の心は何か」「相手の心の動きを察知するか」が大切な部分と思いますが、理解できていない様であります。
昨年私がした行動も理解できないといったまま、改善策もなく、以前より前面に出てきて、「師弟同行」をよりどころに、一から十まで仕切る状態であります。
あげくのはてには、私がその場にいても、指導者とは認めたくないのか、他に同行した者は指導者として名前をあげても、私の名前は呼びもしませんでした。
6月の頃より、武道館の為として、別メニューの練習をするのですが…?
(私は、その様な事は、毎回の稽古ですべき事ではないかと思いますが)

結果は、2年連続で一回戦敗退。
その結果を、指導者の判定。評価。どれだけ指導出来ているかの状況。として受け取れない様です。
50年以上続けてこられて、その事も理解できないとは、誠に残念であります。

そんな中でも、子どもたちは一生懸命、普段以上の元気さで立派に出来ました。
その事は本当に心から称えられるものと思います。
思わず涙が出そうになってしまいました。
その子どもたちの為にも、少し無理をしてでも、稽古に出なければと思っている、今日この頃です。
また、書き込みいたします。
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.2 )
日時: 2011/08/05 00:26:03
名前: 凛美優

『初老のおじさん』先生。大変ご無沙汰しております。返信が遅くなり、申し訳ありません。

先生のコメントから察するに、何やらご心労が消えないご様子。詳細のご事情は知り得ませんが、もしよろしければ概略だけでも、お教え頂ければ、私に限らず、他の先生方やこのサイトの仲間からも、何か解決に向けたヒントや支えや力を得ることが出来るかもしれません。無理のない範囲で、お話し頂ければ幸いです。

そういう私も、公私共に、健康面や身体面や仕事や生活などと、いろいろあり、悶々とした暗い状況から脱し、やっと何となく夜明けが近づいてきたかなぁって思う状況の中にいます。たくさん色々な人からお言葉を頂きたいと願ってはいたのですが、私の場合、ちょっと話題というか事案が多いので、話すにはちょっと大変って感じだったので、最近もこのサイトへの書き込みが減ってしまっていました。
孤独で一人でしょんぼりって感じでしたけれども、今、自分の目の前には誰もいなくとも、きっと必ずこの日本のどこかで、いろんなものを背負いながらも剣道の修練に励んでいる人がいるはずだと、何度も言い聞かせて、頑張っています。幾人かの友人が、剣道があって本当によかったねって、言ってくれました。私も同感です。

どうか先生、元気を出して、ご自身が歩んで修練された経験などを同僚や後輩や青少年たちに、ご自身の言葉とやり方でしっかりと伝えてあげて欲しいですし、同時にご自身の修練もまたしっかりと継続されて頂きたいと、心から願っております。

先生のお話し、いつでもお待ちしております。
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.3 )
日時: 2011/08/05 10:48:24
名前: 初老のおじさん

凛美優さんへ

大変ありがたいお言葉ありがとうございます。
このサイトの先輩諸氏にご相談すべく考えておりますが、なかなか整理が出来ずに、書いては読み返し、書いては読み返しの繰り返しです、いま少し時間がかかりそうです。その節はよろしくお願いします。

元気は元気なんですが、今一つです。このサイトはよくのぞいておりますので、皆様のご意見は伺っております。宜しくお願い致します。
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.4 )
日時: 2011/08/08 14:31:29
名前: 剣道一本

凜美優先生
大変ご無沙汰しております。いつも剣道に精進されている様子をうかがい、本当に尊敬いたします。昨年、出場させていただいて、とても良い経験と思い出になりました。
『百聞は一見にしかず』と言いますか、1回しか出場していないのですが1日、雰囲気も試合も満喫してきました。昨年の夏は暑かったですよね。
審判の先生については何も文句ありません。それどころか会場の審判の先生から「どこから来たのか」「どんな練習をしているのか」などそれ以外のほめことばをいただき感謝しています。
審判員はみだりに選手との会話を禁ずるのが普通での大会と思いますが、昨年の会場での声かけは良い励みになりました。
また、私個人的には剣道着・袴に刺繍がしてあるのは好きではないです。しかし、昨年会場での雰囲気や大会の様子からも「あり」だなと思いました。実際、凜先生から『目だった方がよい』というアドバイスをいただき、紫のハチマキを用意しました。
したがって、審判員(先生方)も10人10色で、『好むと好まざる』があると思います。旗の基準がそこに「ほんの多少」加味されるかと思います。凜先生に反論しているのではありません。逆に1試合1試合真剣に審判され、本気で「剣道を良くしていこう」としていく先生の態度に感嘆しております。この大会がなぜ3回戦から普通の大会に戻るのでしょう?決勝戦まで(切り返し・打ち込み)指導者が問われる戦いをしていただけると、もっと凜先生の審判としてのあり方の追求が、そして厳しさが問われて、この大会の特殊性(切り返し・打ち込み)を重視する大会になると思います。(審判をする先生がいなくなったり!)
コメントしなくてはと思いながら、忙しくしていました。今、私は子ども達と炎の一週間を過ごしております。中学3年生にとっては負けてしまうと最後の中体連の大会になってクラブ引退となります。道場の試合はまだまだ続くので大丈夫のですが、クラブでの様子は心配です。
凜先生は「剣道を良くする」で頑張られ、私は「道場に来る子どもを良くする」で頑張ります。
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.5 )
日時: 2011/08/28 22:27:23
名前: 剣道一本

ご無沙汰しております。
凛美優先生
実は、このたび福岡へ行ってまいりました。結果は×でした。
先生に「少しでも近づけるかな」と甘い期待と結構努力をして挑戦しました。
実技後、色々と反省し、「まだまだだな」と「もう一度したい」という気持ちでした。
しかし発表後、そこに4名の合格番号しかなかった現実に、少し心折れました。
気持ちを整理して、次の愛知(名古屋)を申し込むかどうか、時間のない中で考えてみたいと思います。
この場をお借りして、勝手な一方的なコメントお許しください。
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.6 )
日時: 2011/08/29 21:57:53
名前: 凛美優

『剣道一本』先生。返信遅くなり申し訳ありません。

ちょっとここ数日、バタバタしていますので、もう少ししたらきちんと返信いたします。

一言だけ。今回の審査は残念でしたが、次回は迷わず受審するべきものと思料します。今までの延長で次の審査につなげるべきです。合格者の人数や自身の受験回数は、全く関係ないので、気にすることないです。

また返信しますので、数日お時間をください。よろしくお願いいたします。
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.7 )
日時: 2011/08/31 14:36:20
名前: 海と風

剣道は、負けてはいけないのですか?
子供なのに、勝ち負けばっかり、剣道の理念なんて建前だけ?
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.8 )
日時: 2011/08/31 16:34:54
名前: 剣道一本

はじめまして海と風先生。
海と風先生の立場がよくわからないので、お答えしにくいです。剣道指導者か、保護者か、剣道ベテランか初心者かで、とらえ方も少し違うかもしれません。
私の立場(指導者)ですと「負けてはいけない」と思います。でも試合で負けても、怒りません。では? 「負け」を試合で審判による判定での「負け」を言うのではなく、心の問題も含めて修練としてとらえるのです。
>子供なのに、勝ち負けばっかり、剣道の理念なんて建前だけ?<
私の立場で言うと「大人の方が勝ち負け(打って反省、打たれて感謝)にこだわっています。」ですから、よけいに子どもには慎重になります。
極端に言うと「試合に負けて良い」と思います。「勝負には負けたが、試合には勝っていた」なんて言うこともあります。{意味わからんでしょう?}
では、海と風先生の立場で「負けて良い」という理念を確立してみてください。悩むほどのことはありませんよ。試合が多いのなら減らせば良いことで、合宿や強化練習で「勝ち負け」にこだわらない修練方法もあります。
意味のわかる範囲で理解していただければ良いとは思うのですが、ここは凜美優先生のスレッドなので、少しそれないようにしたいと思います。
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.9 )
日時: 2011/08/31 21:04:53
名前: 風斗 碧
URL: http://kazatomidori.web.fc2.com/main.html

凛美優先生>

 先日、団内で子供達の試合稽古を審判していました。
途中先生に止められて、以降剣友会の5人で2試合交代の審判講習会となりました。

 私は比較的恵まれている方だと思いますが、それでもなかなか、子供達に直接関わりのある稽古や試合の日以外に、家庭を放って更に遠方に出るのはなかなか難しいこともあって、講習会をサボってしまいがちです。

 ただ、先生も書かれておられます通り、沢山稽古を積んできた子供達の心を受取る係りになるのですものね、もうちょっと審判技術は研鑽したいものだと反省した稽古でした。

海と風さま>

 剣道の試合と勝ち負けについて描いたものがございます。
拙作で恐縮ですが、上記URLより、
『剣道しちゃうぞ!?・9月号』をお読み頂けましたら嬉しいです。
剣道4コマ漫画です。

 

Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.10 )
日時: 2011/09/02 00:21:02
名前: 凛美優

『海と風』先生。はじめまして。

恐れ入ります。ちょっとここ数日、忙しくしており、時間があまり取れないので、もう少しお時間ください。必ず返信いたします。ちょっとお待ち頂けると幸いです。

答えと一言だけ。何に負けるかってことによりますが・・・、試合に負けるとか、自分に負けるとかっていうのであれば、絶対にダメ、一回でもダメっていうことではなく、別に何回でも負けたっていいです。
その負けをどう受け止めて、どのように次につなげるのか、ってことが大事だと思います。『負け』という結果だけがずーと残り、それで何らかのレッテルを貼られ、一生涯、その後の人生が変わってしまうのならば、試合なんて誰も出来ないでしょう、きっと。

短文のお言葉、何かあったのでしょうか・・・。心配です。もう少し、ご自身の属性と直面した出来事やお考えなど、ご自分の言葉と表現で構いませんので、たくさんお聞かせください。何かお話し出きることがあるかもしれません。

よろしくお願いいたします。
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.11 )
日時: 2011/09/06 23:20:52
名前: 凛美優

『剣道一本』先生

大変遅くなりました。申し訳ありませんでした。
剣道七段を受審されたのですね。
私の道場からも福岡には数名受けに行っていました。全員ダメでした。残念。

結論から先に。前にも言った通り、受審するべきだと思います。お仕事や時間や費用等のご都合が付くのであれば、せっかく今まで修練されたのですから、それを発揮する審査に堂々と行くべきと思います。間が空くと、感覚や気持ちがズレることがあります。今までしてきた修練は、如何なるものも無駄ではなく、すべてがご自身のために必要なものなのです。受審したくても別の事由で出来ない方もいます。是非、頑張って頂きたいと思います。

審査は、自分自身のものです。他の人がどうあるかは、自身の参考にするべき処は参考にし、それ以外はあまり眼に入れず、自分自身をいつも見つめてお稽古し、受審すればよいのです。どんなにお稽古しても、審査の会場へ行くと、そしてそこで面をつけて会場に立つと、皆、緊張するのです。気持ちをしっかりと持たなければ、皆、孤独で怖いというか不安なものです。真面目に審査に取り組めば取り組むほど、そうなる度合いは強いです。お稽古で出来た技も出来なくなったり、上手くいかなかったりします。それを乗り越えるも自分ですし、得てして乗り越える時って、自分が気付かないうちに乗り越えているものです。

審査は、わずか1分20秒の立会いです。短いです。そこで、剣道の理合を理解した上で剣道有効打突を体現することが出来なければなりません。
審査員はどう見ているか分かりませんが、私の実感では、七段の審査で求められているものは、@風格、A攻め、B打突の機会、C技の質と熟練、D合気の勝、っていう所ではないかと・・・。無理に言葉にすればなのですが・・・。
特にBとCは、種類的には数多くあるので、そのうちの一つか二つをきちんと体現すればいいのだと思います。注意点は、審査は、やはりプレゼンテーション的な要素がどうしても必要で、自分がしっかりした技を繰り出しても、審査員にとってそうは見えないとなれば、それは無ですので、第三者的にいる審査員4名以上に共感・同調・納得させるような形で体現する必要があることです。試合の勝ち負け的な要素や、一本取った取らない的な要素は、すべて捨てて、理合に適った有効打突の体現を追求すれば、おのずと先は見えてくると思います。

『剣道一本』先生には、同じ剣道の仲間や剣道の教え子がたくさんおられるのでしょうから、『自分自身のため』の他に『自分の剣道仲間や子どもたちのため』って思えば、きっと頑張れます。もう次の審査会の申し込みが来ているはずです。是非、頑張ってください。眼には見えませんが、同じ思いで頑張って修練している剣道人が、『剣道一本』先生だけではなく、他にもたくさんいますから。私も頑張っています。迷ったり心折れそうになったら、このサイトでも他の先生方と色々お話ししましょう。

最後に、くれぐれも怪我には注意してください。私は、審査前、肘、肩、手首、アキレス腱を痛めました。どこか痛いとお稽古に集中出来ませんからね。また、お話しをお聞かせください。返信遅れて申し訳ありませんでした。
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.12 )
日時: 2011/09/06 23:24:21
名前: 凛美優

『海と風』先生。

お持ちしています。出来る範囲で、お話しをお聞かせください。
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.13 )
日時: 2011/09/06 23:35:07
名前: 凛美優

『風斗 碧』先生

お元気でしょうか。先生の描いた漫画は、何度も拝読させて頂いております。短いお話しの中でも先生の深い研究が見えてきます。素晴らしいですね。

審判員は、大切な役割です。ある意味で試合者への教育にもなります。審判員同士の勉強にもなります。審判講習会や指導者講習会には、都合が合わないこともあろうかと思いますが、剣道試合審判規則と同細則、そして剣道試合審判運営要領を、一文字一文字、つぶさに読み込んで、イメージして、何度も反復して読むことをお勧めします。これをやるだけでも、相当に効果があります。既に実践されているかもしれませんが。
私は、試合で審判する時はもちろん、何かとその小冊子を携帯して読んでいます。規則の内容と試合の実際のシーンがすぐに一致するように、イメージで訓練するようにしています。

あとは、試合者のレベルと規則のマッチングをどうするかは、やはり場数で経験を積むしかないと思います。例えば、小学生の面技と大学生の面技と同じに見ることは、やはり無理がありますからね。

ご参考までに。お互いに頑張りましょう。
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.14 )
日時: 2011/10/07 17:58:20
名前: 剣道一本

凛美優 先生へ
愛知の審査申し込みました。「受けるか受けないか」迷う時間が無かったので、とりあえずね申し込んで悩もうと思いました。申し込んだら「受けるか受けないか」の悩みはなくなりました。続いて、先月けがをしました。少し休んで今は治りました。
@風格、A攻め、B打突の機会、C技の質と熟練、D合気の勝 頭ではすべてわかります。今回良かったことは、審査までに自分の100%で準備して行ったことです。しかし、
実技後、色々と反省し、「まだまだだな」と「もう一度したい」という気持ちでした。結局、自分に負けていた、自分の相手は自分だったことが良くわかりました。とくにビデオをみて良くわかりました。
愛知では福岡の時のように、自分の100%で準備して行けるかどうか不安です。『自分の剣道仲間や子どもたちのため』にも頑張ってみます。
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.15 )
日時: 2011/11/18 10:27:54
名前: 剣道一本

凜美優 先生へ

 明日、出発します。やはり、夏の時のような準備はできませんでしたが、気持ちは1つ前にあります。
 月曜日には報告の予定ですが、仕事が忙しく報告が遅くなる可能性もありますので、その時はすみませんが、お察しください。
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.16 )
日時: 2011/11/18 23:52:44
名前: 凛美優

『剣道一本』先生

くれぐれも事故のないように。
無念無想、結果などは気にせず、自分らしく、ご自身の技を全身全霊で打ち切ってきてください。心からご健闘をお祈りしております。
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.17 )
日時: 2011/11/21 12:46:05
名前: 剣道一本

凜美優 先生へ

報告です。不合格でした。詳しくは、また書き込みます。
Re: 少年剣士と指導者と審判 ( No.18 )
日時: 2011/11/21 18:31:04
名前: 剣道一本

凜美優先生へ
昨日、帰りながら色々考えました。まず私の会場では前半40名中4名合格、後半40名中4名合格、合計80名で8名の合格なので10パーセントです。他の会場に比べ、合格者の少ない会場(年齢)でした。福岡の時も、ほとんど同じ割合でした。4名に入らなければいけないので、普通はあきらめたり、挫折しそうになる所なのでしょうが、剣道に関しては、また望みが出てきました。それは今回は福岡に比べ、準備万端とは行かなかったのですが、実技は前回の反省点を生かすことができたからです。今回、悪かった点は勝負で言うと打ち勝っていない点です。1本も当たっていないと思います。前回は何本もあったので、一緒に行った32歳の先生からは発表までの間、「合格ですね」と言われたほどでした。私自身は良かったとは全然思わず、今回の方が発表まで期待しました。やはり勝つことですね。前回は自分に負けた立会い。今回は自分には勝ったが、相手に勝っていない立会いというところでしょうか。審査が好きという人は少ないと思いますが、私は自分自身を磨いてくれる審査が好きになりそうで困ります。経済的な面がクリアーできれば、次回早いうちにまたチャレンジしたいと思います。

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