Re: 本で書いているのがイマイチ分からなくて・・・・・ ( No.1 ) |
- 日時: 2011/08/08 23:31:18
- 名前: だみ声<
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- >「打ち間での攻防時、中心を攻め、左腰と竹刀で相手の竹刀を挟むように構え、左腰が
開く瞬間に面を打つ!」 剣道を始めて数カ月の学生(何年生で男女どちら?)さんに、これを理解するのはいささ か難しいですが、僕のイメージする内容を書いてみますので、何度も読み返してください。
その前に、たとえば「彼女の心をつかみましょう」と言う文の意味は理解できますか? 本 当に「心」をつかむことは出来ませんね。実際「心」は目に見えませんね。では具体的に 「つかむ」事が出来ないのにつかむとはどういう意味でしょう?
「左腰と竹刀で相手の竹刀を挟む」と言うのと「彼女の心をつかむ」という言葉は、実際 に「挟む」「つかむ」事は出来ないけれど、イメージとしてはやはり「挟む。つかむ。」な のです。 これわかりますか? これが分からなければ、この先の説明も分からないと思いますが続けます…
@.剣道で普通に構えた時、「右足が前」はいいとして左足がぴったり右足と平行になって いる人は少ないですね。でも無理にでも平行にするためには、左腰を右側にひねると 平行になるでしょ。つまり「身体の軸」が少し右に向きますね。右足はそのままですよ! この動作で相手の竹刀を「向かって左側」から見えない力で押したわけです。
A.さらに普通に竹刀を構えた時、こっちの竹刀は相手の「向かって右側」(表『おもて』) にあって、お互い触れ合っていますね。 相手の竹刀の「向かって右側」は、こっち の竹刀によって、それ以上右に来ないようさえぎられています。
B.上の@、Aを同時にイメージすると相手の竹刀の「向かって左側」は見えない力で右側 に向かって押され、更に相手の竹刀はこっちの竹刀でさえぎられている事になります。
Bの状態は、イメージとして「左腰と竹刀で相手の竹刀を挟む」事になるのですが、解か りますか? こうした見えない力に挟まれた相手の竹刀は、動けないですから相手は気持ちの上で苦し くなります。 「ヤバいっ」と思った相手が、左腰を開いた瞬間、その竹刀はこっちの竹 刀との接触から離れ、「面を打って下さい」の姿勢になります。
この時「ボケッ」としていてはせっかく「挟んだ」意味が生かされませんよ。 ぱっと電光石火のごとく一歩出て一拍子で振り下ろせば、いやでも相手の面のど真ん 中を打つ事が出来る。 という説明のはずです。
説明を追加するなら、挟まれて苦しくなった相手が、竹刀でこっちの竹刀を押えて来たと しても(前と反対の動作)、やはり一歩出て、電光石火の一拍子面でパックリ「面」を打てます。
お分かりいただけましたでしょうか? もっと簡単に説明して下さる方の書き込みがある といいですね。
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