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本で書いているのがイマイチ分からなくて・・・・・
日時: 2011/08/08 21:01:55
名前: 平成の剣心

初めまして、平成の剣心です。       今回書き込ませていただいたのは、最近買った本の中で、良く分からなかったのがありました。その内容は、「打ち間での攻防時、中心を攻め、左腰と竹刀で相手の竹刀を挟むように構え、左腰が開く瞬間に面を打つ!」とありました。普通の人なら簡単に分かると思いますが、剣道を初めてまだ数ヶ月なので分かりません、こんな僕を助けてください。

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Re: 本で書いているのがイマイチ分からなくて・・・・・ ( No.1 )
日時: 2011/08/08 23:31:18
名前: だみ声< >

>「打ち間での攻防時、中心を攻め、左腰と竹刀で相手の竹刀を挟むように構え、左腰が
開く瞬間に面を打つ!」
剣道を始めて数カ月の学生(何年生で男女どちら?)さんに、これを理解するのはいささ
か難しいですが、僕のイメージする内容を書いてみますので、何度も読み返してください。

その前に、たとえば「彼女の心をつかみましょう」と言う文の意味は理解できますか? 本
当に「心」をつかむことは出来ませんね。実際「心」は目に見えませんね。では具体的に
「つかむ」事が出来ないのにつかむとはどういう意味でしょう?

「左腰と竹刀で相手の竹刀を挟む」と言うのと「彼女の心をつかむ」という言葉は、実際
に「挟む」「つかむ」事は出来ないけれど、イメージとしてはやはり「挟む。つかむ。」な
のです。
これわかりますか? これが分からなければ、この先の説明も分からないと思いますが続けます…

@.剣道で普通に構えた時、「右足が前」はいいとして左足がぴったり右足と平行になって
  いる人は少ないですね。でも無理にでも平行にするためには、左腰を右側にひねると
  平行になるでしょ。つまり「身体の軸」が少し右に向きますね。右足はそのままですよ!
  この動作で相手の竹刀を「向かって左側」から見えない力で押したわけです。

A.さらに普通に竹刀を構えた時、こっちの竹刀は相手の「向かって右側」(表『おもて』)
  にあって、お互い触れ合っていますね。 相手の竹刀の「向かって右側」は、こっち
  の竹刀によって、それ以上右に来ないようさえぎられています。

B.上の@、Aを同時にイメージすると相手の竹刀の「向かって左側」は見えない力で右側
  に向かって押され、更に相手の竹刀はこっちの竹刀でさえぎられている事になります。

Bの状態は、イメージとして「左腰と竹刀で相手の竹刀を挟む」事になるのですが、解か
りますか?
こうした見えない力に挟まれた相手の竹刀は、動けないですから相手は気持ちの上で苦し
くなります。 「ヤバいっ」と思った相手が、左腰を開いた瞬間、その竹刀はこっちの竹
刀との接触から離れ、「面を打って下さい」の姿勢になります。

この時「ボケッ」としていてはせっかく「挟んだ」意味が生かされませんよ。
ぱっと電光石火のごとく一歩出て一拍子で振り下ろせば、いやでも相手の面のど真ん
中を打つ事が出来る。 という説明のはずです。

説明を追加するなら、挟まれて苦しくなった相手が、竹刀でこっちの竹刀を押えて来たと
しても(前と反対の動作)、やはり一歩出て、電光石火の一拍子面でパックリ「面」を打てます。

お分かりいただけましたでしょうか? もっと簡単に説明して下さる方の書き込みがある
といいですね。

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