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加齢老化と剣道修練と剣道指導
日時: 2012/05/18 23:40:31
名前: 凛美優

皆さま。お元気でしょうか。
直ったと思ったパソコンが、またまた故障。メモリから何から何まで部品を新調し、PC不調からついに脱却。またまた、こちらのサイトに戻って参りました。引き続きよろしくお願いします。
このサイトからもご無沙汰している中でも、私の剣道生活は続いており、いろいろありましたが、ここ半年位の間に大きく変わってきました。
@何よりも身体の状態。本当に加齢というか老化現象が激しく、運動神経がかなり鈍り、古傷もあちこち痛く、筋肉や筋や骨や関節といった所がほぼすべて痛くて治りと回復が遅い…、スタミナも落ち、息の上がるスピードが早くなってきました。気と技の修練をより一層積まねばと、問題意識が大きくなっているこの頃です。
A今までは掛り手としてお稽古してきたのですが、年齢の若い人たちが好んで私を一発打ち込もうと、それはそれはご指名が多く、やむを得ず元立ちになる機会が多くなりました。私も必死で頑張るのですが、有効打突を取られ、思わず『参ったっ!(でも悔しい!)』と言う機会が多くなりました。
B最近、所属道場の特命で、中学生の剣士と小学生の剣士の指導をやるようになりました。社会人や大学生と違って、口で言ったり打ち負かせばいいといういい加減なものでは駄目で、子どもたちに分かるように、模範実演付での指導が不可欠。説明しながらの模範演技はかなり疲れるもので、過日も切り返しを何度も実演した時には、思わず息が上がり、恥ずかしくなる場面もありました。
C私は、あまり剣道指導者という立場で道場の仲間と話をするのが嫌で、少なくとも社会人の方には、皆、経験と段位にかかわらず剣友として話をして接しています。そのせいか、その皆さんも大人なので剣道のあり方や技術や考え方や精神論など、ためらいなく疑問を聞いてくるので、こっちもいろいろ勉強したり調べたり聞いたりと、なかなか大変です。分かりやすく納得できるように、すぐに答えてあげないと。例えば、剣道で攻めたり打ったりする時の『裏』と『表』って、どうしてそう言うの?とか、何故、物打ちで打つの?とか。
Dまた昇段審査に挑戦している剣友に、あなたにとってどうすればそれが実践できるか、という個別の技術指導や気持ちの指導やサポートをする機会が多くなりました。人は皆、属性が違うので、悪いところを指摘だけしていたのでは駄目で、どうすればいいか、そしてどうすればそれが出来るようになるか、ということを技術的にも身体的にも内面的にも言及していかなければならない、当然、自分自身も修練しなければならない…。本当に教えるということは大変です。
E児童や生徒に剣道を教えていると、知らず知らずのうちに、その保護者や家族の方々に接する機会が、爆発的に増えて、小学生や中学生の剣士だけでなく、男子も女子も、その兄弟姉妹も、いろんなタイプの父母やおじいさんやおばあさん、普段、仕事では全く接することのないいろんな立場や属性の人々と接するので、結構、責任重大、大変だなぁって思うようになりました。今まで以上に声高に、竹刀の点検だの、怪我しないようにとか、気分の悪いひとは休めとか、熱中症注意の喚起や、有事の時の対応まで、剣道以外のことまで色々言うようになり、最近、本当に自分って変わったなぁって。
加齢で、もう自分の剣道上達は限界かと思いつつ、でも更に上への昇段を目指さないとって思い、また指導するなら自分ももっと修練って言い聞かせ、弱くなった身体にムチ打って、これからももっと頑張ろうと思いました。
PC不調脱却に伴い、またこれからも書き込みます。よろしくお願いします。

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Re: 加齢老化と剣道修練と剣道指導 ( No.1 )
日時: 2012/05/19 10:12:57
名前: とらのすけ< >

御無沙汰をしております。 凛美優さん。



パソコンの復活、おめでとうございます。


心配で自宅訪問をしようかと考えたくら・・・・・ら、ら、ら?


『家を知らないのに来ることができないだろう?』って事ですね(笑)?


ごもっとも。


まぁ、復活されたので、一件落着という事で(笑)。




凛美優さんの剣道生活での変化は、ごく自然ですよね(笑)


私が学生でも稽古のお願いに行きますよ(笑)
※可能なら日に数回ほど。


年齢的に体力の衰えがあるから、逆にそれ以外での何かを自分の中に探し見つけるしかないのですよね。


それはどんなに素晴らしい先生方のお言葉でも『選択肢』の1つであり、それが自分に合うのか、合わないのかを判断しなくてはなりません。


だからこそオリジナルの言葉になるのですよね。




最近の私は子供達への指導や自分自身の稽古で『常識破り』の言葉を意識する時があります。


それは新しい発想の技やタイミング等の意識をして稽古するという事なのですが、結局は無駄な動きになったり、的外れな結果になるので『これが理合いなのだなぁ』と感じています。


その事で年齢的には関係なく『キレイな剣道に繋がるのかなぁ?』と考えています。

※今さら、そんな段階かあ?とお考えになるかもしれませんが、今までとは違ういろんな事を吸収したくて、初心を思い出しながらの勉強の気持ちです。


しかし体力の衰えは否めませんね(笑)


先日、60歳くらいの先生に稽古をお願いしたのですが、ボコボコに打たれました。


と言うか、肩から左の膝まで(背中側)がピキピキと固まってしまい、自分自身の体が動きませんでした。


この数年間の中で一番最低な稽古になってしまいました。


しかし新たな勉強の機会だと考える事にしました。


子供達へ『先生に対してビビらせてみろ。でも負けないからなぁ。』と言う時があります。
※マンガチックな話し方で


そうすると『(≡^∇^≡)ハハハ。勝ちますよ。』と言う顔でニヤッとして『お願いします。』と来ます。


そして勝ち負けではなく、楽しく稽古をさせてもらってますよ。




保護者の存在の有り難さが、今まで以上に強くなってこられたのですね(笑)


今までとは違う楽しさを感じる瞬間ですね(笑)




これからも宜しくお願いします。


長文・乱文失礼しました。
Re: 加齢老化と剣道修練と剣道指導 ( No.2 )
日時: 2012/05/20 15:34:26
名前: 凛美優

『とらのすけ』先生。大変ご無沙汰しております。申し訳ありませんでした。

いやー、私、ITのことは本物の素人なのですが、今回の長きにわたる苦難を乗り越え、かなりパソコンやIT系には詳しくなりました。ITに携わる方々って本当にスゴいですね。いろいろご存知で、ちょっと言うだけで、色々わーって出てくる…。うーん、感動しました。

昨日の夜のお稽古も、多くの方がバンバン掛かってきて、気候も少し暑かったせいもあり、もう押されて押されて、ひーっ…、ふぅーって感じで…。もう、みんな楽しそうに喜んで生き生きとして、私のこと打ち込んできますので、最後はもう笑ってごまかすしかありません。

最近は、自分のこれからの剣道のあり方を見据え、正攻法での一刀技と応じ技を中心に若者と対峙しています。皆、少しずつ少しずつ上達し、特に眼と足が良くなってきて、私の正面技もかわされて、ボッコリ小手を打たれたり、さらりと刷り上げられたりすることも多くなってきました。くやしいけど、自分の面技がまだ未熟で、一方彼らも上達したということだから、爽やかな嬉しさも込み上げてきます。

『とらのすけ』先生も充実した剣道の日々を送られて、素晴らしくいいですね。私は、まだまだ人間出来てないので、反省の日々ですが、過日もここ数年悩み続けていたこと、次の段位に挑戦するかどうか、またつらい日々だけど…、やっと決心がつき、挑戦することにしました。それを目指し、どこまで自分が出来るか知れないけれど、生涯剣道をまっとうしたいという願いを持って、これからも短い人生を少しでも生き生きと過ごしていきたいと思っています。

これからも、くれぐれもよろしくご指導をお願いいたします。
Re: 加齢老化と剣道修練と剣道指導 ( No.3 )
日時: 2012/05/20 17:59:39
名前: だみ声< >

凛美優 先生
ご無沙汰しておりましたが、お元気のご様子、何よりですがパソコンが「超不調」に見舞われていた
とは、登場できなかった訳だ…  (返信が遅くなり申し訳ないです。)

正直、そろそろ呼びかけメールぐらい書かねばならないかなぁ〜 でも何か重大な用件や事態があって
の物だったら、却ってお邪魔かもしれない、などと思案しておりました。

ただし今回のタイトル「加齢老化と剣道修練と剣道指導」の最初の5文字は、まだ先生にはふさわしく
ありませんよ。 僕だって外部から言われたら、「お前に言われたくない」と言いますゆえ(笑)。

それにしても先生は、やはり若い剣士の「標的」なのですね? どんどんかかってこられて、いつまで
も列が短くならず、反対に伸びて来ると言うのは、若者たちは先生との立ち会に「意義や効果」を感じ
ているからにほかありません。 何しろ若かりし頃、三段を2回通過なさった稀有な経験の持ち主、し
っかりと上達の手助けをしてあげて下さい。(言いかえれば、たたきのめし、蹴り倒し、床に這いつくば
らせて、気絶寸前までしごいて下さい…  お〜〜こわっ!(涙))
と冗談めいて書きましたが、本当に戦前の先生にはこう言う方がおられましたよねえ。

>更に上への昇段を目指し、また指導するなら自分ももっと修練を
   昇段を視野に入れると、稽古は当たり前ですが、指導が加わると「修練」と言う作業が具体的に
   なりますね。 しかも先生の場合、次は最高段位ですから、しっかりと頑張っていただきたいで
   す。

まあこれでまた、論戦の仲間が戻ってこられた事だから、にぎやかに有意義な投稿をしながら僕も修練
させていただきたいです。
ご無沙汰のご挨拶かたがた、諸事よろしくお願い申し上げます。
Re: 加齢老化と剣道修練と剣道指導 ( No.4 )
日時: 2012/05/21 00:19:38
名前: 凛美優

『だみ声』先生。ご無沙汰しております。すみませんでした。

PCって本体は安いんでけど、メモリとかソフトとか、中身がすっごく高価で、もう大変でした。しかも、すぐに製造中止とかメンテナンス中止とかあったりして…。

『だみ声』先生もご健在・ご活躍のご様子で本当に何よりです。相変わらず、広く大きなお心で若者剣士を包んでおられる…。素晴らしいですね、本当に。

私も昔の怪我の古傷がアチコチ痛くて、身体の衰えも本当に激しく、そればかりか頭まで悪くなってきて、人の名前とかすぐに思い出せないこともしばしば。顔は分かるのですが…、どうもイカンですね。これ以上、馬鹿になったらもうやばいですね。

70歳代や80歳代の大先生を見ていると、ひぇー…、スゴイですよね。数ヵ月前に社会体育指導員の研修に行って、全国の剣道指導者の先生とお話しした時に青少年剣士の指導をされている先生が多くおられましたが、きっと『だみ声』先生もこんな方なんだろうなと、一人想像しながら笑ってお話ししました。皆さん、本当に剣道が好きで、自身の人生をキラキラと輝かせて謳歌されています。そのような人に私もなりたいですね。健康には一層注意しながら、頑張って生きたいと思っています。

引き続きよろしくご指導をお願いいたします。
Re: 加齢老化と剣道修練と剣道指導 ( No.5 )
日時: 2012/05/22 05:44:29
名前: Kenoken

凛美優先生、

ご無沙汰しております。最近出てこられないのでどうされているのかな、と私も思っていました。(私はいつも見るばかりで、ここに来られる先生方や皆様のご意見、考え方をいつも参考にさせてもらっているばっかりです。汗)

凛美優先生と剣道のレベルは全く違いますが、加齢、修練、指導とおかれた環境が似ているな、と思って読ませていただきました。私は今年50歳になります。剣道をするのも必ずどこか痛いところがあり、かばいながらの稽古です。一度でいいから健康体で剣道をやってみたい、というのが願望です。次の五段審査までまだ時間がありますが、けがをしないように注意をしながらも、毎回目いっぱい稽古をする心がけで頑張りたいと思っています。また、最近は少年剣士たちの指導のお手伝いをさせていただいていますが、これが一番難しいです気がします。

また色々とご指導のほど、宜しくお願いいたします。

Re: 加齢老化と剣道修練と剣道指導 ( No.6 )
日時: 2012/05/22 22:21:49
名前: 凛美優

『Kenoken』先生。ご無沙汰しております。お元気でしょうか。

私も『Kenoken』先生と同じで、健康体でない時の方がほとんどです。私と一緒に昇段の修練をしている年上の先生がいて、お互いに教えっこしながらやっていますが、常にその方の身体の属性や状況を注意しながらやっています。例えば、理合の上ではこうだから、こうやって一拍子でやればいいのだが、足と腰に古傷があるので、怪我をしてはいけないから、もう一つ深く気攻めのステップを増やして、こうして体現してやってみようとか…。色々細かく細かく工夫して取り組んでいます。

少年剣士との剣道は、自分にとっても勉強になり修練となりますよね。お手本を見せなければいけないので、私も少年剣士にお手本付きで話す時には、隠れて事前に練習して上手くなってから、話すようにしてます。最近は、その隠れ事前練習で疲れてしまうこともあるんです…。ふぅ…。

『Kenoken』先生も色々お話しをお聞かせください。引き続きよろしくご指導をお願いいたします。
Re: 加齢老化と剣道修練と剣道指導 ( No.7 )
日時: 2012/05/22 23:55:37
名前: とらのすけ< >

こんばんは。 凛美優さん。



凛美優さんに『ご指導宜しくお願いします。』と言われると大きな穴を掘って頭から隠したい気分で、こちらの方が『宜しくお願いします。』ですよ。


以前 互角稽古で私をサンドバッグにして下さる先生に初太刀の一本を頂き、押しぎみに稽古を終えて、『ウッシャー。今日は調子良いぞぉ。』と意気込んだ次の稽古相手が小学生の女の子でした。


『気持ちを出し過ぎて、力まないようにしなくちゃ。』と深呼吸した直後の初太刀に出小手をボッコリと飲み込まれてしまいました。
途端にガックンとなり、テンション上がらず、意気消沈したまま稽古した記憶を思い出しましたよ(笑)


『悔しい』でも『嬉しい』
ですよね。


しかし『次からはちょっと気持ちをレベルアップするから。』と強がった事を思い出しましたね(笑)



こちらこそ宜しくお願いします。

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