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子供たちとの家での稽古
日時: 2012/06/18 01:40:07
名前: キース

怪我により稽古を休みだしてはや1週間経ち、早くも落ち着かなくなっているキースです^^

うちは小学校1年生から始めた今年3年生と4年生のとしごの男たちがおります。
基本、打突等は道場の先生にお任せし、一切口をはさまない様にしておりますが、構えや素振り、足捌きはたまに見ております。

子供たちは、毎日素振りと摺り足、着装と形を日課にしておりますが、
先日以下の様な稽古をしてみました。

まずはじめに子供たちと触刃の間で構え、一歩入って物打ちが交差する間合いまで詰めます。
その後、基本の摺り足にならって私が前に出たら子供は後ろ、右に出たら左、左斜め前に出たら右斜め後ろと常に間合いを保ちながら剣先は表を取る、という動きを繰り返します。
そこでついていけずに一足一刀の間になれば負け、という方法で、
 @相手との間合いを一定に取る間隔を養う
 A中心を常に取る
 B相手の動きに合わせた的確な足捌きが素早くできる
の三点をお稽古してみました。

長男次男共に5分を3セット行いましたが汗びっしょりで中々楽しんでくれました。(実際に子供たちにも先に動かせて交代で行ったりもします)
足捌きと中心を常に取る事、及び隙のない構えをとる事を目的にした稽古ですが、家でも手軽にでき実践的でもあるのかな?と思い、続けてみようと思います。

私の間合いに入れるようになったらすぐに打ち込む練習や崩す練習も追加してみたいと思います。

この様な稽古は如何なものでしょうか。

諸先生方のご意見を頂ければ有り難く思います。

説明不足な点もあるか思いますが、宜しくお願い致します。

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Re: 子供たちとの家での稽古 ( No.1 )
日時: 2012/06/18 11:38:52
名前: いもむし

キース様

 こんばんは。

  子供たちとの家での稽古。ですね?家出の稽古って「何事だ!!」と思いました。
「怪我して剣道やらないなら出て行きなさいよ」とか言われて追い出されたのかと思いました。あーびっくりした。

 それはともかく、僕はいい稽古だと思います。僕も息子(小学3年)とたまにやります。高段の先生ともたまにやらせて頂きます。汗びっしょりになりますよね。

  子供の初期段階から足さばき、間合いを意識させるのはとても大切ですよね。特に僕は中心の重要性を教えるのが大事だと思っています。僕は中学時代あまり意識してなかったので、大人になってから苦労しました。

 息子とやる時は、最初キース様と同じ要領です。途中からは裏にも回させます。(表現適当か?)それで、「中心を取る」という表現は使いません。中心を保つ、中心を維持するといった表現(身振り手振りで)をします。

 中心を取るというと、右手で表からぐいぐい押してくるので、取るという表現はやめて、保つにしました。表から中心を取られたと思ったら、すっと裏に回せと言っています。出来るか出来ないかは別問題ですけど。左手と剣先を常に中心に置くことを意識させるようにしています。
 切り替えし、基本打突全てで左手中心は結構うるさく言ってるかも知れません。

 間合いについても、面の間合い、小手の間合いなんていって教えていますけど。わかってんだか、よくわかりませんが、剣道では重要だと思いますのでしつこく言っていこうと思っています。

 ということで、とてもいい稽古だと思いますよ。僕個人的にはこれだけ1時間ぐらいやりたいぐらいです。どーせ誰もつきあってくれませんけど。(最近女子大生が休憩中に一緒にやってくれます。イエ−イ。)
Re: 子供たちとの家での稽古 ( No.2 )
日時: 2012/06/18 01:56:20
名前: キース

いもむし様

ご指摘ありがとうございます(汗)。
 ・家出の稽古→家での稽古
に修正致しました。

なるほど!「中心を取る」ではなく「中心を保つ」ですか。ひとつ勉強になりました。
この稽古とは別にいもむし様も書かれているような、「中心を取る」稽古をしていた事から今の稽古法に至ったわけですが、この稽古の目的は体捌きの際に中心を取るのではなく保つ事にあるので、次回から変更しようと思います。
その上で従来通り表からぐいぐい押していなした所で裏を取る稽古も分けて行えばより解りやすいですよね。

この表から裏、裏から表の稽古は意外と小学生には効果が有る様で、私などは中段を取る場合裏を取ってから表を取るのが常なのですが、子供たちの場合は表から押したり払ったりした場合、裏が比較的簡単に空くので小手面の初動として教えていたりします。
この稽古でも左手が中心にないとすぐに中心を保てなくなるので、とても効果的な稽古だと思います。
家内も交えて、良く3人がかりで私の中心を崩す練習をさせています。

それ以来、お相手の面を受ける場合でもそれ以前の様に左手を顔の左まで持ってきていたりしたものが、顎から左頬の位置で止まる様になりました。

いやはや大変勉強になります。

今後とも宜しくお願い致します。

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