Re: 一足一刀の間合いを教えて下さい ( No.1 ) |
- 日時: 2012/06/29 22:14:42
- 名前: いもむし
- こてまる様
こんばんは。
一足一刀の間合いは、こてまる様の解釈でよろしいと思いますよ。生きるか死ぬかの間合いですから、そこで継ぎ足なんかしてたら自殺行為です。
で、先生の助言ですが、失礼であったら謝りますが、こてまる様は久しぶりの再開ですので、もしかすると一足一刀でもちょっと遠いのかなぁ。と思ったのですがどうでしょう。
打突の際に、打突部位にとどかせようとして上体が大きく前かがみになっていたり、左足が残ったりしていませんか?
そのような状態ですと、近間から姿勢良く打突の稽古をして、徐々に間合いを遠くしていく必要があるかも知れません。 それであれば先生の助言も納得できますが....
真意を先生に確認されたほうがいいですね。
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Re: 一足一刀の間合いを教えて下さい ( No.2 ) |
- 日時: 2012/06/30 09:17:14
- 名前: 剣光琳
- 多分ですが一足一刀よりちょっと遠間だったのかな?
でも遠間でも一足一刀,近間でも面,小手,胴,突きがどの距離でも 打てるように頑張って下さい。 そうすればどんな場面でも技が出せるようになり相手はどの距離で 技を出してくるかが分からなくなります。
頑張って下さい。
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Re: 一足一刀の間合いを教えて下さい ( No.3 ) |
- 日時: 2012/06/30 14:44:00
- 名前: だみ声<
>
- >一足一刀の間合いとは、
『一歩踏み込めば打突ができ、一歩退けば打突を避けられる距離』 『一歩前に出て一振りで相手が打てる距離のこと』 まさに基本の表現であり、極めて分かりやすい内容になっていますね。 そこで問題は、ここで言う「一 歩」とは何ぞや? がここから先の(議論?解釈?実務?理解?)の展開になると思います。
一歩の実際の距離、速度、加速度、エネルギーを勘案する時、先生には「あなたにとっての一足一刀の 位置は『もう少し前』」と言う感覚があったのではないでしょうか? つまりみなさんお書きのように 横から見ていた時、「少し遠い」と感じられたのではないでしょうか?
そもそも「一歩踏み込めば打突が出来る」というのは、相手が一切動かなかった時であり、打ち込んで 来た相手に出頭面を打つ時など、前後移動の動作はないことだってあり得ます。 あるいは移動しつつ 打突を終わっている場合もあるはずです。
このへんの動きについては、相手との相関関係の中でしか語れないので、微妙なところでしょう。 いろいろ研究なさっていただきたいです。
若い人で、我々にとって「触刃の間」の位置からしっかり面を捉える飛距離を持つ人がいますが、この 人にとってはそこが「一足一刀の間」と言う事なのでしょうが、羨むべき若さと瞬発力ですね。
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Re: 一足一刀の間合いを教えて下さい ( No.4 ) |
- 日時: 2012/06/30 14:48:51
- 名前: こてまる
- いもむし様ありがとうございます
ですよね〜よかったです^^もしかして学び舎によって 解釈が違うのかなぁとも思ってました。
すいません><;先生から私への言葉ではないんです 先生が小5の子に指導していた時に言っていました。 その時の、前後の会話も書けば解りやすかったんだと思いますが 文がめちゃ長くなりそうだったので、ふと先生が言ったと 省略しちゃいました。 きっと、解りやすく教えるためにあえてそう言ったのかもしれません。 ただその時は、俺の一足一刀の解釈が違うのかもと、思ったので みなさんに聞かせていただきました。
いもむし様の言う通りですが、ほんと面が飛べなくなりました 構えてて相手の面てこんなに遠かったっけwなんて思います。
剣光琳様ありがとうございます。 『どんな場面でも技がだせる』為の、足裁きと重心移動は、最近私も心がけていたとこなんです。がんばります
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Re: 一足一刀の間合いを教えて下さい ( No.5 ) |
- 日時: 2012/06/30 15:12:24
- 名前: こてまる
- だみ声様ありがとうございます
そうなんです。私も一足一刀の間は 『自分の打突が一足で面に届く最大の距離』と解釈してました よく『自分に近く、相手に遠く』といわれますが 一足一刀の間は個人で距離の異なる間と思ってました。
前レスに書かせていただいたのですが、 先生が子供に指導していた時に言ってました。 私は横で聞いていて 『ん?一足一刀の間に入って、一歩攻めたらそれ一足一刀の間じゃなくね?』 って思った後、 『いや、もしや俺が間違って覚えてるのかも!?』 と思って聞かせていただきました。
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Re: 一足一刀の間合いを教えて下さい ( No.6 ) |
- 日時: 2012/07/01 10:33:55
- 名前: 凛美優
- 『こてまる』先生。
最近は、全体的にこちらの書き込みの内容が従前とだいぶ変わってきたので、ちょっと控えていましたが、久し振りに、おっと思うテーマが出てきたので、少し書き込もうと思います。
『一足一刀の間』の意味は、ご自身の認識に間違いはないと思います。ただ、ご自身の先生のおっしゃっている事も、間違いはないと思います。
『一足一刀の間』というのは、単純にその一時点における相手と自分との間の物理的な距離のことを示して言っているので、単にその間に自身がいれば、いつでも必ず打てる、というものではありません。距離のことを言っているので、あくまで相手が何もせず一切動かずじっとしていれば、一踏み込み足により剣の物打部分で相手の打突箇所を打突出来る、ということに過ぎません。ポイントは、その『一足一刀の間』に入るまでの過程と入り方、それからその『一足一刀の間』に入ってからどうするのか、ということです。ですから、距離の説明と認識だけをもって、打てるか打てないかを考えていたのでは、よくありません。
ご自身の先生が教えているのは、『一足一刀の間』の距離の説明ではなく、『攻め』の説明です。『一足一刀の間』であっても、相手が動く限り、また相手がご自身の『攻め』を何も感じない限り、どんなに速く打っても絶対に打突箇所にはあたりません。 ご自身の記述の中で、 『ある先生は一足一刀の間合いから一歩攻めて打てといいました。』 の部分と、 『私は、一足一刀の間合いなら、つぎ足もせず打つものだと思ってました。』 の部分が、 極めて重要な今後の分かれ道です。
『一足一刀の間』=『打つ』ではないです。『打つ』には、『攻め』が常に必要で、『攻め』の意味の理解と実践を伴う必要があります。もっと言うと、『何故、そこで打つのか。』という理由を把握した上で打たなければ、剣道をしているつもりなのに、単なる打ち合い叩き合いとなってしまうリスクがあります。 『一足一刀の間』は、『打つ』ために必要な最低限度の一要素であって、相手と自分との距離だけを示す言葉です。決して『打つ』ことを確実に担保する絶対的な要素ではない、ということを認識する必要があろうかと思います。
ご自身の先生の言われている『一歩攻めて』という部分が重要で、言葉上はそれだけですが、それは一体いかなるあり方なのかを、各々で追求しなければなりません。
最後に、忘れてはいけないのは、『一足一刀の間』は相手と自分との距離を言っているので、具体的な何十センチといった距離数値は、人と相手によって一つ一つすべて異なります。この何センチの距離が『一足一刀の間』という意味では決してありませんので、誤認なきよう注意が必要です。『一足一刀の間』は、人によってそのあり方や様態等がそれぞれすべて異なるものですから、一律に画一的に捕らえてはいけません。
是非、頑張ってください。
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Re: 一足一刀の間合いを教えて下さい ( No.7 ) |
- 日時: 2014/10/09 09:41:32
- 名前: 剣道<
>
- 凛美優先生、一足一刀の間合いと、攻めの関係よく判りました。
ありがとうございました。 私は、小中学生(主に小学生)対象の剣道教室で、教えている1メンバーです。 子供たちに「1足一刀」はよく教えます。 攻めについては、具体的には殆ど教えていません。 子供たちに、いつ頃、どのようにして「攻め」を教えればいいのか?現在悩んでいます。 アドバイスして頂ければ有り難く思います。よろしくお願いします。
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