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中3A 君へ
日時: 2012/08/17 00:06:29
名前: だみ声 < >

「中3A」君へ
以下は、中3のHN武士道君の質問文「教えてください…!?」です。

>(僕は)中学3年生でもうすぐ高校生だからそろそろさし面を打てるようになりたいのですがどおい
   う風に打ったらよいのかわからないのでおしえてください。 おねがいします。

君は(さし)刺し面をどのような面だと思っておられますか?
刺し面とは…
竹刀を振りかぶらず、手だけ伸ばして相手の面にチョコンと触るような、冴えのない「まやかし」の打
突の事を刺し面と言う、と思って下さい。  十分熟練した人が、手首のスナップを利かせて小さく打
ちますが、全身の勢いが込められたものでなければならないのです。 そしてこう言う打突は刺し面と
は言わず、小さな面といいます。
これは極めて高度な技を要する面で、誰もが出来るものではない事を認識しておいて下さい。

まず第一に、普通に振りかぶって振り下ろす面がしっかり打てない人が、いくらやってもそういう面は
打てませんし、当たっても一本になり得ません。
その理由は、こう言う面は振りかぶりが小さく、鋭い冴えのある打突でないと評価されないためです。
だから、中学生や高校生は、単に「当てるだけ」に終わりそうです。
そんな難しい事を手間暇かけて習得するより、しっかり攻め込んで、体勢を崩した相手にしっかり打ち
こむ稽古をした方が、能率的だと思いませんか?

もちろん「小さな面」打ちを研究する事は大切だと思いますが、それが刺し面ではない工夫が必要だと
言う事です。

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Re: 中3A 君へ ( No.1 )
日時: 2012/08/17 12:51:17
名前: ぼん

こんにちは。私は社会人ですが教えて頂ければと思います。剣道歴は7年で三段を持っています。

基本の大きな面はしっかりと打てていると思います。小さい面ですがやっと形になるようになってきました。以前は右手打ちと冴えのなさに悩んでおりました。が、ある先生から振りかぶりがまだ大きいから試合では当たらない。もっと小さくと言われます。

上に書かれたような刺し面を目指している訳ではなく、小さく鋭い高段者のような面を目指していますがどのようにして振りを小さく持って行けばよろしいでしょうか?おそらく「手首のスナップを効かせて」というのがうまく出来ていないのかなと思います。基本の面から今の自分の小さな面へは「振りかぶりを今までより小さくする」ことを意識して習得しましたがこれ以上小さくするのに悩んでいます。
Re: 中3A 君へ ( No.2 )
日時: 2012/08/17 18:10:04
名前: だみ声< >

ぼんさん お久しぶりです。 確か現在38歳でしょうか? 剣道歴7年で三段まで上達されたとは大
したものですね。 いろいろ工夫なさって来られたものと推察します。 (過去ログからも上達の跡が
うかがえますね)

このスレッドは中学3年生で、HN「武士道」と名乗って初書き込みした子の質問に対して、第一回答
した物なのです。 ただしこの子が使ったHNは、別の高校生が今年5月から使っているものなので、
重複しており、それを改めて下さいね、と言う事を書いた後に僕から立ち上げたものなのです。

第二回答では、当然ご質問の内容を書くつもりなので、お二人に同時回答するつもりで書かせていただ
きます。
「小さな面」で刺し面ではないもの、とはそもそもどういう面なのでしょう? そして「大きな面」と
の違いはどこなのでしょう?
そこでおさらいになりますが、評価の低い「刺し面」とは、『角度をつけた竹刀がそのまま平行移動して
相手に近づき、いずれ面に触れることになるだけのもの』と言う事です。
これに対して「小さな面」は明らかに「打突動作」が含まれます。 しかも「冴え」のある力強い打突
動作なのです。 と言う事は角度をつけた竹刀に打突動作、この場合上から素早く落ちて来る動きを伴
った「面」である、と言う説明で想像できるでしょうか?

ここで気になる竹刀の角度ですが、刺し面の角度は小さく(水平を0として、30度ぐらい?)、小さな
面と言えども、その角度は刺し面よりかなり大きい(60度以上?)と思います。
こうでなければ打突動作が出来ないはずです。 この角度の差は、竹刀先端の移動距離と言う事になり
ます。 いかに素早くこの距離を移動させるかは、手の内と手首のスナップが重要になると言う理屈で、
説明がつく?と思うのですがどうでしょう。

後は繰り返し、こだわった稽古を積み重ねるしかないと思います。 当然気剣体も一致させての動作で
すから、全体として完成させるには、修行を積むことになると思います。
読者:「説明はいいとして、あんた『小さな面』上手に打てるの?」
僕 :「じっ実は… 僕も修行中でして…。 その〜 ご指導いっぱいいただいております」(実話です)。

では、「小さな面」と「大きな面」とはどう違うのか?  は改めて検証しましょう。
Re: 中3A 君へ ( No.3 )
日時: 2012/08/18 18:27:56
名前: いもむし

中3A様
ぼん様
だみ声先生

 横から失礼します。

 私の場合、大雑把かも知れませんが、面は4種類で稽古してます。

 先ず以前は、構えは面を打った状態(右腕肩の高さ、左手水月)をそのまま、左手臍(丹田)の位置まで下ろした状態でした。(両手の親指の付け根に五円玉をおける状態)
 現在はちょっと変えていますけど、基本はそのようにしてました。

 いわゆる刺し面と言われるものは、構えた状態からすっと腕を前に出して打突時に、手の内で冴えをだすものです。
 そもそも、面を打った形で構えてますから、早いですけど冴えを出すのが難しいです。

 小さな面は、左腰前進と共に左手を水月まで上げて、竹刀は重心を回転させるように振りかぶり、大体90度まではいかないぐらいで、手の内、右手の押し込みで打突します。私はこれを使うのが多いです。(攻めと共に研究中です。)

 大きな面は、小さな面と動作的には一緒ですが、左手を額のちょっと上まであげます。剣道形1本目の仕立ちと同じ(つもり)です。

 大きな面は、もう一つあって、構えた状態からそのまま、ふりかぶらないで額の前ぐらいまで左手をあげて打突します。主に小手抜き面のときに使います。

 如何でしょう。 私もまだ研究中(どうも手の内が弱いようで)ですので、ご意見お願いします。

 

Re: 中3A 君へ ( No.4 )
日時: 2012/08/19 03:34:21
名前: だみ声< >

いもむし先生
面打ち(打突動作全般)動作の大小、刺し面、構えその他打突に至る細かな動作を文字にする難しさ。
これは至難の業です。 イメージできる内容に表現するにも無理がある事を禁じ得ません。

そういう中であえて表現を試みるなら…
大きな面:日本剣道形、1本目打ち太刀、5本目打ち太刀、7本目打ち太刀及び、1本目仕太刀、4本
      目仕太刀、5本目仕太刀の「面」ではないでしょうか。
      しかも、小太刀3本の打ち太刀は、3本とも大きな面ですね。

小さな面:日本剣道形にはありません。 あえて言うなら6本目仕太刀の「すりあげ小手」を面に変化
      させた時… に使えるか?
刺し面 :日本剣道形には存在しません。

では「小さな面」とはいかなるものなのでしょう?
僕個人の考えですが、小さな面は竹刀剣道の中で発生した打突動作であり、おそらく真剣での立ち会い
では、使わ(え)ないのではないでしょうか?  つまり小さな面よりそのまま突いてしまう事になる
のではないでしょうか?(物騒ですが、真剣勝負を想定するとこうなりそうです)

ここで考えられるのは、「刺し面」も「小さな面」も真剣勝負では、「突き」になる。その方が理にかな
っているように感じますがいかがでしょう? 狭い突き垂れのみを突く制限もない。 (飛躍しすぎか
もしれませんが…)

ところで小さな面ですが、打突寸前の竹刀は、ほぼ垂直になっていると思います。 すなわち振りかぶ
りは決してそんなに「小さくない」ような気がします。  ただ振りかぶり動作に肩の回転はほとんど
ないように感じます。 その後の打突動作で、手の内を効かせながら、両肩は上方向に回転していると
思います。

いもむし先生の記述とかみ合っていないと思いますが、僕の感覚はこんな所です。
達人の方々から、何か「ご指導」的な書き込みがあると嬉しいです。
Re: 中3A 君へ ( No.5 )
日時: 2012/08/19 07:15:17
名前: いもむし

中3A様
ぼん様
だみ声先生

おはようございます。

 かみ合ってませんか?そんなこと無いと思いますが、確かに文章説明は難しいです。道場で理解してもらうのも難しいですから。

 私が教わっている先生方でも、刺し面派と小さな面派がいらっしゃいます。
 刺し面派の先生からは、振りかぶりが大きいと言われます。でも小さな面派の先生からは、打突が遅いようで攻めをしっかり稽古すれば、早いし威力があると言われます。

 私は、小さな面を主に稽古しますが、うまくやると(攻めも含めて)切り落とし
も出来ますし、すりあげ、返し等の技もこの応用で出来ますので、真剣でもつかえたのではないか。と思っています。

 刺し面ですが、冴えが出しにくいので(自分の手の内の弱さが原因)なので多用はしませんが、これも真剣で使えたのではないかと考えています。
 勝手な考えですけど、坂本竜馬暗殺の際の一撃目は刺し面ではないかと思っています。必殺は恐らく無理ですけど、刀は鉄ですから、それで顔面(額)つかれたら脳震盪等起こすと思われます。ふらふらの間にサッと必殺出来ると思います。
(暗殺者はその辺、詳しかったのではないでしょうか。)
 
 どっちも実戦で使えたのではないか。と思って稽古しています。いずれにしても一本とるには面の打突動作と共に、攻めを稽古しないといけませんね。
 (話が広がってしまいますね。すみません。)
 
Re: 中3A 君へ ( No.6 )
日時: 2012/08/20 12:55:17
名前: ぼん

だみ声先生

覚えていてくださりありがとうございます。また、適切な御回答も感謝します。訳あって(手首を痛めているため)長文の返信は出来ませんがご容赦ください。
Re: 中3A 君へ ( No.7 )
日時: 2012/08/21 01:29:32
名前: だみ声< >

ぼん さん
>訳あって(手首を痛めているため)
   お大事になさってください。 それにしても何で痛められたのでしょう? 何となく剣道ではな
   さそうですが、十分完治してから、再開なさってくださいね。

 面打ちの僕の記述は、あくまで僕のレベルのものであり、なおかつ僕が若いころ受けた指導の延長線
上のものだけに、全てを網羅していないと思いますのでその点は、ご容赦ください。


いもむし先生
>刺し面派と小さな面派がいらっしゃいます。
   これは面白いですね。 両方を融和して新境地を得れば「極意」につながるかもしれませんねえ。

僕の面打ちは今でも、大きく振りかぶる面が主体となっております。 したがって上位先生と稽古する
と突かれっぱなしになる事があります。
その先生曰く「振りかぶりが大きすぎる」です。 かと言って小さな面で行こうとすると擦りあげられ
たり、小手を打たれたりで、掛り稽古になっておしまいとなります。(そういうレベルなのです)

若い時(48年前)の師匠は、京都武専卒業のプロでした。 そんな方とも知らずに言われるままに稽
古して来た訳ですが、面はでっかく行け! の一点張りでした。  それで突きや、胴を打たれるのは、
「お前が弱いからだ! 強くなってみろ、振りかぶった時、相手は怖くてそんな事出来なくなるのだ!」
でした。 そして稽古はほとんどが掛り稽古でした。 道場(15m四方?)の端から端へと幾度も往
復するのですが、壁に突き飛ばされたり、足をかけられたりしましたね。
とにかくかかり稽古は、面しか打てなくなるまで往復の連続でした。(きつかったです)
今から思うと、あれをあと数年やった後、本格的な技の稽古へと移行したのでしょうが、学校の移転な
どがあり、指導はそれ以上いただけなくなりました。(残念です)

従って、その後の剣道は、リバ剣してから物のなので、あの頃の内容が現れているのだと思います。
今の技の詳細は、ほとんどが上位者との地稽古の中で、少しずつ身について来たものなのです。

>いずれにしても一本とるには面の打突動作と共に、攻めを稽古しないといけませんね。
   結局話はここに帰結するしかないのでしょうね。 いつまでたっても迷路の中をうろうろしてい
   る感じがしております。
Re: 中3A 君へ ( No.8 )
日時: 2012/08/21 09:33:22
名前: いもむし

だみ声先生

 おはようございます。

 >>僕の面打ちは今でも、大きく振りかぶる面が主体となっております。 したが って上位先生と稽古すると突かれっぱなしになる事があります。

 本来の剣道は、このようなものでしょうね。これで攻めや、捨て身が身に付くのだと思います。打てるようになれば完璧な一本になるでしょうね。
  
 私は小さな面(左手水月、竹刀90度近く振り上げ)主体で稽古しますが、今度大きく振りかぶる面の稽古もしようと思います。
 右足でズーと攻めて打突する時、大きく振りかぶるほうが体制がくずれないんですよね。前のめりになりそうな上体を起こせるのだと思います。
 小さな面でもバカバカ打たれますから、打たれっぱなしになりますね。きっと。
 

 >>若い時(48年前)の師匠は、京都武専卒業のプロでした。

 うらやましい限りです。私の先生は、私が自慢してもしょうがないですが、小川忠太郎先生や高野佐三郎先生や森田文十郎先生等といった、伝説のような先生方のお弟子さんだった方です。当時のお話を聞けるだけでうれしくてしょうがないのですが、本当にありがたいと思ってます。褒められても、怒られても嬉しいですからね。一回一回の稽古を大事にしようと思います。

>>そして稽古はほとんどが掛り稽古でした。 道場(15m四方?)の端から端  へと幾度も往復するのですが、壁に突き飛ばされたり、足をかけられたりしま  したね。

 私は、いい歳こいて今だにこんな稽古してますよ。壁に突き飛ばされるのはルーチンです。そんな稽古ができることが嬉しくってしょうがないです。だみ声先生もやってみて下さい。これぞ剣道っつって楽しいです。

 話がちらかっちゃいました。だみ声先生のご意見を参考にして、稽古を工夫してみます。


Re: 中3A 君へ ( No.9 )
日時: 2012/08/22 02:13:25
名前: キース

中3A様
ぼん様
いもむし様
だみ声様

お世話になっております。キースです。
いやはや両先生の書き込みを拝見しているだけで、書き込んだ内容に至るまでの背景を想像し(勝手に)、大変勉強させて頂いております。

私なんぞが出る幕ではございませんが、素人レベルでの認識を記載させて頂きます。

 @大きな面:下半身から肩の動作を伴う面
 A小さな面:下半身と同時に肩を使わず腕及び手首だけで打ち込む面
 B差し面:下半身の動きは突きの動作であり、右手を固定して左手の前後のみで’当てる’面

ごくごく簡単に書くと上記の様な感じです。
尚、手の内等は何れもかわりません。

根本的におかしいでしょうか。

尚、差し面は二段技(小手面、面面)の時に使います。
大きな面は相手に隙が出来、攻めの一環として使う時はありますが、実戦ではあまり使いません。

お邪魔しました。
Re: 中3A 君へ ( No.10 )
日時: 2012/08/22 22:35:26
名前: いもむし

キース様

 こんばんは。

 何をおっしゃいますやら。

 ご意見、アドバイスどんどん下さいませ。

 私は、また打つ機会を稽古していますので、今は小手打たれようが、すり上げられようが、返されようが、お相手の気を見て真っ直ぐ面しか打たないようにしています。
 心の鍛錬にもなりますね。

 ところで、私の場合小さい面は若干肩を回転させるのですが...

 まだまだ、修行の身ですので勉強します。肩の具合如何ですか?
Re: 中3A 君へ ( No.11 )
日時: 2012/08/23 09:13:15
名前: だみ声< >

中3A君も読んでいるでしょうから、このまま続けさせていただきますが、刺し面からこんなに話がは
ずむとは思いませんでした。
まあ、剣道の打突技としては、「面」が最も多く、技としての評価も高いですし、いろいろ研究されてい
ますが、一足飛びに「これだっ!」と言う訳にもいかず、一度そう思っても他の人相手では一向ダメだ
ったり、工夫の連続と言うのが剣道の醍醐味とも言えますね。

キースさんの
 >@大きな面:下半身から肩の動作を伴う面
 >A小さな面:下半身と同時に肩を使わず腕及び手首だけで打ち込む面
 >B差し面 :下半身の動きは突きの動作であり、右手を固定して左手の前後のみで’当てる’面

そんな様なものだと思いますが、いかんせんこればかりは文字で表す難しさがあって、解説し切れない
状況だと思います。 で、「刺し面」を「差し面」と表現なさっておられますが、意識されてのものなの
でしょうか?  辞書検索では同じような意味合いですが…

実は、先日の日曜日、隣の地区のローカル大会の審判をしてきました。 高校生の素早い面が数回あっ
たのですが、打突が「弱い!」と思って旗を揚げませんでした。
後で審判3人で、「あの面どう?」と言う話題があって、僕が「打突の強さがなかった」、あとの2人が
「こするようだった」、「打ってない」とのことで、「一本とは言えない」との結論でした。
ちょうどこの話題でいろいろ考えていた時だけに、印象的な会話となりました。
「旺盛なる気勢、正しい姿勢、打突場所で打突部位を刃筋正しく打ち、残心有るもの」やはり力強く、
しっかり当たると「一本」になり易いと思います。
Re: 中3A 君へ ( No.12 )
日時: 2012/08/23 21:37:10
名前: キース

いもむし様
だみ声様

ご返信ありがとうございます。


いもむし様
書き込みを拝見した後、実際に鏡の前で横になって小さな面打ちを行ってみた所、私も若干肩が回転しておりました。
打突の機会を稽古なさっているという事ですが、何をされてもお相手の気を見て真っ直ぐ面しか打たないようにするというのは相当精神の鍛錬が必要となりそうで、私なんぞはとても出来そうにありません。感服致します。
又、肩のご心配をして頂き誠にありがとうございます。お陰さまで先週ドクターから軽い稽古のお許しが出ました。しかし痛みは残っておりリハビリは定期的に当分通う事になりそうです。
本日早速剣和会のお稽古に約2カ月ぶりに参加して参りました。言いつけ通りかかり稽古や互い稽古は見学にまわり、見取稽古を主としてまいりました。
尚、私がお世話になっている道場でも差し面派と小さな面派に別れており、手の内のみで冴えを出す差し面を立派な高等技術と捉えられる方と、あんなものは小手先の技(業)だとおっしゃる方に別れております。


だみ声様
おっしゃる通り文字にするとどの様に書いても違和感を感じ、これ以上の表現は難しいと感じておりました所です。
「差し面、刺し面」の表現、さすがお見逃しがなくつくづく真剣に私なんぞの書き込みを見て頂いているのだなと大変嬉しく思います。
提刀の書き込み然り、打ち落とし面の書き込み然り、少々くだらない拘りを持っておりまして、「刺す」は鋭利な刃物で突き刺す時に用い、「差す」は刀を腰に差す、傘を差すなどの時に用いる様にしております。
では差し面は刺し面ではないか!とお叱りをうけそうですが、私の中で差し面は個人的に刺しても突いてもいない訳ですので、差すを用いさせて頂きました。
くだらない拘りですので、軽く流して頂ければと思います。

あらぬ方向に話が進んでしまいました。
今後とも宜しくお願い致します。
Re: 中3A 君へ ( No.13 )
日時: 2012/08/24 10:12:05
名前: いもむし

キース様

 こんにちは。

 おおっ!! 稽古復帰おめでとうございます。さすが日頃鍛錬しているだけあって回復が早いですね。
 リハビリ、ガンガンやってどんどん新しい細胞に入れ替えて下さい。

 すり足マスター目指すとのことでしたが、剣道は何しろ下半身ですよね。今だからこそ下半身強化なさって下さい。

 私も攻める時、自分で思っているほど右足がでていなかったらしく、今防具つける前にズーっと右足を前に出して(左足の裏が見えないギリギリまで)その姿勢から打突。というのや、素振りで振り切った時に左ひざが床につくくらい右足を前に出して腰を落とす。というような稽古をしています。

 右ひざの上の筋肉がパンパンで、正座する時痛いです。お尻もなぜか筋肉痛です。(今更ですけど)

 キース様の先生も、差し面派と小さな面派に別れてますか。
 攻めに関しても、右足ズーっと出して、所謂一足一刀の間合いまで攻めろと言う先生と、触刃の間合いでスッと攻めて、触刃から奥に入るなと言う先生と、これまた分かれるんですよね。

 面打ちにしても、攻めにしても、当初困惑しましたが、どちらも理はあると思いますので、今では、「どっちも出来るようになれればいいんじゃん」という脳天気特有の思考なのでしょうか。そのように考えて稽古しています。 

 これもあらぬ方向に話を広げてしまいました。失礼いたしました。

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