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言葉の意味
日時: 2012/10/28 00:15:05
名前: けんどーう

自分が使っている武道場に
「千日の稽古を鍛とし 万日の稽古を錬とす そして勝負は一瞬」
といぅ言葉が書いてあるのですが、この言葉の意味がいまいちわかりません(><)なので教えて下さい!!お願いします!!!

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Re: 言葉の意味 ( No.1 )
日時: 2012/10/28 22:04:02
名前: 凛美優

『けんどーう』さん。はじめまして。

とても難しい言葉ですね。しかし、多くのことが伝わってくる重厚で立派なお言葉だと思います。どなたのお言葉かは知りませんが、意味深く短いお言葉です。私には知り得ない大きく深く厚い意味があるのだろうと推察します。このお言葉を説明出来る程の技量は、私は持っていませんので、想像でしか言えません。

『千日』と『万日』は、数字の意味ではなく、とにかく想像も付かない長い年月のことだと思います。
『稽古』とは、昔より多くの人の生涯を積み重ねて交替し発展しながら伝わっている伝統的な理法や理合を学ぶことです。
『鍛』と『錬』は、伝統的な理法や理合を受け継げるだけの十分な強い自己を磨き、その上で更に自己の創意工夫によってそれらを(守・破・離の過程をもって)発展させることです。

その百錬自得の上で自己が直面する勝負は、生と死とを分ける刹那となり得る程大きく、その結果は計り知れない程に短く瞬間的に決する、ということを示唆しているのではないかと思いました。

かつての剣の真剣勝負では、一刀勝負、相互に命は一つ、待った無し生か死かという究極のものでした。その局面を乗り切るには、相応の稽古の積み重ねがないと勝負にもならないかと。

そこから転じて、一瞬で決まる勝負に勝つには長く継続的な修練が必要だとということでしょうか。
もっとも、それは剣道として理法と理合に適った正々堂々とした勝負であることが前提でしょうし、更にはその『勝負』というのは、剣道の試合の勝負のことでもあるかもしれませんが、本当の『勝負』とは、剣道でも、私生活でも、個々人の内にあって、その人生の生き様を与えられた環境の中でどこまで自分らしく人間性を持って確立出来るか、ということだと私は感じました。

大変素晴らしいお言葉だと思いました。ありがとうございます。
Re: 言葉の意味 ( No.2 )
日時: 2012/10/29 09:00:22
名前: いもむし

けんどーう様

 こんにちは。

 道場に掲げてある言葉の意味を知りたいという姿勢は立派です。
 このような言葉は、その時の自分の状況でよく噛み締めて考えてみることが必要ですね。

 「千日の稽古を鍛とし 万日の稽古を錬とす 」(ちなみに「錬」ではなくて「練」です。意味は同じようなもののようです。)これは、宮本武蔵の五輪書、水の巻の最後に書かれています。水の巻には剣術の大略(宮本武蔵は二天一流)が書かれています。

 字面だけで解釈しますと千日は約3年ですね。万日は約30年です。3年は初心者として稽古で鍛え、それを30年続ければまあ一人前というところでしょう。
 「一日24時間稽古して」と換算したらえらく長い時間になりますね。
 とにかく継続して正しく稽古をしていくことが必要であるということですね。

 もうちょっと深く読めば、鍛錬(金偏)とは鍛冶屋(刀工)の言葉ですね。鉄を熱と水で鍛えて日本刀を作って行きます。それを人の修行に例えたのですね。
 私の解釈ですと、人自身が日本刀です。普段好き嫌いで色々なものを斬っていますね。千日、万日剣道の稽古で修行して人間形成をしていくと、善悪を正しく判断して斬ることができるようになると考えています。

 勝負は一瞬については、おそらく後から道場の先生が追加したのではないでしょうか。解釈は凛美優先生の言うとおりだと思います。長年稽古して勝負(生死)は一瞬で決まります。正しく稽古していれば勝つでしょう。それは日本刀での真剣勝負だけでなく、人間形成が練れれば人生のいろいろな場面で勝てると思いますが、剣道の修行を長年継続して、人間形成が出来上がってくると、生死の区別はなくなると思います。

 以上は、私なりの現在の解釈です。修行を積めばまた変わると思います。
 けんどーうさんも、自分なりに色々考えて、辛い時にこの言葉で気合が入る、元気が出るというようになるといいですね。
 
Re: 言葉の意味 ( No.3 )
日時: 2012/11/03 18:13:13
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 以上は、私なりの現在の解釈です。修行を積めばまた変わると思います。
 けんどーうさんも、自分なりに色々考えて、辛い時にこの言葉で気合が入る、元気が出るというようになるといいですね。

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