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糸が切れた長男
日時: 2006/11/18 04:07:17
名前: しま < >

長男中二、初段。剣道暦八年。真直ぐな面打ちを心掛けるも勝率だいたい三割五分。先月末の市民大会に初心者の人に負けて以来、すっかり凹んで稽古に行きません。年内の試合が終わったので気が抜けたのかも知れません。弟が準優勝したのも気に入らないのかも知れません。しばらく好きにさせようと無理に誘わず、もう三週間経ってしまった・・・久々に稽古に誘ったら、どうせ稽古したって俺は弟にも初心者にも勝てないよ!あれだけ毎日のように稽古して毎日防具を干して竹刀を手入れしていたのに、竹刀にも触りません。もう剣道に戻れないかも、なんて言い出す始末。なにかいい手立てはないですかねぇ?剣道母ちゃんとしてはとても心配な毎日を送っています。

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Re: 糸が切れた長男 ( No.1 )
日時: 2006/11/18 09:00:07
名前: いちわ

はじめまして、去年の7月から子供と一緒に剣道を始めた者ですが、ただ思ったことだけ書かせて下さい。

私にはお兄ちゃんの性格や行動パターンが分からないので何とも言えませんが、なんとなく今は凹みたい、とことん凹みたいのかも・・・なんて。
だとしたら、とことん行っちゃった後は上がるしかないから、それもアリかななんて思ったり。
ごめんなさいね、ただ私は今の目先のことより長い目で見た事を考えてしまいます、第三者だからこんなのんきな事言って、無責任に思われたら本当にすみません。

お兄ちゃん、「中学2年」で「勝率3割5分」で「まっすぐな面を打つ」「毎日防具の手入れをする」・・・というお子さんということで、「大丈夫、今はそういう時、状況でも絶対いつかは・・・(←ここんとこの言葉がうまくいい表せない)」・・・と、思いましたよ。

学生時代はとかく勝敗にこだわらざるを得ない環境にあるのかなぁなんて、思うんです。「剣道」そのものを考えたらそればかりじゃないものなのに、と思うと複雑です。。初心者に負けた、といっても相手が「勝つ」ことに要領のいい子だったのかも知れないではないですか。
その試合のときのお兄ちゃんの体調・心理状態が分からないし、相手の今までの努力の内容も分からないから一概には言えないけど、しかし1回の敗北で剣道の全てを放棄するのは早すぎるしもったいない。

でも、「まっすぐな面打ち」を心がけ、「毎日防具の手入れをする」、そういうお兄ちゃんです、よくわからないけど剣道に大切なものを持ってるお兄ちゃんですよ、本当にそう思います。
そういうお兄ちゃんだから、大丈夫、いつか戻ってきますよ、そのときは乗り越えたものがあるから一回り大きくなってるはずです。

私の周りにある三兄弟がいまして、長男はなかなか勝てなかったけど、お手本のような剣道をする。←私はこういうの、密かに羨ましい。。
次男は背が高かったから小さい頃からとにかく器用に勝ってきたけど、高校時代に精神的にいろいろに苦労・挫折があった、でもそれを乗り越えて今は人間が変わったようだ、という子。←親御さん談
三男は・・・剣道に対して内外ともに切磋琢磨して心も体も「戦って」いる子。←私だけの客観的判断
まぁ、おなじ兄弟でもいろいろなんですね、当然ながら。。

なんの参考にも解決策にもならないことばかり長々と書いて本当にすみません、でも頑張ってね、母親としての気持ちはよくわかりますから。。
Re: 糸が切れた長男 ( No.2 )
日時: 2006/11/18 09:47:07
名前: しま< >

いちわさん、ありがとうございます!長男は試合よりも稽古が好き、次男は稽古より試合が好き。長女は先生に掛かる基本稽古が好き。三男はまだわかりません。長男はジイサンになっても剣道をやる!と日頃言っていたので、浮かび上がってくるのをじっくりと急かさずに待つことにします。長男が稽古をやらない間、少しでも差を広げるために私が一生懸命稽古しなくちゃね!
Re: 糸が切れた長男 ( No.3 )
日時: 2006/11/18 11:59:37
名前: ひろ○○にぃ〜さん

こんにちは(^∀^)しまさんのお話を聞いていると長男さんは真面目で真っ直ぐって感じですね。それでいいと思います!
面打ちにこだわる!!いいですね〜!!私もそうですし指導している子供たちにも面をシコタマ打たせます。勿論こだわるのは稽古の時ですが、気がつくと試合の時相手から取っている技の数は圧倒的に面が多いです。また、面を取るのは駆け引きが必要ですし全身を使った打ちでないと有効打になりませんので剣道の醍醐味と言えると思います。

凹んでますね。でも、必ず復活しますよ!今はそっとしとくのがいいと思います。「勝って反省、負けて感謝」の精神で頑張りましょう!!
Re: 糸が切れた長男 ( No.4 )
日時: 2006/11/18 14:51:34
名前: だみ声< >

しま様
こっちにもおじゃまします。
あるんですよねえ、基本をしっかり身につけた子は、 昇段は問題ないけれど試合に勝てない。 そこで本人は落ち込む「俺は段を持ってるのに弱い」「あんなに稽古してきたのに」「強くない剣道なんていやだ」。 若い時は特にこのジレンマに落ち込むんですよねえ。
基本は、「正しく、大きく、強く、早く」さらに「美しく」で、決して「勝て」と言ってません。 
詰まりご長男は今本当の基本の上を歩まれているわけで、いずれ勝てるようになるわけですが、今は落ち込むんですよねえ。 でもここが肝心です。 世に言う剣の〇〇と言われる人が必ずこの道を歩んでます。 ご長男は決して間違ってません。
極論を言うと正しい剣道とは、10年間は試合をせずにじっくり基本をやる期間だから、この間に試合をして負けても、気にする必要はないと言うことだと思います。

「おぉぉーーお、落ち込んでかわいそうに、ヨチヨチかわいい我が子よ」
「今夜は奮発して好きなおかずを作ったから、又稽古に行こうね」
Re: 糸が切れた長男 ( No.5 )
日時: 2006/11/18 17:36:20
名前: しま< >

だみ声さん、ありがとうございます。ちなみに我が家の今夜の夕飯は〈スキヤキ〉です!心の中でものすごく心配してても表面に出さずポーカーフェイスを装うのは稽古以上に大変ですよ・・・
Re: 糸が切れた長男 ( No.6 )
日時: 2006/11/18 22:51:39
名前: くるお
URL: http://ameblo.jp/uzzjp/

しま様はじめまして!
大阪で子供と一緒に剣道を楽しんでいるくるおと申します。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
ご長男はよっぽど悔しかったんでしょうねぇ。
でもよくあることなんですよ。d(^0^)
初心者の技と言うのは大きくまっすぐですので
案外タイミングが合わないんですよ。
恐らく、はじめのうちは「いける!」という感じで偶然、相手が先に
1本取ったためにあせったんでしょうね。
時間は待ってくれませんしね。
気にすることはないと思いますが本人は気にするんですよ。
私も経験がありますから分かります。
こういうときは家族が何を言っても意固地になるだけかもしれません。
友達から「稽古来いよ」とかの声掛けがあるとすっと稽古に行ったりするんですけどいかがですか?
時期が来たら稽古にも参加するでしょうし、周りが必要以上にナーバスになると余計に稽古に行きにくくなるかもしれませんので自然体が一番良いと思います。(^^
ご長男君にお伝えください。
中学生で勝てなくても今、まっすぐな面にこだわり稽古していると必ず、
高校、大学で勝てるようになります!
面をかぶった(稽古した)回数は絶対に裏切りません。
だから剣道をがんばらなくても良いから楽しみましょう!
Re: 糸が切れた長男 ( No.7 )
日時: 2006/11/19 13:40:50
名前: 剣之介

三週間ですか?心配ですね。
でも、しまさんらしくないですね。いつも、他の方の激励する文面を見させて戴いています。しまさんらしく正面からと言いたいところですが、自分の思春期の時のことを考えると、母親は、うるさい存在であったのは間違いなかった記憶はあります。母親と息子の関係は、よくわからないので参考になるかどうかはわかりませんが、自分(父親)と息子(小6)との付き合いをお話します。結構、ストレートに話し合います。言葉でも稽古でもよく泣かせています。息子にとって、剣道に関してはきつい父親の様です。剣道を再開する前に、息子が負けると、「どうして、勝てんと?」と聞いて、息子が「それがわかっととなら、勝とる!」と負けて、悔しいところに止めを刺していました。それから、反省し、また、剣道を再開した後、息子の試合の見方も変え、どのような相手に、どのような状況で、どのように一本とられたかを見るようにして、大会すべての試合が終わった後、負けた相手に、どの技で一本取られた、その時どんなやったなどと会話をして、例えば、出篭手を良く取られた試合だったら、じゃあ、素振りの振り上げを速くする練習をしようねと、素振りに取り入れます。ちなみに素振りは、よく一緒にやります。その時細かくチェック、注意します。本人は嫌がりますけど、道場で後輩の前で注意されるよりは良いみたいです。道場で、私から注意されるのは兎も角、厭な様です。
勝った時は、無条件に褒めてあげます。自分もうれしいですから。ただ、他のこの手前や立場もあり、他の父親みたいに声をかけてあげられなくて、○○よくがっばったね。(他人行儀バージョン)解散して、車に戻ってから親子で手を取り合って喜びます。少ないですけどね。
息子さんも、きれいな面を打つと言う剣道の王道、(私も子供たちきれいな面をと指導しています。)本当にいい剣道をされていると思います。でも、長男であり、先輩であり、有段者のプレッシャーで負けた負けたことに凹んでいると思いますが
ここで、練習から遠のくと戻りづらいと思います。やっぱり、息子さんと正面から話し合って見ては如何でしょうか?今度の場合は、お父さんの出番かもわかりません。剣道の知識などは要らないと思いますよ。男通しの本音、剣道の思いなんかも逆に、お父さんなら聞けるかも知れませんよ。私の息子は、剣道よりも他のスポーツをやりたいようです。でも、小学生の間は、剣道をがんばると決めているようです。だから、今、少しでも、きれいな一本を取るように練習して、その一本、一本の積み重ねで勝つことを教えて行きたいと思っています。中学になって、他のスポーツをやったとしても、”努力なくして、結果無し”を判ってもらいたい。
しまさんの書いているように、感の良い子、運などありますが、通用するのは小学生くらいまでだと思います。話し合った後、しまさんがしてあげられるは、師匠として、息子さんの弱点に対する克服方法や、練習方法を教えてあげて、しまさんは非常にお忙しいかたのようですので自分に練習時間を息子さんに少し分けてあげて、練習相手をしてあげては如何でしょうか?きっと、お子息の笑顔が見えますよ。自分も道場に放り込んだ父を恨んだ時期もありましたが、今では、親になって、また、剣道を再開して、剣道に出会えたこと、親に教えて戴いたことを誇りに思える、今日、この頃です。息子さんと正面から、きれいな面の打ち合いなど如何でしょう?。しまさんの状況が良くわからず、一方的に書き込みました。参考になれば、幸いです。
Re: 糸が切れた長男 ( No.8 )
日時: 2006/11/19 18:32:08
名前: ママ

隣の会に初心者の中2の男の子がいます。
その子のお母さんが「息子がかわいそう。試合に出たいのに、運動神経が鈍いから出れないし初心者だし」

「中2で長男、弟より要領悪くて当たり前。息子さんを本当に運動神経が鈍いと思いますか?そうしたいですか?」目下のところ、彼に、どうしたら良いか必死です。

私は目の前で見たのです。高校から始めて、社会人でレギュラーとなった男性を。運動神経が鈍いと思っていたら、大間違い。

剣道をしているしまさんだから、よくわかるでしょう?大丈夫とは思います。

さて、自分の息子がそうなったら?やっぱりしまさん同様悩みます。
だって、ママですもん。でも、息子ならきっと自分の都合が悪いことだから私を避けると思います。そうやって、息子が自分の芽を摘んでいるのですけど。

もし、パパがだめなら、きっと、私なら周りを巻き込んじゃうだろうなあ。本人に気づかれないように。そろそろ、他人の尊敬できる人ができるお年頃ではありませんか?9歳の息子は、まだ「ママ」ですから。
でも、すぐそのような時期がやってきますね(笑)
息子へは、今は中学受験か、公立中学か悩んでいます。

それから、いつも燃えっぱなしも、8年ともなると息切れが・・・
息切れには、ペースダウン。でも、ダウンして続けた方が良いと思います。でないと、今度は戻れなくなる。剣道をさせたいなら、ダウンして細々と続けた方が良いです。息子さんが、剣道に少しでも未練があること前提ですけど。

私は、大学受験、志望学部、学科には合格しましたが、志望大学が違ってました。ダウンです。ホント、この間は糸の切れた状態でしたよ。不良を、大学でやったのかしら?って感じですよ。両親ともびっくり!
そんな娘へ、どう対処して良いかわからなくて、父は早死にしたのかな?
剣道をしていたら、もう少し爽やかに走り抜けられたかもしません。(←剣道をしたいこと忘れていませんでした:笑)
続けていたので、やっぱりその道の職業続けてます。あの時、別の学部であったなら、今頃仕事なんてしていなかったかも。
人は「自分でやれるだけの実力があるから、羨ましい」と言っていますが、
確かに仕事は順調ですが、ちょっと個人的気分では鬱です。剣道との二刀流でなんとか精神が持ち堪えている感じでしょうか?


男と女では、思春期の過ごし方が違うかもしれませんし、私は女姉妹で育っていますから、参考にはならないかも。でも、思春期って親のいう事がウザク思えたり、でも子供だしちょうど過渡期。私は長女ですし、息子も長男ですが、上の子は何でも不器用。だから、そういう体験をなおさら積むんですよね。それが、そのうち積み重なって、上の子はバネとなります。意外と大人になって笑っているのが上の子だったりするし。
母親も悩むんですよ。長男、長女へは。それは仕方ないことだと思います。

「柳の木の枝に飛びつこうと何度もチャレンジする蛙が、最後に飛びついた」
本当に、そんな感じです。


何の励ましにもなりませんが、「美味しいご飯沢山食べて、みんな早く寝なさい」と・・・
Re: 糸が切れた長男 ( No.9 )
日時: 2006/11/20 01:23:11
名前: とらのすけ

こんばんは。

『今まで稽古してきたのに勝てない自分への憤り』を感じているのですよね?

そうであれば早い時期での、そういう気持ちの除去が必要だと感じます。

それは試合を振返っての『分析』と、次ヘの挑戦の準備による『自信』ではないでしょうか?

どれだけの『強い剣道』をしていても、どれだけの『正しい剣道』をしていても、
『ヤル気』と『興味』がなければ、竹刀を持つ前に剣道の事を考える事もイヤでしょう?

しかし逃げていては、いつまで待っても状況に変化は生じません。

時間が解決してくれる問題もあります。

しかし今回の心の中で葛藤がある息子さんの問題は『時間での解決はイコール『諦め』になるのでは?』という心配を感じます。
そうすれば手遅れです。

ですから長男の息子さんへ、『安心感』を与えてあげて下さい。

『自信』という安心感を。

伝達方法としては、しまさんが直接に話しをされる方法があるでしょうし、
お父さんからの『直接的な伝達方法』『間接的な伝達方法』もあるでしょう。
そのどれが適切な方法なのかは、しまさんでなければ、今の私ではわかりませんが。
Re: 糸が切れた長男 ( No.10 )
日時: 2006/11/20 06:28:52
名前: しま< >

みなさん、本当に親身なコメントありがとうございました。人のことは色々言うくせに自分のことになると何もできない自分が恥ずかしいです。でも、みなさんのコメントを読んで元気とやる気がわいてきました!私たち母子五人は常に一丸となって頑張ってきたんだから、今また気を取り直して出直します!試合が始まるのは来年二月。学生だから試合と戦うのは宿命です。基本に立ち返り素振りからやり直しです。見事立ち直り、二月の試合に勝った長男のご報告を、またこの場でしたいと思います!ありがとうございました。
Re: 糸が切れた長男 ( No.11 )
日時: 2006/11/21 02:08:14
名前: とらのすけ

こんばんは。

しまさんの不安な心はとても伝わってきますよ。(それは皆さんが同じでしょう)
もし私があなたの立場であっても、『しまさんと同じになるのだろう。』と思います。
それは息子さんに対する心が、近くて真剣だからです。(当たり前ですが・・・)
今回のタイトルではなく、前回に書込みされた『稽古と試合』でのコメントのしまさんは
何となく『違ってるなぁ』と感じていました。(確信はありませんでしたが)
いつもの『ガンガン!イケイケ!』のしまさんではなく、とても言葉を選んで文章にしておられましたよね。

ですから『笑顔』を思い出して頂きたかったし、その気持ちを息子さんへ伝えて頂きたかったのです。
まずは試合での勝ち負けによる『笑顔』ではなく、剣道が出来るという『笑顔』ですよ。

がんばって息子さんの『笑顔』を思い出させてあげて下さい。
Re: 糸が切れた長男 ( No.12 )
日時: 2006/11/22 18:51:09
名前: 3兄弟のちち

はじめまして。我が家も3人息子で上が中2・・よく分かります
我が家では次男がそんな目に会いました。県の学年別で長男・3男は調子よかったのですが・・・次男だけ1回戦負け。本人は上位入賞を狙ってましたが1回戦でなんとなく力が出ないうちに負けてしまいました。・・
 とにかく落ち込んで・・・稽古にも身が入らない状態が続きました。その頃は高校では剣道はしないとかそんなことまで言ってました。・スランプは1年くらい続き私たちもいろいろ声をかけたり気を使ったりしてたのですがやる気のなさは本人が克服するしかないし・・そっとしていました・・で・・どうやって立ち直ったかと言いますと・・・試合でよい成績をとった時でした。
 今回の糸が切れた原因は初心者に負けたこと・・・軽く言ってるようですが原因が試合の勝ち負けなら勝つのが1番の薬です。他に友人関係とか身体的な要因みたいなことなら心配ですが。・・・負けて悔しくて落ち込んで剣道の稽古に身が入らない・・剣道が好きでない子は落ち込むこともないと思います。長男さんは剣道が好きだから今は落ち込んでるじゃないかな。
 まっすぐに打って稽古も真面目にしていた子が強くならないはずがないです。長男さんは100パーセント元に戻ると思います。
 思春期に入りいろんなことに微妙に反応し悩んだり落ち込んで誰でもが通る道・・小学生の頃は親が言えば素直に言うことを聞いてたはず・・
成長している証拠・・剣道してるから原因も分かるし一緒に悩めるかも
 うちの次男も今はまた剣道に頑張ってます。初心者に負けたこと・・後になったら笑い話になるかも・・・そん時は長男さん今より強くなってるんじゃないかな。
 長男さんは試合より稽古が好きみたいですけど・・・試合に勝ちたいって気持ちを行動で表現してるみたい。試合のときは先生の言うと通りにしてるだけでは勝てません。先生の指示プラス自分の考えた試合運び。親の言いなり先生の言われるとうりの子には後者はありません。今は強くなるためにはただ稽古するだけでは駄目であとひと工夫必要。そこんとこ探してるじゃないかな。
 うまくまとまりませんが、長男さんは絶対強くなります。・・そのための充電中・・せっかく剣道したくないとか言ってるから他のことでもチャレンジしてみたら・・
・すみません他人事みたいですが我が家ではそんな感じで次男のスランプ脱しました・・参考になるかどうか・・
Re: 糸が切れた長男 ( No.13 )
日時: 2006/11/22 20:25:50
名前: しま< >

暖かい励ましのお言葉の数々、みなさん本当にありがとうございます。私も子供らと一緒に剣道がしたい!というエゴと葛藤しつつ、これでいいのか?これでいいんだ!と自問自答の日々です。剣道をやりたいから始めたのは誰もいません。三人とも私に付いてきただけです。それでも五年、六年やるうちに剣道が好き、自分には剣道しかない、と言うようにはなりました。サッカーやテニス、スイミングなんかもやってはみたものの、それは楽しんでやってるんだと言っていました。体も大きくなり、防具や胴着は私のを使ったり、新調したり。剣道はお金も掛かります。うちは子供が多いのと、農家なのであまり収入もなく、子供らも新しい防具の為に他の物は我慢するよ、なんて言ってくれるとその気持ちが嬉しくて涙が出ます。私が剣道を始めた時、祖父の跡を継がなきゃ、と思ったのと同じ気持ちを長男は持っているようです。僕達は必ず母さんを追い越すし、ひいお爺ちゃんの跡を継ぐから安心してなよ、と言われた時もあって、このまま真っすぐに伸びてくれればと思ってます。子供ら四人、みんなそれぞれ違いますが剣道では母子五人一致団結して頑張ります!イケイケGO!GO!母ちゃんでした!
Re: 糸が切れた長男 ( No.14 )
日時: 2006/11/23 03:07:56
名前: いちわ

しまさん、健気で心が痛くなります。かげながら応援してます。

そもそも私は「剣道だから」剣道を始めたわけではないのです。全然知らなかったですし、剣道について。周りに剣道をしていてとても素晴らしく育った子供がいて、(今はもう青年ですけど)「ウチの子も大きくなったら剣道か、それが無理なら何か武道をさせたいな〜」とおぼろげら思ってて、時が来て子供と見学に行って、その格好よさに思わず子供と一緒に始めたのがきっかけといえばきっかけなのです。でも始めてしばらくしてから「剣道の理念」ていうものを知ったときに「なんて素晴らしい」と思って「なんでも中途半端に終わらせている自分だけど剣道を通して自分は何かをやり遂げることの出来る人間なのかを試したい。剣道はそれにふさわしい」」と常に思ってて、「剣道を続ける」ことがまず目標みたいな感じでやってます。

こういう私である、という前置きで書かせていただきますね。
うまく言えないですが、「剣道は〜〜〜人間形成の道である」って言葉がありますから、剣道を通して人間形成の道を歩めるわけですよね。
だからご長男、そういう経験を通してまさに実体験をしているんだと思うんですよ・・・
正しい剣道をして防具も大切に稽古も頑張ってたお兄ちゃんなのに初心者に負けたことによって、今までの自分は虚無だったのかと思わされたのかな、と邪推してるんですけども、でも世の中そういうこと、ごろごろあるんじゃないのかななんて思ったり。たとえばものすごく勉強していい学歴があったとしても、いざ仕事に就いたときに大して勉強の出来なかった人より使い物にならなかったり、要は実践向きではない状態のことってあったりしませんか?
「それ相応に頑張ったのに期待通りの結果が期待できない状態」って、実生活ではあると思うんですよ。知識や理論だけでは克服できない「空間のトラブル」といったことが世の中にはたくさんある。でも、それを乗り越えることの出来る精神力や判断力、「生きる力」というものが必要だと思うんです。
お兄ちゃんが今いろいろと悩んで自分なりに悟りを得られる状態にあるのにその前に親が全て答えを与えてしまう必要は無いけれども、ヒントを与えてあげることは出来るのかなぁという感じはします。
そういう挫折はまさに肥やしになる。挫折を知らないで栄光のみでは人の心もわからないし本当の意味で「強く」なれない。どん底のどん底を知ってこそ初めて大きくなれる。剣道だけでなく人生でも全く同じだと思います。



・・・・・・・・
ものすごい長文を書いてしまって、これでも短くしたけど「まだまだ長い!!」と、サーバーさんに叱られちゃったので、ここらで一旦送信しま〜す。すみません。
Re: 糸が切れた長男 ( No.15 )
日時: 2006/11/23 03:10:05
名前: いちわ

ごめんなさい、陀長文なのに。続きです。

・・・・・・・・・・・・・・
お兄ちゃんは絶対いつかは剣道に戻って来ると私も確信してますけれど、お兄ちゃんにとってもしまさんにとっても早くこの霧の中のような状態から脱出したいって思ってると思うんですよね・・・
「濁った井戸をすっきり澄ませる方法は、一度デカイ石を投げ落とすことだ。そうすると一旦は更にうわ〜っと濁るけれども、時が来るとその浮遊していたものがサーっと引いて、結果、澄んだ井戸になるのだ」と聞いたことがあります。そっとしておくのもいいけど、一度とことんお兄ちゃんの心の中を吐き出させていろいろ聞いてあげるのもいいのかなと思ったりします。
あと、またまた例えは違うけど、イタズラな子供に「どうしてイタズラばっかりするの、やめなさい」って言うのではなくて「お母さん、そういう○○ちゃんだと悲しいなぁ」といった「Iトーク」(I・・・私はこう思うんだよ、という問いかけみたいなことなんですかね)をすると効く、と聞いたことがあります。子供は「大好きなお母さんを悲しませているんだ」という気持ちが出て反省できるものらしいです。何を言いたいかと言うと、しまさんが今のお兄ちゃんをとても愛しているから心配するんだよ、っていう「Iトーク」をしながら腹を割って話すのがいいのかなと思ったり・・・
いろいろ話しても今のお兄ちゃんにスパークする言葉がどんなものかはわかりません。ただしまさんの情熱は伝わると思います。
蛇足ですけど、ウチの長男を剣道の見学に初めて連れて行ったときに、長男たら当時泣き虫で、初めて見る剣道に圧倒されて「自分にはとても出来ない!!」と思ったようでメソメソ泣き出しました。でも私はなんとか剣道をさせたかったのです。なので「初めから出来る人なんていないんだから」などと陳腐な言葉を重ねて説得していたんですが、いつまでもメソメソ泣くので「まぁ、剣道でなくても武道と名がつけばなにかしら礼儀作法とか身に付きそうだから明日空手の見学に行こうかな〜」などと思いつつ、ふと思いついたことを長男に話しました。それは説得の意思があって話したわけではなくて、単に泣いてばっかりいる長男の心を解きほぐそうと思ってかだったと思いますけど、「パパも昔剣道やってたんだって〜」という話題でした。初めて聞くパパの過去に瞬時に長男は微妙に反応しました。「ある時ね〜、試合の日にね、朝から腹具合が悪かったんだって〜。んで試合の直前になったら急にお腹がグルグルいって下痢したくなっちゃったんだって〜。で、早くしないともれる〜〜〜!!って思って、ものすごい気合で試合したらね〜、勝っちゃったんだってよ〜」ってたわいなく話したら長男、鼻水をたらしながら「ぶーーっ」と吹き出して笑い泣きみたいな状態になりましてね、まぁ、それで「こんなすごいの、自分には出来ない!!」と頑なに思って泣いてた気持ちが突然吹っ切れたのか、しばらくしてから「どうする?剣道じゃなくて明日空手見に行く?」とやんわり聞いたら「剣道する」と答えておりました。子供の剣道のきっかけが旦那の下痢ってのもネタっぽいですけど実話でして、とにかく「スパークする言葉は人それぞれで予期せぬ言葉が功を奏することもある」ということを言いたかったわけでして・・・

私は思うんですよ。
剣道だけじゃなくてこれから生きていく中で、いろんな挫折があるけれども剣道を通して勝敗や技巧だけを追求するのではなくて、これこそ心の修行になってるんじゃないの、と。実生活でも似たようなことをこれから経験するかも知れない。でもここで乗り越えたものがあればいつか同じことがやってきても「あの時超えられたんだからこれも超えられる」という自信につながるんじゃないのか、と。
ここに書くことによって、しまさんにこういうことをお兄ちゃんに伝えてくださいなんておこがましい事は考えておりませんけれども、ただ私はそういう風に最近思っていたので「しまさんに」伝えたくて書きました。頑張りましょう、おんなじ人間同士として。
Re: 糸が切れた長男 ( No.16 )
日時: 2006/11/23 03:58:20
名前: とらのすけ

こんばんは。

しまさん・・・これからもファイトです!

母ちゃん剣道に引張られる剣道から、自分で歩もうとするお子さんの剣道へのステップ。

『与えられる愛から、与える愛。』
少しずつ大人になっていく息子さんの姿でしょう。

これからのお子さんが とても楽しみです。
Re: 糸が切れた長男 ( No.17 )
日時: 2006/11/23 13:52:07
名前:

しまさん、私もご長男と同じ経験をしたみとして、ご長男さんの復帰遠くから応援します。

私も、小1から剣道を始めて小学校では、そこそこ地域でも活躍出来る位だったのですが中学校の1年の新人戦の団体で、準決勝で中学からはじめ他校同級生とあたって、1本負けしたことで、チームが敗れ、落ち込むと同時に、先輩からも結構きつくいわれて、そのときは本気で剣道やめようと思ったことがあります。やはり1週間以上部活にでることができなかったですね。

そのとき、剣道やっていた今は亡き大叔父さんにいわれたのは、

「剣道は必ず勝敗がある。負けてたら、内容を思い出し勉強せないかん。初心者だと思って、慢心していたのではないか。もしそうでなくて、全力で戦って負けたなら、勉強がたりなかったからのだから、もっと稽古しなさいということだ。剣道の試合は勝ち負けも大事かもしれないが、それよりも、自分の弱い心をどれだけ克服したかを試す場なんだ。試合に負ける時は、だいたい何かしら、弱い心があってそれに負けている。こんなことで、剣道やめるくらいなら、これから60年間、もっと悔しいことがたくさんあるが、そのたびに逃げ回るのか?今、既に、弱い心に負けとる。自分の弱い心に勝ちなさい」

の様な内容で2時間くらい説教されたことがあります。中1の思春期の自分にとっては、「自分の弱い心に勝つ」は、難しい内容だったし、そんなことはないとも心の中で思ったような気がしますが、2週間くらいで復活しました。私の場合は、偶然、大叔父さんが来てくれてに叱咤激励してもらいましたが(今思うに、親が呼んだのだろう)、しまさんのご長男さんの場合、お母さんでも良いじゃないですか。ゆっくり、「どうして剣道が好きだったのか、なんのために剣道をやっているのか」をお母さんの思いも含めて話してみてはどうですか。この壁乗り越えると、人間的に一段と成長しますよ。笑顔のご報告お待ちしてます。

乱文失礼しました
Re: 糸が切れた長男 ( No.18 )
日時: 2006/11/26 22:47:25
名前: boz

私も中2男子、初段の母です。
息子も小学校からはじめて剣道歴8年になります。
本当に癖の無い「きれいな剣道」をします。
だからと言っては変ですが、決して強くありません。体も小さく小学生の時から3回戦が
限度でした。ところが、ある日まるで脱皮をしたように技が決まりはじめました。
それが彼の自信となって、今日に至っています。中学生の剣道は「勝つ」ことに執着して
力任せの、がむしゃらな剣道ですよね。だから、きちんと基本を積んできた長男さんや私の息子は
非常にやりずらい、、、、

でも、大丈夫!!
後になればなるほど、必ずはっきりとした違いが出てきます。
と、、、わたしは信じています。私は剣道はまったくやりません。息子を通して剣道を見てきました。だから、気の利いたアドバイスなんて出来ません。だけど、長男君を信じて見守ってあげてくださいね。
Re: 糸が切れた長男 ( No.19 )
日時: 2008/03/17 17:01:09
名前: しゅんけ

2008年はドンドンがんばれ

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