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足のひきつけ
日時: 2013/06/11 20:51:12
名前: おぬ

こんにちは。
高校2年生の剣道部女子です。

私は高校から剣道を始めたのですが、
いまになってようやく一緒に始めた他校の子たちに
面で一本とったりできるようになってきました。

しかし最近、面やこてを打ったときに
左足のひきつけがあまく、跳ね足になってしまいます。
結構前から先生に言われていて
直そうと、意識してやってるつもりなのですが
なかなかなおりません。
おかげで、左足で蹴る力がなく、前に大きく踏み込めずに
面にとどかなかったり
打ったあとの足ができてなくて、前傾姿勢になってしまったりで
地稽古中もこの癖がでてしまって、入れられてばかりです。


どうか直したいのですが、なにか良い練習方法はありませんか?

あと、よく顧問の先生が
腰から前にいく。とおっしゃるのですが
いまいちその、腰から前にとゆう感覚がつかめません。
腰から前にいけるようになる、いい練習方法はありませんか?

わかりにくい文ですみません。
是非、コメントよろしくお願いします。

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Re: 足のひきつけ ( No.1 )
日時: 2013/06/12 00:04:43
名前: いもむし

おぬ 様

 こんばんは。

 左足の膝の裏(ヒカガミ)が構え、打突、打突後、常に伸びた状態になっていますか?確認して下さい。
 
 それと、打突時、後ろからみて左足の裏が見えないように踏み込みます。あまり遠くに飛ぼうとすると、足の裏が見えてしまいます。

 それと、かかとは上げすぎないように、床との隙間は紙一枚分と言われますが、打突前にグーっとかかとを押し込みます。それがバネになります。

 上記3つが出来ていないと、はね足になると思います。

 ・左足の膝の裏は伸ばす。
 ・足の裏は見せない。
 ・かかとを押し込む。

 この3つを意識して稽古してみて下さい。

 左足の引き付けは、打突時に踏み込んだ右足を早く伸ばせば、引きつけられます。ですから打突後ちょっと上にジャンプするようにすると左足が速く引きつけられます。ちょっとだけでいいです。なれればジャンプしないでも引き付けられるようになると思います。

 腰から前にいく。といわれるのは、例えば面に届かせようとして上体だけが前かがみになって打突しているので注意されるのでしょう。
 足ができていないので、そのようになるのですね。

 打突時の姿勢は構えたままの姿勢です。(胴が下を向かないように)とすると竹刀が届く距離は、構えて腕を伸ばした距離しか届かないですね。

 そこを足で補うのです。ですから足さばきは重要ですので、しっかり稽古して下さい。

 腰から前の感覚は、素振りの時のようにすり足で打突する感じでやると丁度いい足の上がり具合(足があがりすぎない)で前かがみにもなりません。
 素振りの時前かがみになりませんよね。

 わかりずらいかな。わからなかったらまた質問して下さい。 
Re: 足のひきつけ ( No.2 )
日時: 2013/06/12 16:14:08
名前: だみ声< >

おぬちゃん お久しぶりです。 元気なようで、まずは何よりです。 さて……
>一緒に始めた他校の子たちに、面で一本とったりできるようになってきました。
   これが上達の証拠なのです。ちゃんと稽古してきた結果なのです。 十分「誇り」に出来る事
   だと思いましょう!!

>左足のひきつけがあまく、跳ね足になってしまいます。
>おかげで、左足で蹴る力がなく、前に大きく踏み込めず、>前傾姿勢になってしまったり…
>顧問の先生が、腰から前にいく、とおっしゃるのですが、いまいちその、腰から前にとゆう感覚が
  つかめません。

 直す方法はたったの一つです。 答えは、単純明快で、いついかなる時も「腰から上を垂直に保つ」
で、全て解決します(キッパリ)。
細かく言えば、左足親指付け根付近に体重のほとんどを掛け、右足は自由に動けるようにします。
そして蹲踞から立ち上がった時の「おへそ」を今より1センチだけ前に突き出しましょう。 と言う
「構えの姿勢」をします。

たぶんこれで打突の時、「腰から上を垂直に保つ」で全部解決します。 前傾姿勢になる原因は、垂
直を保ってないからです。 跳ね足になるのも「上体の軸ぶれ」が原因です。
くどいようですが、剣道やっている間中「上体を垂直に保つ」だけで全〜〜部解決します。

顧問がおっしゃる「腰から前に行く」動作も、腰から上が「垂直である事」を言っておられるのです。

>腰から前にいけるようになる、いい練習方法はありませんか?
  その前に人間の「二足歩行の原理」を理解しておきましょう。 二足歩行ロボットを研究して明
らかになった事は、歩行とは「前に転ぶ動作がその原点で、転ぶ寸前に足を出して体を支える動作の
繰り返し」だったと言う事なのです。
ですから、我々は二足歩行に於いては、上体を前に倒し、転ぶ「寸前に」足を前に出す事を剣道を習
う前まで(10年以上)やってきたのです。
ところが、「打突動作」で同じ事をやると、「まえのめり」になってしまうし、その後の姿勢が崩れ
るのです。

そこで考え方を変えて、打突のための前進動作は、二足歩行のために前傾になるのではなく、最初に
左足で身体全体を「前に押し出す」と言う動作をやる必要が生じるのです。 これは打突を正確にす
るための条件なのです。 これが「腰(orへそ)から前に出る」のイメージなのです。

もっと上達してくると、自然に前に倒れるように重心移動をして、倒れる寸前に足で前に出て、その
まま「打突動作になる」と言うバリエーションへとつながって行くのです。
そして長年やって、気付くと思うのですが、腰から上を垂直に保つと、「腰痛は起きない」「打突が
ぶれない」「攻めが効く」と言う事を身体が理解します。 かなり上達したことを意味しますよ。

たくさん意識しながら稽古を重ねて下さい。 効果的な「攻め」「崩し」「溜め」も腰から上を垂直
に保つことによって実現します。 これ、昇段審査にも大きなプラス評価です。
Re: 足のひきつけ ( No.3 )
日時: 2013/06/15 00:28:09
名前: 凛美優

『おぬ』さん。はじめまして。

私がまだ中学生の頃、『おぬ』さんのような状態になっている時がありました。身体が成長し、小学生の頃とは、身長が大きく変わり、身体の操作が上手く出来なくなった頃です。その頃、私が克服した練習方法をご参考までに。亡き私の師匠の教えの一つです。

@ 同じ背格好の方(防具フル装備)と相中段で構えます。
A 間合いは、自分の一足一刀の間。自身の剣の切っ先剣は、相手の剣の中結いをやや超えた所にまで近づいた距離です。
B 胸を張り、顎を引き、腰を入れ、きちんと中段に構えます。
C 次に、右足(前足)を数センチ床から浮かせて、左脚一本で構えます。その際、左足の踵は、通常の中段の構えの時と同様に、床より少し上がった状態です。
D ぐらぐら身体が揺れるのが止まるまで左脚一本かつ踵上げの状態で中段に構えます。
E 身体から揺れがが無くなったら、中段から諸手右上段の位置まで両腕を振りかぶってから、浮いた右足を一度も床に付けずそのまま前に押し出しつつ、左脚をバネにして、一歩の踏み込み足で、床と水平移動的に身体を全力で押し出し、発声と共に、相手の正面を自身の剣の物打ち部分で打ちます。
F 打ちと右足の踏み込み足がなるべく同時になるように、そして左脚は、右足の踏み込み後、右足に追随して即座に引き付けます。
G 正面打ち後、両腕を伸ばし、両足は中段構えの際の足位置となり、打ち抜けません。正面を打った一歩踏み込み足の位置で止まります。
H 正面打ち後、姿勢よく、顎を引き、胸を張って止まります。

これを、毎日2〜300回位すれば、かなり良くなると思います。きっと将来のご自身の剣道のあり方にも良い影響が出ると思います。
ご参考までに。

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