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今年の全日本少年少女武道錬成大会
日時: 2013/07/31 22:49:51
名前: 凛美優

皆さま。ご無沙汰しております。お元気でしょうか。
今年も全日本少年少女武道錬成大会に参加しました。今年は審判員として参加するものの、私の関係のある道場の少年チームに技術指導を担当して、そのチームも参加し、この大会とは今までとは違ったかなり関わりの深い年となりました。前回に続き、たくさんの感動を頂きました。また多くの反省の機会を頂き、勉強になりました。
今年、この大会を通じて一番に思ったこと。それは、自分の指導力の無さ。もう本当に痛感しました…。開会式の前に道場で事前アップの練習をしていた熊本のチームが印象的でした。選手は、みんな普通の小学生なのに、もう驚異的な基本技の完成度で、驚きました。どうしてこんなに上手に出来るのかと思って、ずっと見て観察していたら、その監督(? だと思いますが…。)の先生に気が付きました。一見、普通の女性の剣士。立ち姿や構えからして、それ程強いオーラは感じない、旅の疲れからか、やや息も上がっている状況。でも選手の子どもたちが、磁石に瞬間に引き寄せられる砂鉄のように、その先生に吸い込まれるように、流れるように基本技打ち込みを粛々と繰り返す。何一つブレることなく、5名の選手が代わる代わる精緻に技を繰り返す。先生の強い眼光が少年を操っているかのよう。絶大な信頼関係というか、一寸も乱れない元立ちと掛かり手。本当に素晴らしかった。技術指導と言うよりも、心のつながりのようなものを感じました。私にそれと同じようなことが出来ていたのかと、何度も自問しながら、自分の指導の未熟さと不完全さを見せ付けられたような気がしました。同時に、私が指導した少年たちに申し訳なく自戒の念が渦巻きました。基本技のメニューも本当によく考えられて構成されていました。私とお稽古したチームでも、かなり深く考えて基本技を構成したつもりだったのですが、その途轍もない上をそのチームは行っていました。もっとたくさんのことを教えてあげればよかったのに、もっと相応しい技や技術を伝えてあげればよかったのにと、何よりももっと深い信頼関係を構築すればよかったのにと、もうたまらなく凹みました…。自分の指導方針が間違っていたかな、とさえ自己否定の域に入ってしまいました。
私が一緒にお稽古したチームは一回戦で敗退しましたが、それはすべて私の責任だと思いました。選手は、全員、一生懸命に教えたことを少しでも体現しようと必死で40秒間打ち込みました。離れからその姿を見ていて、もう泣きそうでした。その後の1分間の試合も、相手の激しい攻撃にも必死で立ち向かい闘っていました。こんな技術を教えておけば、そんなにやられなくても済んだのにとか、こうすれば相手の攻撃を封じ攻め返せるのにと、幾度も考えさせられながら、試合を見ていました。
この大会の試合は、少年少女の選手の判定試合というより、指導者に対する判定だと思っています。私は、指導者としては全く優位の判定を受けない状態だったと思います。幼少年に対する指導者の責任というのは、本当に重いものだと、改めて再認識させられました。これから先またどうなるか分かりませんが、いつか自分と接するかもしれない少年少女のためにも、自己の剣道修練をより強めて、剣道の勉強とお稽古をして、更なる上のレベルを目指して修行しなければと強く思いました。気持ちを入れ替えて、また頑張ります。

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Re: 今年の全日本少年少女武道錬成大会 ( No.1 )
日時: 2013/11/08 17:01:18
名前: 未来の選手の指導者

凜美優先生。夏の暑いときのことなので、もうかなり涼しくなって、これから寒い日を迎えて行く時期になりましたが、この大会は素晴らしい大会で、毎年参加したいと思いながら、眺めている者です。ある道場の指導者のコメントがありましたので、紹介します。全文をのせると良くないかもしれないので、一部分です。>この判定スコアは全くもって理解し難いものでした。何がどう違い、差があるのか、子供達に説明のしようがありません。< でした。全文でないのでなんともいえないかもしれません。判定は負け、1本勝負は勝っていて総合で負けたのではないかと推測します。この大会は指導者の戦いと解釈しています。凜美優先生もそのように思われていると思いましてコメントしました。今、剣道を始めた子ども達が4〜5年後にこの大会に出れるように考えています。相当エネルギーがいると想像しながら、楽しみにしています。
Re: 今年の全日本少年少女武道錬成大会 ( No.2 )
日時: 2013/11/10 23:29:16
名前: 凛美優

『未来の選手の指導者』先生。はじめまして。遅くなりすみません。

今日、私の所属する剣道連盟で小学生と中学生の昇級審査がありました。審査内容は、切り返し、基本技、実技をそれぞれ2回、あと木刀による基本技稽古法の審査です。いつもより多くの少年が受審して、その保護者もたくさん見に来ていました。剣道経験のない保護者の方々の中に、審査を見ていて『未来の選手の指導者』先生がご指摘と同じように『何がどう違い、差があるのか』全く分からないと言っている人が多くいました。

私もこの大会にはもう長年参加してきましたが、大会の度に保護者からも同様の意見や質問が投げかけられ、その回答に窮することもたくさんありました。素人の人に言い返す建前的な理由は、誰でも無数に並べることができます。打ちが弱いとか、声が小さいとか、ざっくりした所から始まり、あとは美的センスのような所まで。しかし、その裏側には、審判員の不完全さ、小学生に対する審判基準の普遍性の確保の難しさなど、多くの問題があり、納得のいく説明をすることが非常に困難な状況であることは確かです。

今年の大会で、私がいた試合会場でこんな事例がありました。この大会の趣旨は基本技の重要性を訴求することが大きな目的としてあるので、試合では、全日本剣道連盟試合審判規則に従いつつ、軽い技は有効打として取らない、と審判員向け別紙申し合わせ事項にも明記され、事前に行われた大会の審判講習会でも言及されていたにも関わらず、それに反する判定が2回ほどありました。白の選手が飛び込み面、赤がそれを察知して身体後方に反って回避したのですが、白の選手の竹刀の先革が赤の選手の面金に軽くカーンと当たったのです。私は当然有効打としませんでしたが、他の2人の審判員が有効打とし、一本となりました。そんな判定が2回ありました。試合後、審判員同士で確認をしましたが、その2人はあれは相手が身体を反って避けているので一本にしなければならないと口を揃えて言って聞きませんでしたが、そのような規則や大会申し合わせ事項はどこにもなく、むしろそれではダメだと読める規則(打突部で打突部位を〜打突)や大会申し合わせ事項(軽い打ちは取らない)の方が明記されています。つまり、審判員の中には、規則や申し合わせ事項に優先する独自の判定基準(身体を反って面を避けても面金に先革が当たれば一本)を持って判定に臨んでいる人がいるという事実もある訳です。でも多数決では、判定は覆せません。その結果、負けた選手にどう説明し今後の修練の糧にするのかと問われれば、なかなか難しいものがあります。

指導的立場にいる人が指導に適していない、審査する立場の人が審査がきちんと出来ていない、試合判定する審判が規則に基づく判定が出来ていない、そのような事実が数多く横行する限り、『未来の選手の指導者』先生がご指摘の率直にして究極の質問『何がどう違い、どこに差があるのか』を皆がな納得する形では十分に応えられないのです。それは、指導的立場や審査・審判の立場になる人が、その職責の重さをしっかりと認識し、それに適った自己の修練と勉強と研究と実践を追求しなければ、到底、周囲に納得される水準にはならないのです。たまたま高段になったから、我流の主張をされても、それにより混乱し翻弄する被害を受けるのは、幼少年や剣道初心者や剣道経験の浅い人々です。勝手に個々人で勝手に上手くなってこい、というのではなく、きちんと理解と納得と反省を繰り返し、支え合いながら、各々の道を自らの手足と身体で進んでいくというような展開にしないと、開かれた剣道の発展につながらないのではないかと、私は考えています。

そのような厳しく不透明な側面が数多くあるにも関わらず、『未来の選手の指導者』先生が、剣道を通じた幼少年の人格形成の指導普及に全面的に取り組まれるという勇気と熱意と誠実さに、心から感銘します。是非とも頑張って頂きたいと思います。私も、本当に微力ではありますが、人数は少ないけれども、幼少年と青少年の剣道指導と剣道修練の機会を大切に、全力で頑張っています。姿は見えないけれども、同じこの世界で同様に歩んでいる者が少なくとも一人ここにいます。お互いに頑張りましょう。

だらだらと思うがままに書いてしまいましたが、是非とも、またたくさんお話しをお聞かせください。ご返信ありがとうございました。
Re: 今年の全日本少年少女武道錬成大会 ( No.3 )
日時: 2013/11/11 23:45:51
名前: 未来の選手の指導者

凛美優先生 私の短い文章で、かなり話を広げられるところは、熱意を感じるばかりです。私はこの度、やっと昇段したばかりで、まだまだ未熟ですので、コメントについて、随分ななめに解釈しています。私の感想は『指導者としてどうなの?』です。しかし、凛美優先生は>審判員の不完全さ、小学生に対する審判基準の普遍性の確保の難しさなど、多くの問題があり、納得のいく説明をすることが非常に困難な状況<にまで触れられていのすので、素晴らしいと感じるばかりです。しかし、未熟者が少し反論させてください。私は審判員の多少の力量はあるものの、明らかな誤審でなければ、みんな発展途上だったり、完全を目指す手前だったりする。で良いのではないでしょうか?と考えます。凛美優先生の考えでは、旗は3本とも同じ色に上がり、相撲のように行司(1人審判)では、どうでしょうか?私もかなり昔ですが、審判をしていて人が上げたのを見てあげたり、上げなかったりする審判がいて、とても嫌いでした。その時いつも思ったのが1人審判をさせたいと思っていました。今は昇段したこともあるかもしれませんが、そのような気持ちはありません。今、別の問題で、つまづいています。話がそれるので、別の機会として、今年、元立ちをされた先生の言葉を紹介します。それは先鋒の5年生が判定で2対1で勝った時の事でした。具体的には副審2人が、こちらで、主審が相手に上げました。コーチで応援していた30代の女性から切り返しの指摘を受けました。その時ハッとしたのです。監督以外、試合場に入れませんから、コーチは主審側から観戦していました。いつも元立ちをしている先生は、副審側からの目線で指導していたわけです。良しと思っても、盲点はあるもの。私は指導者として、まだまだ発展途上だなと感じました。あらゆる角度、色々な状況もつかんで指導することを学びました。もしも、3対0で勝ったり、負けたりしては気がつかなかったかもしれません。それから、2対1でも勝ったから良いではないかと済ませる指導者もいるかもしれません。したがって、審判よりも、全文ではありませんが、コメントの方に『指導者としてどうなの?』と感じたものです。反論になっているので、気を悪くされたらすみません。まだ昇段したばかりで、私自身これから段にふさわしい指導者になりたいと思っていますので、よろしくご指導お願いいたします。
Re: 今年の全日本少年少女武道錬成大会 ( No.4 )
日時: 2013/11/14 00:10:50
名前: 凛美優

『未来の選手の指導者』先生。遅くなりまして申し訳ありません。
気を悪くするなんてとんでもない。大変有難いご指摘を頂いております。ありがとうございます。『未来の選手の指導者』先生のご意見は、決して反論だなんて、受け止めていません。大変素晴らしい見識と洞察だと思います。私も勉強になります。

恐れながら、ちょうどここ数日ちょっと忙しいので、数日後にきちんとお返事いたします。お時間ください。

一言だけ。審判の判定や審査の評点が割れることは、私は特に問題視していません。割れた時に、何故、自分の判定と異なる結果が他から出たのかを、自ら真摯に探求し、反省し、勉強し、改善し、あるいは謙虚に普及していく姿勢が全く無い、修練と実践を伴わない過去の資格としての段位と称号だけが形だけ残存した、勘違い迷惑剣道人ともいう人が散見され、同時にその人々のおかげで大きな迷惑等を被っている、剣の道を歩み一生懸命頑張っている剣道人が、事実としてたくさんおられることに、強く問題意識を持っています。

私に出来ることは、自分が他の人にそう思われないよう、しっかり自重自戒して修練し、少しでもまともな剣道人になれるよう努力するだけしかありません。
すみません。暫くお時間頂きます。数日中に返信します。
Re: 今年の全日本少年少女武道錬成大会 ( No.5 )
日時: 2013/11/22 19:43:02
名前: 未来の選手の指導者

凛美優先生 忙しそうですね。私も今、公私ともに忙しいです。このスレッドを立ち上げたものの私とのマンツーマンになってしまいましたね。それだけ共通することがあるのだと思っています。ただし、話題だけで、剣道についてはまだまだですが。本題ですが、これのでの(古い)流れでは、指導者についての意見が多かったと思います。今回は審判についての意見になっていますので、私としては、今回は指導者としての観点で質問してみました。それから、これまでのやり取りで、私とのやり取りが初めてでないと感じられれば、実は初めてではありません。未来の選手の指導者であると同時に、今年の選手の指導者でもあります。まず、来年参加するかを迷っています。それから今年始めた子どもたちの5年後を想定しています。わけのわからない文章になりましたが、マンツーマンなので、また質問してください。
Re: 今年の全日本少年少女武道錬成大会 ( No.6 )
日時: 2013/11/25 22:10:01
名前: 凛美優

『未来の選手の指導者』先生。
本当にすみませんです。既に文案を作っているのですが、途中のままで…。いい加減に返信するのも本意でないので、今週中に返信します。
何かいろんなことが身の回りで起きて、公私共に何でこんなに密集したスケジュールになってしまうのか…。もう訳が分かりません。

あの、すっごく申し訳ありません、一言だけ。来年、参加してください。今から、準備してください。そして、いい思い出を皆で是非作ってください。そして先生のおっしゃる5年後も。毎年続けて、一年目よりも二年目。二年目よりも三年目と。どんどん内容を濃密に効果的にしてやっていってください。師弟同行の精神が大切だと思います。門下生が指導者から学ぶと同じように、指導者も門下生から学んでいくのです。保護者の同意が得られれば、迷わず参加するべきだと思います。
すみませんです、今週中に返信します。
Re: 今年の全日本少年少女武道錬成大会 ( No.7 )
日時: 2013/12/31 04:31:54
名前: 凛美優

『未来の選手の指導者』先生
数日中にと言いつつ、今週中にだなんて、とんでもない時間が過ぎ去ってしまいました。会社でも数多くのトラブルがあり、プライベートでも幾つも事故等が発生し、あっという間に一ヵ月以上も過ぎてしまいました。私の身の上の大きな出来事が、数えると10個以上。人生の中でもこれ程の短期間にこれ程の数で集中して生じるのは、そうないのではないかと、自分自身でも信じられない位です。『未来の選手の指導者』先生、返信出来ずに、本当に申し訳ありませんでした。私も、若干、心身共に疲れ果てておりまして、かなり自分自身の身体に障ったのではないかと思うほどですが、ずっとこちらの返信が気がかりで、何とか落ち着きましたので、返信させて頂きます。
 先生のご指摘の『審判員の多少の力量はあるものの、明らかな誤審でなければ、みんな発展途上だったり、完全を目指す手前だったりする、で良いのではないでしょうか。』という点です。私のコメントも分かりにくく、申し訳なかったのですが、結論的には、それでいいのだと私も思うのです。しかし、それは、その審判や指導に携わる人たちが、剣道人として、しっかりその職責を果たすべく、常に謙虚な気持ちを持って自らきちんと修練し探求していることが大前提です。その前提がある限り、多くの場合、問題は生じないと思うので、先生のご指摘の通りでよいと思っています。(つづく)
Re: 今年の全日本少年少女武道錬成大会 ( No.8 )
日時: 2013/12/31 04:35:48
名前: 凛美優

(つづき)たまたまこの大会を通じてお話しをしていますが、私が十数年も前からとっても我慢できないのは、剣道技術や審判技術、あるいは剣道理合や剣道理念や心構えなどを、自らほとんど理解もせず、実践さえしていないのに、剣道経験の浅い方々とその関係者、例えば、幼少年や青年とその保護者、段位や級位のまだ低い方などに、剣道指導や審判の現場で、我流の理屈を、横柄に否定的で批判的なアプローチによって、展開している人たちです。そして、その経験の浅い方々に剣道に関して大いなる誤解と誤認を生じせしめ、翻弄させて、悩ませ、苦しめ、ひどい時にはその人たちの剣道人生まで狂わせてしまう(継続できないとか、行き詰るとか、なかなか上達せずに断念するとか、辞めてしまうとか、です。)ようなことが、たくさんあるという事実です。最も看過し難いのは、自らが自重と謙虚を失い、自分が上位者で達人だと、根底から勘違いしている不適切な自覚症状のない方々です。剣の道にゴールはなく、生涯、修練の道です。どこまで行っても、まだまだと、そんな道です。審判も、その判定が、その試合者や周囲で見ている関係者などに大きな影響を与えてしまうことだって、たくさんあります。指導だってそうです。でも、審判員も指導者も完璧ではありませんから、常に反省と改善と相互研究が求められる訳で、継続と反復によって、より良いものになっていく訳です。(つづく)
Re: 今年の全日本少年少女武道錬成大会 ( No.9 )
日時: 2013/12/31 04:36:19
名前: 凛美優

(つづき)私が、強調したかったのは、審判員や指導者の不完全さではなく、審判員や指導者自身が自らの不完全たることを忘れ、自らの修練と研究を怠っているにもかかわらず、剣道経験の浅い方々とその関係者に対していつまでも『先生』的な立ち居振る舞いを取り続けている、自称『剣道指導員』あるいは自称『剣道の先生』に対する憤りなんです。指導する側は、常に指導したことに対する責任を伴います。門下生が、指導者の言う通りに実践したのに、試合に勝てない、あるいは昇段・昇級できない、という事実が生じた場合、その責任は、すべて指導者にあるという意識を強く持って取り組む必要があると考えています。出来ないのも、負けるのも、昇段・昇級しないのも、みんな門下生であるオマエのせいだ、ということでは、単なる口先ご意見番になってしまいます。真面目に取り組んでいる門下生は、まったく報われません。門下生であるその人、個人に対して、どのようにすれば、その技術や取り組みが出来るようになるのか、を具体的に指南する必要があります。剣道経験の浅い方々に、それはダメとか、あれは良くないとか、何回も言っても全く意味が無く、その人の属性に照らし、どのようにすれば出来るようになるかを、具体的に示範しないと、剣道指導員による指導にはなりません。(つづく)
Re: 今年の全日本少年少女武道錬成大会 ( No.10 )
日時: 2013/12/31 04:38:55
名前: 凛美優

(つづき)そのためには、門下生の気持ちや属性のすべてを把握できなければなりませんし、剣道だけでなく、いろんな意味での人としても許容力や包容力がないと、相互に理解・共感・同感することもできません。剣道指導者という職責を負う限り、剣道以外の多くのものを求められるのは、ある意味、必然のことと思います。ただ、自分自身が一人で何でもかんでも全てを背負うことは物理的に出来ませんから、例えば、自分の守備範囲外の剣道医学について直面すれば、仲間の医師の人に聞いてみるとか、子どもの接し方について、つまづくことあれば、友達の学校の教諭の人に助言をもらうとか、自分の持つ人的ネットワークで問題解決していけばいいと思うのです。従って、『未来の選手の指導者』先生には、もう既に始動されておられると思いますが、何年後と言わず、機会が得られれば、100点満点でなくても、見送ることなくチャレンジするべきだと思います。(つづく)
Re: 今年の全日本少年少女武道錬成大会 ( No.11 )
日時: 2013/12/31 04:39:39
名前: 凛美優

(つづき)成功しても、失敗しても、門下生の方々とその関係者、そして剣道指導に携わる先生方にも、必ず得られるものがあると思います。機会だけは、無限に得られるものではありませんから。頂いた『未来の選手の指導者』先生の文章から察するに、先生は、かなりご謙遜され、遠慮されたところがあり、私も大変恐縮しているのですが、先生は、剣道経験の浅い人々とその関係者といった周囲の方々から強く求められている剣道指導者なのではないかとお見受けいたします。きっと、先生でないと出来ないことが、多くあるのではないかと思います。ご自身の歩まれた修練から得られた剣道とご自信の理念に従って、一人でも多くの将来を担う若い剣道人を育てて頂きたいと切に願っています。私も、是非、先生のご経験から得られた剣道に関する事を、教えてもらいたいと思います。お時間がもしあれば、また是非ともお話しをお聞かせください。分かりにくくて、すみませんでした。また、本当に遅くなりまして、申し訳ありませんでした。追伸:今年の元旦初稽古は、千葉県の道場に行ってきます。(おわり)
Re: 今年の全日本少年少女武道錬成大会 ( No.12 )
日時: 2014/01/12 01:42:35
名前: 未来の選手の指導者

凛美優先生へ
あけまして おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
返信しなくてはと思いながら、時間ばかり過ぎてしまいました。このたびのテーのは指導者の在り方と思い、飛びつきました。どうしても審判の方へ話が行きますので、私としては審判については、また別のところでも書きましたし、今回は凛美優先生が多少なりとも指導に関わられたということで、コメントしました。最初にあげた一部分ですが指導者のコメントは、私の地域ではとても強い道場で知られていて、1回戦で敗退したので興味を持ちました。スコアは判定が3/0-12/5です。全員負けています。1本勝負は2-2ですから、いい勝負をしています。そこでの指導者のコメントです。どこの道場が勝っても負けても、どうでもいいものですが、こだわってみました。
 別件ですが、昨年2回戦敗退だった我が道場も今年出場してみないか保護者に打診してみました。昨年、5年生主体のチームだったので補欠を含め全員、昨年の経験者になります。指導者にとってはとても強みです。昨年の反省点を生かせるし、何といっても経験がものを言います。凛美優先生とは、お会いしたこともないですが、会った瞬間得るものが大きいのではないかと想像しています。したがって、試合を見てほしいぐらいです。おそらく適切なアドバイスをいただけるのだろうなと思っております。また、時間がある時に返信ください。
Re: 今年の全日本少年少女武道錬成大会 ( No.13 )
日時: 2014/08/02 23:58:30
名前: 未来の選手の指導者

凛美優先生へ
お忙しそうですね。結局8月になりましたよ。わが道場は今年は不参加です。何度もそれとなく打診したもののダメでした。もっと強く勧めてもよかったのですが、逆に親から勧められるぐらいに思っていましたから、あまり強く勧めませんでした。この大会に出場するのに昨年、大変だったのです。それは稽古です。結構ハードにやりました。休みなしと言っても過言ではありません。それが親には重かったのでしょうね。昨年、重かったものも今年は軽いし、昨年やったことは今年はやりません。反省点を生かして、重点的に補充するだけです。その辺の説明不足のまま、不参加になりました。残念です。昨年、大変だったのに出場し、今年、条件はそろっているのに不参加。こんなもんですね。流れのない時とは。しかし、変えます。流れだけでなく、未来の選手の指導者としてスタートします。よろしくお願いいたします。また、忙しくないときに返信お願いいたします。

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