- 日時: 2013/08/07 23:51:22
- 名前: Kica
- 30代、ママ剣士です。
私の経験上、剣道においてリズム感というのはとても大事です。
大人の稽古ですと、溜めて溜めてやあっと打つことが多いのですが、 学生ですと、足を使って攻めて攻めて打つパターンが多い。
この「足を使う攻め」の際には、自分なりのリズム感のある人と 無い人では、ある程度差が出ると思っています。
では「リズム感」って何なのか? 例えば、小手面、相小手面などの二段打ち。
二段打ちはコテ、メンという二つの技を 一挙動で打ちます。 この際に「コテッメン!」という一挙動を 自分なりにどう工夫していくかが肝心。 この一挙動こそ、リズム感だと、私は思うのです。 早素振りもそうですよね。
また、返し面、すりあげ面、小手払い面などの技を使う時も 人によって微妙な間の違いがあります。 この間の取り方も、自分なりのタイミングなのですが、 こうきたらこう、こうなっちゃったらこう、という 打突のシュミレーションにも、自分なりの リズム感を生かさないと、技は使えません。
さてそこで、自分なりのリズム感を掴むには どうしたらいいのか。
だみ声先生も書いておられるように、基本稽古を しっかりと重ね、その上で掛かり稽古を 自分から進んでやる。
打込み稽古、掛り稽古は打突のリズムを作る上で とても重要ですから、辛いけれど頑張りましょう。
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