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はじめまして。
日時: 2013/08/04 17:19:59
名前: らむ

私は、小さい頃からダンスをやっていて、中学から剣道に乗り換えました。
それを顧問の先生に話したら、リズム感を活用した自分だけの剣道を身につければもっと強くなれると言われました。
リズム感を活用した剣道とは…具体的にどんな剣道なんでしょうか…?

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Re: はじめまして。 ( No.1 )
日時: 2013/08/05 00:49:49
名前: だみ声< >

らむちゃん こんにちは
少し昔の漫画ですが、高橋留美子「うる星(せえ)やつら」をご存知ですか? そこに登場する主人公
が「ラム」です。(かわいい感じだけど、気の強い女の子。とっても人気のあった漫画です)

さて、らむちゃんは中学1年生の女の子でいいのかな?
ダンスをやっていたとの事ですが、バレーではないのですね? とにかくリズム感を活用した剣道…
とは、顧問先生も「出来るなっ!!」と感じます。

>リズム感を活用した剣道とは
   実はものすごく大切なことであり、これが出来る剣士は必ず… 「チョー強い」です。 昔ある
   芸者(日本舞踊の達人)が、切られそうになるのですが、踊りのリズムで刃をかいくぐる場面が
   ありました。 曰く「踊りの調子で、身をかわしました」です。 この人、剣を習っていません。

何事もリズムは大切です。 野球のピッチャーとバッターの勝負なんて、まさにリズムを支配した方の
勝ちです。 浅田真央ちゃんのスケートも、トリプルアクセルも、まさにリズムと一体になった動きが
なければ成功しません。

もう一つ高校生対象の剣道小説ですが、「武士道シックスティーン」を読んでみて下さい。 ここに登
場する普通の剣士「西荻早苗」が日本舞踊の足遣いで、強豪選手「磯山香織」をやっつける場面があり
ます。
ダンス、と言うか、「踊り全般」と「スポーツ」における足腰の使い方には、大きな共通点があるので
す。 ボクシングのフットワークとか、サッカーのリフティング等もそうです。

剣道でも、「手で打つな、足で打て」「足で打つな腰で打て」「腰で打つな心で打て」と言う指導があ
ります。 最初の「足で打て」が初心者に対する指導です。 ここにはリズムが大いに役立つのです。
リズムに乗るためには、上体が安定する事が大切なのはダンスで分かっていると思います。 剣道と言
うか、あらゆるスポーツが共通していますよ。

まあ、顧問先生のご指導の通り、昔から身に付けた「リズム感」を失わない剣道を心がけて下さい。
ゴルフのショットを安定させるリズムに「チャァー シューー メンッ」と言うのがあります。
さあ、らむちゃんなりの打突リズムを研究して、「自分だけの剣道」で有名選手になろう!! でも…
「基本稽古」をおろそかにすると、決して自分のリズムが作れない事も書いておきますね。
Re: はじめまして。 ( No.2 )
日時: 2013/08/07 23:51:22
名前: Kica

30代、ママ剣士です。
私の経験上、剣道においてリズム感というのはとても大事です。

大人の稽古ですと、溜めて溜めてやあっと打つことが多いのですが、
学生ですと、足を使って攻めて攻めて打つパターンが多い。

この「足を使う攻め」の際には、自分なりのリズム感のある人と
無い人では、ある程度差が出ると思っています。

では「リズム感」って何なのか?
例えば、小手面、相小手面などの二段打ち。

二段打ちはコテ、メンという二つの技を
一挙動で打ちます。
この際に「コテッメン!」という一挙動を
自分なりにどう工夫していくかが肝心。
この一挙動こそ、リズム感だと、私は思うのです。
早素振りもそうですよね。

また、返し面、すりあげ面、小手払い面などの技を使う時も
人によって微妙な間の違いがあります。
この間の取り方も、自分なりのタイミングなのですが、
こうきたらこう、こうなっちゃったらこう、という
打突のシュミレーションにも、自分なりの
リズム感を生かさないと、技は使えません。

さてそこで、自分なりのリズム感を掴むには
どうしたらいいのか。

だみ声先生も書いておられるように、基本稽古を
しっかりと重ね、その上で掛かり稽古を
自分から進んでやる。

打込み稽古、掛り稽古は打突のリズムを作る上で
とても重要ですから、辛いけれど頑張りましょう。

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