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昇級審査〜海外編
日時: 2013/11/25 00:47:04
名前: ブロンド剣士

初めまして。海外で成人になってから剣道を始めたブロンド剣士と申します。日本で剣道をしている友人やこの掲示板へいらしている方の書き込みを拝見していると、成人の場合、初心者で始めて1年位でもう初段を受けるのが多く見られますが一般的なのでしょうか?

と言いますのも、私の道場の先生は一番下の6級からしか取らせてくれません。それも、一級ずつ順番にです。飛び級なんてもってのほかです。年に2回審査がありますので、剣道始めて2年ですが、この間4級に受かりました。初段なんてあと2年も先です。

剣道は大好きで、稽古は休まず出ていますし、自分では頑張っているつもりです。もちろん何級/何段であろうと素晴らしい剣道をしていれば良しとしたいところですが、やはり、その頑張りが持っているランクに反映されるのは嬉しいことですし、やる気も益々出る気がします。

それに、滅多に稽古に出ない人で審査の時だけ顔出す人と同じスピードで昇級していくのも納得がいきません。まあ、このやり方だと多分2級以上は苦労するだろうと思いますが。

その道場の方針なので仕方がない事だと思いますが、どなたか「持っている級なんて関係無いよ、有段者じゃなくても素晴らしい剣道している人はたくさんいるよ」って励まして下さい。モチベーションが下がりっぱなしです。

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Re: 昇級審査〜海外編 ( No.1 )
日時: 2013/11/25 03:55:43
名前: だみ声< >

ブロンド剣士 さん
>初心者で始めて1年位でもう初段を受けるのが多く見られますが一般的なのでしょうか?
   そうですねえ、成人であっても、中学生であっても、その稽古状況と上達具合によって指導者か
   ら「受けろ」と言う指示と言うか申し渡しは有ります。

でも、成人で週2回程度の稽古で、誰もがそのレベルに達している訳ではなく、指導者として「大丈夫」
と思う人には、受ける事を促すのがこちらでの流れだと思います。
中学生や高校生は、部活で毎日2時間近く稽古しますから、入部1年後ごろ初段と言うのは、普通の運
動神経の持ち主で真面目に稽古すれば、十分到達していると判断して受けさせる事が多いです。
しかも部活と道場通いの両方で稽古すると言う子も結構大勢います。

初段審査に至るプロセスは、連盟のルールでは、小学4年生で3級、5年生で2級、6年生で1級と言
う受審資格があります。 審査期間は県によりまちまちで、普通は半年ごとの年2回です。 4ヶ月に
1回の県も有り、年3回のチャンスを与えている所も有ります。

成人初心者の場合も、国内では2級から受けるのが一般的ルールです。 そして稽古時間はまちまちな
ので何とも言えませんが、週2回の稽古で、1回当たり2時間程度の稽古頻度の場合、その真剣度にも
よりますが、稽古開始1年後で初段も普通にあります。

>私の道場の先生は一番下の6級からしか取らせてくれません。それも、一級ずつ順番にです。飛び級
 なんてもってのほかです。年に2回審査がありますので、剣道始めて2年ですが、この間4級に受か
 りました。初段なんてあと2年も先です。

これだけを伺えば、確かに結構「時間を掛けているなあ」と言う印象は有りますが、そうならざるを得
ない事情が外国の道場にはあるのではないかとも思うのですがいかがでしょう?
ただし、国内でも飛び級での受審をさせない道場もたくさんあります。 飛び級を採用しているのは、
高校、大学が多いと認識しております。 彼等は何しろ稽古時間が半端じゃく多いので、そう言う上達
があるのだと思います。

>この間4級に受かりました。初段なんてあと2年も先です。
   御地でのルールとしてはそういうようなシステムになっていると言う事ではないでしょうか?
   同じ剣道の修行なのに、不公平感が有ると言う事でしょうが、日本国内と同じに出来ない、ある
   いは同じにしない理由があるのではないでしょうか?
   その理由については、国内の僕らには計り知れない部分で有ります。

ただし、海外でたとえば初段所有者となると、かなり強い方である事も事実です。 はっきり言って、
国内なら十分二段と言っていい方がおられます。
そう言う実感から言わせていただくと、持っている級なんて関係なく、有段者じゃなくても素晴らしい
剣道をしている人はたくさんいらっしゃいます。

>どなたか「持っている級なんて関係無いよ、有段者じゃなくても素晴らしい剣道している人はたくさんいるよ」
   って励まして下さい。モチベーションが下がりっぱなしです。
すぐ上の行(↑)で書かせていただきましたが、海外の剣士は「侮れない」のが僕の実感です。 たぶ
ん国内の我々よりも、「武道」的教育も認識も高く、その指導に多くの時間も割いて指導されているの
だと思います。 したがって、特に級位を習得するのに時間を掛けているのだと思います。

但しご不満の一つに、手抜きしながらの人も、ご自身の様に毎回休まず真剣に稽古する人も、審査まで
の修業期間が同じで、同じく合格して行く部分に違和感(不公平感)を抱いておられるようです。
しかしこれも含めて「剣道の修行」だと考えてはいかがでしょう? たとえばブロンド剣士さんは、手
抜きした人で同じ級位の人と試合して、ご自分が優位に有ると言う認識はどのようにお持ちなのでしょう?

未だ試合に出してもらえない事も有ると思いますので、上記の様な感覚を持てないのかもしれませんが、
ご自身の心の中での「プライド」と言う形を、形成なさるのはいい事だと思います。 但し決して言動
や態度に「ひけらかさない」事は重要ですが…

>モチベーションが下がりっぱなしです。
    はいっ、お気持ちは理解できますが、これも考え方次第です。 外国で剣道を修行なさってい
    る方の共通点は「日本人以上に『武道』を意識しておられる」事です。
    この点は、国内にいる我々の大いに反省すべき点であり、場合によっては「赤面の至り」と言
    わざるを得ない局面も有り、武道意識の逆輸入と感じる訳です。
    高いプライドとモチベーションは、考え方次第だと思います。 「守・破・離」の教えの奥深
    さ等、研究なさってはいかがでしょう?
Re: 昇級審査〜海外編 ( No.2 )
日時: 2013/11/25 15:27:27
名前: ブロンド剣士

だみ声さま

早速のお返事ありがとうございました。心の中で悶々としていたものが、なんだかすっきり晴れたような気がします。

この、悶々の原因が昇級の早さが気になっていたのではなく、手抜きした人と同じ級位なのが不公平だと思っていたことがはっきり分かりました。手抜きの人が稽古に来ると手合わせするのですが、相手の打ち方はめちゃくちゃですし、間合いも残心もあったものではありません。かならず、腿や上腕をめちゃくちゃ打たれ痣ができます。そうなるとなんだか、稽古を休まずにがんばっている自分がこの程度の人と一緒の級位なのかとばからしくなるのです。

まだまだ修行が足りませんね。これからもっと精進して、「無段者にしてはすばらしい剣道をするな。」と思われるような剣道を身に着けて行きたいと思います。

日本語を話す仲間が居ない道場なので、ここで日本語で思っていることを聞いていただいてすっきりしました。ありがとうございました。
Re: 昇級審査〜海外編 ( No.3 )
日時: 2013/11/27 11:31:25
名前: Kica

国内の事情に限定なのかもしれませんが…
大人から始めた人ですと、最初に一級を受けて、一年後に初段、二段、三段と
昇段していく人はかなり多い…というか、ほとんどはそうではないでしょうか。

剣道の場合、ご存知でしょうが段位ごとに修行年数があります。
大人から始めると、頑張っても頑張っても修行年数のために、
昇段というモチベーションが下がり、残念ですが剣道を離れていく人が少なからずいます。
大人は、学生のように試合や大会にモチベーションを置けないために
昇段を目指して頑張っている人も多いのです。

そのあたりの年齢的なものを考慮して、大人の剣道はいきなり一級からを
勧める指導者が多いものと思います。
良し悪しは別として…です。

実際私は、学生の頃に剣道をしていましたが、怪我などで昇段の機会に恵まれず、
大人になって再チャレンジしてみたのですが、
「え??この人と私が同じ段位?」
と、心の中で驚くケースが多々ありました。
決してその方の頑張りを否定している訳ではありませんが、
やはり同列として扱われた場合、何となくモヤモヤとしたものがありました。

但し、それは三段までです。
日本ではやはり四段、県レベルの審査となると、本気でしっかりとした指導者について
真面目に稽古していた人でないと、容赦なく落ちます。
学生の頃にやっていようが、大人になって始めようが、基礎と理合いとが
兼ね備わった方でないと、合格は難しいです。

話からは外れますが、実際、学生の頃に四段まで取得なさったような方々は、
20年くらい防具をつけていなくとも、基礎も試合においても、格段に違います。

私の勝手な思い込みですが、「有段者です」と名乗れる段位は最低4段から。
「指導者です」と言えるのは、全国審査を通った六段からだと思います。
これくらいなら、実力、稽古数はほぼ同程度のはずです。

大変失礼な言い方をして申し訳ありませんが、
ブロンド剣士さまのお気持ちはものすごく同感ですけれど、
剣士として上を見た場合、そんなもやもやは今だけですよ!
サボっても一生懸命でも同じ級・同じ段位…なんて小さい事です。

それだけしっかりと稽古を積んでいらっしゃるなら、これからの昇級昇段は
順調にお進みになることでしょう。
段位が進むと、それだけ稽古の悩みも増えます。
他の方の指導にあたることもあるでしょう。
審判を任されることもあるかもしれません。
先生のご指導に、疑問を覚えることもあるかもしれません。
すると、一生懸命稽古するだけでは、足りなくなってきます。
「剣道とは?」と、必ずお悩みになることでしょう。

これは、剣道を正しく真剣に学ぼうと志した方でないと
分からない世界だと思います。

ちなみに私は分かりませんでした。
幸いなことに私は、素晴らしい先生方に恵まれたおかげで、
これらのことはすべて先生方に教えて頂きました。

私も現在、昇段を目指して頑張っています。
30代の子どもがいる主婦ですが、早くその域に足を踏み入れたいと、
自分なりに必死に稽古しています。

お互い、周囲に惑わされず、真っ直ぐ前を見て、自分の剣道を頑張りましょうね。



最高伝説 ( No.4 )
日時: 2013/11/27 21:51:49
名前: ひなマム

剣道もいいけどさ、、、

最高って何やと思う?
ひなマム一家の珍道中とちゃうかなって思うわ。
見に来てね。ほな
ガハ
Re: 昇級審査〜海外編 ( No.5 )
日時: 2013/11/28 14:31:57
名前: ブロンド剣士

Kica様

とても説得力のあるお話、一つ一つにうなづいて読ませていただきました。

>剣士として上を見た場合、そんなもやもやは今だけですよ!
サボっても一生懸命でも同じ級・同じ段位…なんて小さい事です。

小さいことなんですよね。自分の納得いく剣道をするのみ、分かってはいるのですがもやもやしてしまうのは、まだ人間できてないのでしょうね。私はかなり成人してから初めて剣道を始めたので、体力的にも技術的にも若くして始めた方には到底かないませんが、なにかひとつでも自分で納得できるものをつかめるようにがんばりたいと思います。
ひなマム降臨 ( No.6 )
日時: 2014/05/08 21:45:53
名前: ひなマム

チェキラ♪ひなマムだよ。
最強なんて所詮最強、、、
私は最高がいいと思うよ。

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