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昇段審査
日時: 2013/12/09 15:30:05
名前: そろり剣

みなさま今晩は。
60歳から剣道を習い始めた(中学で2年経験あり)そろり剣です。
お蔭様で昨日無事弐段審査に受かりました。

何を隠そう4月に弐段実技落ちてしまいそれ以来8ヶ月
何処が悪かったのか?自問自答し、
礼に始まり蹲踞から構え、一泊置いて鋭く力強い気勢、
姿勢、剣先の付け方、目の置き所、腰の意識、
竹刀の振り方、右足の踏み込み、左足の引きつけ、
打突の強さ、スピード、残心、次への備え、等々・・・・・

確かに前回の立会いは反省すべき点が多々ありました。
特に礼から三歩で蹲踞の時に自分の前の実技者の横に並び
前者が終了後、斜めに進む時点で開始線がよく分からなくなり
初っ端から頭が白くなってしまいその後は無我夢中で止めの声。

お二人目の時は少し落ち着き、礼も蹲踞も問題なし。
しかし鍔迫り合いで竹刀を落とす始末。
また足の縺れで転倒しお相手にそこを面打ちされたが
咄嗟に竹刀で防御出来なかったことなど。
落ちて当たり前ではありましたね。

今回はある種プレッシャーもありましたが、審査前日に剣道形のおさらい。
実技については「今言われたことがすぐ出来れば誰も苦労はしないよ」
との七段先生のお言葉通りに8ヶ月の稽古がどれだけ身に付いているかが
出るだけのことと自覚し、大きな面を打ち切ること及び残心を確り取ることだけを
念頭に実技に臨みました。
結果、お相手に何本か打ち込まれましたが合い面、出小手、
とっさの面抜き胴をしてました。
なにはともあれ初段を卒業し新たな気持ちで稽古に励みたいと思うところです。

乱文にて失礼致しました。

(編集した為、投稿時間が変更してます)

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Re: 昇段審査 ( No.1 )
日時: 2013/12/09 14:50:21
名前: とらのすけ

こんにちは。

昇段、おめでとうございます。

感慨深い1日となられたのではないでしょうか?

悩まれた後の昇段ですから、素直な気持ちで次の稽古に励む事が出来ると思います。

新たなる段階での楽しさを見つけられる事も頑張って下さい。

乱文、失礼しました。
Re: 昇段審査 ( No.2 )
日時: 2013/12/09 15:50:49
名前: そろり剣

とらのすけさま

ありがとうございます。
本当に中学時代に戻ったように
心の底から喜びを噛みしめています。

なかなか覚えも遅く体に染み込んでないようで
この半年ほど悩んでいたわけですが
流石にとらのすけさまは見抜かれましたね。

実は極最近になって何方かがおっしゃってた
「左足で床を押すようにして踏み込み素早く左足を引き付ける」
ことが体で少しずつ分かってきたように思います。
その感覚を忘れず確実のものとするため
また稽古を励みたいですねえ。


Re: 昇段審査 ( No.3 )
日時: 2013/12/09 23:41:03
名前: とらのすけ

そろり剣さん


私は『ワインの様な剣道を!』と考える時があります。

『向上意識を忘れない。』という言葉はありますが、私は『その人の段階で剣道を楽しむ心を忘れてほしくない。』と考えます。

『高いワインには高いワインの良さがあり、安いワインには安いワインの良さがある。』と言っておられたソムリエがおられました(笑)

ですので、味わいながら楽しめると良いですね(笑)
Re: 昇段審査 ( No.4 )
日時: 2013/12/10 12:05:31
名前: だみ声< >

そろり剣 さん  こんにちは。
二段合格おめでとうございます。 4月に不合格だったそうで、その後の精進の結果だと思います。
嬉しさもひとしおなら、この8ヶ月間の「気の入り様」が眼に浮かびます。 それこそ寝ても覚めても
、思考回路に大きく剣道が陣取っており、反省点の確認と、問題点の洗い出しと、改善に向けたアドバ
イスの実践と工夫、もろもろの取り組みがあったと思いますし、稽古時間も増やしておられたのではな
いでしょうか?

よく言われる事なのですが、「合格すると、不合格だった原因が分かる」のだそうで、僕も大いにうな
づける事だと思っております。 そしてまた次に向けての修行が始まるのです。
考えようによっては、前回の「不合格」は次の取り組みにおける緊張感と慎重さを生み出す原動力では
ないでしょうか?  何しろ次の合格を保証するものは「稽古」以外に有りません。
でも普通に稽古していたら、やはり落とし穴があるのです。 「緊張感と慎重さ」は稽古における真剣
さを増しますし、それだけ身に着く内容も有るのだと思います。

>実は極最近になって何方かがおっしゃってた、「左足で床を押すようにして踏み込み、素早く左足を
 引き付ける」ことが体で少しずつ分かってきたように思います。

まだまだあります。 打突時の両腕の「伸び」とその上下関係、肩の回転と拳の前後とか、打突前に如
何に左足を床に固定して置くのか? 体重の左右への配分と「起こり」を悟られない動作など、死ぬま
で研究し続けるのではないかと思われます。

偉そうな事書いておりますが、自分も出来てない修行内容や課題を書きながら、自分に言い聞かせてい
る訳なのです。
先日我が連盟の忘年会が有りましたが、六段3名、七段2名の合格者表彰も有りました。 いずれは自
分もああいう立場になりたいと思いました。 それには稽古するしかないのです。 真剣に気を込めて、
体の力は「抜く」、なお「攻め」のある構えと端正な姿勢など、研究内容は山ほどあります。

とらのすけさんの「ワインの様な剣道」… 含蓄がありますねえ。 それぞれのレベルで「真剣に楽し
む剣道」… なかなかそうはいかず、「食らえっ!!」とばかりやっちゃってますねえ。(笑)
Re: 昇段審査 ( No.5 )
日時: 2013/12/10 21:04:49
名前: そろり剣

とらのすけさま

>『ワインの様な剣道を!』
>『その人の段階で剣道を楽しむ心を忘れてほしくない。』と考えます。

いやー、折角の剣道修行少しばかり楽しむことを忘れてました。
技術的なこと、精神的なことばかりに目がいっていて
楽しむ余裕が無かったかもしれませんねえ。

次回の稽古からは肩の力を抜いて自然体で
剣道と向きあっていきたいでね。
Re: 昇段審査 ( No.6 )
日時: 2013/12/10 21:06:25
名前: そろり剣

だみ声さま

ありがとうございます。
いよいよ「剣道病症候群」が酷くなってきました。
もう既に次の修行が始まってますがペースは遅くとも
二合目まで登ってきましたので一歩々踏みしめ
時には眼下の絶景を眺めたいですね。

しかし昇段審査は緊張と興奮、そして慌しいことこの上ないですね。
弐段ですと中学生諸君が多く芋を洗うようでした。
リバ剣や遅剣の中年諸氏も20名ほど受審してましたが
なにか戦友のような連帯感が生まれ次回の再会を誓い合いました。


Re: 昇段審査 ( No.7 )
日時: 2013/12/10 23:10:30
名前: とらのすけ

そろり剣さん


その気持ちを持たれれば、剣道の幅が広がると考えますし、稽古を積まれる中で、その器の変化を楽しまれる事も良いではないでしょうか。

稽古して、すぐに感じられる時もあれば、なかなか感じられない時もあるでしょう。
そこも楽しんで頂きたいですね。

そうすれば味わいのある剣道ができると思います(笑)



だみ声さん


楽しく剣道がしたいと考えているだけですよ(笑)

しかし、その言葉を考え始めてからは、いろいろな面で心に余裕が出来たと思います。
Re: 昇段審査 ( No.8 )
日時: 2013/12/11 22:35:48
名前: 浜オヤジ

そろり剣様

当日、隣の会場で係員をしてました。

確か、70代の方が、最高高齢者 として呼ばれていましたが…

まずは、昇段おめでとうございます。

60才からのリバ剣、円熟した捌きを見せて頂きたいとおもいます。


お互い頑張りましょう
(年齢が上の方に失礼かもしれませんが…)
Re: 昇段審査 ( No.9 )
日時: 2013/12/12 09:01:06
名前: そろり剣

浜オヤジさま

レスありがとうございます。
年甲斐もなく中学生のように喜んでおります。
また同時にほっとしたのも本音ですが・・・

当日、本当に実力が発揮出来ていたのか?
自然と出た技が基本に忠実だったのだろうか?
とか考えるとまだまだ修行が足りませんねえ。
ま、上にも書きましたがマイペースで一歩一歩
進むしか道はないのですがね。

浜オヤジさまとも恥ずかしくない剣道が出来ますように
そしてこれからは剣道の全てを楽しんでいこうと思っております。

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