Re: 審判員の気持ち。 ( No.1 ) |
- 日時: 2007/08/09 08:56:55
- 名前: しま<
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- 凛美優先生、うちの娘が錬成大会に出場していました。夏の錬成は初めてです。もちろんBチーム。五月の連休明けから鬼監督の特練を受け、基本稽古に頑張ってました。その成果あって基本の判定は全員3-0で5勝をあげ、続く一本勝負では1勝しか出来なかったもののトータルで勝ちでした。ああいう試合があると、普段試合で勝てなくても基本をしっかりとやっていれば!と子供らの励みになりますねぇ。基本で勝った五人はあれから稽古の態度も一変しました。切り返しがしっかりしている。打ちが強い。残心がしっかりしてきた。錬成で学んだものは大きかったようです。ところで、私はまだまだ市内の大会でしか審判は出来ませんが、凛美優先生のお気持ちはとてもよくわかります。どんなに熟練しても審判される時のお心構えに感動いたしました。数年前、少年剣道大会で次男とその友達が対戦し勝てば決勝、勝負の一本の時、二人は相面をうち旗が紅白一本ずつ、私は瞬間、次男でない旗を揚げました。審判の立ち位置でそういう状況になりましたが、私は次男の面が入ったと思った。勝てば決勝。私は友達の旗を上げてしまった。審判を退いてから先生に「一瞬迷って親になったね?かわいそうに。母ちゃんも修業がたらんなぁ」と言われました。帰宅して次男に思わず謝りました。「もういいよ。母さんの気持ちは少しわかる」と言われ涙が出ました。審判の重み辛さ重責を痛感した試合でした。まだまだこれから私も修業を積み、一生剣道を続けていく中で正しい審判が出来るように凛美優先生を今回の言葉を胸に刻んでおきたいと思いました。
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Re: 審判員の気持ち。 ( No.2 ) |
- 日時: 2007/08/09 21:26:12
- 名前: 大根ママ
- 凛美優先生 こんばんは。
私は 二人の息子と剣道を通して共に成長してきたと思っている母親です。 自分自身は剣道をしてはいないのですが 共に道場に通い 共に試合場に有り 良くも悪くも息子達を見つめ続けてきました。
お話をききまして涙が出ました。 試合に出場する側の気持ちばかりに捉われて 審判をなさる方の気持ちを考えた事がなかったと言うのが本当のところです。 これほどまでに子供達の事を考えて審判されていようとは!感動です。 これからは審判される先生の思いが分かる気がいたします。
私が剣道が好きです。 息子達も今は離れているもののなぜか二人とも剣道したい、と言う気持ちを持ち続けています。剣道とはそうしたものなのかもしれません。 凛美優先生の思いはきっと伝わって剣道人口が増えてくれると思います。
しまさん、お子さんの大きさに涙です。
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Re: 審判員の気持ち。 ( No.3 ) |
- 日時: 2007/08/11 00:35:37
- 名前: だみ声<
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- 凛美優さん
長文のご意見、出張先のパソコンで読み、自宅で再び2回読ませて頂きました。 審判業務に、本当に真剣に取り組んでおられる様子がうかがえて、大変嬉しく思いました。
結論は、>「幼年少年剣士は、皆、純粋です。それに、我々大人は、純粋に真摯に真心を持って接しなければなりません。」 の一行に尽きると思います。
私も、審判講習会は、予定の許す限り毎年受講しております。 何回受講しても、これで良いとは決して思えません。
審判規定と細則は、いつも持ち歩いて、確認しておりますが、ミスジャッジの無いよう本当に緊張します。
講習会でも言われることですが、緊張感のある審判が、その試合の質をも左右するのも事実だし、審判業務はかなり疲れますね。
長文ではありましたが、意義のある内容に拍手を送ると供に、更に自分の旗の上げ方に十分責任を持って臨みたいと思います。 ありがとうございました。
しまさん あえて身近な選手への旗は、重くなるものです。しかも決断の時間は、わずかです。 これも大切な「修業」なのです。 優柔不断は許されませんからねえ。
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Re: 審判員の気持ち。 ( No.4 ) |
- 日時: 2007/08/13 14:32:10
- 名前: とらのすけ
- こんにちは。
私のチームも参加しておりました。3回戦まで進んだようで、2回戦で勝った子供の保護者が感極まり涙した人もいたようです。
そんな中で凛美優さんのように心から審判をして下さる先生方もいらっしゃるという事は本当に有難いというか、心強いです。
実際、審判をする時には全国大会でなくても技も心も充実させて望まなければ、見逃してしまいやすい場合があります。
凛美優さんのお心は皆さんに伝わっていると思います。 これからも宜しくお願いします。
ちなみにしまさんと同じような経験を私もしました。 全国では同じような経験をされている先生方は激多数だと思います。 一つ一つの修行ですよね。
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