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足のことについて
日時: 2014/02/22 14:15:22
名前: コスモス

こんにちは。
剣道はじめて7か月、2級をもっているコスモスというものです。


足のふみこみについてなのですが、引き面などの引き技で
後ろに引く瞬間時、私はかかとでふみこみをしてしまっています。

かかとふみこみだとすごく痛いし間違っていると思うので
直したいなと思っているのですが、私は引き技の時かかとを使わないと
足の音をならすことができないので、かかとを使わないようにしようと
意識して稽古に励んでも結局かかとを使ってしまい悩んでいます。

このままだと変な癖がついてしまいそうで本当に心配です。


普通の足のふみこみはきちんとできているのですが・・・

皆さんはどのようにして引き技の時ふみこみをしていますか。
またその時のポイントなどあったらご指導お願いします。
よろしかったら教えてください。

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Re: 足のことについて ( No.1 )
日時: 2014/02/22 22:37:50
名前: だみ声< >

コスモスさん こんばんは
コメントする前にコスモスさんは、何年生でしょう? そして男女どちらでしょう? 剣道は学
校の部活でやって7か月でしょうか? それとも町道場での稽古なのでしょうか?
そして2級は、いつ合格なさったのでしょう? と言うのが分かるとコメントし易くなります。

まず、この問題について、指導者先生は何と言っておられるのでしょう? そばで見ている指導
者のアドバイスが一番正確だと思いますよ。

まず… 僕の素直な感想を書かせていただきますが…
 1.初心者7ケ月で「引き技」がそんなにうまくいくはずがありません。
 2.>普通の足のふみこみはきちんとできている
      本当にできているでしょうか? 「ひかがみ」の伸び具合、左足の向き、ひざの上
がり具合、踏み込み距離、上体を垂直に保つ、等が本当にできているでしょうか?
 3.打突の時、前進でも、引き技でも足で床を鳴らす必要があるでしょうか?

1. 引き技の事
 道場や指導者の方針もありますから、一概には言えませんが、基本打突と言うのは、前に
出て打つ動作しかありません。 つまり初段、二段ぐらいの間は本当は引き技の稽古はま
だ必要ないと思います。
でも中学校で初心者と言う部員には、即戦力にもなってほしいからどうしても先走って教
えることもありますね。 かと言って上達のプロセスを飛ばしてやっても、なかなかうま
くいかないと思います。
2. 普通の踏み込み
   これは、た〜〜くさん稽古してください。 基本中の基本ですから、特に上体の傾きをな
くすこと、ひかがみの伸び具合(要はカッコいい構えと、カッコいい打突姿勢です)。
これが出来てくると打突速度を猛烈に早くすることができます。
3. 床を鳴らす
 中指と親指をからめて、「パチン」とならす(いわゆる指鳴らし)動作でいい音が出る人
   と、あまりいい音のしない人がいますね。 それと同じで床を踏んでいい音の出る人と、
でない人もあります。 出ないからと言って打った引き面が一本にならないわけじゃあり
ませんから、床を鳴らすことにあまり気を取られなくていいのじゃないかと思います。
かかとが痛くなるのは、音を出す出さないとは別に、痛くなる踏み方は決して良くないか
ら、踏み方を工夫する必要があります。 コツはやはりつま先から着地させることのはず
です。

武道として剣道を習う時、それを「練習」と言わず「稽古」と言いますね? 練習は繰り返し練
って習うのですが、稽古は「いにしえを考える」と解釈されています。 その違いを考えましょ
う。 考えている内に「これかぁー」と感じた時、いにしえの教えの一つが身についたという事
なのです。 寝ても覚めても、たぁ〜〜〜くさん稽古しましょう! 稽古は稽古時間以外でも気
持ちの持ちようでいくらでも稽古できますし、それによって上達も確実に早くなります。

>その時のポイントなどあったらご指導お願いします。
   引き技の成功率を上げるポイントは、打突時の相手との距離ではないでしょうか? 近過
ぎず遠過ぎずという事でしょうが、それこを「百錬自得」しなければならないことです。
あれこれ書いても理解がむつかしいと思います。 目の前の指導者の指導にしっかり真剣
に喰らいついて、骨までしゃぶるつもりで、たくさん稽古なさってください。
だみ声様へ ( No.2 )
日時: 2014/02/23 09:29:03
名前: コスモス

お返事ありがとうございます。

私は7月から学校の道場で稽古している中学1年生の女子です。
2級は11月の昇級審査のときに受けて無事受かりました。


だみ声様のコメントを読ませていただいて、私は普通のふみこみも
完璧にできていなかったなと反省しています。
もう一度普通のふみこみに関しても見直そうと思います。

そんなに音を鳴らす必要がないと聞いて少し安心しました。
引き技のときはこれからはつまさきのほうで着地していくように注意します。


本当にありがとうございました。
Re: 足のことについて ( No.3 )
日時: 2014/02/23 18:35:38
名前: だみ声< >

コスモスちゃん(すぐなれなれしく「ちゃん」で呼んでしまうオジンですが許してね)
そして質問に答えてくれてありがとう。
初心者で正式入部が7月で、たぶん防具もすぐ付けての稽古だと思いますが、正味4か月の稽古
で2級合格とは大したものです。 かなり頑張りましたねっ!! エライッ!!!

県によっては4か月後、すなわち3月に1級を受けるチャンスがあるのですが、普通は5月です
ね。 1級合格を確実なものにする稽古をたくさんやってください。
合格のコツはあちこちで書いておりますが…
1. 大声:会場でのアップ中もですが「この大声は誰じゃ?」と会場にいる人みんなが振り
向く大声がほしいです。 もちろん本番も大声です。(大声測定器「市販の騒音計」で
38竹刀の長さ分離れて110db)あればかなりなものです。「db」=声のエネルギー
単位です。
2. 大きな動作:竹刀をしっかり頭の上までまっすぐ振りかぶって、まっすぐ振り下ろして
面を打つ。 もちろんカッコいい姿勢と大声です。
3. 打った後:大きく前進した後だから、そのまま体当たりするか、相手が正面にいなけれ
  ばすり足で素早く抜ける。 素早く振り向いてしっかり残心です。
4. つばぜり合い:すぐ別れましょう。 審査時のつばぜり合いの時間は「無駄時間」です。
  カッコいい打突を見てもらうのだから、引き技もいりません。(稽古の時、別れ方も習
いましょう)
5. 小手面:連続技を入れると評価が高くなりますが、むつかしいから1級ではまだやらな
くても大丈夫。 とにかく大きく振りかぶって、「前に出て」大声で打突する。
6. 審査時間:実技の審査時間は1級の場合35秒〜40秒です。 疲れる暇ありませんか
ら、最初から全力で前に出ましょう! 110dbの大声ですよ!
7.注意点:なんぼ打たれても大丈夫。試合じゃないのだから気にしてはダメ。 大きくしっか
りカッコよく打突して、きれいな残心を見てもらいましょう。 当たってなくてもしっ
かり残心動作もやっちゃいましょう!

必ず合格して、ここで報告してください。 うれしいからお祝いのコメントを書かせてもらいま
すよ。
そして次の「初段」に向けた心構えのコメントをお送りします。

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