剣道人口増やしたいロゴ
なんでも掲示板のトップページ > 過去ログ > スレッド閲覧

持田先生の言葉
日時: 2014/06/16 10:03:02
名前: 武蔵
URL: 1114

持田先生にこの様な言葉があります
打たずに打たれなさい、受けずに打たれなさい、避けずに打たれなさい
力を抜いて柔らかく、相手と仲良く穏やかに、姿勢は美しく匂うがごとき残心を

とても素晴らしく感銘を受ける言葉ですが
これを理解している人または出来る人はいるのでしょうか?

打たずに打たれなさい、受けずに打たれなさい、避けずに打たれなさい
力を抜いて柔らかく、相手と仲良く穏やかに、姿勢は美しく匂うがごとき残心を

難しく私には。。。。。
この意味をわかる方いらっしゃいますか?

Page: 1 |

Re: 持田先生の言葉 ( No.1 )
日時: 2014/06/19 15:09:58
名前: 剣道一本

武蔵様

いつも、みなさくのコメントを拝見しながら、眺めるだけにしておりますが、真剣な質問であり、興味のある内容だったので、解答してみようと割り込みました。この手の回答は、だみ声先生が得意と思いましたが、なんやらクレームがあったようで、本当は解答しない方が良いかとも思いましたが、最初のように真剣に答えてみようと思いました。これは、とらえ方で自分がどのように解釈できるかが答えだと思います。おそらく高段者(6・7段)かな、私なら3〜5段でも感じる世界だと思います。一番わかりやすく言うと、先生(高段者)が初心者(子ども)対峙したら、このような剣道になると思います。いや、わかりやすく言っただけで、高段者と初心者でなくても可能です。問題は、そのような境地で剣道をしなさいということだと思います。たとえば、たたきあうのではなく、あてっこになるのでもなく、戦い(けんかではなく)の中に美を求めるのではないでしょうか。結局、なんでもそうですが、自分で答えを出すことと、自分なりに解釈することも必要だということだと思います。ただ、武蔵様のように、謙虚に人の意見を聞いたり、質問することは大切であり、上達の早道だと思います。私も高段者になるまでには、もっとこの意味を理解したいと思います。そのときは、もっと良い解答ができるようになっていると思います。
Re: 持田先生の言葉 ( No.2 )
日時: 2020/11/25 22:36:33
名前: せいちゅうせん

私なりに最近実感してることがありますので、今更ながら書かせて頂きます。
これは必然の技を出すための意識層での心持ちのことに思います。

この心持ちでないと不動智が覚醒せず、無意識の技のが出ず、必然の技にならないのです。

意図的な技は、「ああ、うまくいった」「ああ、ダメだった」と一喜一憂することになりますが、不動智が覚醒した無意識の必然の技は、打ち終わってから「あれ?打てた」となります。

五輪書の水の巻の心持ちの事と同様の心の状態をつくるための教えではないかと感じている今日この頃です。

Page: 1 |