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息子の剣道
日時: 2007/09/13 17:00:20
名前: ママ

いつまでも、「親のいう事を聞くおりこうな子」と思っていたら、小学4年になり反抗心と言うか、自我の芽生えと言うか、何か言うたびに一度膨れる。そして放っておくと、くっついてくる。

剣道も、出かける時から面付けまでの時間が遅い。

ついでに、右手打ちに出っ尻、手足が揃わない、竹刀をついて挨拶(これはかなり怒り、泣きましたが)などなど。口出ししたいけど、口出すと反抗するので、何とも言えない気分です。ついでに、稽古の時も、絶対私のところに来ない。他の先生のところには行くのですが(^^;)

あの1,2年生のかわいい息子はどこへ行ったのやら。

本人には「やる気がないなら、無理にしなくていいよ」と言っておりますが、「剣道はする」と。私が剣道をしているので、当然無理をさせているのであろうことはわかっているのですが、どうしたものか?と。

これが、スランプなんだろうと思いもしながら、剣道だけでなくすべてにおいて意欲的に取り組むようになるか悩む毎日。5、6年生になると、少しずつ自覚してくれるのかしら?と期待しながら、「いやずっとこのままなんだろうか?」と不安に思いながらです。

ああ、こうして男の子は大人となるのかしら?

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Re: 息子の剣道 ( No.1 )
日時: 2007/09/13 21:49:18
名前: 大根ママ

ママさん、今晩は!!
同じような時を過ごしてきましたよ。笑ってしまいました(失礼)
男の子は今でも分からないです。宇宙人ですから。
高校のカバンの中には部活道具以外入ってません。
たまに部活をサボってるのも知ってますが、今は言いません。

小中とかなりきつく言ってきました。
反抗的な態度は長男でしたが、次男はその時は謝るものの聞いた試しがありません。それでも諭し続けてきました。親の空回り。でも負けない。
私は剣道をしませんが毎回道場に行き見学してきました。
だから技には言えませんが態度や他には言ってきました。
この生意気な態度は更に磨きをかけて
高校ぐらいまで続きます。お覚悟を!!!!!!!!!

個体差ですが長男とは体力勝負みたいな喧嘩もしましたよ。
長男のゲンコが顔面すれすれでした。でも負けない。
剣道をやってらしゃるお母さんは精神的に強いので負けはしないでしょうが
冷静な話し合いもやってください。
きっとお子さんの話も聞いてらしゃることと思います。
それが大事かなぁ。。。

長男の同級生のお母さんが「とにかく私に対して返事をしない。しゃべらない。関わらない」と嘆いておられた事を思い出しました。
多いみたいです。でもお父さんとは話してる。とも。

もう一つは真剣にやる事が格好悪い。と言う思いを持つ時期があるようです。その中には懸命にやって負けたら傷つく。傷は痛いぞ。。
と言うのもあるようです。
懸命にやっても負ける。なら力半分にしとこう。
というのもあるようです。
その辺は自分でもはっきり分かってないみたいです。ここで努力をすれば自分でも結果を出せるんだ。と分かれば自信が付きます。
そうすると違ってきます。
この真剣にやることの格好悪さへの思いは なぜか高校になると解決します。なぜか男の子は勝つ事に執着するようで懸命になって勝とうと思うようになるみたいです。

私は剣道をしてなかったから指導はできません。強くなるための(自信をつけるための)努力は子供に添って環境を与える事しかできませんでした。
指導は他の方に頼るしかありません。親に対して甘えもあって目くじら立てる時期ですからそれは良かったかなと思います。
ものの本に男の子を育てるには 第3者の成人男性が必要だ。とありました。
剣道をしているとそういう方は山ほど身近におられて助かりました。
これを機会に道場ではママさんは見守りに入り、他の方に預けてみられるてはいかがかと・・・・。

今日読んだばかりの本に「褒めなさい」と言うのがありまして
「よし!褒めるぞ」と私も意気込んでいます。出来るかどうか??

なんだか取り留めなくなってしまいました。お許しを。。






Re: 息子の剣道 ( No.2 )
日時: 2007/09/15 01:39:24
名前: 観覧者

こんばんは、夜分に失礼致します。
自分の息子も、なかば強制的に家内に連れて行かれていました。
しかし、ある日突然変わるものです。何かきっかけが必ずあります。
本当にガラッと変わり、自信が付いてきます。これは、不思議です。

そうなると、親は馬鹿ですから嬉しくなって熱心に応援してしまいます。
中学生になると、なるほど反抗してきます。
「ヤリもしないのに、とやかく言うな。」と自分には流石に言いませんが、、、

しかし、高校にいっても剣道を続けたいと言っております。
全国レベルの所にいって、苦労するか、、、、、
弱い学校で、別の意味で苦労するか、、、、
そして、親は其の先の事も考えてやらねばならないし。
親の心。子知らずとは、良く言ったもんです。
Re: 息子の剣道 ( No.3 )
日時: 2007/09/15 09:39:56
名前: ママ

うわあ、子育ての大先輩。暖かいお言葉ありがとうございます。

大根ママさん、
>真剣にやる事が格好悪い
そう、うちの息子まさにそうなんです。
学校の宿題、折角作った自由課題がいつまでもランドセルに入っていて「どうしたの?(理由はわかっているけど)」と聞いたら、「出す暇がなかった」とか何とか。彼のは、大きな模造紙に頑張った成果がしっかり残ったような作品でした。まさに、そうなんです。

剣道の場合、地元の先生(おじいちゃん達)がいらっしゃるので、本当に助かるのです。男性の先生方がいらっしゃるので、>第3者の成人男性 と言うことですね。

>何かきっかけが必ずあります
これも、早く来て欲しいけど、いつかは来てくれるものと信じて励むしかないかもしれないです。

本人、どうしなくてはいけないのかわかっている癖に、やらない。


毎日、「え〜い!」と言いつつ、5歳の娘が真似て「えい、くそ!」なんて暴言を吐いているし。

ありがとうございます。元気が出ました。
Re: 息子の剣道 ( No.4 )
日時: 2007/09/25 23:57:26
名前: 凛美優

2回目の投稿、38歳、男性、剣道錬士、投資銀行勤務のサラリーマン剣士です。私は、剣道を小学3年生から始めました。やりたくてではなく、親に無理矢理やらされたというのが実態です。私は、ご父母の方々から、あなたは何故剣道を続けることができたの、とよく聞かれます。「ママ」さんの投稿を見て、お話したくなり投稿しました。
私は、小学生の頃、剣道をして楽しい思い出は実は一つもありません。本当に嫌なことばかりで、つらくてたまりませんでした。勉強しろ、剣道しろと叱られてばかり。両親にもいい想いはなく、近所の優しいお母さんやお姉さんとか、本当に羨ましかった。両親は、私が行きたくないと泣いて喚いても、無理矢理私を道場に連れて行きました。道場の先生に、泣いても許さず一番厳しくしてくれと、わざわざお願いしにいく程でした。剣道はイヤだけど、困惑する先生の方が逆に優しいとさえ錯覚するほどでした。私はとても気が弱かったので、親には逆らえず、仕方なくトボトボ道場に通っていました。同級生には剣道をやめて、町内のサッカーチームや野球チームへ転向する人もいましたが、私は強制的にやめられませんでした。両親は剣道経験者でもないのに剣道にこだわっていました。理由は、単に、両親が剣道の先生方と仲がいいから、だけでした。それだけのために小学生の頃、ずっと無理矢理剣道をさせられました。ほとんど毎日イジけていました。しかし、中学になると、結局、自ら剣道部に入り、学校以外に剣道場にも通いました。その理由は、第一に、私、中学まで身体が小さく、いじめられっ子(当時はツッパリブームでした)だったのですが、中1の5月、剣道初段をまぐれで合格して、いじめっ子から、あいつは剣道の有段者だからといって、いじめの度合いが軽減したこと。第二に、同じ道場の剣友たちは複数の別々の中学に通っていたのですが、初段取得後もいじめられて、私がイヤだと思った中学校のほかに、道場がいわば私の逃げ場のようなものになって、別の中学に行った小学の頃から剣友と一緒に剣道を通じて過ごすことで、そこに楽しみのような安堵感を見出したこと。第三に、剣道はメンバーがいないと競技ができない野球やサッカーという集団スポーツとは異なり、一対一の相対競技であるため、また面という防具を付けて視界的に閉鎖的な世界に入り込み、気合い以外は会話してはいけないというものなので、一人で何とかするという自立心や、孤立心に対する抵抗力のようなものが知らず知らずに身に付いたことです。つまり、いずれも剣道そのものが楽しくて続けたのではなく、剣道を通じて得られる別のことのために続けていた、というのが、私の経験です。当時、両親の厳しさや学校でのいじめは、悪い意味で大きな存在であったため、結果的に、剣道の友達が私を救ったという感じです。そして高校になると、いじめられたり、勉強も出来ないけど、剣道は少しは出来る、といった気持ちが大きくなり、いろいろな少年青年期なりの苦難を乗り越えられたという感じです。経年と共にその気持ちもよりしっかりと大きくなって、それが支えで今までのいろんな苦難を乗り越え今日に至っています。私は、ご父兄の方々によく言います。剣道をしても子どものうちは、多くの場合、楽しくてやっていることは少ない、もし楽しく剣道しているのなら、それはとても奇特なこと、楽しくなくても、それが普通だと。もし一時的で短期的な楽しみと充実感だけを強く求めたいのなら、子どもに剣道をやらせるのではなく、子ども同士でワイワイガヤガヤする集団スポーツのほうがいい。でもそのスポーツを十何年も継続して取り組むことは一般的に少ないし、30歳になっても同じ競技をしている事例も少ない。私がご父兄の方々に剣道をつまらない大変だと言いながら、それでもお勧めするのは、剣道は生涯剣道と言って、何十歳になっても相応の剣道が出来、ずっと継続できるものだから。一つのことを継続して長年取り組んできたという証を、きちんと人生の中で残しやすい武道の道だから。その取り組んだ経年の長さが自分のあらゆる人生の場面で自信となり心の支えとなることが大人になっても多いから、です。剣道が強いとか試合に勝つとか、技術の上達だけを追求するなら、もっと楽しい他のスポーツをすればいい。剣技の追求は単に手段であって目的でない。剣技が上達すればエライというものでもないです。剣道は、武道だから思いやりやハートの面もある。剣道は、人それぞれの人生における人間(心)の形成の過程の道です。剣道は、人との相対比較の中で技術の優劣を競うこと(場合によっては必要ですが・・・)のみを目指すのではなく、相手を思いやり感謝しながら、自分が自分との戦いに勝つための力を習得する取り組みです。そんな中長期的な視野で、身近に人を選ばず取り組めるのは、武道としての剣道がとてもいいと思います。私の人生の節々で必ず関係したのが、結果的にやはり剣道でした。今まで○年剣道やってきたって、その時々に言ったり思ったりしてきました。どんなに失敗しても、とりえがなくても、自分は下手でも剣道をやっている、その友達もいる、何もない訳ではないって、言い聞かせてきました。私の経験からも、子どもには必ず転換期が来ます。その時に、その子が、理由はどうであれ、剣道をどう見つめるかです。その時に、剣道の存在が、どんな形であっても、その子の支えになればいいのだと、私は思います。その後、たとえ一時的に剣道をお休みすることがあっても、また復活してやればいいのです。何歳になっても、剣道はまたやれます。他の人と比べ、焦り競うことは要りません。現役引退もありません。自分の人生における生涯剣道なのですから。とにかく続けてみましょう、剣道を。その良さを体感する時が必ず来ますから。
Re: 息子の剣道 ( No.5 )
日時: 2007/09/26 00:56:20
名前: だみ声< >

僕の出る幕ではない状況ですね。

お母さん、確かに男の子は「宇宙人」です。 不可解な生き物ですが、それはかけがえのない「お母さん」がいてくれるからなのです。

そこでお母さんは、多少のことには目をつぶって「どっか」と振舞っていただきたいです。 おとうさんも一緒であれば磐石です。

不測の事態が発生しても「おーそーか、どれどれ」といった感じです。
心の動揺をかけらも見せず「大地の母」を通していただくと、息子は次第に人間になってきます。

つっぱってみても、所詮は大好きなお母さんを、心の隅に意識してのものだとご理解ください。 今まで十分に「愛情」を注いだ息子です。 時が来れば、それなりに「いい子」に戻るはずです。
Re: 息子の剣道 ( No.6 )
日時: 2007/09/26 16:33:00
名前: ママ

凛美優さん、だみ声さんありがとうございます。

おかげさまで、息子も2学期が始まり、あの夏休みの生活が落ち着いたのか、私と少し間合いが取れて、いつもの生活に戻りつつあります。

今年の夏は、あの子が生まれてから一番あの子と過ごす時間が多かったように思います。なぜかと言うと、私の仕事が自宅で仕事な上(仕事で外へ出かけるのはもちろん多いですが)、学童保育が4年生からなくなったのです。

そうすると、生後50日から預けて働いている私、息子と顔を突き合わす時間が増えまして、お互いの衝突が多くなったのと、ギャングエイジにやっと息子も突入、そしてなぜか本人が望んだ習い事が増えたのも重なり、初めて「子育てって大変!!」となりました。

凛美優さん、私は剣道ではないけれど子供時代に同じようなことありましたよ。ピアノ、テニス、スケート!今は、それ程でもないのですが、本当にイヤでたまりませんでした。

息子の本当の気持ちは、息子でないとわかりません。息子もきっと何かを考えているのでしょうけど、本心なんて親の私でもわかりません。もちろん、話し合いはしていますし、気持ちも聞いています。

この頃は、あの恐怖の夏が過ぎたせいか、宿題も少しはやってくれるようになりました。私にわからないところも「教えて」と話してくるようになりました。出来は悪いにしても、聞く耳持つようになっただけホッとしています。

みなさん、お騒がせしています!!

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