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回り稽古で痣だらけになる人
日時: 2016/01/26 06:51:33
名前: 田楽

同じ道場の人で、回り稽古になると当たる人ごとに間違った部位を打たれて毎回のように痣だらけになる二段の経験者がいます。(自分は初段です)

こちらが的を外さないよう努力するのは勿論ですが、この人に限っていつもこんな調子なので、自分が手合わせをした印象からは、本人の構えや動きにも問題があるからこの人は誰と手合わせをしても痣だらけになるのではないかと思うようになりましたが、こういう傾向の人は居るのでしょうか?

この人は小柄で打突部位の面積が狭いという事もありますが、自分が手合わせをしていて気付いた事は、この人は体力だけはあって闘志満々ですが、掛かってくる時に闇雲に竹刀を振り回して重たい剣を振り下ろしてくる感じなので、それを受けてこちらが同じようなパワーで打ちに行くと、この人はこちらの打ちを防御しようと盛んに腕を上げて竹刀を水平に構えたり胴を庇うように手を下げたりと、こちらが動いた時にこの人の左手が中心線にある事は滅多にありません。

このように体勢や腕の位置がコロコロ変わる人の場合、こちらの振り始めには空いていた的が竹刀が到着した時には体勢が変わっているので思わぬ所を打たれて痣になる、というのも一因ではないかと思うのですが、どうでしょうか?

痛いので無理もないと言えばそうですが、この人は「的を外す奴が多すぎる、何やっているんだ」と周囲に対して批判的です。

正直な所、この人は相手をやたらめったらに打つのに、こちらが打ちに行く時は変な動きをされて外すのではないかと心配で思い切り打てず、お互いの為の稽古と言うより、この人に怪我させないようにこちらが加減して付き合っていると言う感じです。

自分も以前は小手や胴狙いの打ちで右の肘を打たれる事が多かったのですが、これは自分が竹刀を振った時に肘が横に突き出る癖が原因ではないかと思われ、その構えを直すように意識し始めてから当てられる頻度が下がったと思います。

他の人に比べて的を外されやすい人というのは、相手だけではなく本人の構えにも欠点があるから、思わぬ所を直撃されて痣だらけになるのだと思いますがいかがでしょうか?

他の方にも似たような経験があるか、参考意見を窺えればと思います。

また、そう言う人に当たった時のこちらの対処法、そう言う人自身の改善法など例があれば是非ご教授頂きたいと思います。

宜しくお願いします。

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Re: 回り古で痣だらけになる人 ( No.1 )
日時: 2016/01/24 18:17:06
名前: タクロク

はじめまして! 田楽さん!

相談の内容読みましたが、気にすることは無いと思います。
田楽さんは打突部位を正面から打ちに行っているわけですよね?
しかし、相手の方は打たれたくないが為に無理に体を崩して防御する。
そして、無理に体で防御するから痣ができる。自分で体を痛めているってやつですよね。
段位も二段を取得しているのだから「応じ技」を知っていると思いますが?
まだそんなに剣道経験歴が浅い方なのでしょうか?

いずれにしても田楽さんには、どんな相手にも構えを崩さず、打突部位を正面から打っていく事を心掛けていただきたいと思います。
それから、たくさんの人と稽古をして、どんな癖があるのかを知ること。
そして、一つでも多く「技」を持つことが、どんな相手がきても対処できると思います。

そういう人自身の改善方法は「的を外す奴が多すぎる」と言っているうちは無理でしょう。自分で初めて「自分の剣道はどこかが違う(変)?」と疑問に思わない限りは改善はしないでしょう。
もしくは、高段者の先生方に稽古をつけていただき、感じとってもらうことが
一番だと思います。

まだまだ寒い日が続きますが、稽古頑張りましょう!
Re: 回り古で痣だらけになる人 ( No.2 )
日時: 2016/01/25 07:26:40
名前: 田楽

タクロク 様

初めまして!貴重なご意見に感謝します。

自分の打ちは基礎打ちの時と同じになるように心掛けていますが、そもそも振り方がおかしいと先生にはよく言われるので、正しくやっている自信は無いです。

ただ、基礎の打ちで小手面胴はまあまあ正しい位置に入れられるので、形は悪いですが基礎打ちで的を大きく外す事は余りないです。

地稽古ではどうしても動きが大きくなりがちですが、それでも闇雲に振ってまぐれ当たりを狙うような状態ではないと思いますし、外した時はすぐに力を緩めて被害を最小限に抑える工夫はしています。

また激しい地稽古になっても、この人が相手だと「あ外した、また外した、また?もう嫌だ」とやる気が萎えるくらい何度も何度も外しますが、同じぐらいのパワーで臨んでも他の人だとそんなに何度も大きく外す事はないので、このパターンが地稽古で続いた事から「もしかしたらこの人自身に問題が?」と思うようになった訳です。

前回もこの人が地稽古を途中で脱落するほどこちらが外してしまったので、次回この人に当たったら面以外は打たない事にしようと思っています。正直な所、当たったら「自分のつたない力量では危ないので交替して下さい」と他の人に押しつけてしまいたいくらいです。

この人は二段ですが、とにかく振り始めから斜めに竹刀を振っているのと、相手が出てくると腕を振り回して防御に余念が無く、余計な動きが多いように感じます。個別の技は色々知っているみたいですが、総合力としては力任せでバラバラな感じがします。

> そういう人自身の改善方法は「的を外す奴が多すぎる」と言っているうちは無理でしょう。

そうかなとは思ったのですが、いかんせん自分も初段なので、ひょっとしたら自分の知らないテクがあるかも知れないと思っての投稿でした。どちらにせよ確認できただけでも大きな収穫です。

> 一つでも多く「技」を持つ

参考になります、有り難うございます。自分は何を振ってもおかしいと言われるので、そっちを治すのが先で技は後回しな気がしていました。とはいえ基礎打ちでやった技はなるべくその日の地稽古で試す機会を作るように心掛けています。

ややこしい質問に丁寧に回答を頂き、どうも有り難うございました!
Re: 回り古で痣だらけになる人 ( No.3 )
日時: 2016/01/26 00:03:58
名前: タクロク

 こんばんは! 田楽さん!

 参考になれて良かったです!!

*「基礎打ちでやった技はなるべくその日の地稽古で試す」
 
 そぉーなんです!技は何度でも試してみてください!
 すると、「いつの間にか体が反応して、自分でもビックリするくらいに打  てている」という状態になります。
 
 「試す」という気持ちが上達への一歩につながりますよね!
  私もこれからもその気持ちを忘れず励んでいきたいと思います!
 


Re: 回り古で痣だらけになる人 ( No.4 )
日時: 2016/01/26 06:44:41
名前: 田楽

タクロク 様

そうですね、技をやりたいがために無理に打つ事はしないように気をつけていますが、技の使えそうな所ではもう少し積極的に試してみようと思います。

このように瞬時に的確な状況判断する力を磨くのも剣道の面白さだと思うので、技の技術面を練習して技の特性を理解するの同時に、地稽古でそれをどう効果的に実践するのか、試行錯誤を重ねてみようと思います。

質問などでご縁がありましたらまた宜しくお願いします!

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