Re: 初段審査の大きい面 ( No.1 ) |
- 日時: 2007/11/26 01:48:13
- 名前: だみ声<
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- 審査と試合には悲しいことに、多少の違いがあると思ったほうが理解しやすいと思います。
本当は同じなのですが、「勝負」の意識が強い分、試合は「打突」が必要です。旗が揚がって「一本」です。
審査は同じなのですが、偶然当たったのや、姿勢の崩れたのや、だまし討ちのようなのは、審査の対象ではありません。
その理由は審査は、「強さ」を見るのではなく「錬度」を見るからです。 分かりますか? 審査に不合格だった人が、結構打てていたのになぜ? と言います。 「君は試合をしてしまったのだよ」審査は修行の成果を見てもらうところだから、修行した内容を表現しなければならないのだよ。と言います。
と言うより審査を受ける人にはその点を何度も言うのですが、いざ審査会場では舞い上がってしまうのでしょうね。
したがって、「面は大きく」なのですが、その前後のことが必要になります。結論から言えば、旺盛な気迫で、姿勢正しく、竹刀の打突部で相手の打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるもの。 を表現することです。
理想的なことを言えば、正眼の構えから、強烈な攻めをかけて、相手が心理的に追い込まれた状態にさせ、動きが止まったとき、大きく振りかぶっても相手は棒立ちのままじっとしていますから、一歩前に出て振り下ろせば、理想的な「面」になり、残心もひとりでに決まりますから、合格間違いありません。(でもここまで完成した面が打てれば八段も合格です)
でも上に書いたことを気持ちに描いて、審査を受けることです。 だから大きな面を何回か見せる必要があります。もちろん突くような面で相手のリズムを仕込んでおいて、この大きな面を有効に「表現」するのです。 「表現」するのであって、「勝つ」わけではありません。
勿論相手に防がれてしまってはダメですから、「今だ!!」という「打つ機会」を感じ取る「読み」が大切で、そこが「錬度」となるわけです。
だから「読みと錬度」が一致すると、しぜんと「当たる」のです。 審査員はそこを見たいのです。
難しい表現になって申し訳ないのですが、審査中は考えていると遅れるだけです。 無心、無欲で行きましょう。
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Re: 初段審査の大きい面 ( No.2 ) |
- 日時: 2007/11/26 07:22:44
- 名前: しま<
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- 先週審査を受けたばかりなので一言応援メッセージを…まず、「はじめっ!」と立ち上がった時かならず前に出ること(左足を下げるのでなく右足を前に出す)同時に第一声。これ、大切なポイントです。しっかり相手を見据えて中心を取る。待ってちゃダメです。攻めること。「ぐっぐっ」という気持ちで前に出てく。やっぱり大きな面でしょう。大人の方ですよね?出来れば審査前に自分の立ち会いをイメージして、自分のストーリーを作っておくといいと思います。相手もかならず面にくることを想定して下さいね。相面で十分だと思います。あがらないで落ち着いて頑張ってください!
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Re: 初段審査の大きい面 ( No.3 ) |
- 日時: 2007/11/26 19:39:52
- 名前: 武勇伝
- だみ声さん、しまさん、ありがとうございます。
錬度は付け焼刃でどうこうできないと思うので ともかく、だみ声さんのいわれたように 打ちたいというあせった気持ちで 打つのではなく、無心ではずしても 打ち切ろうとおもいます。 そしてしまさんに言われたように 声だけでも大きく、前に向かっていく剣道 でのぞみます。 着装、礼法、大きな声 をもう一度確認して 一週間、稽古と自主練習をして のぞみます!
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Re: 初段審査の大きい面 ( No.4 ) |
- 日時: 2007/12/02 13:56:55
- 名前: 武勇伝
- 本日、剣道初段合格しました!
みなさんありがとうございました!
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Re: 初段審査の大きい面 ( No.5 ) |
- 日時: 2007/12/02 14:40:52
- 名前: しま<
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- おめでとうございます!今後の更なるご活躍を期待しています!お互い頑張りましょう!
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Re: 初段審査の大きい面 ( No.6 ) |
- 日時: 2007/12/02 18:46:21
- 名前: だみ声<
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- 初段合格のご報告ありがとうございます。
喜びに浮き足立つことのない様お願いします。(白ける事言うな。ごもっとも)
あくまで喜びと初段の誇りは、内に秘めて、稽古は、一級卒業と思ってがんばってください。 そうすることが二段を確実にする近道です。
よかったよかった。
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