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中学について2
日時: 2007/12/16 09:33:44
名前: 宮木

夏に「中学について」のスレッドで、お世話になった宮木です。
その節はありがとうございます。

年の瀬も押し迫り、息子の小学校生活もあと少しとなりました。
来年1月には、学区外の中学に行くのなら、申請しなければなりません。

実は・・・ここに来ても、正直なところ、気持ちが揺れております。

秋〜冬は、対外試合の少ないうちの道場も、6試合出場しました。
団体戦で、優勝1回、3位1回、2回戦出場1回、1回戦敗退2回という
成績でした。(あとの1回は個人戦のみ)。大会の大小で、ずいぶん差のある
成績ですが、うちのチームとしては、やっと成績らしくなってきた、
という感じです。
息子はずっと大将で出させてもらったのですが、引き分けか、勝利のみ
で、いいシーズンだったと思います。
いや?いいシーズンのはずだったのですが。

ここ2週間ほど、練習に行く前に、嘔吐するのです。素振りもずっとやって
おりましたが、「肘が痛い」(左右は、その時々で違います)ということで、
病院で見てもらって念のため辞めております。検査は異常無しです。
私は日中仕事でいませんので、近所の親戚が息子の世話をしてくれて
いますが、「剣道に行く前は、機嫌も体調も悪そう。やっぱり無理なんじゃ
ないの?」という話なのです・・・


「剣道を中学でしたいのか?」と聞けば、
「したい」と答える息子ですが・・・。

本当に学区外の中学で良いのか?
ちなみに夫は、「上の子と同じ中学で、なんか適当な部活を
やればいいじゃないか」と言います。
皆さんのお子様が、もしもこういう状態でしたら、
どうされますでしょうか。
悩んでおります。
ご意見をよろしくお願いいたします。

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Re: 中学について2 ( No.1 )
日時: 2007/12/17 00:20:27
名前: 大根ママ

ご心配ですね。
小さいお子さんなら自分でも分からない原因があるのかもしれない。
と思いますが6年生ですから、気持ちを整理してあげるような
聞き方でお話を聞いてあげられたらいかがでしょう?

実は次男もありました。
原因分かんないですが調子が悪い。
頭痛に吐き気、微熱が続く。割と小さい頃からでしたが
ある日耳鼻科に行った時に何気なく先生に話をしましたら
鼻空だったかなぁ、副鼻腔炎を起こしてたってことはありました。
剣道三昧のときもまた別の具合の悪さを訴える事もありましたが
それも1ヶ月とか。本人「剣道したくない」という日も沢山。
でも私が許しませんでしたから、具合の悪い日は休ませ休ませ
続けさせました。
なんだか分からないのですが「この子に今は剣道が必要だ」と
信じて疑わなかったからです。
自分でも分からないんです。
なんにでも自信なく困難なところから逃げてしまう子だったからでしょう。
剣道は逃げれません。闘う以外にない。試合場では一人ですから。

まあ、それはともかくご本人が剣道をすると言われてるんですから
剣道を選べる環境を取りあげないで様子を見られてはと思います。
何かのはずみで「実は剣道が嫌いだったんだ」と気付いた時に
お考えになっても(剣道をするかしないか)いいのではないかと思います。
暫く道場休まれてゆっくり静養されてみてはいかがでしょうか?
疲れが溜まっているのかもしれません。
おまけに大将で来られてるんならストレスも溜まってるのかもしれませんね。

お大事に。。
Re: 中学について2 ( No.2 )
日時: 2007/12/17 00:50:35
名前: 凛美優

『宮木』先生。こんにちは。
私が、中学生の頃の経験と、昨今の中学生を見ていて感じたことを、総合してみて私の意見は以下の通りです。

中学生の前後、やはり何といっても心身共に成長する時期です。大人が全く関係なく何も感じないことでも、少年は敏感に感じたり、重く受け止めたりします。それは、大人ほど知識も経験もなく、でも情報が一方的にどんどん入ってきて、それを今持ち合わせている感受性とごく限られた知識と判断力で受け止める訳ですから、当然と言えば当然です。

察するに、ご子息は、何か重荷を感じていることや、親には言えない子どもにとっては大きな悩みのようなものがあるのかも、って思いました。あるいは剣道に関連することに何か抵抗感やもやもやした、自分の今の力では処理出来ないものがあるのでは、って思いました。

関連することというと、もうあらゆるものです。私の場合、一緒の道場の後輩のお兄さんがグレてて怖くて何かされるのではないかと悶々と恐れていたり、部活の先生と何となく嫌な関係になっていたり、剣道友達と何となく仲間に馴染めず孤立して寂しかったり、度を外したケンカをして誰とも話しができなかったり、同じ体育館で練習する卓球部の女子の先輩が気になって恥ずかしかったりとか、みんなつまんないことで、しょんぼりしてことがありました。

それらは全部、親に心配をかけたり叱られたりするのが嫌で、親に直接的に何も相談できないことばかり。特にそのようなことが複数あると、とかくしょぼくれたり、そのせいで精神的に負担がかかり、おなかが痛いとか吐き気が止まらないとか、あちこち痛いとか、よくなりました。親の期待感とか心配とかが重荷に感じていたことも多々ありました。

解決策は、深く干渉したり、どこまでも追求したりせず、ご両親の過去の経験談を、ご子息の話ではなく全く関係ないよって顔して、『昔、たくさん問題を起こしたけど、結局、大丈夫だった』とか言って、『でも今考えれば、こうしておけば良かったな』って反省談ふうに、実は悩みや問題解決のヒントを与えてあげるとか、あるいは何か失敗しても、すぐには叱らないよって思わせるとか、でもここは踏み外してはいけないよって、先に言っておくとか、何気ない対話ふうの、ちょっと距離を置きながらも後ろには親がいるから何かあっても大丈夫、っていう感じがいいのではないかと思います。

おそらく何かがご子息の重荷になっていて、でも親に相談できない、あるいは相談しても解決できないと勝手に考えていて、一人でじっとしているのではないかと思いました。子どもは、親に嫌われたくないって基本的には思っているし、親に誉められたいって、親の喜ぶ顔を見たいって子どもなりに考えているものだと思います。ひどい場合は、それが子どもの義務のように感じて重荷になっていたりすることもあるのではないかと。いろいろ感じているけど、それらが子どもにはなかなか上手く出来ない。それで悩む。相談した瞬間、親に嫌われたり、喜ぶ顔どころか怒った顔や心配顔ばかりが増えてくる、となると、子どもとしては、何も出来なくなっていきますね。

まぁ、甘やかしてばかりも問題ですが、メリハリあるアメとムチで接することが肝要かと思いました。私は、小学生や中学生の子どもはおらず、お子様をお持ちの大先輩に対して僭越ではありましたが、親というよりはむしろ、自分の少年時代の経験則からコメントしました。

まったく趣旨や論点が的外れでありましたら、申し訳ありません。そのまま無視してくだい。

でも剣道を続けていれば、必ず人生の支えや助けになりますから、一時的にお休みすることがあっても、必ず剣道をやることの選択肢は確保してあげてください。
Re: 中学について2 ( No.3 )
日時: 2007/12/17 02:58:30
名前: だみ声< >

今、前回の皆さんのご意見を読んできました。
だんだん中学生が近づいてきて、具体的な判断をする時期になってきたわけですね?
でもまだ迷いが・・・・という所ですね。
>ここ2週間ほど、練習に行く前に、嘔吐するのです。素振りもずっとやって
>おりましたが、「肘が痛い」(左右は、その時々で違います)ということで、
>病院で見てもらって念のため辞めております。検査は異常無しです。

嘔吐するのが練習に行く前というのは、潜在的に「練習したくない」or「練習に行きたくない」のだと思います。
その原因が大人には分からない部分で、稟美優さんが書かれているような事だろうと思います。
想像するに、お子さんにとって「常勝」以外の結果は、満足できないし、その責任が自分にある。 
さらに、「>うちのチームとしては、やっと成績らしくなってきた」けれど、もっと勝ってほしい。 それっ「勝て!勝て!!」と言われる重圧。・・・A

前のトピの一部ですが、以下の部分に指導上の変化はありませんか?
>その先生方曰く、「勝てる方法なんて、教えようと思えば
>すぐ出来る。でも、小学生のうちは特に、それではダメで、
>小手先の剣道をしていたら、中学生、高校生になって伸びない。
>今は勝てなくてもいいから、大きい正しい剣道を身に付けて欲しい」。・・・B

お子さんは、上のAとBの矛盾のはざまで苦しんでいませんか? これを言葉で上手に表現できなくて、体調不良に陥っているかもしれません。(想像の域を出ない点はご容赦ください)

僕が、自分の子供を育てる過程で何度か「成功」と思った会話を思い出すと、自分の成功談よりも失敗談を話した時のような気がします。
失敗談を聞いて、子どもは「大人も(お父さんやお母さんも)ドジをやる」ことを知って、自分のドジを肯定し、反省材料にするようです。
もちろんドジをどのようにフォローしたかも話して、子供にもドジの処理方法を学ばせました。
剣道教室でも、子供には先生の子供のころの「劣等生」だった部分も披露します。
それはとりもなおさず、こどもが自分の弱い部分を肯定して、改良に努力する原点ではないかと感じているからです。

宮木さんのお子さんの今の状況の対処法は、稽古日に「稽古に行かねばならない」心理を開放することではないでしょうか? 少し稽古から距離を置いてみると、落ち着いて再び、自然に稽古に行くようになるのか、場合によっては復活は10年先かもしれませんが、「長い目」で眺めることにより、今の彼の心の「重圧」を取り除くことかもしれません。
Re: 中学について2 ( No.4 )
日時: 2007/12/17 09:14:08
名前: しま< >

長男中三が、越境して剣道部のある隣の中学に行きたいと言った時、夫は反対して剣道部がない現中学へ行かせ、中一の時イジメに巻き込まれ「転校したい」と言った時もやはり反対し、そのまま卒業を迎えます。本人は今「やっぱり剣道部がある中学に行きたかったなぁ」とは言ってます。イジメや暴力も今だに続いてます。中一の終わりに「あと二年と何日我慢するから」と言われた時は私も転校を夫に訴えましたが「今逃げたら一生逃げ続けるよ」と却下され、男女の考えの違いを感じました。本人は神経性胃腸炎を繰り返し、医者通いの中学生活でした。出稽古を続けた剣道は、『鬼先生』に間違った指導(あれは指導ではなくただのシゴキだったと、同じ剣道家として情けない思いです)が続き、二段を取りましたが辛い三年間だったようです。見てる私も辛かった。子供らは精神的に満たされていれば体が元気です。辛い時、親に言えなくなるような時期には体が正直に反応して体調を崩します。それでも立ち向かわせるのか、環境を変えてやるのか、親としても夫婦で意見も分かれると思います。ただ、まだ越境入学してない時期から体調を崩しているなら、考えてあげた方がよいのではないですか?長男は、高校で剣道部に入って頑張りたい!と希望校の剣道部に参加したりして、今は合格するために必死に勉強しています。お宅のお子さんがどれだけ剣道に対して強い思いがあるのかわかりませんが、私は中学は上の御兄弟と同じ学校に進学したほうがいいような気がします。子供が吐いたり下痢が止まらなかったり倒れたりしながらも我慢して学校に行くのを見ているのは辛いことでした。私は高校生活に期待しています。
Re: 中学について2 ( No.5 )
日時: 2007/12/17 12:45:49
名前: ママ

思春期を迎えようかと言うお子さんをお持ちで大変ですね。
私の子は、まだまだ小さいのでそこまでにはなっていません。
しかし、ひょっとしたらうちの息子も同じようなことが起きるかもしれないと思っています。それが剣道に関わるものか、それとも剣道でない所で起きるのかもわかりません。さて、そうなった時の私の親としての対処は?

私事ですが、息子さんと時を同じくする頃(中3)、嘔吐を繰り返しました。点滴を打って学校へ行ったり、受験をしたりしました。一言で片付ければあれは、たぶん受験による不安だったと思います。ですが、希望校へは十分に入る成績でしたし、何の不安もないはずでしたが、本当に辛かったですね。嘔吐すると、受験寸前でまず親の顔色見る。「大丈夫?」の言葉の裏には、「こんな時に嘔吐して・・」のお小言が聴こえてきそうで、そして、学校へ行けば先生が私の希望校のことが気に入らないらしく、またお小言を言い、そのたびに吐き気がしました。保健室での受験でしたが、もう一人同じ症状を抱えた人(後に親友となりましたが)も受験をしていました。
受験がいやだった訳ではないし、勉強がいやだった訳ではない。ただ、周りを気にしすぎて、自律神経かなんかが乱れて、統制ができなかったのでしょう。一度も休んだり遅れたりしたことがない、学校もそのために休んだのも影響しているかもしれません。「学校は休んではいけない」「勉強はしなくてはいけない」「友達とも仲良くしなくてはいけない」と・・・まあ四角四面な私はたまりませんでした。正直言って、母から声を掛けられるのもいやで、もちろん大人から声を掛けられるのがいやでした。

治ったのは、試験が終ってから。完治したのは、合格発表を聞いてから。環境の変化により、「やろう」と言う気が出てきたからだと思います。3ヶ月続いた嘔吐はすっかり良くなりました。もっとも、四角四面な私の性格が変わったわけではなく、その後数回、嘔吐ではないのですが、突然アレルギーが出たり、虫歯になったりと受験や就職、父の死、結婚などの環境変化で小さいのが何度か出ました。(笑)

宮木さんの息子さんは、きっと真面目で親御さん思いなんですよ。本人、必死に考えているのだと思います。原因が何かはわかりませんが、確かに剣道かもしれません。でも、何らかの形でそれを乗り越えたら、その時はきっと精神的に強くなっていますよ。

子育て経験がないので、宮木さんへ何もできませんが、どうぞ息子さん共々ご家族で頑張ってください。見ている方は、辛いですよね。私もそのうち経験すると思いますが。
Re: 中学について2 ( No.6 )
日時: 2007/12/17 22:23:26
名前: 宮木

大根ママさん、凛美優先生、だみ声先生、しまさん、ママさん、
ややこしい内容なのに、お返事ありがとうございます。

いろいろ話を総合してみるに、やっぱり、息子は「剣道大好き」という
わけではないようです。でも、他に何かやりたいスポーツが
あるのでもなく、「運動部に入るのなら、剣道かなぁ」という感じです。
男の子だし、中学時代は体を作って欲しいので、親として「運動部」は
譲れません。だから「剣道部に入る」と言うのでしょうね。。

方針の矛盾は、彼にとって確かにしんどい部分かもしれません。
彼が負けてばかりの頃の道場の方針は、確かに「美しい剣道」の
部分ばかりでした。
昨年後半くらいから、先生はそろそろ結果を欲しがっている、保護者も
勝てば嬉しそうだし、チーム内で、いつも勝てる子はカッコいいと
思われていると気づいたようです。
「剣道は勝てばいいってものじゃない、勝つことより大切なことが
たくさんある」と言われながら、やっぱり試合では勝つことを
求められていると分かってくるのは、勝てない息子にとっては
苦しかったと思います。
(そんな息子をレギュラーで使い続ける先生も苦しかったと思いますが)

今秋、やっと大将として勝負出来るようになり、「勝てない自分」を
乗り越えたと思っていたのですが、しんどさもピークなんでしょう。。
まだ乗り越えてはいないのですね、きっと。

剣道から離れてみるのが、遠回りのようで、実は一番近道のようにも
思います。
ただ、痩せても枯れても「キャプテン」なので、6年生が終わるまでは
現実問題として、休むことは出来ません。

剣道に対しての思いは、息子より、私のほうが強くて、私がひとり、
辞めさせたくなくて、「真面目で親思い」の息子はつらいのかも
しれません・・・・・。






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