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小手が入らない・・・
日時: 2008/01/17 18:08:58
名前: キチ

以前は何気なく打っていた小手なんですが、最近はすっかり打つ感覚がわからなくなってしまいました。先生には「まっすぐ打て」と言われましたがまっすぐ打ったのでは鍔にあったってしまうような気がします。出小手ならまだしも、通常なら相手の竹刀に平行に斜めにしたほうが入りやすいような気がして・・・。基本を崩すのはよくないと思うのですがどうしたらよいのでしょうか。どなたかお願いします。

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Re: 小手が入らない・・・ ( No.1 )
日時: 2008/01/17 22:26:23
名前: ママ

こんばんは、キチさん。
私も、そんなことってありますね。それで、崩して打ってしまったりして、基本が乱れて、悩んでって。

たぶん、体が傾いていたり、出遅れたり、手首のスナップが足りなかったりと言う単純な理由だろうと思います。
それに気がつくのが遠い道のりだったりして、悩んでしまうのですよね。

その辺りは、ここにいらっしゃる大先生が多いので、ご説明いただければ良いと思います。

出小手・・・これも斜めから打ってはいけません。私はそんな癖があって、高段の方には、そんなこと通用しません。この頃つくづく反省しております。

剣道形に忠実に打つことが、本当に早道のはずですが、一度癖がつくと抜けられない。左に体を捌いて、小手を打てば楽に残心が取れて入るはず。

この前、7段の先生と稽古していて気がつきました。こんな単純なことがわからないなんてと思いますが、今はこの技にチャレンジしています。

ご年齢がお幾つくらいかわかりませんが、学生さんですか?その辺りも書いて下さると、みんな丁寧に教えて下さいますよ!

学生の時は、小手を出すのに、一ひねり入れて、面に打つかと思ったら小手を打つと言うのをイメージしたり、斜めから打ってきたりと変なことで悩んでいました。もちろん、今もそんなことやってしまって泥沼に入ることあります。

泥沼の時は、高段の先生に掛かりに行って、矯正してもらいます。それでも直らないとき、稽古がないときがあって、気分転換したら直ったなんてのも。

まあ、それだから剣道が楽しいのかも。
Re: 小手が入らない・・・ ( No.2 )
日時: 2008/01/19 16:21:51
名前: くるお

小手打ちですね。私もずいぶん悩みましたよ。今も悩み多き中年なんですが(^^;
小手は斜めに打つから当たらないんですよ(^^b
ただ、面打ちと違うのは足捌きなんですよ。
面打ちはまっすぐ打つと相手の左足を踏む勢いで打っていきます。
小手打ちは相手の右足を踏む勢いで打っていきます。そうすることで鍔元にあたることはないと思います。斜めから打つ方が鍔元や小手頭にあたるので1本にはなりにくいです。
まずは、小手打ちが上手な人の打ち方を研究することです。
自分とどう違うのか?これが分かれば後は稽古するのみです。

高段者(高齢)の先生と稽古をやってぼこぼこに打たれたことないですか?
私も学生時代60代〜の先生によくお稽古をつけて頂きましたがいつもやられていました。すごく不思議です。自分は20歳そこそこ相手は表現は悪いですが年寄り・・・なぜこんなに打たれるのか?
答えは簡単でした。相手はまっすぐ無駄のない動きで基本に忠実に打ってきているのです。自分は若さに任せて斜めからとかいろんなことをスピードまかせでやっていました。これではどうしようもないです。
基本に忠実!これが一番です。
Re: 小手が入らない・・・ ( No.3 )
日時: 2008/01/20 01:55:29
名前: 凛美優

『キチ』さん。はじめまして。

ご質問の件ですが、実演して見せてあげると一発でお分かりますが、言葉だけでブラインド説明すると分かりにくいので、あらかじめご了承ください。

中段で自分と相手が正面相互に対峙している場合、自分の正中線の延長と、相手の正中線の延長が、同一線上にのってつながっている状態をイメージして見てください。相互の竹刀は相手の身体の正中線に向けて切先を付けているものとします。

その状態からまっすぐ振りかぶってまっすぐ振り下ろして小手を打っても、当然、自分の竹刀は相手の鍔に当たります。先生の言われた『まっすぐ打て』という意味は、そのような状態を言っているのではありません。

答えは、自分の正中線上における自分の竹刀の延長線上に、相手の正中線(ここでは相手の身体の中央に直立する丸い一本の細い棒だと思ってください。)があり、同時に相手の正中線上における相手の竹刀の延長線上に、自分の正中線(同様に自分の身体の中心直立する丸い一本の棒だと思ってください。)がない状態を、自分の足裁きによって自ら作り出し、その上で、自分がまっすぐし竹刀を振りかぶってまっすぐ竹刀を振り下ろして相手の小手を打つ、という意味です。

その足裁きは、ごくわずかなもので大丈夫です。相手がじっとして止まっていることを前提とすると、竹刀の物打ちの身幅は3cm弱ですから、その幅があればよく、そしてその幅を取れるだけ、自分の右足を一歩前に進める際に若干自分の左側にずらして踏み込む、と同時に左足を引き付ける、と出来ます。

ずらすと言っても数cmですから、相手も微妙に常に動いているので、他人からはほとんどまっすぐにしか見えません。

ですから言葉は確かに『まっすぐ打て』なのですが、剣道では、実際には前後左右斜めに身体は少しずつ動いて攻防しているものです。

くどい言葉で恐縮です。分かりますか…?

私の国語能力では、これが限界です。あとはその他の大先生のご説明を頼ってください。すみません。
Re: 小手が入らない・・・ ( No.4 )
日時: 2008/01/20 16:29:30
名前: キチ

皆さんありがとうございます。(こんなくだらないような事でお時間をとてらせてしまってすみません。。)では打ちはあくまでまっすぐに、でも少し左に動くといいんですね。とてもわかりやすかったです。私はすぐ頭だけで考えがちなところがあるんですけど、まずは今の悪い癖を直して改めて素直にやってみたいと思います。まだまだ初心者だしそれに小手自体私の弱点でもあるので、何回も試してどういうときが打ちやすいのか打ちにくいのか自分でも研究してみたいと思います。            
Re: 小手が入らない・・・ ( No.5 )
日時: 2008/01/21 14:07:13
名前: デカ剣士のパパ

凛美優先生
2008/01/17 01:46:52「息子が剣道初めてまる1年になります。」に載せられた胴についての解説に引き続き、今回小手打ちについて解説いただき、少しは技について理解できた気がします。判りやすかったです。

自分はあまり面以外はあまり先生方にほめられた記憶が無く、同段位以上を相手ですと滅多に小手など決めた記憶がありません。これを糧に小手技をもっと磨いてみます。(子供らも読めるようにPrintしてトイレに貼らせていただきます。(^。^)

また、キチさんのおっしゃるように「自分でいかに小手を打つか」だけでなく「相手がどのように小手を狙ってくるか」も合わせて考えながら次の稽古に臨みたいと思います。
Re: 小手が入らない・・・ ( No.6 )
日時: 2008/01/22 00:43:33
名前: 凛美優

『キチ』さん。スレをお借りします。すみません。是非ご一緒に一読ください。

『デカ剣士のパパ』先生。ほんの少しでも参考になれば幸いです。

実は、私、今度、昇段審査を受審します。それに向けて鋭意頑張っています。
審査では、『攻め』と『先々の先』という2点を特に意識して、それを審査で限られた80秒でPRしたいと考えています。

そこで最近、私、稽古をしていて何となく上手くいくケースが多いので、それをご紹介します。小手技なのですが。

相互に中段の場合、自分の竹刀の切先(または剣先)を相手の竹刀の切先(または剣先)の高さよりも竹刀1本分の幅(約3cm)低くして、上から見ると相手の竹刀にちょうど自分の竹刀が位置的に重なって見えなくなるような、いわば相手の竹刀と同一線上になるような位置取りで、相手の右こぶしのひと指し指の第二間接あたりを自分の切先(剣先)で、クっっと攻め入ります。攻め入った時、すかさず両足のひかがみを曲げないように、左足を右足の前進に伴い、ぴっとひきつけます。

相手の右こぶしと自分の切先の距離は、一足一刀の間合いよりももっと接近した約15〜20cmと、かなり深い位置まで攻め入ります。

攻め入りの際には、静の状態から身体を動かさず平行移動するような形で、静かに速く攻め入ります。

そして攻め入った後、即座に技を出すのではなく、約0.5秒くらい相手の様子・反応を伺うように一瞬止まります。すると相手の動体視力が反応して、当方が攻め入り止まった一瞬を相手が認識して、それにより出頭面を打ってきます。

その面技の起こりの刹那に相手の右小手の小手布団を、両手首のスナップを効かせて小さくまっすぐ打ちます。姿勢はそのまままっすぐです。

ここで怖がらず、よく相手の動きを見て、自分が下がらぬよう、相手の面技を引き出すまで瞬間ガマンして、その出頭面技が出る刹那に自ら更に前進して相手の面技を迎えに行くような形で、一歩弱、踏み込み小手を打つことがポイントです。必ず相手の右小手の小手布団の部分が見えますから、そこを狙えば、とてもキレイに出小手の技が決まります。

相手の右こぶしを剣の下から刺すように静かに早く攻め入ると、本能的に反応して出頭面を打ってくる方が多いので、是非、今度、皆さま試してみてください。実は、難しそうですが、何度か試していると、意外に、おっ出来るね…って感じで、できると思います。

自分から一方的に技を繰り出すのではなく、自分の攻めと、相手の反応と、相手の面技と、それに対する自分の小手技の展開です。自分も攻め、相手も応じ攻め、相互にかかり、自分が勝ちをおさめる先々の先の技です。

難しそうですが、小学生でもできます。ちなみに過日の少年剣道大会で、普通レベルの小学4年生のちっちゃい男の子の剣士がやってました。

決まると、おーって、自分に感動しますよ、きっと。
Re: 小手が入らない・・・ ( No.7 )
日時: 2008/02/13 14:57:16
名前:

こてとか・・・・
まじとくいやし♪
そんなんもできんのかぁ??笑

練習すればできるようになるからがんばってね

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