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障害者剣道について
日時: 2008/07/30 11:13:30
名前: 剣キチ親父 < >

剣道人口を増やしたい・・・この思いから !!!

柔道の世界には『全日本障害者柔道連盟』なる組織があり、パラリンピック等へも選手を派遣されれていて、障害者の皆さんへ門戸が開かれています。
その他、多くの競技団体にも、同様の組織が編成されているようです。  はて?? 剣道の世界は、在るのでしょうか・・???
聞き及んでいる限りでは、無いような気がします。

現実は、障害をもたれた多く方々が、剣道をなさっているのでは、ないのでしょうか。??以前、読んだ書物『隻腕の剣士 教壇に立つ』などを見てみると、ご本人の努力と障害に対して理解のある、指導者に頼るしか方法が無いようです。

 実は、私も生まれて1年3ヶ月目に小児麻痺になり、現在も左足が不自由なのです。学生時代から、憧れのまなざしで防具姿の友人達を眺めていました。 自分に、一歩踏み出す勇気が無かったことも確かです。

 その後、社会人となり、ある切っ掛けで剣道ができるようになりました。
その後、良き先生方とめぐり合えた事で、今日まで剣道を続けられることが出来ています。

 剣道をしていて思うことは、年齢差・男女差を問わず同時に出来る武道・剣道こそ、柔よく剛をせいすではないでしょうが、ハンディ−を克服出来る
何かが在るのではないか思っております。

ただ昇段試験の際の剣道形の時など、どうしても出来ない足さばきがあります。(大太刀 7本目 仕太刀になったときなど不可能です)
地元の昇段審査会の場合は、存じ上げている先生方が審査頂くので考慮いただいておりますが。全国レベルになったっ場合は、認めていただけるかどうか不安でなりません。

 よって、(仮に)障害者剣道連盟なる組織があり、登録をしておけばこのような時に憂慮頂ければ、受験の際など不安が取り除けるのではないかと思っております。また、高段者の先生方にも障害をお持ちの先生がお出でと聞いており、そのような先生方から健常者の方々と異なる、ご指導も頂けたらと思っております。

是非、全剣連の先生方・・お考えの中に入れて頂ければ幸いです。

 そのような組織が出来るなら、微力ですが何らかの形で、ご協力させて頂きたいと思います。そして、障害を持ってる子供たちが一人でも多く剣道の世界に入ってきてくれることを望んでおります。

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Re: 障害者剣道について ( No.1 )
日時: 2008/07/31 21:19:58
名前: ぽにょ子

剣キチ親父さん、こんにちは。
憧れていた剣道に踏み出され、充実した日々を送られているご様子、勇気付けられました。

私も体の一部が不自由ですが、いい出会いがあり、社会人になってから剣道を始めました。
まだはじめたばかりなので、先生には障害があることをお話していません。
子どものころから障害があることを言い訳にするなと親にしつけられてきた習慣と、負けず嫌いな性格から、お話しにくいのです。

けれど、ハンディがあることをオープンにして、ハンディにあった指導をいただくことも大切なこともしれないと、近ごろ思い始めました。
障害のある剣道家の集まりができるのだとしたら、ぜひ参加させていただきたいです。

また、私の所属する剣道クラブには、自閉症のお子さんや、多動に悩んでいるお子さんの入会希望者があります。
そういうお子さんの指導方法なども、情報交換できる場があると心強いですね。
Re: 障害者剣道について ( No.2 )
日時: 2008/08/01 14:42:35
名前: 剣キチ親父< >

ぽにょ子 さん、書き込みありがとうございました。また、私も勇気付けられました。

本当に、剣道とは不思議な武道だと思います。(失礼ながら)杖をついて
道場にお越しのご高齢の先生が、防具をつけ竹刀をもたれるとスゥ−と姿勢が正され、皆が打っていっても、のれんを打つが如く、僅かな足裁きでかわされてしまうのです。そして、ご挨拶に伺うと剣道は、『体力だけじゃないよ・・だから諦めないで続けなさい』と優しくお言葉を頂くのです。やはり、剣道には、突き詰めて行けば、その人のハンディ−に見合った形が出来てくるのでしょうか??

ぽにょ子 さんも障害をお持ちのようですが、きっと長く剣道を続けていらっしゃれば、そのハンディ-を克服できると思います。自分自身もそう思い、剣道を続けています。

障害をお持ちで、剣道をなさっていらっしゃる方が、もっとお出でになると思います。是非、皆様方の色々な克服の仕方をお教え戴ければ幸いかと思います。そして、何れ障害を持った子供たちの挑戦の場面に遭遇したら、少しでも役に立てるアドバイスが出来れば幸いかと思います。 そんなときが来たら是非、ぽにょ子 さんにもおお力添えを頂かなければならないと思います。宜しくお願い致します。
Re: 障害者剣道について ( No.3 )
日時: 2008/08/03 00:02:00
名前: naritomo

こんにちわ(*^_^*)
息子が高機能自閉症(アスペルガー症候群)です。
自閉症とは少し違った、障害というより特性です。

うちの場合は、知能に偏りがあり
勉強は普通にできますが、生活上の事に無頓着で
年齢より幼い感じです。

なので、親のしつけが悪いのではとか言われたりしますし
回りへの理解も求めにくく、いじめの標的にされ易く
トラブルが多かったです。

そういう事もあり、又前々より私自身も興味があった為
下の子供と三人で、剣道を始めました。

指導される方が何人かおられまずが
やはり、理解して頂く事が難しく
今もその点が悩みの種ですが・・・

でも、一人理解してくれる先生がおりましたので
なんとか続けられております。

やはり、指導される方にまず
こちらの困難なところ、できるところを
理解して頂く事が大事かと思います。
又、たまに全く無理解な人もおられます。
そういう方には、無理じいしない。
多くを求めない。
こちらが無理な事があるように
理解できない人には、その理解が無理なのですから。

でも、いつかそういう組織ができるように
私もできれば、お手伝いしたいです!(^^)!
Re: 障害者剣道について ( No.4 )
日時: 2008/08/17 10:45:58
名前: 無鉄砲
URL: http://www7a.biglobe.ne.jp/~muteppou/

始めまして,無鉄砲と申します。ここには初めてのカキコです。
剣道を始めて8年目,50歳前のおじさんです。
体が少々不自由(出生時に起因する四肢機能障害)ですが,子供達に混じり,また一般の部でも汗を流しています。

障害者を冠する剣道団体は必要なんでしょうかね。
他競技における障害者団体は,元のものと別競技的な,また,一般と同じくチャンピオンシップ的な団体も多いようにも感じます。
いろいろな場で自然に身障者が稽古しているというのが理想に感じます。それぞれの個人,団体に応じてではありますけど。
障害者が剣道をやりたいと思うと入っていけ,段階を追って稽古する環境ができる可能性は,今の体制の中にもあると思うのですが。

とはいうものの,一般に剣道をするということは,ちょっと敷居が高いというのも現実で,
身障者に限らず志あるものが剣道に触れる環境を作ることに対して考えていき,行動していくべきことは多いと思います。
ここのような場の情報のHPも,その行動の一つだと考えられます。もっと多くの団体が自らの情報を出すことも重要ですが。

ちなみに,韓国では障害者の剣道団体を立ち上げたという記事を見たことがあります。どのような活動をしているかは知りませんが。

我々が,このようにカキコしたり,いろいろな場に出て行くことも,剣道の場つくりの環境に微力ながらも貢献できるように思えます。
小生もちょくちょく出歩きますので,お会いでき,お稽古いただけたら幸いです。
Re: 障害者剣道について ( No.5 )
日時: 2008/08/18 10:12:48
名前: ふじまる

みなさん、はじめまして。
私の住む県ではお産のときの影響で左手の不自由な男の子が高総体に出ました。
以前はネットで外国の方ですが、下半身のない方が、
左手を使って移動し、右手で竹刀を持ち試合をされてる映像を見たことがあります。
相手はモチロン、健常者の方でした。
剣道は小さい子供から、年長者の方まで幅広く出来ます。
その時点で、対戦する相手によってはハンデがありますが、
私が剣道はいいなあ・・・と思うところはソコです。
体力の差など関係なく、向き合って楽しめる。
障害を持った方でも同じことが言える気がします。

えらそうに言って申し訳なかったのですが、
みなさんのような方のお話を聞いて(?)
なんだか、とても嬉しく思いました。
そういう方がもっともっと! 増えてほしいですね。
そのためには・・・やっぱり、そういう団体が必要ってことなのかな・・・。

Re: 障害者剣道について ( No.6 )
日時: 2008/08/20 16:37:07
名前: 剣キチ親父< >

お久しぶりに、カキコします。

先般、昇段試験があり・なぁ〜んと・5段に合格させていただきました。
苦節6年、自分の番号があった瞬間、涙(;;)が出てきてしまいました。

今回 合格できたのは、ある先生の教えにおいて、不利な点が、有利な点に変わったことが切っ掛けではないかと思います。
その先生も怪我により剣道を続けるかどうか、お迷いになったようですが
独自の足運びを考え出され健常者の方と、遜色ない打ちを編み出されておりました。先生より私に合った足運びをお導き頂き、それが自信にもなり合格できたのではないかと思います。やはり同じ境遇であるがゆえに方法論をご相談できたのではないかと思います。

しかし、形審査の際はやはり先生方のところへ行って出来ること出来ないことの条件をお話し、仕太刀だったのを打ち太刀に変更して頂き受験させていただきました。よって、相手の方にご迷惑をお掛けしたのではないかとの思いにかられ順番を間違えそうになりました。
 
無鉄砲さんがカキコして頂いたように、自然に身障者が稽古しているというのが理想に感じます。

私は、決して障害者だけ集まって・・などとは考えておりません。あくまでも、一つの機関として連盟内に、障害者剣道を考えて行ける素地を作ってはと思っておるだけです。そうすることによりこれから昇段審査を受験される方々が出来る範囲で実力を発揮し、昇段されていく事にが出来ればと思っております。

また、前編でも話しましたが障害を持たれた高段者の先生に、これから剣道をしようとする障害者方々及び子供達を含め、ご指導戴ければとも思っております。その為の連盟におけるセクションを設立願いたいと思う次第です。


Re: 障害者剣道について ( No.7 )
日時: 2008/08/21 10:33:34
名前: 無鉄砲

剣キチ親父さん
五段合格おめでとうございます。
ご自分に与えられたものを考えながら,一歩一歩,歩まれた結果なのでしょうね。
後進者の小生としても,とても勇気づけられます。

検索してみると,全剣連の身障者に対する配慮の通達が見られるように,その点の問題意識はあるようで,
今回の剣キチ親父さんの審査も,そのあたりを拠り所にした処置だったのではないでしょうか。
その後,どこまで論議が深まっているかは分かりません。もっとも,小生はそれを咀嚼できるレベルではないと思いますけど。

剣道を志すと入ってきやすく,向上できる道筋あることが,それぞれの者に対して与えられることが重要と考えられます。
個々の事象は,これまた多くの問題点があるでしょうが。
Re: 障害者剣道について ( No.8 )
日時: 2008/08/25 17:15:54
名前: ぽにょ子

剣キチ親父さん、おめでとうございます!

書き込みを拝見して、とても勇気付けられました。
私は、「ほかの人と同じように」ということを目標にしていました。
でも、自分のできること、できないことを直視して、先生にご指導をいただきながら、自分に合った剣道を探そうと思います。

私は障害を個人的なものだと思って、ずっと直視しないできた気がします。
けれどここに書き込んだことをきっかけに、自分が剣道を続けることで、未来の子どもたちの剣道にほんの少しでも役立つかもしれないと気がつきました。
Re: 障害者剣道について ( No.9 )
日時: 2008/08/26 17:23:38
名前: 剣キチ親父< >

ぽにょ子さん、ありがとうございます。

皆さん一人ひとりが、これからはじめようとする方々の見本になって行ければと思います。出来る範囲で出来る限りのことをやってみたいと思います。

24日の日曜日に我が市において、初段から三段までの審査会がありました、そこで理事長の先生が私の事を題材にお話になっておられました。
きちんと報告すれば、出来る範囲で審査するとの事です。例えば、蹲踞が出来ない等の状態を言っておられました。但し、剣道の各段位の審査基準はきちんと当てはめるとの事です。そんな状況の中で5段に今回昇段されたとの報告でした。お褒めのお言葉と感じました。

 無鉄砲さんが言っておられた、全剣連の身障者に対する配慮の通達が出ているようですね。『初めに、出来る事、出来ないことを言ってくれば考慮する』との内容でした。少しずつでも変わって行区様子を目のあたりにして安堵の重いでした。障害を持っていても、剣道をやってみたいと思う子供たちが少しでも多く出てきてくれることを望んでいます。

Re: 障害者剣道について ( No.10 )
日時: 2008/08/27 14:13:31
名前: あらい

みなさん、ありがとうございます。
自分なりに、色々試しました。
そしたら、上手くいく方法を見つけました。
ありがとうございました。
Re: 障害者剣道について ( No.11 )
日時: 2008/08/27 15:27:42
名前: 剣キチ親父< >

あらいさん、方法が見つかってよかったですね。

丁度、私もあらいさんの事が気になっていて、愛読書の剣道時代の今月号を見ていたら、玉龍旗のペ−ジ(95)に、小さく隻腕の剣士の記事が乗っていて両親が工夫なさって、片手でも着脱できるように武道具を改良された。
その武道具を身につけ大会で活躍したと出ていました。
多分、全て物、胴衣・剣道防具を片手で付けられるように改良されているんではないかと思います。どのようにして改良されたかどうか知りたいものですね。でも、改良すれば出来るんですね。!!!!! 何か嬉しくなってきます。


Re: 障害者剣道について ( No.12 )
日時: 2009/03/02 09:07:10
名前: ぽにょ子

ご無沙汰しております。
東京都剣道連盟のホームページで、「障害を持つ人の受審とその対応」という文書を見つけました。

http://www.tokyo-kendo.or.jp/news/sonkyo-taiou-2008.html

何かの参考になればと思い、ご紹介します。

この文書では、蹲踞ができない場合の対応のみに留まっていますが、そのほかの障害を持つ人の受審についても今後研究を進めること、
それまでは、審査委員長と相談しながら進めて、障害によって受審できないことのないようにしたいということが記されていました。

とても勇気が出る文書でした。
この文書をまとめてくださった連盟の先生方に感謝するとともに、みなさんにお知らせしたくて、書き込ませていただきました。

当事者の立場からお願いできるとすれば、審査申込書の中に、障害の有無や内容を事務的に書きこめる欄があれば、大変ありがたいです。
Re: 障害者剣道について ( No.13 )
日時: 2016/03/31 16:23:58
名前: まさ

障害者の剣道についてお尋ねします。昨年に人工透析を導入しました。障害は負ってしまいましたが
今でも剣道を再開したいと考えていますが、受け入れてくれる道場はあるのでしょうか?シャントは右腕に造設しています。

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