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剣道をやる資格
日時: 2008/08/20 16:45:36
名前:

はじめまして、こんにちは。
小学生の高学年から中学3年生までおかしいくらい剣道に熱中していました。ですが、高校1年生になって辞めてしまいました。去年の夏に自宅で素振りをしていました。父も剣道経験者なので相手をしてもらいました。
父は何かが気に入らなかったらしく帰ってしまい、また一人で特訓していました。そうしたら、父が竹刀片手にいきなり私を叩いてきました。その記憶が竹刀を握る度に出てきて剣道ができなくなりました。父にお前は剣道をする資格はない、とも言われ今でも父は嫌いです。でも、悔しくて隠れて稽古してきました。段は持っていません。道場に通ってみたい、と思い今探しています。ですが、やはり怖いです。その理由は、段も目標の5段以上とるには10年かかってしまう、師範になりたいけれど16歳からでは遅すぎるからです。そして、すぐ挫折してしまいます。諦めてしまうのではなく飽きてしまうのです。最低な人間だと私は思います。剣道をやる資格なんてないのかもしれませんよね。

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Re: 剣道をやる資格 ( No.1 )
日時: 2008/08/21 08:14:16
名前: しま< >

「剣道をやる資格」というのは「剣道が好き」であればどなたでもあると思います。私の父も祖父も剣道家で祖父は地元剣友会の創設者であったので私は結構プレッシャーかかってましたが、女であることが幸いし「誰も期待してない」ことがわかってから、試合に勝てなくても伸び伸びと好きで続けてました。高三で三段を取ってから審査から離れ、四段を取ったのは、自分の子供が剣道を始めてから自分も再開し、三段取得から20年後です。五段は去年いただきました。以前から「死ぬまでに六段になりたい」と冗談に言ってたけど、七段に目標を上げました。「継続は力」という言葉を信じて実践してるつもりです。挫折はもちろん怪我も故障もたくさんしました。でも続けてます。うちの子供、長男高一二段は剣道部、夏休みは毎日部活、メンバーになれたりなれなかったりですが、くさることなくやってますねえ。「剣道が好き」だそうです。次男中三二段は剣道の他に居合初段です。抜刀もやっていて「刀が好き」だそうです。長女小六一級は装道(和服の着付けと礼儀作法)も三年続けてます。三男四才も三尺竹刀を更に短くして剣道始めました。無理にやらせてきたつもりはありません。みんな自分の意思で続けてます。大切なのはやめないで続けること!中学越えたら親がなんと言おうと自分がやりたいことを一生懸命やればいいと思うよ。怖いとかトラウマだとかは、悪いけど「逃げ」じゃないかな?キツかったらごめんね。私も子供の頃は父親が怖くて嫌いだったけど、剣道は好きでした。剣道=父親の考えは捨てて頑張ってみたら?
Re: 剣道をやる資格 ( No.2 )
日時: 2008/08/21 08:28:10
名前: オッちゃん
URL: http://www.geocities.jp/gionbukenkai/

秋さん はじめまして^^

ここに来られる先生方は、とても素晴らしい方たちがおられます。
あなたに対してなにをアドバイスしていいのか困っておられるのではないのでしょうか?
この文章で、ここの先生方が「あなたは剣道をする資格がある、ない」は答えられないと思います。
あなたが剣道に対しての気持ち(礼法作法を含む)、これから剣道を続けたい、自分自身を心身共に鍛えたいなど、どう思っているのかな?

師範になりたい気持ちもあるようですが、段無しから16歳で始めて10年で五段を取得する。10年以上掛かってはダメな理由は?

今の気持ちで師範になってどうするのかな?まずは目先の初段を取得し、日々鍛錬を積み、一つ一つの階段を上って自分を見つめ直すことが大事なのではないでしょうか?

少し疑問もありましたので書かせていただきました。
あなたを傷つける文章があるかもしれませんが、あらかじめご容赦ください。
Re: 剣道をやる資格 ( No.3 )
日時: 2008/08/21 10:53:43
名前: ママ

秋さん、こんにちは!
秋さんが剣道をする資格がなければ、私はどうなるの?正直言ってもっとないよ。私が剣道をしたのは、高校時代。そして、再開したのは40歳過ぎてから。

で、今試合と言う高校以来の大変なお役目仰せつかって大慌て。

お父様がおっしゃったのは、きっと「娘はやってくれる」と期待していらっしゃって一度辞められたので、お父様なりに悲しまれたのではないのでしょうか?名誉挽回したらいいと思います。それは、最終的には親孝行だと思います。

私、22歳で母が生死を彷徨う病気をし(命は助かりましたが)、27歳であんなに元気だった父を亡くしました。父を亡くすまで、中学、高校、大学とほとんど父と口をきかなくなり、社会人になってからは同居していてもまったく話をしたことありませんでした。亡くなる前に話しましたが。

なぜか?私が父に反抗していたからです。父の思い通りの娘にならなかった。剣道もそうだし、進路もそう。あの当時、何か私がしようとするたびに「ダメ」の一言。母の病気で心労が重なり、私が歯医者に行こうとした時、「学生の分際で親の金で歯医者に行くとは」と言われました。私も、もの凄い反抗をして、バイトで稼いだお金で大学行ってましたけど、この時ばかりは「早く社会人になって、自分の保険証を持つぞ」って心に誓いました。

でもそんな父も、私の仕事での国家試験の合格通知が来た時、「大変だ!」って足がスキップしてまして、あれは嬉しかったのだろうけど私が話さないから何とも言えない父の表現の仕方でした。本当は、あの時点で素直に話せばもっと打ち解けたのでしょうが、亡き父となってからはもうそれもできません。

たとえもし、私のように反抗の道を歩んでも、反抗せず温和な路線を歩んでも、何事にも精一杯ベストを尽くして、常に目標を持って生きる道を歩むべきです。師範は、気持ちさえあれば今からでも全然遅くない。現在の剣道連盟の上の方の方には、かなりお年を召した方も多いはず。その方々のお話をお聞きすると、「戦争でしばらく剣道できんかった」とかおっしゃってますよ。

私の父は、世間で見ても大した父ではございませんが、それでも私にとっては父がいなくなった時、突然大海原に出された気分になりました。それまで、どれだけ父に守ってもらっていたのかと。そして、反抗をさせて頂いていた事、本当にありがたく思っております。どの道も正解だと思いますが、あの反抗があったお陰で、「自分でどうにかしなくてはならない」と考えるようになったからです。

お父様は、秋さんの事を思っておっしゃった一言です。資格がないと厳しい言葉を頂いたのは、ありがたきお言葉だと思って下さい。その後の行動は、秋さん次第です。飽きてしまうなら、それを飽きないようにいかに持続させるか、これは自分との戦いです。その自分との戦いに勝てたら、お父様も私の父のようにスキップするかもしれませんよ。
Re: 剣道をやる資格 ( No.4 )
日時: 2008/08/21 22:54:18
名前: だみ声< >

秋さん 
少し整理すると、
中学3年までの5〜6年間、熱中して剣道を楽しくやってきた。
中学3年の夏、自宅でお父さんと素振りしてたら、お父さんは帰っちゃって(どこへ?)
次に現れたら、理由が分からないまま竹刀で叩かれた。(怪我するぐらい強くですか?)
そのとき、剣道やる「資格がない」とまで言われた。 でもその後も、まだ隠れて剣道やってた。(中学の部活ですね?)
でも、そのことがトラウマになって、高校では剣道をやめて、今は帰宅部なの?
で、お父さんも嫌いになり、一緒に住んでるけど顔も見たくないし、話もしないのかな?

「資格がない」と言ったお父さんは、高校では「剣道やるな」とも言ってるのですか?
だから高校では剣道部に入らないけれど、道場に通って段を取って、師範になりたいと思っているわけですね?
でも5段取るまでには、最低10年かかるし、今からでは間に合わないと思ってるようですね? しかも
>すぐ挫折してしまいます。諦めてしまうのではなく飽きてしまうのです。
ここがよくわからないのですが、中学3年までは挫折も諦めも飽きもなく、一生懸命熱中して、剣道やって来たのでしょ?
挫折も諦めも飽きも、今後そうなるかも知れないと思って書いたんじゃないのですか?

とまあ、いろいろ想像して書いてみましたが、そんな背景があったとして・・・
>最低な人間だと私は思います。剣道をやる資格なんてないのかもしれませんよね。 と書いた。

若い人のいろいろな思いが、きれいにまとまらないまま書きこんだのが最初の秋さんの文章だと思います。
ここでは「剣道やる資格」と「師範になる希望」に絞ってみましょう。
中学の間に初段は受けたの?受けなかったの? 受けたのなら合格できなかったのですね? その後このことを挫折と思って諦めたと言う事はなかったですか? そのことをお父さんは、「弱虫め! そんなことでは資格はなーーい!」と言われたのではないですか?

師範になる希望が強ければ、審査は受かるまで受け続ける必要があり、そのために10年以上かかってもかまわないのじゃないですか? 資格が「ある、無い」なんて言ってる暇はありません。
しかも五段にならなければ師範になれないということもないのですが・・・
さらに、師範でなくても、剣道の「指導者」にはなれますよ。 この「だみ声おやじ」もまさにその「指導者」の一人です。
では「だみ声おやじ」は、剣道強いの? どうして指導者なの? 師範じゃないのに…。

その理由は、剣道が好きで、好きで、好きで、稽古もするけれど、剣道の勉強もたくさんして、竹刀で「打ち合う剣道」以外の礼儀、勇気、正義、廉恥、謙譲などの大切さを若い人に教えることができるようになるから、剣道さえ真剣にやってたら、その内どこからともなく「指導者」になって下さい、と頼まれるのです。

最後に職業としての剣道の師範とか、指導者について以下のことを知っておいて下さい。
剣道を職業として、それを教えて収入とし、生活してる人は、日本中探しても100人いるかどうか分からないぐらい少ないです。これが現実です、良いか悪いかの議論は今はしません。

つまり剣道だけで生計を立てるのは、大変難しいのが現実です。
ほとんどの剣道家は、師範と言われようと、剣道以外の「仕事」をして、そこから収入を得ています。
こんな現実があるから、逆に剣道は「面白い」ところもあるのですよ。

高校生には難しい話をたくさんしたようですが、秋さん!何事も前向きに、積極的に、明るく生活することが、自然と周囲を明るくし、自分にも自信と存在感ができる生き方ですよ。
Re: 剣道をやる資格 ( No.5 )
日時: 2008/08/22 01:13:33
名前: 凛美優

『秋』さんへ。

私・・・、精神的に引きこもっていて、暫くこのサイトから距離を置こうと静かにしていましたが、『秋』さんの書き込みを拝読し、実は昨日もその前の日も、書き込まれたのを見た時から、返信書き込みをすることに悩んでいましたが、熟慮の末、やはり少しだけ書き込みすることにしました。

『剣道をやる資格』『お父様との関係』『道場に行きたいけど行かれない』『5段以上になるのに10年以上かかる』『師範も目指したいが自分の今の性格に嫌悪感がある』といったところですかね。問題意識の所在は。

周辺事情の詳細は不明ですが、勝手に推測と勘繰りで私なりにお応えしますと・・・、

@ やる資格の有無については、剣道やりたいと思うあなた自身が、剣道とは何かということを勉強したり研究したりして、そのあり方をあなたなりに見出し、それとやりたい気持ちと、自分はどうあるべきかという判定水準とを自分的に勘案し、あなた自身が最終的にその有無の答えを出すものです。あなたは剣道したいのですから、資格の有無そのものについてあなたが思い悩むのではなく、常に自分は剣道をする資格があるという思いを前提に、前提が常に適うよう自己を自身で律する努力を常にするべきだと思います。よって、資格の有無を人に聞くというのは、若干、違うような気がします。

A お父様との関係については、私は姉妹がいないし、男性なので、よく分からず、よって、このサイトにいらっしゃる女性の先輩や先生に伺うことをお勧めします。

B 道場に行くということは大変立派なことです。勇気も要ります。しかし、それでも可及的速やかに、エイヤって、何も考えず、道場に飛び込み行くべきです。恥ずかしくても何でも関係なく、とにかく黙って行くべきだと思います。必ずそこに新しいドラマが生まれてきます。

C 5段以上って・・・、よく分かりませんが、10年かかってもいいじゃないですか。剣道の段は、他人にPRするためのもではなく、自分が剣道を自分らしくしていくことの励みに過ぎないものです。段が上だからエライってことではないんです。5段以下の人でも大変立派な剣道人がたくさんいます。8段の人でもトンデモないチープな人がいます。段は一時的な技術面を示すものに過ぎませんから、単なる手段に過ぎず、剣道の目的ではありません。段は自分の生涯剣道の支えであり、他人との比較優位劣後を左証するものではないのです。誤解のないように。要は、段を取るのに時間がかかるから、剣道をやるかやらないかを迷うのは、ハッキリ言ってナンセンスだと思います。

D 師範になりたいのなら、どうかそれを目指してください。何も迷わず、わき見せず、少しずつ進んでいけば、たくさん色んなものが見えてきます。その過程の中で、あなたの嫌悪するものがたくさん修復され、そしてあらたな別の問題意識も生まれてきます。そしてまたそれを自助努力により解決していく、その反復があなた自身の人間形成が進んでいきます。一時的な嫌悪感に立ち止まらず、無心で剣道を継続すれば、どんどんあらゆるものが程度の大小問わず進展していきますよ。きっと。


実は私、今、引きこもりです。剣道修業に強い挫折感を持っています。今、剣道七段受審中なんです。見事にスベっり続けています。進学的に言うと既に2浪です。私も見えない問題に悩んでいます。剣道の段位は、審査員の規定人数以上の認定で決まるのですが、何故、認定されないのかが見えないからです。数多くの先生にご指導を頂いておきながら、結果を出せず、先生に顔向けできないのです。自己を見つめ直し、努力をしているつもりなのですが、教えを実践しているつもりなのですが、何がダメかが不透明で暗中模索状態が続いています。とても苦しいです。ここまでやってダメなら、あと何を出せればいいのかと、今、目先は闇です。乗り越える自信も喪失しています。

剣道修業は、否定されることの連続です。打ち込み稽古もかかり稽古も。打っても打ってもかわされる。それでもかかっていかなければいけません・・・。辛いです。しかし、剣道は、その否定の連続から新たな何かが見出せるのでしょう。

自由にいつでも剣道ばかりもできません。仕事の都合も緻密に調整する必要があります。時間や体力や気力や経済力も無限にはありません。現実的には、剣道は趣味の域に属されます。いつでも毎日剣道できる人は、民間には普通いません。

そんなヘコんだ私が『秋』さんにあれこれ言うのは極めて僭越ではありますが、この苦しさは、他人ではなくすべて自分自身との戦いから来ているものです。剣道をすると、このような苦しみや辛さががあります。それをお伝えしたくて、書き込みしました。そんな苦しみを想像し、それに耐えて乗り越えていけるか否かを最初に考えた方が、結果的は早いかも知れません。

恐らく多くの事情があるのでしょうが、それも分からぬまま、いろいろ乱文にて恐縮ですが、ご容赦ください。またいつか、お互いに元気になったら、このサイトでお話ししましょう。
Re: 剣道をやる資格 ( No.6 )
日時: 2008/08/22 09:37:13
名前: ママ

秋さんへ
だみ声先生、凛美優先生も出てきてくださって、応援していらっしゃいます。

私も、5段って目標にしたいけど、はっきり言って自信がありません。再開したのが40歳過ぎてからです。それでも、一歩一歩上るしかないし、もしその前で何かが起き、剣道ができなくなってしまうかもしれません。それに比べたら、あなたはまだ若いと思います。羨ましい限りです。

凛美優先生、お見かけしませんと思いましたら、引きこもりだったんですね。私も、フラフラこんな所に出てきていますけど、引きこもりたい。なぜかと申しますと、再開始めて確かに段位は上げたけど、上達したようには思えない。進歩がないように感じているからです。上位の段は、もちろん受けますが、次は?って不安です。落ちても何度も受けるつもりはあります。
私ごとき、本当に下の者ですけど、どうぞ気を溜めて、しっかり引き締め昇段目指して頑張って下さいね。

秋さん、生きていくうちに色々な事はあると思います。ですが、その時自分が立っている位置は間違っていないのです。そこまで来た道のりは、決して間違っておらず、今立っている位置が何だか違うと気が付けば、そこからやり直せばいいのです。16歳からではどうして遅いの?

昨日のソフトボールの上野投手も15歳で「金を取ろう」と目指したのですよ。たった1歳しか違わない。天才ではなく、努力の人ですよ。あんなに笑っていますけど。

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