Re: 【感想】『まっすぐに打て』って言われるだけじゃ難しいですよね。 ( No.1 ) |
- 日時: 2008/12/03 09:46:13
- 名前: あらちゃん
- はじめまして。あらちゃんです。
私も某道場で、子供に指導している立場ですが、まっすぐ・・ 確かにむずかしいですよね、でも私の思うまっすぐは左手を体の支柱線(? )真ん中からはずすな、と教えています。 確かに子供に言葉で理解させるのは難しいとおもいますが、 大人が木刀などで、綺麗にまっすぐ振れていれば、ゆっくりふっても 木刀が風を切る音がするのですが、(野球でバットをフルスイングした音) その状態?がいちばん綺麗に振れているとおもっています。
確かに試合等では右面や変則的な打ちの面もありですが、お子さん(おそらく小学生だろうという解釈)が いまいがんだ打突をみにつけちゃうと、それがやはり将来でてくるであろうと解釈から 言葉ではまっすぐ打てとしか言いようがないとおもうのですが・・・
あんまり意味のわからないコメントでスイマセン・・・・・
|
Re: 【感想】『まっすぐに打て』って言われ ( No.2 ) |
- 日時: 2008/12/03 10:05:39
- 名前: しま<
>
- 凜美優先生が子供達の稽古を見ながら首をかしげてる姿が目に浮かんで、思わず吹き出しちゃいましたよ…確かに指導員の立場としては「まっすぐにうちなさい」って言います。自分で考えてみると…これは自分が先生に言われて直した所なんですが…左腰が入ってないから打った時右に流れる、パントマイムで言えば左から風が吹いてきて傘が飛ばされるのを手で掴んでるみたいな…ちょっと大袈裟かな…でも、まっすぐ振りかぶらないと(右に担ぐと)左半身が残ってこんな格好になりますよね…正しい打突にならないかな?腰を入れるって子供に説明するのは難しい…それに明らかに右手で引っ張り上げてる子もいます。そういう子の面は受けてて痛いよね〜小手も痛い!でも真っ直ぐ振りかぶらない子に限って、説明しても理解しないしやってみようともしない。私の説明が悪いんだろうな〜と思いつつ、最終的には面倒になってスルーしてしまう私は悪い指導員です…とりあえず低学年には「礼儀作法」を身に付けてもらいたいので、剣道の上達や勝敗よりもそれを第一と考えています。あと大きな声が出てれば多少の事は言わず、こっちも大きな声で誉めながら、または最後の整列の時に名指しで誉めます。なかなか剣道は難しいですよね〜気短な私には子供の指導は精神修行でもありますなぁ…なんだか的はずれなレスになってしまいました。すみません。
|
Re: 【感想】『まっすぐに打て』って言われるだけじゃ難しいですよね。 ( No.3 ) |
- 日時: 2008/12/03 11:13:49
- 名前: たく
- はじめまして。
わたしも子供たちに行っちゃいます「まっすぐ打てっ!」。
私はありだと思います。 これは私の経験から言っているのですが、結局自分で「こんな感じかな?」「それともこんな感じ?」などと工夫して自分でその形を見つけない限りどんなに素晴らしい形を見せていただいても身につくものではないと思っています。
もちろん参考にななるのですが、そもそも、レベルが違いすぎて、すごいなーとは思うし、そうできるようになりたいとも思うのですが、思う程簡単にはできないものです。
なので、「まっすぐ打てっ」という事で、「いまの曲がってたの?」「これならどうよ!!」てな具合に自分で工夫する楽しみとでもいうのでしょうか。そういう自主性みたいなものを持ってほしいとも思います。
剣道は苦しい稽古です。でも、その中で自分で身につける楽しみというものを子供たちに体験してほしいと私は考えています。
|
Re: 【感想】『まっすぐに打て』って言われるだけじゃ難しいですよね。 ( No.4 ) |
- 日時: 2008/12/04 01:44:49
- 名前: 凛美優
- 『あらちゃん』先生、『しま』先生、『たく』先生。
先生方、もうそのまんまズバリで、さすが凄いですね。左手の収まり、左の腰入れ、創意工夫・・・。恐れ入りました。
私は、最近、ずぅーと、正面打ちの練習ばっかりをやってきたのですが、ここ数ヵ月、何となくその『まっすぐ』打つ有効性が体感的に分かってきました。
ま、もちろん打つ前に攻め勝つというプロセスがありますが、その後には必ず相手と自己の中心線上に自己の剣があり、その線外に相手の剣があり、自己の切っ先が相手の正中急所に位置つけている限り、『まっすぐ』が一番最強の技だと感じて、その実践励行を続けています。
その体感的理解をどう伝達するかっていう問題意識が一瞬強まった結果、なんでまっすく?なんてソボクなギモンを持ったのです。
先生方の返信文を見て、正直、あっそっかぁーって、素直に思いました。頭に一瞬も浮かびませんでした。すみません。正直言って、勉強になりました。ありがとうございました。
|
Re: 【感想】『まっすぐに打て』って言われるだけじゃ難しいですよね。 ( No.5 ) |
- 日時: 2008/12/05 13:34:51
- 名前: ママ
- 凛美優先生、想像していて思わず笑ってしまいました。私も、今これが第一の課題なんですけど、子供に説明するのは難しい。
それに、ちょっと大きくなって来ると、右面、左面に相メンを取ろうとして傾いた癖が出てきて、いつの間にか崩れていますよね。で「まっすぐに打て」と言うと「直接行った方が早いんじゃないの?」って子供達からは疑問が上がりそう。昔私も真剣にそう思ったことありますもん(笑)
見せる方が一番わかりやすいのか。そして、間違っているところは、やっぱり大人が「あなたのはこんな打ち方で」と横に並んで、鏡に見せて教える。そうでないと、相対して教えるとチビさんたち右と左がわからなくなる。(笑) ああ、「まっすぐに打て」って言ってます!
|
Re: 【感想】『まっすぐに打て』って言われるだけじゃ難しいですよね。 ( No.6 ) |
- 日時: 2008/12/05 15:55:29
- 名前: たま
- こんにちは
まっすぐ・・・今も言われています(泣 私の場合、気合が入りすぎると、自然右手に力が入り、右半身が先行してしまんです。
ただ、今まで言われ続けた私としては・・・まっすぐ打ってます!!! これが答えですね。 自分で曲がっていることが分からない。 これが正直なところではないでしょうか?
出来ることなら、先生が子供の打ち方をまねて見せてやれれば良いと思いますが、これが中々難しいです。 今のご時世、一番分かりやすいのは、実際の打ち込みをビデオに撮って反省会をひらくのが良いのかも知れません。 ほら、君の打ち方はこんなになってるんだよ・・・って教えられますしね。
私自身、上に書いた様な癖がありますので、自分で気が乗ってきたら、右足の爪先を少しだけ内側に絞り込んでやるようにしています。 そうすることで、意識だけかもしれませんが、右側に窮屈さを感じるので、左半身が付いてくる感じ(あくまで感じです)が持てるんです。
もう何年も「力を抜け」「まっすぐ打て」を言われ続けた私は、これおを聞くと頭がくらくらしてきます。 しかし、まだまだこれからもこの二つと戦い続けますよ!!!!
むむむ・・・書いてて意味が分からなくなりました、すみません。
|
Re: 【感想】『まっすぐに打て』って言われるだけじゃ難しいですよね。 ( No.7 ) |
- 日時: 2008/12/05 17:33:38
- 名前: サム無い
- まっすぐ打て!って言われるのは力を入れすぎな時もあります。でも、一般的にはそのままの言葉、まっすぐ打て!です。そんなに難しいことではありませんよ。ただまっすぐい打てばいいんです。
|
Re: 【感想】『まっすぐに打て』って言われるだけじゃ難しいですよね。 ( No.8 ) |
- 日時: 2008/12/06 01:15:23
- 名前: 凛美優
- 皆さま、いろいろありがとうございます。
思いのほか多くの返信があり、少し嬉しくなりました。
私の行く各地域の剣士には、合同稽古に行っても、高段者でも『まっすぐ』打っている人は明らかに少ないと思います。『守破離』の『離』の達人の域に達しているとも思えませんし・・・。
私の思うに『まっすぐ』って、やはり正眼の構えから攻め勝った後に放たれる気剣体一致の技だと勝手に解釈して練習してます。物理的な方向性とか直線性とか、幾何学的にまっすぐということが強調され過ぎるとちょっと分かりにくいので、対人攻防、つまり『先』を取り合うという相手とのやり取りの中から、勝ち取った『先』の延長線上に打突部位があり、それを狙った剣の振りまたは突きが、その打突部位まで最短となるルートを瞬時に見切り、それを通って打突することかと、思ってやっています。
確かに、じっとしている相手をまっすぐ打突するのと、相互に攻防している中でまっすぐ打突するのと、その両者間には大きな差がありますので、練習には順序と段階が必要ですね。
頭で理解しても身体は思うように動かないし、思うように動いていても、それは映像などで客観的に確認すると、実は思うようには動いておらず認識相違だったってこともたくさんありますから、よくよく自分を観察しないと常に思って、鏡見たりして、いろいろやっています。
また、他にもいろいろたくさん教えてください。よろしくお願いします。
|
Re: 【感想】『まっすぐに打て』って言われるだけじゃ難しいですよね。 ( No.9 ) |
- 日時: 2008/12/06 18:04:46
- 名前: ママ
- 凛美優先生、解釈の解説ありがとうございます。
『まっすぐに打て』と言われ、毎回稽古や試合の時に頭を痛めている私。目標「まっすぐに打つ」なんです。ここの所、それを毎回ご指摘頂戴し、治そうと躍起になり、あちこち変なところに傷を作っております。
>正眼の構えから攻め勝った後に放たれる この理解が、足りなかったと思う部分があります。息子が三所避けを覚え、、面を打ち込み避けられた時、「まっすぐ」に打てていないと直線を頭に置きすぎていると、再度避けられる。攻め勝った後だと、打ち抜ける。
「まっすぐ」の意味を、おっしゃるように >物理的な方向性とか直線性とか、幾何学的にまっすぐということが強調され過ぎる 確かに、変なことが起きますね。
理解しているようで、言葉に置き換えて見ると、明確にわかって来るものがあります。ありがとうございます。
|