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子供の剣道の習い時期は?
日時: 2009/03/18 08:43:29
名前: kiki

初めまして、小学生の子供を持つ親です。kikiと申します。
付かぬことをお聞きしますが、子供の剣道の習い始めって何歳(何年生)くらいが良いと思いますでしょうか?
実をいうと、子供が剣道を始めたのが幼稚園からで、そのころはまだ遊び程度という感じだったのですが。小学校に入り次々と2、3年上の子が入ってきて、並ぶ順番、級位も年齢の壁の為、上の級位を先に取られてしまう。
子供としては「なんで自分より後に入ってきているのに級が上なの?試合にでれるの?」というのですが、何とも答えられず。困ってしまってます。
実力の世界といってしまえばそれまでなんですが、子供からすれば分からない世界でちょっとかわいそうに思ってきているしだいです。
剣道事態は嫌いではないみたいですが、そのうちに時間が解決する事を願っているのですが。親の身勝手なのでしょうか?

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Re: 子供の剣道の習い時期は? ( No.1 )
日時: 2009/03/19 15:25:10
名前: 初老のおじさん

kikiさんへ

>子供が剣道を始めたのが幼稚園からで、……
小学校に入り次々と2、3年上の子が入ってきて、並ぶ順番、級位も年齢の壁の為、上の級位を先に取られてしまう。<

その道場その道場のやり方があるので、一概には言えないのですが。(整列の順番等。)
幼稚園〜低学年(2年生)位までは、指導者の言っている事が良く理解されない場合がままあると思います。そこで、練習の習熟度がなかなか上がらない。身体も自分の思った様に動かせない。
しかし、高学年(4年生)以上になると、理解もできるし、身体も動く事が出来るため、早く上達する。
そこで、防具を着けるのも早い時期に着けれる様になる。
という図式で、この様な状態になる事もある。

試合の場合は、条件が付き、○年生以下ならまだしも、○年生〜○年生となる場合もある。と思います。

>剣道事態は嫌いではないみたいですが、そのうちに時間が解決する事を願っているのですが。<

その通りだと思います。
それでも、級位などを考えると、小6で1級。年2回受審出来るとしたら、2年生には始めていればいいのではないでしょうか。
級位を早く取りたいと思っても小5以下の1級は無理ですし。みんなが受審するのに、お休みという事もあります。
「剣道は一生の修行」とよく言われていますので、小さい頃の1年や2年すぐに追いついて追い越してしまいます。ある子は「小学生低学年の内は強くても、高学年になれば他の子に負けてばかり」という例もあります。

「あせらず、あきずに、あきらめず」でしょうか。

Re: 子供の剣道の習い時期は? ( No.2 )
日時: 2009/03/20 01:43:06
名前: 凛美優

『kiki』先生。はじめまして。

ご子息の『なんで自分より後に入ってきているのに級が上なの?試合にでれるの?』という質問は、スルドい質問です。また幼少年期の子どもにとって極めて重要な疑問です。

私も小学生の時、全く同じ疑問を持っていたことがあります。ま、ご子息のように率直に大人に問い質すことはしませんでしたが・・・。

剣道は、原則的に、そもそも身長や体重や体格や年齢や性別などが有利不利とならないようになっています。それは、剣道の要素として『体力』がすべてではなく、その他に『眼力』と『気力』と『技』があるからです。

しかし、幼少年期は、その『眼力』と『気力』と『技』を、身体能力や理解力などがまだ成長段階にあるため、十分に修得することが出来ません。これは当たり前のことで、出来ないからと言って何ら気にする必要はないものです。勿論、大人でもなかなか出来ないものです。従って、かかる幼少年期には、どうしても『体力』という要素が大きくモノを言ってしまうのです。

多くの幼少年は、年齢・学年に従って身体・身長や運動能力や判断力や把握力などが大きくなって発揮できる幅も広がります。特に女の子は、男の子よりも成長が早く、状況把握力が長けているため、とっても強い女の子剣士が誕生してしまうことも多々あります。

ご子息には、その旨をご両親から優しく丁寧に指導して頂くことをお勧めします。幼少年期に、体格差がある者同士、競い合っても、そもそものレベルが未成熟の段階なので無理があります。何故、あの子の方が後に入ってきているのに、先に昇級して上席に座るのか。それは、学年が上だからだよって。君もあの学年になったら上手になってすぐに追い付くよって。

ただ注意すべきことが2つ。一つは、自分より学年が同期かそれ以下で、しかも経験が浅いのに、その子の方が先に昇級して上席に整列するっていう状況です。その場合には、しっかりとその原因を明確に観察し、その原因を子どもに言及するべきでしょう。例えば、あの子は毎日練習しているよとか。
二つ目は、幼少年期で学年が下でも、ある程度しっかり意識してやれば、後から入った上級生よりも勝ることができる部分が剣道にはあることをきちんと伝えることです。これは、眼力(特に観見の目付/かんけんのめつけ)と勘とセンスです。幼少年期は、たとえ試合に負けても、試合内容で勝るというケースがたくさん出てきます。試合内容で勝る経験をたくさんしている子どもは、やはり将来性があると言えます。その3つの素地を十分に蓄えることです。

ですから、結論は、今は何も心配ない、すぐに追い付くからと。その時のために、今のうちに基本と技と気力を低学年ながらに意識をしっかり持って取り組み準備しておくことって。先生ではなく、ご両親からお話しすることが有効だと思います。その子のことを一番そばで見ているのはご両親ですから。剣道をやる幼少年の子どもにとって、両親からの否定的な言及や振る舞いは厳禁です。絶対にいいことは生まれません。
Re: 子供の剣道の習い時期は? ( No.3 )
日時: 2009/03/23 08:08:08
名前: kiki

kikiです。

「初老のおじさん」様「凛美優」様、ご意見ありがとうございます。
大変参考になりました。
当の本人以上に、親の私があせっていたのかもしれません。
どんな事でも当たり前かもしれませんが、あせらずゆっくりと見守る事にします。

ですが、この時期をチャンスと考え基礎を固めさせようと思っています。

本当に助かりました。ありがとうございました。

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