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感想 − 全日本少年少女武道(剣道)錬成大会
日時: 2009/08/06 10:50:31
名前: 凛美優

皆さま、お元気でしょうか。

昨日と今日、小学生の団体戦である標記大会に、審判員として参加させて頂きました。毎年この日は、私にとって感動の日です。今回も何度もじわーってきてしまって大変でした…。

私の胸元にも満たないちっちゃな子どもたちが、もうたっくさん、数千人。ちっちゃな防具を着けて、ちょこちょこしたり、ちょろちょろしたり、きーきーした高い子どもの声、笑ったり、緊張したり、はしゃいでハツラツとした子どもたちがいっぱい、剣道の試合をしに集まってきたその光景は迫力があり、大きな力をたくさんもらいました。それを見ただけで、感動で涙が出そうになります。

自分の子ども頃を思い出し、その頃の姿が目前の風景に重なります。懐かしい。でも自分はこんな大きな大会に一度も参加することは出来なかった…。羨ましい。一度でもいいから参加したかったって、この歳になっても思います。

本当に子どもたちは、どの県の子も皆、とてもかわいいですね。皆、たくさんの可能性を秘めて、生き生きとしている。そんな子どもたちの剣道指導者やご父母の方々は、とっても幸せですね。すごく羨ましい。

この大会は、基本稽古として切り返しと打ち込みをやり、それを審判が判定して勝敗を決め、その後、一本勝負の試合をして、総合計獲得本数で最終勝負を決める団体戦。子どもたちは、皆、一生懸命、真剣に自分の先生に教わったことを実践しようとします。どのチームにも、それぞれの先生方のこだわりや重点事項があって、それが5人の選手の剣道にそのままモロに出てきます。(つづく)

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Re: 感想 − 全日本少年少女武道(剣道)錬成大会 ( No.1 )
日時: 2009/08/06 10:51:28
名前: 凛美優

(つづき)この試合は、前半戦は基本技の判定試合。赤白の2者相対比較でいい方が判定勝ちとなりますから、接戦で終りまで分からない場合もありますが、概ねの場合、初めの2〜5本目の打ちで私は判定の目星が付きます。多くの場合、途中でその判定目星が逆転することはないです。終りまでじっーと見ますけど、大体、目星通りになります。
子どもたちは最後までずっと一生懸命打ち込んでいきます…。そう感じていると、もうこの大会の結果のほとんど全てが指導者の要因だなと思いました。子どもは何も悪くない。子どもの勝負の結果ではなく、指導者がどれだけ子どもにきちんと指導しているかという指導者の勝負判定だと、あらためて今回も率直に感じました。

指導者は責任重大ですね。子どもは皆、純粋ですから、身体能力等が不十分のまま、不完全ながら教えてもらったことを、一生懸命やる訳ですから…。

『先生の言う通りにやったよ…、大きく強く打ったよ、腕も伸ばしたよ、残心もちゃんとした、声だってしっかり出した、でも基本技判定で3対0で負けた…。どうして負けたの?何がいけなかったの?』って、子どもにストレートに聞かれたら、先生たち、どう答えるんだろって…。審判の判定も完全ではないけれど、その先生の答え方も、その子どもの将来に大きく影響するのではないかと思いました。

指導者の先生の責任って本当に重いと思いました。試合に負けて、皆で大泣きする子や、何でっ!って疑問に思っている子、ちぇっってヘソ曲げている子、どうなったか全く分からないでいる子…、いろんな子がいました。立場上、恣意性を一切持てないし、声もかけられない。君は負けたけどダメじゃないんだよって。たった一つか二つ、ここが出来ていれば、十分に勝てたんだよって。それが出来るようになるには、ほんのちょっとこうやって練習すれば誰でも出来るようになるんだよって。何度も何度も言いたくなるような場面がありました。どうかその子の先生、その子にきちんと教えてあげてと、願うばかりでした。

試合に負けて選手と一緒に泣いている先生、選手を叱っている先生、選手を放置する先生、寡黙になってる先生、まーいーまーいいって結果を省みようとしない先生…、いろんな先生がおられました。これは子どもの大会だから結果も子ども次第だ、という感じでいないだろうなって、傍から姿を見ていて不安になることもありました。

この大会は、実に様々なチームが参加し、ルールもとてもユニークな大会です。もしご都合と調整がつけば、来年以降、参加してみてはいかがでしょうか。きっと、よしあし問わず、あらゆる意味で、選手・指導者・父母等の立場にかかわらず、いろんなものが実感できるのではないでしょうか。

つれづれに、感想を書きましただけで、すみません。(おわり)
Re: 感想 − 全日本少年少女武道(剣道)練 ( No.2 )
日時: 2009/07/27 08:13:38
名前: しま< >

凜美優先生、錬成大会お疲れ様でした。私の甥っ子(実家の長男)も中堅で出場してきました。私も何度も錬成に付いていきましたけど、まったく盛大な大会で早朝から夕方まで大変ですね。あれに向けてチームワークを強めるため5月頃から特練やりますが、結構厳しいので子ども達は涙しながらの稽古になります。暑くなると更に苦しくなり、錬成を迎える頃には新チームはすっかり一丸となって武道館に出掛け、たとえ一試合でも勝てたなら、子どもであっても特練からの頑張りが走馬灯のように蘇り涙涙でしたね…あの「頑張る姿」は素晴らしい!!ですよね!
さて、実家の甥っ子は、判定も負け、一本でも負けで、帰宅して大泣きしてましたが、「試合に勝つことより、選手に選ばれることより、稽古を休まずにずっと続けることが一番大事なのよ」と言い残して帰って来ました。側で聞いていた長男が「母さん、俺にも言ってんだろ?」…いやいや、と言葉を濁したものの、メンバーから外されてる長男にとってはキツい一言だったかも…
ま、我が家の事はさておき、凜美優先生、本当にお疲れ様でした。今日はゆっくり休んでください。
Re: 感想 − 全日本少年少女武道(剣道)練成大会 ( No.3 )
日時: 2009/07/27 20:31:59
名前: 初老のおじさん

凛美優さんへ

全日本少年少女武道(剣道)練成大会審判員ご苦労様でした。観覧席から見ていて大変な事だなぁ〜といつも思っています。
今年から、タイトルに少女が追加されましたが、少女剣士が本当に多くなりましたネ。全国から参加する大会なので、前泊やら後泊やら大変だと思います。隣の方に聞いたら、「大会の後は、ディズニーランド」っていってました。

我が家でも、毎年この日は、大変な一日です。
朝暗いうちに集合。開場前に玄関前にならび、暑い中うちわで扇ぎながら順番待ち。開場したら、二階と三階に手分けして場所確保。子どもたちはすぐに試合場で身体を温める為にアップの練習。注意点の確認。それが終わったら、小手、手拭いを面の中に入れ縛り、入場行進の場所に並ぶ。
今年は本当に順調でした。観覧席は二階を確保。入場行進は、ど真ん中から7つ目。大会写真にも載るかななぁ〜、プラカードを持っているのは、次男。(やったぁ〜。親バカ??……)

近年、前夜からの場所取りや、開場時の駆け込みでケガ人発生などもあったりして、父兄も加熱ぎみになってきていましたが、入場を区切ったため、駆け込みや前夜からの徹夜場所取りが少し減った様に思いました。(ちなみに我が団体は今年から父兄による場所取りを止めました)
開会式前には、それぞれの団体が練習をしたいのでしょうが、「練習止め」の放送があったら、すみやかに行動して欲しいものです…。
「指導者は何を……。」の放送が流れるなど、25日はちょっと見苦しかったです。
それに、開会式に参加しないで、外で練習している会や、観覧席で見物している子も、いくつかありましたが、
「大太鼓が鳴って、天井のライトが一斉に点く瞬間」感動するんですがネェ。是非体験させてやって欲しいです。すごい感激だと思うのですが。
何故子どもたちをあの場所に……。指導者のその心がちょっと寂しく感じました。

>この大会は、基本稽古として切り返しと打ち込みをやり、それを審判が判定して勝敗を決め、………その後、一本勝負の試合をして、総合計獲得本数で最終勝負を決める団体戦。子どもたちは最後までずっと一生懸命打ち込んでいきます…。<
>この大会の結果のほとんど全てが指導者の要因だなと思いました。子どもは何も悪くない。子どもの勝負の結果ではなく、指導者がどれだけ子どもにきちんと指導しているかという指導者の勝負判定だと、あらためて今回も率直に感じました。<

指導者がどれだけ子どもにきちんと指導しているかという指導者の勝負判定……と考えると、まずまずの結果と少し満足してします。
しかし、三回戦以上は三本勝負(普通の試合と同じ)。
三回戦以上に勝ち上がるチームは、基本判定ではそこそこ(疑問符がつくような団体もありましたが) しかし、試合になると強い。
基本と試合、両方を充実させるには、今後どうするか。と指導方法や練習での意識づけ、何をポイントにするかを問われている様に感じました。

審判の方々も大変だと思いました。普通の試合判定は、一組しか見ませんが、この大会では同時に二組を見るので、判定もなかなか難しいのではと思いました。観覧席から見ていて、赤の方がいいと思っても、白が上がったり、すぐ近くで見ているともっと違った部分が見えるのだろうかと思ったりもしています。上手と下手が出てくればいいのに、上手と上手が当たったり、逆に下手と下手が当たったり、旗も上げにくいなァ〜という組み合わせもあったりして、私だったらどうするだろうか??なんて考えてしまう場面もありました。
でも、次に参加する時は、皆んな「三本上がる様」にしたい。そんな指導をしなければと思いました。

我が家では、次男が切り込み隊長の先鋒として、しっかりとその役を成し遂げる事ができました。注意点を賢明にしている姿や、下級生を誘導していたり、という部分が見られて、「ずいぶん成長したなぁ」と、本当に良くやったと思います。

長男は一回戦。次男は三回戦。来年は、三番目の女の子がデビュー??どうなることか楽しみです。
今回は、初老のおじさんが、少々親バカおやじになってました。(反省!!)

凜美優先生、本当にお疲れ様でした。全国の子どものために、また来年も、よろしくお願いします。
Re: 感想 − 全日本少年少女武道(剣道)練成大会 ( No.4 )
日時: 2009/07/28 10:35:23
名前: 風斗 碧
URL: http://spoma.jp/

凛美優さま

 審判員、大変お疲れ様でした。
私は行かなかったのですが、うちの子供達も大会に参加しておりました。
一回戦で敗退したのですが、うちの先生曰く、「非常にいい接戦だった」そうです。

 翌日の稽古の時に講評としてみんなに話されたのですが、
先日の団内試合で先輩に「堂々とした試合をして来なさい」と
アドバイスを受けた子が、そのことをノートに書いてきていました。
「だから僕は、今日の全日本少年少女武道(剣道)練成大会を、
堂々とした気持ちで戦ってきました」
先生はそのことを非常に誉め、
 「日本武道館で「堂々とした気持ち」になれるというのは並大抵のことではない。
 試合に勝つことだけを目標とするのではなく、
 こうした気持ちを持つことが、いい剣道、立派な人間を育てるのです。」
とのことでした。

 大変いい経験をさせて頂いたと思います。
お疲れ様でした。
Re: 感想 − 全日本少年少女武道(剣道)練成大会 ( No.5 )
日時: 2009/07/28 23:05:06
名前: 剣道

凛美優 先生へ

素晴らしい大会だなぁと感じましたので、書き込みさせていただきました。

この大会に子供たちを参加させてやりたい・見てみたいと感じました。

想像でしか試合の模様を描けないのですが、基本と切り返しと打ち込みの

判定なのですが基立ちは誰がするのでしょうか?

実は私も、かなり前に○○○○のママさんの道場の試合で、初心者の部の

切り返しで判定をして勝敗を決める審判をさせていただいたことがあります。

基立ちは、あらかじめお願いしていた小学校5・6年生だったのですが、

審判をしていて、基立ちに少しだけ問題があるかなぁと感じた試合でした。


初心者ということもあってか、 >初めの2〜5本目の打ちで私は判定の目星が付きます< 

ということはあまりなかったです。

それから >傍から姿を見ていて不安になることもありました<

とありましたが、その点は大丈夫なのではないでしょうか?

大会の趣旨や試合の内容を読んでいると指導者はきっとわかってくれていると思います。

確かにいろいろな指導者がいると思います。試合に勝つだけのことを考える指導者もいれば、指導に疑問?を感じる指導者もいるかもしれません。

しかし、私が審判した時の広○県の大会に参加した母親も同じようなことを言われました。『指導者の力量が問われる試合ですよね』でした。

その通りだと思いましたが、素人の母親以上に指導者はもっともっと深いものを感じる場面と思います。

おそらく東京の日本武道館で行われる大会なのではないかと想像するのですが

私も指導者としてその大会に子供たちを参加させてやりたいと感じました。

東京からはかなり距離があるので、なかなか参加するということは難しいと思いますが、大変興味を持ちました。
Re: 感想 − 全日本少年少女武道(剣道)練成大会 ( No.6 )
日時: 2009/07/31 18:36:57
名前: 初老のおじさん

剣道さんへ

 はじめまして、初老のおじさんと申します。
 先日子どもが参加して来ましたので、全日本少年少女武道(剣道)練成大会について、補足説明の書き込みさせていただきます。参加者は小学生です。元立ちは剣道が出来る人なら誰でも可能です。
 この大会は、今年で44回目。一回戦、二回戦は、基本判定試合と一本勝負を5人で行います。
 全員が面、小手をつけ、竹刀を持って、次の試合のチームと一緒に相互の礼をします。
 基本判定は、指導者(監督)が元立ちとなり、切り返しに続き、打ち込みを行います。時間は40秒。その中に、応じ技が2本ある事。技の種類は決まっていないので、それぞれのチームで違います。
 審判員は3人。それぞれのチームで、先鋒から大将まで5人が出て、相手チームと競います。
 それが終了すると、今度は普通の一本勝負。時間は一分。勝負がつかない場合は、引き分けです。(一本勝負の勝ち本数は1です。)
 基本判定と試合で獲得した本数で勝負が決まります。
例えば
基本判定------------------------
赤チーム 先鋒  次鋒  中堅  副将  大将
      1   A   B   1   1  獲得旗数8/2勝者数
      A   1   0   A   A  獲得旗数7/3勝者数
白チーム 先鋒  次鋒  中堅   副将  大将

一本勝負------------------------
赤チーム 先鋒  次鋒  中堅  副将  大将
      コ   メ   メ          獲得本数3/3勝者数
                  コ   メ  獲得旗数2/2勝者数
白チーム 先鋒  次鋒  中堅  副将  大将

総合判定  基本判定  一本勝負  総本数/勝者数
 赤チーム  8/2     3/3     11/5
 白チーム  7/3     2/2      9/5
赤チームの勝ちとなります。
もし勝者数・総本数が同数であった場合は、基本判定で勝ちのチームが勝者となります。

 日本武道館に16試合場設定されます。場外の反則はありません。各試合場は26〜28チームが参加します。
 三回戦(試合場のベスト8)からは、普通の3本勝負です。時間は2分。各試合場のベスト2の敗者が敢闘賞。試合場の優勝者が優良賞。そして、試合場優勝者同士の勝者が優秀賞として表彰されます。各賞の個人に賞状、賞品。チームにも賞状があります。優秀チームには優勝旗が授与され、翌年、返還しレプリカが渡されます。すなわち、優勝チームはありません。
 選手の変更は、登録された補員との入れ替えが一回のみ可能ですが、当日新たな登録は出来ません。監督(元立ち)の変更は、開会式までに変更可能です。

 参加者は補員も含めると1チーム6人+元立ち(監督)計7人。
試合場当たり27チームとすると27×7で189人。16試合場あるので、189×16で3024人。それが二日あるので、ざっと総勢6048人の参加者となります。
 とにかく参加者が多くごった返していますし、3階から地下2階(アリーナ試合場)までの移動時間を計算しておかないと大変です。試合開始に間に合わない事もありますが、試合開始時間に遅れた場合は、試合順序2試合までに試合場にいないと不戦負となります。 
 入場行進が約30分。開会式があり、選手宣誓。優良団体表彰や木刀による剣道基本技稽古法の披露があり、準備体操をします。試合開始はだいたい10時10分頃。閉会式は3時半頃になります。
 参加団体も、主なところは、沖縄。熊本。長崎。広島。鳥取。岡山。香川。愛媛。兵庫。大阪。奈良。和歌山。三重。滋賀。富山。新潟。福島。岩手。秋田。北海道。当然関東近辺、中部の各県。全国から参加があります。交通手段の関係で、前日から来て泊まるところや、前夜バスで来るところもあるようです。道場連盟の大会も二日後位に開催されるので、両方に出場するチームも結構ある様です。

 この大会に参加すると、次の年の5月頃、要項・申込書等は各団体に送られてきます。
 新規に参加をする場合は、3月末までに、日本武道館へ、種目(大会名)団体名、責任者連絡先等を連絡すれば、どの団体でも参加は可能です。
 全日本選手権も日本武道館で行われます、その試合場で試合をする事は、めったにある事ではありません。私などの頃はこの大会は無かった。(あったなら出たかった)
剣道さんも是非参加する方向で……。子どもに感激と感動を。
Re: 感想 − 全日本少年少女武道(剣道)練成大会 ( No.7 )
日時: 2009/08/03 06:21:36
名前: 凛美優

皆さま。たくさんの返信ありがとうございました。

実は私、会社でコンプライアンス・ブロック休暇を取り、翌日の朝から一週間、岡山県と広島県に出稽古に行っており、昨日の夜中に東京に戻りました。その間PCを触れる環境にいなかったので、全く書き込みが出来ずすみませんでした。

審判員はこの大会のために審判講習会に参加します。基本の判定についてはその判定基準の把握とその見極めの訓練を行います。更に小学生の試合のための審判員の審判技法を再確認します。
判定基準も申し合わせ事項も含めたくさんありますが、あくまで総合判断だということ、それぞれの判定基準項目に優劣がないこと、そして試合者2名間の相対判断(どっちがいいか)であることとなっています。各論的な判断ではなく、総合的見地の判断ということですから、とても判定は難しいです。

東京都剣道連盟から出る審判員は、剣道六段以上かつ全剣連の社会体育指導員免許の中級以上を取得し、各傘下連盟が推薦する者となっているようです。その他の県剣道連盟からくる審判員は詳細は分かりません。

『しま』先生、『初老のおじさん』先生、『風斗碧』先生、剣道指導者として保護者として等、たくさんのお立場で少年少女剣士を支えて教育し、本当に素晴らしいです。私には指導する子どもはおらず、実践的な現実の子どもの指導経験は少なく、よく分からない所もたくさんありますが、実際の子どもの教育現場では、もっともっとたくさん大変なことがあるのでしょうね。子どもと一緒に剣道をするなんて、本当にいいですね。羨ましいです。子どものキラキラした姿から、大人は多くのものを学ぶのだと思います。私は、いつもこの大会で忘れていたものをたくさん思い出し、心を洗われます。

『剣道』先生。是非、参加されるといいですよ。子どもの思い出になりますよ。私は少年の頃、参加できなかったですが、この歳でもやっぱり羨ましい。あと、元立ちは、そのチームの監督となる方です。実際は、子どもの技の受けをしっかり出来る方です。元立ちの受けの上手さも、判定結果に響きます。元立ちそのものは判定対象ではないですが、元立ちの受けが上手いと、子どもの技が光ります。打ちもしっかりするし、姿勢や足捌きもよくなりすから。

やはり、基本掛かり稽古は、予め技を決めてそれを徹底的に上手く実践するということかと思います。子どもに自由に打ち込ませても、なかなか上手くいかないです。あと試合場を自由にあちこち動くのではなく、前後になるべく真っ直ぐ打ち抜けて行き来するようにした方がいいかと思います。

最近の傾向を見ていると、監督元立ちとしての女性剣士の活躍が目立ちます。やっぱり女性の方が子どもが言うことを聞くのかなって思いました。女性剣士も皆、構えも姿勢も立派でしっかりしており、受けが上手い。子どもは安心して思いっきり掛かっていけますから、スゴイなーって思いました。

『初老のおじさん』先生がご指摘のように、子どもに感激と感動を伝えるべく、是非、参加されるといいかと思います。

遅くなり申し訳ありませんでした。
Re: 感想 − 全日本少年少女武道(剣道)練成大会 ( No.8 )
日時: 2009/08/05 11:27:00
名前: 剣道一本

凛美優 先生 ありがとうございました。

特に、初老のおじさん 先生 具体的で

よくわかりました。益々、参加してみたくなりました。

凛美優先生が言われる通り、指導者の腕の見せ所ですね。

一花咲かせたいではありませんが、試してみたいです。

試合とは勝ち負けでなく、ためしあい(試し合い)です。

まさに、この大会はその通りだと感じました。ただ、距離が・・・

何とかクリアできれば申し込んでみます。私も剣道や指導に

携わっていますので、指導者の気持ちがわかります。

指導者も100点の先生はいないと思います。100点に

近い先生や100点を目指している途中ですから、凛美優先生が

心配される「その子にきちんと教えてあげて」は、この大会の

趣旨からすると解消されていく大会だなぁと感じました。

それより「審判の判定も完全ではないけれど・・・」も重大だと

私も思います。しっかり審判してください。30点の指導者には30点と、

50点の指導者には50点と100点の指導者には100点と子どもを

通じて教えてください。逆に私を審判してほしい(子どもを通じて)と

思いました。私の通う道場の先生に四段ですが女性の先生がいます。

この先生にも監督していただきたいので、その時は私が監督するか

女性の先生がするか、監督の取り合いになりそうです。

別の話ですが、私の県では審判主任が審判員の評価(点数)をつけて

おられます。これもよい傾向と思います。

凛美優先生 大変申し訳ありませんでした。名前を『剣道』で入れて

いましたが『剣道一本』です。まだまだパソコン操作が不慣れなもので

すみませんでした。
Re: 感想 − 全日本少年少女武道(剣道)練成大会 ( No.9 )
日時: 2009/08/06 00:14:27
名前: 凛美優

『剣道一本』先生。

是非、参加してください。時間の調整や、コストの問題等もありますが、どうか保護者の方のご理解を得て、忘れられない、そしていい思い出を作ってください。

先生のご指摘の通り、基本技に関する審判の判定は、極めて難しいです。スケートのように審査評点がきめ細かく一点一点決まっていて、それを総計して評点を出し、ランキング化して勝負を決めるのならばいいのですが、あくまで審判員の見える位置からのその時点の総合的見地の相対評価ですから、本当に難しく、論理的に客観的にきめこまかく評価事項を決めることさえも困難であるのが実状です。ですから、最後は、それぞれの審判員の目利きの判断によって判定を決することになります。

私は、個人的に重んじていることは、気合あって姿勢よく、手の内のバランスよく、しっかりした冴えのある物打ちによる大きな打ちと、腕の伸び、そして左拳の振り位置です。それでも格差ない場合は、足捌きですかね。細かく言えばたくさんありますが、メインはそれです。勿論、他の審判員はどうか分かりませんが…。

審判員の判定は、試合者や監督や周囲の観衆に大きな影響を与えます。剣道をする子どもたちのやる気にも関わり、慎重に公平に見極めて審判しなければならないのは言うまでもありません。審判員の立ち位置や動き、表示の明瞭さとタイミングなどなど、修得するべき審判技術もたくさんあります。いい加減には絶対出来ないものです。私は、間違いがあってはいけないと思い気を張るので、結構いつも疲れます。でもやはり百点満点の審判は、まだまだ出来ません。

仰る通り、試合は試し合うことです。自己のあり方が、周囲の道場と比べどうなのか、体感的に把握するには、この大会は本当にいい機会だと思います。

私も、今、切り返しと基本打ち込み稽古をして、ちゃんと子どもたちや一般の方に3対0で判定勝ちできるような、きちんとしたキレイな切り返しと打ち込みを心掛けています。でも、やはりトシの都合で、子どものようにしなやかには出来なくなっていますかね…。

先生は、広島県でしたっけ?もしそうなら、私もそうなので、どこかですれ違って見かけているかもしれませんね。
Re: 感想 − 全日本少年少女武道(剣道)練成大会 ( No.10 )
日時: 2009/08/06 10:32:43
名前: 剣道一本

凛美優 先生

>私も、今、切り返しと基本打ち込み稽古をして、ちゃんと子どもたちや一般の方に3対0で判定勝ちできるような、きちんとしたキレイな切り返しと打ち込みを心掛けています。<

素晴らしい心掛けと思います。

私は、子ども(小・中学生)主体の道場で

なかなか大人の稽古ができない状態があります。

自分の通う道場では週3回、夕方60分の稽古時間を

ほとんど休憩なしの状態で子どもに教えるのが精一杯の状態です。

 忙しい中で、月に何回か別の道場の大人の人と稽古をするように

心がけています。地稽古だけなので、凛美優先生の言われる

切り返しと基本打ち込み稽古がしたいです。

 私自身、凛美優先生のように昇段については頭の片隅に入れています。

今は子どもたちの指導中心ですが、OBの中にはインターハイ出場の

経験者などが時々稽古に来てくれるので、私も子どもたちには大先生で

ありたいと思います。(昇段は別として)

練成大会は錬成大会ではないでしょうか?

個人的ですが錬成という言葉は好きです。

試合の前に稽古があったり試合の後に稽古があったり

試合だけの大会よりずっと良いような気がします。

今日は広島は86(ハチロク)です。灼熱ではないですが、

蒸し暑いです。今日も頑張って夕方は、稽古に行きます。
Re: 感想 − 全日本少年少女武道(剣道)錬成大会 ( No.11 )
日時: 2009/08/06 10:59:19
名前: 凛美優

『剣道一本』先生。

恐れ入ります。『練成』ではなく『錬成』です。はじめだけ編集修正しておきました。スミマセン。

今日は広島の原爆の日ですね。お祈り…。

私も今日はお稽古日なので、やってきます。頑張りましょう。
Re: 感想 − 全日本少年少女武道(剣道)錬成大会 ( No.12 )
日時: 2013/07/02 01:03:21
名前: 剣道一本

凛美優先生

3年ぶりに出場します。申し込みまで色々ありましたが、出場することになりました。あと1カ月を切りました。もし審判されるなら、どこかの会場で参加していますので、心で応援お願いいたします。

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