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どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください
日時: 2009/08/16 22:40:22
名前: リブート

 はじめまして。私は、30代終盤の男性です。中学高学と続けていた剣道を約20年ぶりに再開し、2カ月がたちました。始めた当初は稽古時代にもついていけぬほどの衰えぶりでしたが、最近ようやく、稽古についていけるだけの体力がよみがえってきました。
 
 それにつれて際立ってきたのは、自分がかつてやっていたチャンバラ剣道の限界です。20年前は当たり前のごとく面は「刺し面」。スピードに任せてうちこんでいましたが、最近は、特の上級者の方たちと当たると、私のへなちょこな「刺し面」は、決まって打ち負けてしまいます。
 
 もちろん、打つ前の「攻め」にも問題はあると思いますし、「刺し面」自体の完成度の問題もある(手の内の使い方など)とは思います。しかし、上を目指すうえでは、「刺し面」だけでは越えられない壁というものもあるように感じています。

 そこで、上級者の方たちがやっているような「大きくてかつ鋭い面打ち」を身につけたいと思い練習しているのですが…。これが、どうにも難しい。

 どうしても、スムーズな一挙動の打ちに仕上がりません。無理に一挙動で打とうとすると、ふりかぶるときに右腕に力が入ってしまったり。それに、そもそもふり上げとふりおろしのタイミングがつかめず、気剣体一致とは遠くかけ離れた打ちになってしまう。他にもいろいろと原因があると思うのですが、一言で言えば、全然うまくいかないのです。

 そこで、みなさんにご相談なのですが、どうやったら、大きく鋭い面打ちおを打てるのでしょうか。足さばきとふり上げふりおろしのタイミング、力の入れ方など、コツを伝授していただけるとありがたいです。

 よろしくお願いいたします。

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Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.1 )
日時: 2009/08/17 16:53:59
名前: だみ声< >

リブートさん 初めまして HN「だみ声」と申します。
30台最後の時期の剣道再会との事、おめでとうございます。 再開のきっかけは何だったのでしょうか?よろしければお教え下さい。

僕の場合はサボり続けていたある日、地元剣道教室の先生が92才で亡くなられ、葬儀のあと、他の指導者の方が誘って下さった(引っ張り出された)のがきっかけとなり、ドップリ剣道漬けになって早15年です。 年令的にも還暦をとっくに過ぎ、特に強いわけでもなく、体力もままならなくなっておりますが、剣道だけは完全な慢性中毒状態です。

僕は、19歳の時、たとえば左足の引きつけ速度を素早くする指導を受けたと思いますが、
自分の若い体力を持って戦うとき、多少引きつけ速度が遅くても、なんとか戦えてました。
さらに面打ちも素早い刺し面を繰り出せば、そこそこ試合が出来ていたと思います。
姿勢の乱れなど「どーーでも良いじゃんか」「勝ってなんぼでしょう!」のノリでした。

こんな状態の時、おおきく振りかぶると、その分時間が掛かって、打たれ易くなるのだから、ちんまくでもいい、素早く繰り出せばそれでいい、少なくとも自分は、大きくも、強くもない打ち方でいいんだと思ってました。 だから左足引きつけも、大きく打つ面も、いくら注意を受けてもその時だけの取り組みでしか有りませんでした。

あの時ちゃんとやっておれば、もう少しサマになる剣道が出来てたんじゃないかと思いますが、後悔先に立たずというやつです。 つまり、理合い、打突の好機、虚を捕らえて打つ事の意味がまったく分かってなかったわけです。
しかもちゃんとやってた奴には、やっぱりかなわなかったのですが、それすら気が付いてなかったようです。

今小中学生を中心に剣道の指導をしておりますが、右足から打って出る事、打突時の左足の引きつけの事、おおきく振りかぶる事について、以下のように説明してます。
僕が若い時はそんなのしなくても打ててたから、君たちも今は大して重用だと思わずに聞いてるだろうけれど、この重要性に早く気づいた人が、達人になるのだ!

リブートさんは、まだまだお若い! いまから精進すれば、七段は完全な射程距離ですから、大いにがんばっていただきたいです。

前置きが長くなりましたが、大きく鋭い面打ちのコツを伝受してほしいと言われて、こうしろ、ああしろ、といくら書いてもどうにもならない事をまず申し上げます。
あえて書くとしたら、「上達すれば自然と出来る」ようになってるはずです。と言うまるで禅問答ですが、これではご不満ですよねえ。

たぶん
1) 打ち込み台相手に、正しい間合いから右脚先行で、打つ。勿論おおきく振りかぶって大きく振り下ろす事。
2) 打ち込んだ右脚は、左足が押し出す事によって大きく前に出たのだから、左足は自然右脚に素早く追随して来るはず。
3) 竹刀の握りは、とにかく力を抜く事。
4) 相手に打たれる事は、意に介さず、よけたり受けたりもせず、ひたすら真剣に大きな「面」だけを打ち続ける事。(指導者の中には、「別の事もやれ」と言われる事もあるでしょうから、そこは臨機応変に…)

恐らくいくら書いてもきりがないぐらいの項目があると思います。精進を重ねて下さい。
ある八段先生の言葉ですが、
一拍子の打ちは、振り上げて打突が終わるまでの途切れない動作であって、スピードが速い打突のことではないのだ。 あえて言えば振りかぶりは比較的ゆっくりで、途切れることなくスパッと降りてくるイメージだ。 見てるとさほど早いとは感じませんが、稽古いただくときの面は猛スピードでやってきます。

まあ大きく素早く力強い「面」は、剣道やる上での永遠のテーマなのですから、一朝一夕に行かないのが当たり前です。 若い頃のパワーとスピードだけの剣道からの脱皮に気付いただけでも、上達の扉を開いたような物と捕らえて、真剣に取り組んでいけば自ずと七段は手に入ると思います。

これでは何のアドバイスにもなってない事を認識しておりますが、おゆるし下さい。
他にどなたか、それこそこれぞ「極意!!」と云うアドバイスをいただきたいですねえ。
だみ声様、ありがとうございました! ( No.2 )
日時: 2009/08/17 22:26:00
名前: リブート

だみ声様

 感激いたしました。私のごとき若輩に、ここまで丁寧なお答えをいただけるとは…。感謝申し上げます、ありがとうございます。

 大きく鋭い打ちに関して様々なアドバイスをいただき大変参考になりましたが、ことにだみ声様の「大きく素早く力強い「面」は、剣道やる上での永遠のテーマなのです」には、そうだったのかと、納得しました。おっしゃる通り、今はできなくても、ここでその重要性に、ほんの少しでも気づけたことはやはり、よかったことなのだと改めて思いました。
 それに、ご紹介いただいた八段の先生のお言葉、「一拍子の打ちは、振り上げて打突が終わるまでの途切れない動作であって、スピードが速い打突のことではないのだ」には、うーむなるほどと深くうなずいてしまいました。この言葉を読んだことで、それまでいかに私の心のうちに無意識のうちに、第一義的なテーマとして「スピード」があったのかを思い知らされました。
 スピードよりも大切なことがあるのだという…。これからの自分の剣道を考えるとき、これはとても重要な視座であるように感じました。

 さて、冒頭にいただいた「再開のきっかけは?」というご質問にお答えいたします。直接のきっかけは、近所のスーパーに掲示してあった「会員募集」の張り紙を見たことです。さっそく見学に行き、その日のうちに若いころ通っていた防具屋を訪れて剣道着や竹刀を買い求め、翌日に体験稽古、同日入会、という感じで、あっという間にはじまりました。
 自分でも不思議なのは、なぜこんなに急に、剣道を再開する気になったのか、ということです。一つ考えられるのは、20年前、悔いを残したまま辞めていたことかもしれません。 
 中学でも高校でも、顧問の先生は剣道未経験者で、先輩の剣道を見習いつつ稽古をしていた私の剣道は、いわば我流のチャンバラ剣道でした。稽古のかいあってか多少体力はつきましたが、それ以外には成長のあとがほとんど見られず、同世代の他校の生徒には置いて行かれるばかり。ろくに結果も残せず、勝てなければ意味がないじゃないかというあきらめと悔いとともに引退。20年前は、これが剣道と私の宿命と考えて別れを告げたものでした。
 でも、20年たってスーパーの張り紙を見た時、ふと思ったんです。勝てないことが20年前の宿命であったとしても、だからといって、今剣道を始められないわけじゃない。それに今ならば、経験者の方、上級者の方から、いわば「正しい剣道」を教えていただけるんじゃないか。もちろん、当時に比べれば体力も落ちてはいるけれど、勝ち負けよりも「理合」を理解するには、今の方が都合もいいかもしれない。 
 一番最後の、「勝ち負けよりも」は、カッコつけ半分ではあるものの、もう半分は今の本音です。勝ち負けがすべてと信じていたからこそ辞めた剣道ではありましたが、勝ち負けよりも大切なことがあるんじゃないかと考えられるようになったことは、もう一つの剣道を再開のきっかけであるのかもしれません。
 といろいろ再開の理由を自分に問うて類推しましたが、とても単純な理由としては、今剣道をやったら楽しいだろうなあ、という予感がしたことです。そして、今のところ、その予感は当たっています。今、私は剣道をすることが、楽しくて仕方がありません。

 …長々と自分を語ってしまいお恥ずかしい限りです。すみません^^;

 これからも、分からないことなどがあれば、ここに相談しに来ようと思っております。だみ声様、皆さま、どうぞ、よろしくお願いいたします。

Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.3 )
日時: 2009/08/19 03:39:16
名前: だみ声< >

リブートさん
野球もサッカーもその他格闘技も、40歳を過ぎるとコーチや監督はやりますが、同じように継続し続けるのは、剣道以外あまり見当たりません。
テニスなどはかなり高齢になっても楽しみますが、いくら鍛え込んでいても若い人とのラリーでは、やはり体力負けする事が多いのじゃないでしょうか?

その点剣道は元気な80代の方と、血気盛んな10代の若者とがほぼ対等に対峙して、遜色なくと言うより、たいていは元気な80代の方が若者を翻弄してしまう場面ってよくありますよねえ。
おそらく上記二人が、相撲やボクシングや、腕相撲や、徒競争、縄跳びなどを競い合ったら、若者の方が圧倒的に優っていると思うのですが、剣道になると逆転するのはどういう事なのでしょうか?

筋力を直接相手に繰り出すのではなく、竹刀を介してやっているところがミソだと思います。 そして竹刀を向け合っている距離と2人を取り巻く立体的空間をどのように支配するかが、勝敗(と言うより優劣)を制するのではないでしょうか?

この辺の事が剣道の魅力だと気が付くと、もう中毒状態です。 高齢の先生がよく言われるのですが、若い人が突進してきたのをまともに受けたらぶっ飛ばされるから、避けるようにしてるんだよ、何回か避けている内に相手の方が疲労して動きが鈍るから、そこにポンと一本打ちこむんだよ。

では若い人は、突進などせず先生と同じ様に構えて、疲れないようにして隙を狙って行けば、体力勝負だからその内こっちのものになるはずですね。
ところがそうはいきませんね? 蹲踞から立ち上がるまでは、そう思っているのに、いざ立ち上がって見ると、なんとも相手の剣先が目障りで邪魔で、しつこいハエの様にまとわりついてきます。

じっとしておれなくなって、ついには打ち込んで行かざるを得なくなるのですが、なぜこうなるのでしょう? それでもがんばって打ち込まずにおればいいのに、どうして打ち込んでしまうのでしょうか?

全く残念なことですが、打ち込まずにいると、大して早い動作ではないのに、相手の方がスーッと近付いてきてポンと打たれるんですよねえ。 打たれたくないからそうなる前に突進せざるを得ないし、突進を何回かやってる内に息がゼーゼーなってしまい、こりゃいかん体勢を立て直し…と思ってる所をポン。 結局打たれてしまうのです。

こう言う風に、「空間支配」されてしまうと、完全に相手のペースです。 年齢も竹刀速度も関係なく無防備状態にされてしまい、操り人形のごとく踊りまわることになります。

剣道を修行すると言う事は、終極の所「空間支配」する能力を高めることであり、支配できる状態になると、竹刀速度など多少早かろうが遅かろうが、相手が「どうぞここを打って下さい」状態なのだからポンでおしまい・・・ と言う事ではないか?

空間支配力を高めるには、たぶん技を磨くだけでは不十分で、心法も重要な要素だと思います。この辺が剣道の底知れぬ魅力にもなるのではないでしょうか?

もっともここまで上達するのは並大抵のことではないのですが、剣道をこんな風に捕えて修行するのも、研究テーマとして大変興味がわくのではないでしょうか?
僕も、理屈だけはこんな風に述べて、いろいろ工夫してるつもりですが、なーーに道場に行けばいつも操り人形にされております。

がんばって、熱心に、しかし楽しく、和気あいあいと、しかし立ち合いだけは裂ぱくの気合と情熱で、修業を重ねて行きましょう!!
Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.4 )
日時: 2009/08/19 21:23:34
名前: リブート

だみ声様

 一週間ほど前、いつも通っている道場ではない、別のサークルの稽古に参加したときのことです。そこでは地稽古が中心で、上級者の方と相対する機会がありました。その時、お一人からは「あなたの剣道は、間合いの攻防が少ない」。もう一人の方からは「ちょっと無駄な動きが多すぎるように感じる」と言われました。うーん、チャンバラ、未だ脱せず。難しいです。 
 
 空間支配。現在2段の私のレベルですと、ほんのり分かるような…でも実際にはまだまだ実現からほど遠い世界でのお話に感じます。なんといっても、チャンバラ剣道ではいかんなあ、とついこの前ようやく気づいたほどですから、だみ声様のおっしゃる世界について理解するのは、しばらく先になりそうです。ただ、そういったことも、意識しながら稽古していこうと思います。

 ところで、私は最近、家の周辺をウロウロと、ジョギングのような、素振りのような、一人稽古をしています。竹刀を持って夜中に町をウロウロですから、怪しいことこの上ないのですが…。こうでもしないと上達しないような気がして。走りながら考えて、ふとアイデアが浮かんだらその場で竹刀を振ってみる、という感じでウロウロしています。
 
 で、先日のだみ声様のアドバイスを元に、いろいろと竹刀を振り、踏み込んでみています。一つ、大きくわかったことは、刺し面と同じリズムで前に踏み込もうと出るから失敗する、ということでした。それに気づいたのは、だみ声様から「スピードにこだわるな」とのアドバイスを受けたことがきっかけでした。
 
 そこで、振り被る分だけ刺し面に比べて時間がかかるのだから、左足に体重を乗せ、その状態でゆっくりとふり被りながら徐々に右足を前へ踏み出し、踏み込みの時点で剣と体が一つになるようにしてみました。
 
 すると、おかげさまでなんとか、剣と体は一つとなった、「一拍子」(のような)打ちができるようになってきました。ただ、これを実践に乗せるとどうなるのか。これについては、週末の稽古になってみないと分かりません。
 
 それでも、だみ声様のアドバイスのように、打たれてもいいからできるだけ、大きく鋭い面打ち、で勝負してみようと思っています。がんばります。またアドバイス、よろしくお願いします。
Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.5 )
日時: 2009/08/20 08:50:35
名前: スブリマン

リブートさん、はじめまして。スブリマンと申します。

私は、40代終盤の男性です。中学高学と続けていた剣道を約30年ぶりに再開し、6カ月がたちました。

とリブートさんとほとんど同じような書き出しになります。


大きな面、小さな面。。。。これって剣道の大きなテーマのひとつですね。大人の剣道は、大きな面!と頭では感じているものの
どうしても打ちたい意識が先に立って小さな面になり勝ち。
ほんと私のテーマもリブートさんと同じです。

ここで、ひとつ疑問。
大きい、小さいってどこで区切りがくるんでしょう?

1.左手の下から相手が見えるくらいまで?
   これはやはり左手の上向きの動きが必要ですね。

2.竹刀が垂直になるくらいまで?
   これなら左手を突き出して、手首を使えば
   実現できますね。  

リブートさんが取り組もうとされている大きな面はどの程度まで
と考えておられますか?

ところで、
竹刀を持って夜うろうろジョギングですか。。。絶対怪しい人だと
思われていますよ。でも、いいですね。私も夜ジョギングをしてますが
ジョギングの途中ときどきすり足ジョギングをしたりしてます。こんど竹刀もって走ってみようかな。あれこれ考えるその時間が楽しいんですよね。





Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.6 )
日時: 2009/08/20 23:47:54
名前: リブート

スブリマン様

 レスをありがとうございました。
 30年ぶりですか、私よりもさらに上手ですね!
 勇気づけられます。
 
 さて、私にとっての「大きな面打ち」ですが、該当するのはご指摘の1番、すなわち、左拳の下から相手が見える程度まで振り被る面打ち、ということになります。
 
 2番ですと、最近、本などでも紹介されている「上級者の打ち方」ということになるのでしょうけれども、どうも手の先のみで打っている感じがして、手ごたえがありません。
 
 大上段に構えた申し上げ方をすれば、このような「スナップ打ち」で、本当に切れるのか。もちろん私も、試合ではおそらく2番の打ち方を選択するのだと思うのですが、今は、1番を目指したいという思いであります。
 
 ちなみに、1番を練習しはじめてから、2番の打ち方が、よりスムーズになっていく感覚があります。といって、まだ実践で試していませんので、そのあたりは、また追ってご報告させていただきます。
 
 夜の竹刀ジョギングですが、これは、楽しいですよ。竹刀がある分、何か思いついたら、走るのを止めて、即その場で試すことができます。

 ただ、経験上、なるべく人通りの少ない道をお勧めします。確かに相当怪しいと思います。正面から人が来ると、剣先を地面にまっすぐに向けて、「私は危険人物ではありません」という感じを無意識にかもしだす自分がいます。

 それから私の場合、「私は誰かの復讐に向かっているのではなくジョギングをしているんです」というアピールのために、タオルを頭に巻いて、じょがーな雰囲気を演出しながら走ります。

 ポリスやパトカーと何度かすれ違いましたが、いまだに職質をされたことはありません。ヤンキーのお兄ちゃんたちやスケボー軍団とすれ違っても、なにやら怪しい奴が走ってるなあ、という視線はありますが、だからといって、「おいお前」ということになったためしはありません。

 で、目的地の公園についたら、ひとしきり素振りや、相手を想定しての打ちこみなどをしています。道端に生えているキリンソウ(セイタカアワダチソウ)をフェンスにひっかけて竹刀に見立て、一足一刀の間合いを作って、一人で攻めの稽古をしてみたり。こうなると、はたから見たら怪しいを通り越しているとも思いますが、これもこれ、童心に帰ったような心持ち。至福です。

 ご参考に(?)
 共にがんばりましょう^^
Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.7 )
日時: 2009/08/21 07:36:57
名前: だみ声< >

ごめんなさい、今夜は少しアルコール入りです。

面打ちは、究極の剣道のテーマと言われています。 塚原朴伝いわく「一つの太刀」。 一刀流いわく「切り落とし面」、その他「兜割り」など。

かと言って、大きく振りかぶって打ち込みに行くと、グサッと「突き」が襲ってきます。

突かれた後、その竹刀を払って打つと「おまえはもう死んでいる」と言うアドバイスをもらいます。(稽古後のあいさつの時)

では大きく振りかぶらないで、打ち込みに行くと「バーーカ、しっかり振りかぶって、ドッカァーーンと打って来い!!」と言われます。

そこで ??????? ですよねぇー。

さあここでじっくり考えるのが、剣道の楽しみと苦しみと工夫なのです。


ここで語られるのが、「攻め」ではないかと思います。 十分に攻め込んで、相手が委縮した状態の時、大きく振りかぶって、ドッカーーンの「面」で決まり。
相手が委縮してないのに、大きく振りかぶると「突きや胴」が飛び込んできます。


この見極めと言うか、攻防と言うか、駆け引きと言うか、気争いと言うか、優劣など、言葉で表せない一瞬の「攻め」「打突」「踏み込み」が勝負所と言うのではないか?

それが何とも言えない面白さであり、打てた時の達成感であったり、打たれた時の反省であったりして、「剣道は面白ーーーい」が、死ぬまで修行につながるのではないでしょうか。
Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.8 )
日時: 2009/08/21 06:12:29
名前: 兵庫助< >
URL: http://www.kcc.zaq.ne.jp/hiranokendo/

リブートさん、20年ぶりの再開、心からお慶び申し上げます。

スーパーでのはり紙が再開のきっかけとのこと、はり紙の威力を再認識させられました。

そして、今、剣道が生活のリズムの中に入り込み、とても楽しんでおられるご様子、
自分のことのように嬉しく感じます。
技術的なことは、他の方にお任せしますが、ぜひいつまでも続けてください。

真の勝者は、生涯続ける方だと思います。

私の教室にも、40年ぶり、33年ぶり、19年ぶりの方がおられ、さらに10数年ぶり
というような方は何人もおられますが、共通しているのは、リブートさん同様に、
みなさんとても楽しんでおられるということです。
周りの者にとっても、その様子が好影響を与えると感じています。

また、今のところ、19年ぶりで六段を目指している方が苦労しておられる以外は、
みなさん見事に昇段もしておられます。

もちろん段位がすべてではありませんが、継続する上での目標の一つにはなり得るでしょう。

ぜひ続けられるよう、そして剣道を楽しまれるよう、お祈りいたします。

この場を通じて、いろんなご報告があることを楽しみにさせていただきます。
Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.9 )
日時: 2009/08/21 19:42:52
名前: リブート

だみ声様

 出鼻を突かれて「お前はすでに死んでいる」ですか…。だみ声様にしてそれでは、私ごときではさらに難しいんだろうなあ、やっぱり、と思います。それでも、ドッカーンの面にはやはり、どうあっても、「攻め」なんですね…。

 先日、桜木哲史先生の「最強の剣道」という本を購入して読みました。桜木先生は徹底的に攻めであると。しかもその攻めは、「竹刀の表から、相手の竹刀を上から抑える形で中心を取る、何度でもそれを繰り返して、出鼻を狙う」という攻めであると。徹底的なんだなあと。

 私もあやかりたいなあと思っています。表から攻めて相手の竹刀を抑え、いわば相手が、無理をしないとこちらの竹刀の裏に回れないような状況をつくって、追い詰める。理想だな、と思います。

 ただ、私の場合はまだ、この、表の上からずっと相手の竹刀を制御しつづける、ということがまだよく理解できておらず、当然、実践にもつなげられていません。それが分かってきたら、「ドッカーン」も少しは近づくかも、ですが…まだ、遠いですね、きっと。

 それにしても、だみ声様は、本当にいつも、剣道に向かってまっすぐですね。いただいたコメントを読むと、元気がでます。今回も、ありがとうございました。


 
Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.10 )
日時: 2009/08/21 19:56:16
名前: リブート

兵庫助様

 ありがとうございます。長く続けられるように、がんばろうと思います。

 周囲への影響は…どうなのでしょうか、まだまだ稽古中に息が上がってヨレヨレになり、肩で息をしては代表の方に怒られて…みっともないことこの上なく、まあそのせいで、持久力アップの試みとしてジョギングなど始めたわけなんですけれども、今のところは、まだまだいい影響を与えているとはどうも、思えません。子どもたちに、ヒーヒー言ってへこたれている大人の姿を見せるのは、あんまりよくないかなあと…。

 とりあえず、来年中の3段獲得を目指したいなあと思っているところであります。今後も、何かとご報告など申し上げたいと思っております。

 あ、最近の変化といたしましては、面防具のリフォーム、でしょうか。

 再開以来、面がどうも、顔に合っていなかったんですね。いや、それが高校時代からそうなのか、どうかも、今となっては定かではないのですが。とにかく、物見から1つ上の隙間で、相手を見ている状況が続いていまして。
 で、それを注意されて、そうかと物見で見ようとしたら、アゴが上がってしまい、そのうちに首が痛くなり、その痛みが腰に移動して…。
 
 どうもこれは悪循環だぞ、と思い防具屋さんに行って面をつけて状況を説明したところ、「2、3日預けてみてください」と言われまして。で、お預けした。その面が本日戻ってまいりました。

 その装着感に驚き。物見に目の位置がぴたりと決まっている。面のフィット感も、いままでにない、下手をすると、剣道を始めてから初めてといっていいくらいのジャストフィットで、おもわず、「おおっ!」と声を上げてしまいました。おまけに、代金を尋ねると、「いえ、結構ですよ、ちょっと広げただけなんで」。つまり、「タダ」!。

 それではあまりに申し訳ない気がして、というのも、新しい面の購入すら考えておりましたものですから、浮いた(つもりの)お金で、道着を一着買いました。それでも、とってもお得な感じ。

 これで、首も痛くならないでしょう。心起きなく剣道に打ちこめます^^。
 とまあ、そんな変化がありました。ご報告まで^^。
Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.11 )
日時: 2009/08/22 06:52:53
名前: 兵庫助< >
URL: http://www.kcc.zaq.ne.jp/hiranokendo/

>子どもたちに、ヒーヒー言ってへこたれている大人の姿を見せるのは、
>あんまりよくないかなあと…。

そんなことないですよ。普通の生活では、大人がそこまで頑張っている姿を
見ることはないですから、とても素晴らしいことだと思います。
子どもたちも、驚きとともに、ある種の感動を受けていますよ。

>その装着感に驚き。物見に目の位置がぴたりと決まっている。

それはよかったですね。
面が合っていないために、アゴを出したり、引き過ぎたりで、姿勢が崩れる
方が多いので、早く気づいてよかったと思います。
それにしても、良心的な武道具店ですね!
贔屓にして、いろいろアドバイスをもらうといいですね。

Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.12 )
日時: 2009/08/22 07:04:55
名前: Kenoken< >

リブートさん、

始めまして、Kenoken(きのけん)と申します。私もブランク28年の再開組みです。5年前42歳で再会し、はまっています。(中毒状態です)

大きく綺麗な面、あこがれますよね。つい先日、日本から8段先生を2名お招きした夏合宿に参加しました。面打ちの基本(面に限りませんが)、左足で踏み切ることが大事だと言われていました。左足でしっかり踏み切り、そしてすばやく引き付ける。

あとは、打つタイミングなんでしょうね。
8段先生の出す面は大きく、それほど早くはないのに、しっかり決まります。
やはり、理合いが大事ということなんでしょうね。

いや〜、遠い道のりですがお互いがんばりましょう!
Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.13 )
日時: 2009/08/22 14:51:42
名前: リブート

kenoken様

 レスをありがとうございます。

 >日本から8段先生を2名お招きした夏合宿

 と言うことは、海外で剣道にいそしまれているということですね。このサイトの裾野が広さ、ワールドワイドな現在の剣道の有り様に驚かされます。

 kenoken様も、再開組ですか。しかも、私よりもブランクが長い…自分もがんばらないとなと、改めて思います。

 左足での踏み切りが基本であると。うーん、これまた奥深いなあ。大きな面に限らず、やはり、打ちの起点は左足に体重が乗った状態、ですよね。この時の体重の乗り具合、あるいは左足の甲の地面に対する角度。どれが理想なのか、私も試行錯誤しているところであります。

 左足、と申しますか左脚で特に気にしているのは、ひかがみの緊張感、についてです。いわば、いつでも打ちだせるような緊張感を保つべきだと思うのですが、運歩ごとに、微妙に弛緩したり、緊張が過度になってしまったりします。傍目には分からないかもしれないんですけれども(高段者には見抜かれるかな)、左脚がピタッときまるまでは、私の構えはいわば隙だらけの状態だと思います。
 
 そのための工夫として、何かで読んで試しているのは、左脚の踵を、少しだけ外側に開いて体重を乗せてから、内側に閉めるという感じで立つこと。そうすることで、脚の内側に緊張感を保つという試みです。

 空手で言えば、「サンチン立ち」、少林寺拳法的には「きば立ち」というのでしょうか、とにかく、そのように立つと、心持ち、ひかがみに適度な緊張感を得やすいような気がしています。ただ、まだ実験途中、試験中です。

 長い道のりですが、おっしゃるとおり、理合を求めつつ、楽しんで続けていければと思っております。
Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.14 )
日時: 2009/08/22 14:46:16
名前: リブート

兵庫助様

 子どもたちが私を見て感動を?…。そうなのでしょうかねえ、だとしたら、申し訳ないような、照れくさいような。
 
 まあでも、どう見られても構わないや、という程度には開き直れていますので、まずは自分のためにがんばろうと思います。子どもたちの反応を気づかう余裕など今の私にはありませんが、自分のために頑張ることが結果的に、子どもたちによい影響を与えられるとするなら望ましいことだなあ、と思います。

 それから、面をリフォームしていただいた防具屋さんは、20年前にもお世話になっていた防具屋さんです。これからも、何かとお世話になりそうな予感であります。大事にしないと^^
Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.15 )
日時: 2009/08/22 16:49:44
名前: わちゃ〜

リブート様、はじめまして。
わちゃ〜と申します。宜しくお願い致します。

「大きな面打ちの仕方」との事。

「大きな面」とは・・
私は、リブート様と同じで最低限左拳は、額まで上げる。
ほぼ同じかと思います。加えて下半身の動きもそれに連動するもの。

少年剣道と一般とは違うものかどうか分かりませしこれが良いのか又リブート様に合うかどうか判りませんが・・・

経験として
稽古と実践試合は違いますが、息子らの普段の家での素振り稽古時では、左拳から柄が浮く事を注意して左拳を頭のてっぺん後ろまで上げ、竹刀をおしりに当て、そこから一気に振る早素振りも取り入れてます。実践では、コレは向かないものですが、そうではなく「肩甲骨の最大可動」を意識しております。この動きを頭と体に覚えさせ・・・
試合では、稽古で覚えた頭のてっぺん後ろまで振っていた左拳を額で止め、打ち放つ。結果、加速するような感覚で、前に打てるようです。(気持ちの問題?)足は連動して動きますからズレたりブレたりないようです。試合相手によってピヤっと刺し面で対応したり、またグワッと大きく振りかぶって面の王道みたいな動きで対応したり、自分で腕の動きを調整しやすいようです。小さな動きだけの稽古をしていると体が、イザ大きな動きが出来ないとか。頭と体にインプットされてませんもんね。大は小を兼ねる?
お役に立たなければすみません。
Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.16 )
日時: 2009/08/22 22:07:07
名前: リブート

わちゃー様

 お話をうかがって、ちょっと目が覚める思いがしました。そう言えば、昔はお尻の割れ目まで竹刀を振り被って素振りをしていました。

 例えば少し重い竹刀を振って負荷をかけて練習して振りを早くするように、最大可動域を広げる訓練としてそれをとらえるならば、とても有効な練習法であるように感じます。大きな打ちを成立させるために、さらに大きな振りで練習する。うーん、言われてみれば、その通りかも。

 まさに原点回帰な感じです。普段の稽古では、代表の方に背中まで振り被る必要はないよと言われて、つい、そのままにしていました。でも、目的がはっきりした以上、素振りの際には高校生に戻った気分で、背中まで振り被ってふってみようと思います。明日がちょうど稽古日なので、試してみます。

 ありがとうございました^^
Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.17 )
日時: 2009/08/25 07:34:37
名前: リブート

 先日、夏休みを終えた道場で、ここのところ自主稽古で取り組んでいた「大きな面打ち」をいろいろと試してみました。以下、結果をアトランダムに記しておきたいと思います。

 打ちこみ稽古にて。気剣体一致が実現したという自信はまだないものの、少なくともタイミングがずれることなく打ちこむことはできました。ただ、これが、上級者の方たちとの地稽古になると、状況は一変しました。

 まず、代表の方(七段)につけていただいた稽古。攻められながらやっているうちにどんどん肩、というより上半身全体が緊張でがちがちに。そして、無意識に刺し面を繰り出していました。
 
 おまけに、だみ声様に「3) 竹刀の握りは、とにかく力を抜く事」。とアドバイスをいただいたにもかかわらず、手の内がガチガチで、右手打ちのような形になってしまい、「まっすぐ打て!」と叱られる次第。いやはや、大きな面どころではなかった…。なさけないです…。

 注意されて以降は、ほとんど打ちこみ稽古のようになりまして、ハアハアと息を切らせつつ大きな面を続けましたが…。残念、代表との地稽古における大きな面打ちの実践は、次回以降の挑戦に持ち越しにいたします。

 その直後、今度は私より少し若い、おそらくは30代前半の四段くらいの方との稽古。スピードが速く、技も多彩、剣道暦も長そうな方ですが、この方との稽古には、さほどの緊張もなく相対することができ、大きな面を、「ここかな?」というタイミングで、何度か、繰り出すことができました。
 
 その一本目。いままで刺し面ばかりしていた私がいきなり大きく振り被って面を打ったので、相手の方は意表を突かれたという風で面が決まりました。本当は、意表を突いた故ではなく、攻め込んだ結果の王道として、面を決めたかったのですけれども。
 
 その後も大きな面を繰り返しましたが…出小手を取られることはなかったものの、こちらの面も決まることはなく、最後には胴を抜かれました。

 その他、他の方たちと幾度か、地稽古をしまして…。ただ、完全に攻め落として大きな面が決まったと言う感覚は、ついぞ持つことはできませんでした。

 うーむ…。やはり、難しいです。今の私は、1.大きな面打ちの完成度が低い 2.それ以前の攻めがまだ不十分。なので、大きな面を主体にして技を組み立てることは、まだ無理なのだと思います。

 それでも、追及はまだはじまったばかり。これであきらめるつもりはありません。大きな面打ちは、今後も追及していきたいと思います。

 それから、スブリマン様がおっしゃっていた「左拳を前に出すことで竹刀を振り被る」大きな面についても、ただ今、研究中です。というのも、一カ月半後の10月中旬に、市民大会というものに出ることが決まりまして…。
 
 試合のことを考えると、いまだ未完成の「振り被ったときに左拳の下から相手が見える大きな面打ち」をやりつづけるのは、現段階ですと応じ技などを食うリスクが大きすぎ、団体戦でチームのみなさんにご迷惑もかかるかなと思いまして、やや方針転換となりました。

 だみ声様には、「ひたすら真剣に大きな面だけを打ち続ける事」とのアドバイスもいただいておりましたが、当面、コンパクトな「大きな面打ち」と並行して稽古していきたいと思います。

 これからも、kenoken様のおっしゃっていた理合いを大切に、兵庫助様のように剣道を楽しみながら、追及していきたいと思います。
Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.18 )
日時: 2009/09/02 22:04:37
名前: あきひこ< >

リブートさんはじめまして  あきひこ と申します。
自分は高校まで剣道をやっていて、35歳から再び再開したリバ剣組ですが、
高校までは、試合に勝つ為には、速く打てば勝てるという考えでした。しかし、35歳を過ぎてから、昇段試験を目的に高段者の先生との稽古で、刺し面
がまったく通用しないのに気がつきました。なぜならば、刺し面を打つ場合、一足一刀の間合いもしくは、近間でないと、打ちが届かないですし、
打つ挙動が見破られてしまう為、出ばなをとられてしまう、もしくは、簡単に返されてしまったのです。そこで考えました、どうすれば遠間で、勝負できるのだろうか?試しに剣先が触れる程度の間合いで、一挙動を意識して
腰から体を押し出し(姿勢が崩れないように)、足が着地すると同時に、
竹刀を振り切るように、大きく振りかぶって面を打ってみました。
そしたら、惜しくも面金に当たり決まらなかったのですが、
当たったのです、今まで1度も面が打てなかった7段の先生に!!それから
何十本の内一本が当たるようになり、ごくごくたまに、決めることができる
ようになりました、そのときは、無駄な力が入っておらず、ヘッドスピード
が速い、刀でいう「切れた」状態だったような気がします、ただ思いだそうにも、どうやって打ったかが、思い出せないのです、参考にならないかもしれませんが、自分の経験です。
Re: どなたか大きな面打ちの仕方を教えてください ( No.19 )
日時: 2009/09/07 19:09:18
名前: リブート

あきひこ様、はじめまして。

 アドバイスありがとうございます。そうなんです、私が目指したいのはまさに、あきひこ様が実現された、その面です。刺し面が通用しない感じも、明彦さまと全く一緒な体験でした。
 只今、修正を試みているところです。しかし、遠間、だったんですね。大きく振り被ることばかりに気をとられ、遠間とまでは気づきませんでした。さっそくためしてみます。ありがとうございました。またアドバイス、よろしくお願いします。

 ちなみに私、最近籠手を買い換えました。と申しますのも、臭いががまんならず再び洗ってみたところ、手の内の皮が溶けて、ブリブリに破けてしまったのでございます。おまけに、乾かしたらとてつもなく縮んでしまい、再起不能に。ああ、なんと愚かな私。
 ということで、新しい籠手を買ったのでございます。手の内は、通気口が小さく無数に飽いた、人工の皮です。加えて、将来に向けての臭い対策として、剣道具屋さんで買った手袋をして籠手をはめています。
 まだ籠手が硬く扱いはあまりよくないのですが、手袋の感じがとても良いです。高段者の方々には笑われそうですが、とにかく素晴らしいのは、あのカビた臭いがまったくしないこと! すくなくともこれで、臭いに悩まされなくて済む。稽古のあとも、なんだか爽快、なんであります。
 みなさま、お試しを。(いやこれは、邪道なのかもしれませんが^^;)

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