 Re: 攻め方について・・・ ( No.1 ) |
- 日時： 2009/08/26 15:21:40
- 名前： 剣道大好き
- こんにちは、つまようじさん。剣道大好きです。私も小６で、１級です！！よろしくお願いします。
私は、「攻めろ」とはいわれませんが、「無駄うちが多い」って同級生の友達が言われていました。
全然私が言える立場じゃないけど、攻めるって「シカケル」ってこと？
全然具体的じゃないので、スペースのムダづかいかもしれないけど、私も知りたい！！
教えてくださ～い
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| Re: 攻め方について・・・ ( No.2 ) |
- 日時： 2009/08/26 21:11:57
- 名前： 凛美優
- 『つまようじ』さん、『剣道大好き』さん。はじめまして。
他の諸先生方がお忙しいようなので、私から少しお話しします。
私は、普段は小学生や中学生には剣道を教えていませんので、話し方や言い方がちょっと分かりにくいかもしれませんが、頑張って書きます。
先生の言われる『もっと自分から攻めろ』という言葉の意味は、２つあると思います。それは、
①『剣道大好き』さんが言う通り、もっと積極的に自分から仕掛けてみてくださいっていう意味。
② 自分の都合で一方的に勝手に、むやみに打ち込むのではなくて、自分の仕掛けた動作を見て感じた相手がどのように反応したかを、よく見て打ってくださいっていう意味。
です。
例えば①の場合、自分から前に踏み出して、ばごーんっと大技で正面を強くしっかり打ってみたり、小手－面って２段打ちをしてみたり、大きく面を打つと見せかけて飛び込み胴って打ってみたり、大きな声で自分からここぞっ！って思った所を打ち込むことが、それにあたります。なるべく『前に前に』出てから『技を出す』ってことが重要です。
例えば②の場合、自分が面を打ち込むと、いつも両腕を振り上げてよける人が相手だとすると、面ばかり打たずに、相手がよけることを先に読み込んで、次は小手を打ってみるとか、胴を打ってみるとか、相手の動きや反応に応じて、自分が仕掛ける技の種類を自由自在に変えて、『相手の動き』を『よく見て』から『技を出す』ってことが重要です。
『攻め』って、ただ前に出るってことではなく、本来は、自分の仕掛ける動きによって、相手の心や気持ちをゆさぶり、相手に隙を作らせることです。ですから、そのためには、自分が常に主導的に動かなければなりませんし、受け身になってはいけません。
『攻め』を効果的にする場合、子どもの頃から練習しておくと、きっと将来上手になると思われる点を、少しだけお教えします。
① 剣先を低く構えること。（でも低すぎはダメ。剣先の延長線が相手の眼にいく位がいいと。）
② 剣先は、如何なる動きがあっても、常に相手に向けて、その身体の中心線にとること。
③ 自分の剣先を常に意識して、相手の竹刀に巻きつくように、小刻みに動かして、相手の竹刀を挟んで右に左に、そして上に下にと、竹刀の身幅分の範囲内で動かして、自分が相手のどこを打つのかを相手に悟られないようにすること。
④ 自分が前に仕掛けるときには、必ず左足（後ろ足）を素早く引き付けること。自分の右足（前足）を相手に近づけたら、即座に左足（後ろ足）は右足（前足）に引き付けるクセを付けておくこと。
⑤ 自分が仕掛けたら、出てくる相手の反応、特に、相手が引き出されて出ようとする出頭、退くところ、止まるところ、動けなくなったところ、を狙って技を出すこと。更に、自分が技を出した後に、相手がそれを受け止めたところとか、自分が先に仕掛けて相手の技を引き出させておいてから、その技が尽きたところなどを、よく狙って打つこと。
です。
余談ですが、相手の左こぶしをよく見てください。相手の左こぶしがおへその前の位置から上がったり、下がったり、傾いたりして、その位置から外れたら、自分の仕掛けた動作に相手が反応した証拠なのです。
そして、自分の剣先を相手の剣下の右こぶしのひとさし指に差し込むように、前に仕掛けると、相手が反応しやすいです。相手が動いたら、出頭面を狙う、出小手を狙う、抜き胴を狙う、などなど。いろんなことが出来ると思います。
練習して試してみてください。頑張ってください。分かりにくくてすみません。
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| Re: 攻め方について・・・ ( No.3 ) |
- 日時： 2009/08/28 15:07:34
- 名前： つまようじ
- 凛美優さん長文ありがとうございます。
具体的なことを書いてあったのでありがたかったです
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攻め方について・・・