Re: 社会人初心者に必要な練習について ( No.1 ) |
- 日時: 2009/10/13 00:03:55
- 名前: リブート
- アーチャー様
はじめまして、リブートと申します。年齢は39歳、およそ3カ月前に、高校までやっていた剣道を約20年ぶりに剣道を再開しました。アーチャー様のブランクは私よりも長いご様子ですけれども、参考になればと思い、書き込みをさせていただきます。
体力の衰えのお話、ものすごくよく分かります! 学生当時であったなら準備運動にもならないような稽古量で、あっという間に息が上がってしまう。私の場合はもっとひどくて、初回の練習では、それこそ防具を付け終わった時点で、防具の重さに疲れを感じるといったありさま。高校のときの、疲れ知らずの頃を思い出すと、かなりショックでした。稽古途中で、ほんとうに立っていられないほどの疲労や、立ちくらみなどを感じ、何度も途中で稽古を抜け、面をとったりトイレに行って水を飲んだりしていました。他のお母さん方が休まず稽古を続けているのを横目に見て、恥ずかしいやら、なさけないやら。
でも3カ月たった今では、なんとか稽古についていけるようになりました。息がまったく上がらない、とまでは行きませんが、それでもなんとかついていけます。途中で休憩をはさむことも、今はありません。
以下は、この3カ月の間に、稽古場以外で私がやったこと、です。
@体をしぼる=ダイエット A禁煙・・・といっても、本数を減らしたにとどまっていますが・・・。 B力を抜く。 Cいい意味で、さぼる。
@…まず、ダイエットですけれども、ポイントの一つはは、食事を野菜中心に切り替えること。食べるのを我慢するのはつらいので、朝ごはんはバナナを4本ほど。昼と夜はキャベツなどの野菜をどーんとどんぶり一杯くらい食べ、その後で通常の食事を食べる(キャベツなどを食べた分お腹が膨れているので、そんなに多くは食べられません)。もう一つのポイントは、ジョギング。それこそ歩くより少し早いかな、くらいののろのろペースで2キロくらい。(といっても、最近はさぼりがちですが)。これらの方法で、3カ月前に73キロあった体重は64キロまで落ちました。約9キロ減。これくらい減ると、運動はだいぶ楽になります。
A禁煙・・・本当は断煙にするはずだったのですが、意志が弱くて本数を減らすだけになっています。が、それでも肺機能は多少回復したらしく、だいぶ呼吸が楽になりました。
B稽古中力を抜く・・・これは今でもテーマなのですが、稽古中、緊張のためか、それとも頑張らねばという焦りからか、始めて1カ月ほどは、知らず知らずのうちに体に余計な力が入ってしまっていました。結果、必要以上に酸素を消費し、息が上がっていたもようです。余計な力を抜くことは、剣道の理合いにも通じているようなので、いかに力を抜いて稽古に臨むかを、今でも追及しています。力を抜けばその分、稽古は楽になります。
Cいい意味で、さぼる・・・高校時代には、もうとにかく、必死にやるのが私の剣道の信条でした。練習の一から十まで、全力でやるような感じでした。再開した当初、私も先生に「まあ、ゆっくりやれ」と言われていたのですが、無意識に体が、全力を追い求めてしまう。結果、途中でリタイヤ、という悪循環でした。最近は、特に打ちこみなどの稽古は、全力の7割程度でやるように心がけています。さぼっているようで心苦しいところもあるにはあるのですが、できないのだから、仕方がない。その分、頭を使って、一本一本を丁寧に打つように心がけています。
追加ですが、体力の衰えがあるというのは、場合によってはいいことなのかもしれない、という風にも考えるようになりました。というのも、7段、8段クラスの方たちは、どう考えても体力任せな剣道はやられていない。そうではなく、剣道の理合いを追求されて、むしろ体力は二の次、三の次、のように感じます。そうでなければ、60歳、70歳を過ぎて若者たちより強いなんて、あり得ません。体力のない今だからこそ、本物の剣道を追求できるのではないか。そう考えて自分を慰めつつ、ひそかに期待もしている私です。
以上です。私の場合かなりの不摂生を重ねた上の再開でしたのでアーチャー様の参考になるかどうかは分かりませんが、お役に立てるようでしたらば、お役立てください。
先日、再開して初めて、試合に出させていただきました。市民の大会で、団体戦も個人戦も2回戦でまけてしまいましたが、緊張感という名の快感を感じ、また多くの社会人剣士のみなさんが必死になって試合に臨む真剣さに感動したりで、多くの収穫を得ることができました。一言で言えば、やっぱり剣道は楽しい。続けたいなあ、と改めて思ったところであります。
ちなみに、このサイトには、現在二段の私には達人としか思えないような方たちが、多数来場しています。私も、たくさんのアドバイスをいただいた者の一人です。きっと私よりも的確なアドバイスを下さる方がいらっしゃると思います。
それでは、あらためましてアーチャー様、お互いがんばりましょう!
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Re: 社会人初心者に必要な練習について ( No.2 ) |
- 日時: 2009/10/13 21:59:03
- 名前: アーチャー
- リブート 様
アドバイスありがとうござました。 B稽古中力を抜く というご指摘はいろんな意味で納得しました。確かに、練習中は小学生が凄い勢いで打っているのを見たりなどで、緊張し続けている状態です。時間が経てば少しは緊張が解けるのではと甘い考えを持っています。
Cいい意味で、さぼる。のところは、そのさぼりどこすら分からないほど緊張してますので、今のところは難しそうです。
@体をしぼる=ダイエットは、身につまされる思いです。
B、@を意識しつつ、練習に励みたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
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Re: 社会人初心者に必要な練習について ( No.3 ) |
- 日時: 2009/10/16 22:39:17
- 名前: まさ
- 稽古時間が子供のようには取れないのは社会人皆の悩みですよね。
私は少ない稽古の時間を無駄にしないよう日頃は持久力をつけるようにしています。 せっかく稽古に行ってもすぐに竹刀を持つのも辛くなったり足が動かなくなってはもったいないですからね。 剣道では下半身も大事だそうですから私はジョギングなんかいいんじゃないかと思って近くの公園を走っています。 以前はジョギングとか単調な運動は嫌いでしたが剣道のためと思えばけっこう楽しく続けられます。 体重もここ3年間は以前より8キロ減を維持しています。
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Re: 社会人初心者に必要な練習について ( No.4 ) |
- 日時: 2009/11/02 17:06:20
- 名前: あきひこ
- アーチャー様はじめまして
あきひこ と申します。 私も高校時代から18年のブランクの後に剣道を再開したのですが、 まず体を壊さないように稽古をする必要があると思います。 気持が先に出ても体がついていかず、足に負担が掛かりやすくなるので、 稽古前の準備運動を充分する事、稽古中しんどいと思ったら、休む事、 (無理をすると、足をひねったり、ひざを壊しやすくなります。) また、基本稽古に極力、時間をとる事(ハイペースで行うとばててしまいます。)後、稽古中は力を抜く事を意識した方がよいと思います。 気合が入りすぎると、肩に力が入り、打ちに冴えがないばかりか、腱鞘炎に なる恐れがあります。スピードを意識せず、1拍子で打つ事を意識した方が よいとおもいます。 また、稽古後のストレッチも欠かさず行った方がよいと思います。 腰、ひざの痛みの予防につながります。 いったん故障をすると完治に時間がかかり、稽古にブランクが空いてしまう ので、無理をしないように、地道に稽古を重ねればよいと思います。
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