Re: 武道具店移転先ご存知の方お教え下さい。 ( No.1 ) |
- 日時: 2014/12/24 00:09:38
- 名前: 少年剣士の父
- スレ主です。
その後、自分なりにいろいろと調べておりましたが、元所在地の近くの剣友会のHPに、剣友会の創設に武道具店の創業者が 携わったとの内容を拝見し、メールで武道具店の移転先をご存知ないか問合せをさせて頂きました。
直ぐに剣友会の会長様よりご連絡頂き、先代のご主人様が急逝し、その後奥様が継いだのですが現在は廃業されたとの事でした。 (ご近所の方が見たという貼り紙は移転の案内ではなく、閉店のお知らせだったようです。)
千葉市近郊で小手の修理を行っている武道具店をご存知の方がいらっしゃいましたら、情報を頂ければ幸いです。
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Re: 武道具店移転先ご存知の方お教え下さい。 ( No.2 ) |
- 日時: 2014/12/21 03:32:28
- 名前: だみ声<
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- 少年剣士の父 様
最初の書き込みから拝読させていただいておりましたが、これという情報も持ち合わせてなかったので、その後の進 展については、何もできずにおりました。 今日の書き込みで、とにかくその武道具店は、閉店されており、子供用小手の修理、片方3千円が依頼できなくなっ たままというのを知りました。
武道具店における小手の穴修理というのは、どこでも請け負ってくれるものだと思いますが、確かに価格においては 安くないとお感じになることが多いと思います。 特に昨今武道具も安値で売られており、比較として修理代が高い と感じるのは当然であり、安く直してもらえるお店はありがたいですね。
ご覧になれば分かると思いますが、小手の穴修理代のほとんどは人件費です。 あてがう革の原料代等知れたもので す。 しかも穴の大小にあまり関係なく、穴周辺の磨り減って薄くなった部分を補って、広めに補修用鹿革をあてが い接着剤で固定した後、革専用の針で強度のある糸を用いて縫い付けるのに、熟練していても1ヶ所2時間近くかか るのではないでしょうか? すべてが手作業です。 これをもとに労賃を算出し、諸経費を加算すると、片手3千円は確かに安いと思います。 と言う事はなかなかこの 価格でやってくれるお店は少ないということだと思います。 一日8時間の基準労働時間で計算すると、穴補修による売上は一日1万2千円です。 しかしその他業務もあるし、 毎日修理依頼があるわけでもありません。 つまり小手修理による売上は、「儲からない」けれどそれを元に、竹刀・道着・袴・防具の売上へと繋ぐ売上を期待し ているはずです。 しかも修理技術は結構高水準でなければ、お客が満足しません。 勢い「うちで買ったくれた防 具の修理は受けます」と言うお店もあると思います。
これは単なる提案ですが、実は小手は2組み用意して、交互に使うと結構長持ちすると言われております。 事実僕 もそう感じておりますが、実測に基づいていないため確実なことは言えないけれど、感覚としてはそうだと思います。
そこでこの際、お子様の小手の、今使っている奴はやってくれる店で修理する、ついでにもう一組買ってしまう。と いう案はいかがでしょう? (武道具店の回し者ではないですが…) そしてお感じください。 小手修理の頻度が高いということは、お子様がたくさん稽古している証であると同時に、上達も著しいはずだという ことを…。 もう一つ付け加えるなら… バスケ、バレーシューズの摩耗頻度、野球のスパイクの交換頻度など、しっかり稽古している選手などは年3回の交 換は普通だと聞いております。 しかも安くて一足2万円などというのを聞くに及んで、剣道が「高く付く」と言わ れたのはもはや昔話ではないでしょうか?
心身ともにたくましく成長していくお子様をバックアップする親の立場としては、「楽しい投資」ではないでしょうか?
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Re: 武道具店移転先ご存知の方お教え下さい。 ( No.3 ) |
- 日時: 2014/12/24 00:06:46
- 名前: 少年剣士の父
- だみ声様
ご返信頂き有難う御座います。 また、ご返信遅くなり申し訳け御座いませんでした。
探しておりました武道具店の創業者は「悟道」という銘の小手職人で、元総理の鈴木善幸氏より表彰を受けたこともある 名工だったとの事です。
(HPは残っておりますが、既に廃業との事ですし、掲示板にURLを貼る事が違反行為かもしれませんので、URLを 貼る事は差し控えますが、「宮下剣道具店」で検索するとHPを閲覧出来ると思います。)
修理を考えている小手は、以前セールの特売品で安価で購入した物(5〜6千円程度だったと思います。)で、手の内は 革製で(鹿か牛かはわかりませんが)穴が開いたというよりも、手の平の指の輪郭に沿って切れかけている (なんとか 繊維で繋がっている)という状態です。 (長期在庫品で革が劣化していたもかもしれません。)
該当の武道具店でも、手の内の皮当て修理は五百円〜千五百円となっていますが、修復には張替えをしなければなら ない状態で、通常は手の内の材質によって四千五百円〜となっておりますが、子供用ハサミ縫いは三千円となっておりました。 (ハサミ縫いというのがどのようなものかは良く分かりませんが。)
当初修理に一ヶ月掛かるとの事で、既に1組購入しており、だみ声様のご提案の通り、替え小手として修理を考えた次第です。
実際、今回購入の小手も八千円程で(本人は一万三千五百円の小手が気に入ったようですが、財布に一万円しかなく、 八千円の物で我慢してもらいました。)修理と同等か、それよりも安く新品が購入出来るのですが、1年弱しか使用して おらず廃棄するのも忍びないので、なるべく安くきちんと修理して頂けるところがないか探して見つけたお店でした。
出費は同等でも、捨てて新しい物を買うのではなく、修理をして愛着を持って大切に使う事を息子に学んで欲しいと思い 修理して頂けるところを探していた次第です。
その後、通販で張替えをしているところを何店か見つけましたので問い合わせてみようかと思います。 安かろう悪かろうでは元も子もないので、送料も掛かり多少割高になるかもしれませんが、信頼出来るところを探して 依頼しようと思います。
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Re: 武道具店移転先ご存知の方お教え下さい。 ( No.4 ) |
- 日時: 2014/12/28 03:07:24
- 名前: だみ声<
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- 少年剣士の父 様
「宮下剣道具店」検索してみました。 かなり良心的なお店のようですね。 残念なことに店主が他界されて廃業と のことですが、かなり腕の立つ小手職人だったようですね。 いま話題の小手の手の内は、きっと合成皮革(クラリーノ?)だと思います。 敗れるではなく繊維がほぐれている 感じだと思いますし、こうなると全体も伸びたような感じで、しっくりこないと思います。 買い換えるのは簡単でしょうが、汗と涙の染み込んだ物ですから、とことん使い切るという心がけは大切ですね。手 の甲側が敗れるまでは「修理で使い切る」という教えも充分お子様に伝わることでしょう。 とは言いつつ… バーゲン物の場合、その他の部分の強度と安全の面も鑑み、少し上物を新調してそれを今後使いまわすという選択肢 もあるかもしれません。 そして使わない小手はそのまま保管(使用期間などを書いておく)しておくと、お子様の剣道歴に沿って溜まってい き、ヨレヨレの古い小手を眺めて「我が上達」を実感すると言うのもありかもしれません。
以下は余談ですが… 剣道は僕も再開組で、かれこれ20年になりますが、いつの間にやら小手だけは、10組もあります(もちろん使っ ているのは、4組程度で、後は捨てるに捨てられず…)。 やはり愛着もあり、自分の分身のような感じがしており ます。 穴修理も自前でやっている内、コツも覚えて今では指導する中学校の剣道部員の小手の穴修理は全部請け負 っております。 直して手渡す時「タダじゃないことは知ってるよね!」と言い、部員は「出世払いで…」と言うやりとりを常として おります。 この話にはいきさつがあり、出世払いの意味を理解させながら「別の所でも使えるぞ」と教えております。 つまり は「チャラにしてください」の事だけど、その前に「剣道は一生続けますから」の条件付きだぞっ!と教え込みま す。 そして付け加えるのは「修理一回百万円だぞっ!」「剣道やめたら請求書が行くぞ」と言うやりとりなので す。
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Re: 武道具店移転先ご存知の方お教え下さい。 ( No.5 ) |
- 日時: 2015/07/10 19:18:29
- 名前: 宮下さんのファン
- 宮下武道具の隣にあった小手専門店なら
下記に移転して、今も営業してます。
米倉武道具 市川市本北方2-7-1 047 713 7709
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