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無意識に「体が動いた」
日時: 2016/01/06 23:27:50
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

初めてスレを立てます。宜しくお願い致します。

地稽古でふと気がつくと相手の小手をポコと取っていた経験が何度かあり
これにいついて少々考えております。
皆様のご意見をお聞かせ頂ければ幸いです。

この状態になった時のことを私なりに分析したので書いてみます

相手は上手の先生
まず構える。胸を張り、体の力を抜き、足幅は狭い(左足の親指が右足のかかとより前にあると思う)
次に攻め入り。左足のひかがみを張り地面を掴み、重心を前に押し出しながら体を間合いの中へ進めて行く。この際に右足は少し浮き前に滑って行く。
(左足に重心を乗せて腰を前に押し出している感じ)
右足が前に進んでいるので左手が出ようとするが動かさない。
目線は相手の目を見ているが、気にしているのは相手の左手
心の中では「さあ、いつでも打って(左手を上げて)ください。」です。
剣先は相手の竹刀より低くなっていると思う。

そして、目の前が真っ白(光っているようにも思える)になり気がつくと私的にこれ以上ない絶妙のタイミングでポコと小手を取っている。
※同じ状態で抜き胴の時もあり、耳にすごい胴を打った音がして抜けた後に「は!」ってなる

以上が私の分析ですが、同じ条件でも目の前が真っ白にならないことの方が圧倒的に多く、この状態になることは極々稀です。

これってできる時とできない時の違いって何なんでしょうか・・・


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Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.1 )
日時: 2016/01/07 12:20:42
名前: せいちゅうせん

さかちゃん様

改めまして、せいちゅうせんと申します。
私もリバ剣組です。23歳頃に4段をいただいてから
40歳前までやめてました。

で、39歳でリバ剣してすぐ五段を受けましておとどし6段にさせていただきました。
現在40代後半です。宜しくお願いします。

私の考えは、特殊扱いされる路線ですので、参考になるかどうか分かりませんが書いてみます。

結論から言えば、右脳による剣道か、左脳による剣道か、と言えるかもしれません。
「Don’t think! Feel」ですかね。

基本稽古や普段の生活での動作などでは、
「ああでもない、こうでもない、これか?いやちがう、これはどうだ?」と錬りに練りますが、
いざ互角稽古や立会では、自分の意図をなくすように心懸けてます。
ただ、何も思わないのは難しいので、五輪書に従って「斬る(打つ)とのみ思う」ということにして、
何の技が出るのかは私自身何も考えないようにしてます。

乗る、攻め勝つ、割るなども一切考えないようにし、ただただ斬る(打つ)とのみ思いながら、
お相手の全てを認めて、恐懼疑惑も自分の先入観だと切り捨ててます。

すると「あ、打てた」、「あ、へぇ〜こんな技が出たか」という感じで技が出ます。
もちろん、意図が入ってしまうことも多くその時は残念な剣道になってます。

「あ、打てた」、「あ、へぇ〜こんな技が出たか」を目指せば、当然ガッツポーズするような心境には
なりません。
ガッツポーズをしてはならないのは相手に対する敬意ではなく、そもそもガッツポーズをしたくなるような
心境であれば無意識の技は発現しないから、それではダメだということであるべきだと思っています。
ガッツポーズの心境になるなら必殺の技からは遠く離れるわけですから、「何をやってるのかね」という
感じですね。

大きな掛け声も出しませんし、お相手の目どころかどこを見ているかも意識しませんし、
前に攻めてさがってはだめとも考えませんし・・・・・。

ははは、邪道でしょ(笑)。でも不思議と面白い技が出現するんです。
お相手も不思議でしょうけど私も不思議です。
「勝ちに不思議の勝ち有り、負けに不思議の負けなし」っていうのはこういう意味なのかもと、
人とは違う解釈にならざるを得ないですね。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.2 )
日時: 2016/01/07 23:00:48
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

せいちゅうせんさん

こんばんは
※お願いです。「様」はやめて下さいw

貴重なご意見、じっくりと読ませて頂きました。
とても興味深い内容でぜひ参考とさせて頂きたい内容でした。

特殊扱いされる路線とのことですが本当ですか?
私にはそうは思えません。

>結論から言えば、右脳による剣道か、左脳による剣道か、と言えるかもしれません。

結論から現在私が考えていた部分に近いものでした。(私も特殊なのかもw)

最近、「これかもしれない」と思い購入した「スポーツ速読」なる本があるのですが、まさにせいちゅうせんさんの書かれている右脳、左脳、そして脳の処理能力について書かれています。

そして、基本稽古や普段の生活での動作では考え、いざ互角稽古や立会では、自分の意図をなくすようにとの部分についても思い当たる節があります。

なぜ上手の先生との場合にしか無意識で体が動かないかのヒントを頂いた感じです。

基本稽古はもちろん考えて行っていますし、元立ちに立ち、小中学生が懸って来る場合には「こいつの竹刀をまっすぐに振らせるにはどうしたら良いか?」などを
強く速い面に飛んで来る中・高生が懸ってきた場合には自分の課題を克服するための稽古相手になってもらったり「相手の竹刀を弾き面に乗る」など
かなり考え、そして懸り手を見ています。

しかし、上手の先生に懸っていく場合には上記の考えは全くなく、ほぼ全ての意識は相手の左手にあります。
先生の全てを盗み取るつもりで相手の左手の上に意識を置き・・・(すみません。。かっこつけましたw)
こうしていないと簡単に面に乗られる気がして・・・

そして、考えていることも一つ。「さあ、いつでも打って(左手を上げて)ください。」です。
私はどうも竹刀を持っていること自体を忘れていることがあるようで、たぶん無意識で動いている時には斬る、打つすら考えていないのだと思います。

邪道?とんでもありません。私には王道に思えます。
とても楽しく読ませて頂き、そしてとても勉強になりました。

本当にありがとうございます。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.3 )
日時: 2016/01/08 05:03:32
名前: きのけん

さかちゃん、

> 目の前が真っ白(光っているようにも思える)になり気がつくと私的にこれ以上ない絶妙のタイミングでポコと小手を取っている。

→ちょっと違うのですが、試合で打つべき場所(小手でしたが)がアップに見えたことが2回ほどあります。ここですよ、と教えてくれている様に。もう何年も前の話で、最近はありません。(涙)

せいちゅうせんさん、

初めまして、きのけんと申します。
42歳で28年ぶりに再開、43歳で初段、そして昨年53歳で5段を頂きました。

タイムリーというか、昨夜の稽古で先生から、右脳・左脳の話がありました。
無意識な打突は、右脳が強く働いているのではないだろうか?という話でした。
当方も同感です。

>ガッツポーズをしてはならないのは相手に対する敬意ではなく、そもそもガッツポーズをしたくなるような心境であれば無意識の技は発現しないから、それではダメだということであるべきだと思っています。

→ なるほど、です。

右脳・左脳の剣道、ちょっと色々調査してみたい気がします。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.4 )
日時: 2016/01/08 16:14:20
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん、きのけんさん 有り難うございます。

 いや〜、少し驚きました。
 この手の話をしても眉唾扱いをされるのが常でして
 ほとんど話さないようになっていたところでしたので。

 妖怪や超能力の話と同じような扱いを受けますので(笑)。

 このような事を考えるのはリバ剣だからこそ研究熱心になれるのかも知れません。
 ずっと継続されている人と同じ方法では絶対に差は埋まりません。
 では、どうするか。
それが柔よく剛を制す、小よく大を制す、老よく壮を制す動きを考える強い動機となっています。長いブランクがあって良かった。楽しすぎます。

 
五輪書は、ほんとうにすごい本でありまして、ここに話題の無意識の技を出すための完全な教則本なんです。
ただ、一字一句を全部同時にやらないといけませんし、解釈を
少しでも間違うと全く違う物になってしまうので、
武蔵自身も誤解する人が大多数だろうなあと思って
「よくよく吟味のこと」と何度も何度も親切丁寧に書いてくれているのです。
 
私もなかなかうまくいかないので、何度も何度も読み返しておりますが、
正しく解釈されたら剣道がその度に刷新されます。
(私の持っている五輪書は現代語訳付の本ですが、その語訳がとんでもない誤訳だらけで、ある意味とても面白いです)

でも、市販の剣道教則本には、五輪書の引用はあるものの、
その一部を切り抜きして、著者の理屈を補充するように引用されてしまい、
五輪書の他の部分の記載と全く整合性のない本ばかりが溢れているのが現状なのです。

欺されないよう(色んな著者も欺す気ではないようですが五輪書の大誤解がほとんどです)、よくよく吟味してみて下さい(笑)。

でも、やはり五輪書を読んだだけでは誤解もいたしかたないです。
あれは、出来るようになった人が読んで「なるほど、やはりそうか」と
なるような本でして、できればそういう師に出会うことをおすすめします。
遠方の他府県へでも教えを請いに行く覚悟が必要かも知れませんが・・・。


>竹刀を持っていること自体を忘れている

いいですねぇ。それいいですよ〜。私は今、四肢(手足4本)を忘れるように錬っています。

>右脳・左脳の剣道、ちょっと色々調査してみたい気がします。

五輪書は右脳・左脳の分析はなくとも「勝手にそうなる動き」を研究するには最高の本ですよ。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.5 )
日時: 2016/01/09 22:31:24
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

きのけんさん

「試合で打つべき場所がアップに見えたこと」

あ!はるか昔に私もあります。たしか高校生の時です。
思い出させて頂きありがとうございます。
不思議に思ったことは覚えているのですが、それ以上は昔すぎて思い出せませんけど・・・

これも右脳・左脳の剣道に関係するのかもしれませんね。
アップにならないかな〜・・・

せいちゅうせんさん

五輪書は無意識の技を出すための完全な教則本なのですね
とても良いことを教えて頂きました。ありがとうございます。

実は私も少し引用し現在の動きに取り入れております。

「足のはこびやうの事、爪先を少しうけてきびすを強くふむべし。足づかいは、ことによりて大小遅速はありとも常にあゆむが如し。」

この部分なのですが、どうしても考えていた動きにならない時にこの部分を自分なりに研究しました。
普段の生活で歩く時から動きを変え、最近やっと意識しなくても良くなってきたかな?くらいのレベルなのでまだまだなんですけどねww

>長いブランクがあって良かった。楽しすぎます。

私はせいちゅうせんさんと思考回路が似ているのかも?と思ってしまいました。(まったく同じことを思ってます)もしかしてAB型ですかw?

Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.6 )
日時: 2016/01/10 10:05:44
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん
 
ははは、ABではないですよ。

「爪先を少しうけてきびすを強くふむべし」も誤解しやすいところですよね。

もちろん、ぎゅっぎゅっと踏むんではないですね。

そうやってしまうと「踏みすゆる足」になってしまいますもんね。

要は重心バランスのことです。
爪先側、つまり、土踏まずより先側に乗るなって事です。

日本武道の「浮き身」というやつですね(調べてみてください)。

武蔵は極力居つきを嫌ってますので、どこかに自ら力を込めることはしませんので五輪書で「力を入れるのかな」と思う箇所は、全て重さなどを感じるということだと思う方がいいですね。

内力ではなく外力を最大限利用するわけですね。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.7 )
日時: 2016/01/10 10:52:12
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

せいちゅうせんさん

返信ありがとうございます。

内容を拝見して、私の理解が誤っていないことを再確認させて頂きました。
(日本武道の「浮き身」「膝抜」についても研究し動きに取り入れております)

私はどうも小学生の頃に力に頼らない動きを先生に教えられている節があり
調べて行くうちにあの頃に先生が言っていたな、このことか、などはるか昔の記憶がよみがえってきます。
(もっと真剣に話を聞き、わからないことは素直に聞けば良かったと後悔もしています)

当時先生は既に高齢の方でしたので三十数年たった現在ではお会いすることは叶わないでしょうが、先生の言葉は今やっと、少しづつですが私の中で芽を出しているのでしょう

まだまだ思い出せていないことが多くあるはずです。
せいちゅうせんさんの書き込みを見ていて、「五輪書」は私を先生に会わせてくれるタイムマシンかも知れないなとの思いがしてきております。

「五輪書」研究するぞ〜!!w
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.8 )
日時: 2016/01/11 08:21:19
名前: にっしゃん

さかちゃん!あけましておめでとうございます。
今年も仲良くお願い致します。

私もその光って見える領域!無意識の領域に速く達せられるよう
がんばります^^
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.9 )
日時: 2016/01/12 14:14:32
名前: だみ声< >

さかちゃん、せいちゅうせんさん、きのけんさん、にっしゃんの皆様、改めて明けましておめでとうございます。
お正月12日目ともなりますと、このあいさつ文もいささか「間延び」した感がありますが、今年もよろしくお願い
申し上げます。

今年の僕のお正月は、稽古もさることながら、公的業務(? 地元町内会の区長なのです。3月末まで)で普段と違う
毎日がありました。
元日は区長の仕事で、国旗掲揚、区内賀詞祭、役所主催の新年賀詞交換会、近くの高校で初稽古、中学校部活開始、
道場稽古、小学生錬成大会、どんど焼き、成人式、消防団出初式、新年会3連ちゃんなどで過ごしておりました。

今日はこの後、中学校の部活、夜稽古などを控えております。 町内会の次期役員選考や、総会資料などの準備作業
があります。 区長をやって、役所の担当者と仲良くなったり、行政の仕組みや裏側も垣間見たり、それなりに面白
さも感じてきましたが、早く開放されて、剣道中心の日常に早く戻りたいと思っております。

きのけんさんやせいちゅうせんさんの剣歴のご紹介を読んで、お二人とも審査はすべてストレート合格であることを
知り、「かくありたい」とつくづく感じます。
せいちゅうせんさんの「五輪の書」の解説など、興味深く読ませていただくとともに、内容の奥深さまで解説いただ
き、大いに参考になりました。 とは言え実際の修行の中にどのように蓄積させるのかは、右脳、左脳の近代理論も
あって、難しさもあるでしょうが、研究の楽しさも感じております。
最初せいちゅうせんさんが「真澄さん」のスレッドにお書きになった内容に、古武道家「甲野善喜」氏に似た感じを
受けましたが、その後の書き込みで「五輪の書」の研究では普通じゃない「極意」をお持ちなのだと感じております。

12月に受けた白内障手術はその後順調に回復し、もらった目薬を毎日5回さしておりますが、ひどかった乱視も改
善し、全体に明るい世間を楽しんでおります。
今年もまた頑張って元気に過ごしましょう!!
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.10 )
日時: 2016/01/13 07:50:38
名前: きのけん

だみ声さん、

この手の話題、もっと早く来られるかと思っていたのですが、お忙しいようですね。

目の手術の回復も順調なようでなりよりです。
今年も宜しくお願い致します。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.11 )
日時: 2016/01/13 17:21:41
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん

 さかちゃんさんも私に負けず劣らずの変わり者のようですね。がははは。

 素晴らしい先生にすでにお会いしていたのかもとのこと。
 これは取り組むしかありませんね(^^)
 
 「膝抜き」も注意してくださいね。膝から抜くと膝を痛めますよ。
 膝の角度はあまり変えずに力だけ抜くのです。いや、抜けるのです。
 股関節の抜きがあって結果的に膝が抜けるのです。
 膝だけ抜けると、膝が前に出て行ってしまうんで、
 爪先側に体重がのってしまいますから。
 
 正しい動きは本来自然に出来るはずのものなんですが
 長い間の体の使い方の誤解や先入観で忘れてしまっているだけのようです。
 体に思い出して貰えるように楽しんで参りましょう。


だみ声様
  褒め殺しってやつですね(^^;
  参りました。かんにんして下さいませ〜(^^;
  極意は全く持っていませんが、
  私、普通じゃないのはその通りであります。
  自覚しております。

  だみ声様の書き込みを読む度に、
  謙虚で真っ直ぐな価値観に出会うことになり、
  いつも「剣道家はこうあるべし」と思い知り
  グサッとやられております。
  ******

  右脳、左脳の働きについては武蔵も知らない近代研究ですから、
  別に知らなくてもいいと思ってます。
  研究者に「ふ〜ん、そうなの?」って言いながら
  スルスル動けるようになっちゃいましょう(笑)。

  今後ともよろしくお願いします。


にっしゃんさん
  にっしゃんさんが立てられた別スレに邪魔な書き込みになりまして
  失礼いたしました。今後ともよろしくお願いします。



Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.12 )
日時: 2016/01/15 23:43:03
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

皆さん、こんばんは

みなさんの書き込み読ませて頂きました。ありがとうございます。

前回、五輪書を研究すると書いたのですが実はまだできておりません。
前回の書き込みの後、「浮き身」が頭から離れないんです。
※せいちゅうせんさん、「浮き身」と書き込む時に念をいれてませんか?w

無意識に技が出せるようになるには「浮き身」をもっと追究するべきだと頭が勝手に考えているんです。
ついには過去(小学校の頃)の映像まで頭に浮かんでくる始末。。。もう取り憑かれておりますww

浮かんできた映像とは、先生が左胴を打った後にフッと消えてすぐに右胴を打つと言う技
一度の攻め込みで胴を2回打たれるんです。私の頭はこれを浮き身の応用と考え記憶を呼び起こしたようです。

両胴斬りとでもいいましょうか・・・

今稽古している剣友会にはこの技をする先生はいないため、ネットで調べてみましたが参考となりそうな映像などを見つけることはできませんでした。
(左右胴と書かれている方がおり、技の名前は「左右胴」かもしれません)

ちょっと悩んでおります・・・
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.13 )
日時: 2016/01/16 10:08:08
名前: にっしゃん

両銅切り さかちゃんの動画見ました!!
これは、難しいですね!形とかのものでしょうか

私恥ずかしながら35年前の2段(高校二年でやめる)
で 実は 突きと逆銅というのは練習したことも
打ったこともありません(;^ω^)
(突きは少しだけ練習したかな) 突きは怖いトラウマがあります
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.14 )
日時: 2016/01/17 14:50:05
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

にっしゃん

動画見て頂いたんですね。ありがとうございます。

形とかではなくて昔先生が実際にされていたんです。
難しいです。。。この動画では手の内もおかしい気がしています。

逆胴については私も学生の頃に練習したことなくって・・・(突きの練習は少しした記憶があります)
そんな状態で、それもかなり昔の記憶を頼りに練習しているので私の動きは根本的に間違っているかもしれませんwww

どこかにお手本がないかな?どなたかご教示願えればな・・・な感じで悩んでいるんです。

別にできたからって試合で一発で2本勝ちになるわけじゃないですしw、この技に固執する必要はないんですけど、できたら他の動きに活かせるんじゃないかなって思ってます。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.15 )
日時: 2016/01/18 02:03:10
名前: だみ声< >

きのけんさん
まだあと3ヶ月、区長の職務がありますからのんびりではないですが、所詮定年退職者です。 サラリーマン時代の
多忙さはないです。 ただ剣道の本質を読み解く作業は「よくよく吟味あるべし(武蔵の真似)」と言う事で、せいち
ゅうせんさんの文を何度も読み返したのは事実です。 そして体に自然になじませるのは、死ぬまで工夫し続けるの
だろうと思います。

せいちゅうせんさん
褒め殺しと言うより、五輪の書を恐らくボロボロになりそうなぐらい読み返し、解釈し、実践を繰り返してのものな
のだろうと感じ取ったので、自然に「極意」と書いちゃいました。
>スルスル動けるようになっちゃいましょう(笑)。
  何かの時代劇小説で、日本舞踊の師匠(女性)が複数の白刃をくぐり抜ける動作が「剣理」に叶っていると言う
くだりがありましたが、これって「腰抜き」「膝抜き」の極意になるのだろうと思います。 かくありたいです
ねえ。
「真澄さん」の所でご紹介の石井久先生の地稽古の動画を拝見しましたが、あの無理のない動作と打突は、おっしゃ
るとおり流れるような動きですねえ。 相手の方は先生の意のままに動かされていると言う感じで、竹刀も大して早
いと思わないのに確実に打たれていました。 出来ないまでも少しでも近づきたく、真似事などやってみましたが、
ここに至る研究も工夫もない者に、出来る技でないことも思い知りました。
さかちゃんのタイトル「無意識に体が動いた」打突を目指して、又工夫したく思います。

そして さかちゃん
「両胴切り」見ました。 そして思い出しました。 わが連盟の方で、同じく両胴を流れるようにきれいに打つ方が
おられました。 この方の両胴切りは、一瞬視野から消えるのです。 そして左右の胴を見事に打たれました。 打
つ姿も見ました。 打たれる人は必ず、面の打突姿勢のまま棒立ちで胴ががら空きなのです。 この先生は蹲踞姿勢
を取り、切り返しの要領で、腰をわずかに上下しながら、相手の右、左と打って立ち上がります。 打たれている間
先生は視野から外れて見えませんでした。
まあ、さかちゃんとは異なる両胴切りでしたが、これも見事な2度切りでした。
この記憶は、実は40年前のものです。 僕も若かったし、この先生も50代のころだと思います。 わが連盟では
いまだにこの先生の稽古動画を保管してあります。 尤もそこには両胴切りはなかったですが…。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.16 )
日時: 2016/01/18 17:33:23
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん

 う〜ん、両胴斬りですが、さかちゃんさんのおっしゃられるとおり「別にできたからって試合で一発で2本勝ちになるわけじゃないですしw、この技に固執する必要はないんですけど・・・」という感覚は、私はもっと強く感じます(^^)。

1つめの逆胴は残心無しのただの無駄打ちになってしまいますし、右胴も平打ちになりやすいですしね。

でも、やれるかどうかは試してみました。
相手が、バンザイして防御するタイプには可能ですね。
左足を一歩左前に出しながら左胴右胴を打つ感じになりました。
(逆胴は引き斬りでないとダメなんてよくいいますが、私は全く拘りません。
ちゃんと前に出ても刃筋正しく打てますし、
むしろ、逆胴が自然発生するときは左足が前に出てしまう事の方が多いかも。
体をねじらずに相手の中心方向に自分の身体を向けておくことができますしね)

左足一歩前進の間に2つ打つ感じですね。その後は常に歩む感じ。
(さかちゃんさんの動きは右足出して逆胴、左足出して右胴ですから僕とは違いますね)
打つ前の右足前進は、間合いを詰めたり、相手に防御姿勢をさせる攻めに必要になる場合もあるでしょうけど必須ではないですね。
私の感覚としては、体捌きは構えから落下した運動エネルギーを左斜め前方向に繋げていく感じ。
(もちろん、頭や姿勢は垂直のまま)
腕の振りの説明は難しいですが、左右のどちらの胴も「バシ、バシ」ではなく「トッ、トッ」とか「ストン、ストン」。
肘の力を抜くと逆胴を打った勢いで、肘が軽く折りたまれ、折りたたんだ勢いを止めずにいたら、
また肘が伸びようとしますので右胴。

でも、相手が面に飛んできた場合や大きく前進してきた場合は、
右胴は近すぎて竹刀の鍔元になってしまいますので逆胴だけで精一杯ですね(相手のレベルにもよるでしょうが)。
相手が出てきた場合は、逆胴を打った後、右胴を打って普通に相手の表側に捌く方が(左肩側で体当たり気味になる)、まだ打てるかな。
その時は、右足前左足後ろの構えから落下しながら、左右の足を同時に入替え(浮き身)ながら左右胴。
腕は腰の切り戻し(腰骨でやってはいけない)で打つ感じですかね。
でも窮屈ではあるので右胴の際に片手打ちになりやすいですね。

で、試した感覚で言うと、私にはどちらも不自然さを感じました。
「2つも打たなくても済むよなぁ」という感想が拭えず、
強い人に使う場面もまずないので、この技の精度を上げる稽古をするなら
他にやりたい稽古がいっぱいあるなあ・・・・という感じでした。
どちらかというと一発で決着したいと考えてます。
(技が出だしたら連続技となることも多いですが(こないだは七本連続技が発現し苦笑い)、
仕留めたら深追いは禁物と決めてます)


さて、一つだけ助言を。
さかちゃんさん、姿勢が悪いですねぇ。
頭の位置はもっともっとずーっと後ろにあるべきだと私は思います。
胸椎が強く丸まり固まっていますから、機能としての正中線(体の中心線という意味ではない)が
全く機能しない状態になっています。
浮き身も膝抜きも正中線機能の結果ですから、まずやるべきは姿勢だと思いますよ。

頸椎胸椎は背骨の中で、腰椎よりも小さな骨で繋がっています。
なぜ小さな骨なのでしょうか。どう動かせってことなのでしょうか。
そして他の骨とどう連動されるのでしょうか。
肩胛骨は大きいですがスライドできるようにぶら下がってますし、肩関節も股関節もポールジョイントになってる。
反面、腰椎は骨が大きいですし、可動域はどうでしょうね。
よくよく吟味していけば、どこが動かされ、全身がどう連動されるかが分かるようになってきます。
私は、五輪書の水の巻を読むときには骨格図を頻繁に見直します。

設計図どうりに出来ている体を設計図どうりに動かし運転するのは、
さかちゃんしかいませんよ〜(^^)。

かくいう私も出来てないのに、長文失礼しました。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.17 )
日時: 2016/01/20 12:07:24
名前: せいちゅうせん

だみ声さま

  有り難うございます。
五輪書はボロボロにはなっていませんが、いつも持ち歩く鞄に一冊携帯し、その他も五輪書に関する色んな本を持っています。
  
でも、結局は自分の身体で一字一句をひとつひとつ自分でつぶしていかないといけないのは確かです。

しかし、楽しいだけで一切苦にはなってないので努力は全くしていません(笑)。
完全な道楽なのです!
ほんと、変わり者です(笑)。

日本舞踊も歌舞伎も能も剣道もその他様々なことも同じ原理で動けないといけないのだろうと思います。
「答えはいくらでもある」と良く言いますが、私はそうは思っていないのです。
そこへいける道は一本しかないと思ってます(それ以外の道は樹海行き)。
全てにおいて理に適う方向は一つしかないはずだと思っているのです。
そこが楽しいですし、興味も尽きず一生研いでいけますしね。
  
 石井久先生の映像、楽しいですよね。
 馬場欽司先生の映像も楽しいです。
合気道の塩田剛三さん、柔道の三船久蔵さんの映像ときたら
何度見てもニヤニヤしてしまいます。う〜ん、あれを超えたい(爆)。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.18 )
日時: 2016/01/18 22:52:55
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

動画見て頂きありがとうございます。
私などの自主練にみなさんからコメント頂き、ちょっと感動しております。

だって、普通の人ならこんな動画見ても「なんだこれ・・・」だと思うんですよ。
そんなものにいろいろ考えて頂いたりコメント頂いたり、みんなりっぱな剣道バカwww楽しくてしかたありません。
これからもどうか宜しくお願い致します。

だみ声さん

40年前の記憶・・・やはり動画もないのですか、残念です。
必要のない技で現在では淘汰されてしまった技のような気がしてきました。

昔の先生方はなぜ左右の胴(右左の胴)打ちをされていたんでしょう。
何かが隠されているような気もするのですが今となってはわからないのかもしれませんね。

せいちゅうせんさん

再現までして頂き申し訳ございません。

左足一歩前進の間に2つ打つ感じ・・・考えもしませんでした。
私は右足から出ないと左手が前に出ないため手打ちになってしまいます。動画でも右胴打つ時は完全に手打ち。。。

>右足前左足後ろの構えから落下しながら、左右の足を同時に入替え(浮き身)ながら左右胴。

この部分も考えもしませんでした。
構えから落下しながら重心を左に振るのだとばかり思っていました。

私の動き、考え方は根本的に間違っていると納得しました。
昔先生がされていた動きはこれではないです。
もっともっとうまくなってからもう一度思い出して再現することにします。
(無駄な技なのでしょうが・・・)

助言まで、ありがとうございます。

「姿勢が悪いですねぇ。」
グサッと刺さりましたww胸椎ですね。修正してみます。

できれば一つだけヒントを頂けるとありがたいのですが
強く丸まり固まっている胸椎も日常生活の中で矯正していくことは可能ですか?
(股関節もひかがみも日常生活の中で歩き方を変えて、固まってしまっているものをほぐしています)

さあ、五輪書買ってこよ〜w
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.19 )
日時: 2016/01/19 12:29:08
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん

厳しい意見も、あっさり受け入れてくださって有り難うございます。
この「あっさり」は武器ですよ。グングン上達できると思います。 

両胴斬りは脱力によって動く精度を自分で確認する目安にしてたのかもしれませんね。
鍛え上げた肉体で出来るようになっても、いずれ出来なくなりますからね。


  >私は右足から出ないと左手が前に出ない
 
 これはまさしく胸椎が固まって動かない証拠、且つ、脱力出来ていない証拠と言えるでしょう。
 どちらの足が前でもいいし、両足同時に動かしてもいいし、足を動かさなくても、出来ますよ。

 股関節の力をペコっと抜くと、骨盤がさらに倒れるのでみぞおち辺りが前に飛び出します(ぴょん吉)。
 (腰が反ってはダメ。尾てい骨から真っ直ぐみぞおち方向に突き刺す感じ)

するとどうなるか。当然、左右の肩胛骨が背中で寄ります。
そうなれば、腕の力が抜けていれば、腕は跳ね上がるのが自然です。
これは、一つの動作です。
股関節の力を抜けば腕が跳ね上がるとも言えちゃうわけですね(普通はなんのこっちゃと思いますね)。
同時に足も動かせてしまう状態とも言えます。
1つの「抜き」が全身に一瞬で伝わっちゃうわけですね。
(語弊ありますが、ある意味、臍下丹田によるスイッチになるわけです)

みぞおち辺りが飛び出すには、胸椎の連動が不可欠です。
世の中には「体幹を軸にする」「体幹を鍛え上げる」なんて言葉が溢れています(酷いのなんて「板にする」ですからね)から、この動きがシビアに分かる人はほとんどいませんから、ラッキーと言えばラッキーです(笑)。

私たちは脊椎動物なのにそれを否定しては、先はないはずです。



体の使い方は、もちろん日常生活で錬っていけます。
しかし、さかちゃんさんの現状では非常に難しいでしょう。

まずは、ガチガチに固まった胸椎をバラバラにほどく作業が先決です。
かくいう私も4年前までガッチガッチでした。
ほぐそうとしても、毎日、胸も首もバキバキ、ギシギシいってました(笑)。

自分で体操を考えたり、ブレイクダンスのアイソレーションを取り入れたり、
子供や奥さんに踏んづけてもらったりもしましたねえ(笑)。

自分自身で、背骨一個づつを動かせるようになること。
仰向けに寝転がって、尾てい骨から順番にうなじまで1個づつ床から離すように上げていきます。
うなじまで登ってきたら逆に順番に尾てい骨まで床へ降ろしていきます。
始めのうちは全然出来ませんでした。
今でもまだまだ精度が不足してます。

これだけ書いても実際に取り組む人は、まずいません(だから安心して書くんです)。
ビッグチャンスだと思いますよ。

楽しんでくださいませ!
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.20 )
日時: 2016/01/20 22:55:52
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

すごい!すごい!!すごい!!!

せいちゅうせんさん

今日の稽古前に書き込みを読ませて頂きました。
そして、先ほどの稽古で意識してやってみました。
(今、背骨がちょっと痛いです・・・やっぱり固まっていますね)

竹刀が跳ね上がる!を初めて体験しました。
まだ、右足を出しながら股関節の力を抜くことを意識してようやくですが、竹刀がこれまでと違う動きをするんです。

そして、胸を張る、肩甲骨を寄せる、の意味を間違えていることに気付きました。

正直、読ませて頂いた時にはなんのこっちゃの思いの方が強かったですw。
今では自分の動きに変化が起きる確信が持てました。

私が「あっさり」という武器を持っているのだとしたら、リバ剣して稽古するようになり、このような体験(なんのこっちゃ→すごい!!)を何度もして今に至っているからかもしれません
(まだ防具付けて半年ですけどねwwそれでも最初と比べれば動きも考え方も激変しているんですよw)

ビッグチャンス、ありがとうございます。
ものにしますよ〜w
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.21 )
日時: 2016/01/21 12:42:57
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさま
  
まいったなぁ。ちょっとネタばらししすぎましたかね(笑)

数年かけて研究して出来てきたことをたった1回の稽古で変化を確信するとは・・・。
  
ま、体が本来持っている機能なんで、現代常識を捨て去れば簡単な上、
いくらでもうまくなっていけるものなので、そうなっても不思議でも何でもないですが、ちょっと悔しい・・・(笑)。

 しかし、僕も負けませんよ〜。
道場での稽古が週1回出来るかどうかのペースでやってますが
自分の中学三年間の部活動時代のペース以上の早さで上達している確信が僕にもあります。
(ま、24時間稽古しているから当然と言えば当然なんですが)

 もうネタばらしはほどほどにしとこ〜(笑)

 でも、ちょっとサービス。(やさし〜い)

 >右足を出しながら股関節の力を抜く

股関節を抜くから位置エネルギーが運動エネルギーに変わり足も手も動くんです。
末端から先に動いてはいけませんよ〜。

おわり(^^)
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.22 )
日時: 2016/01/22 22:30:13
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

せいちゅうせんさん(本当は先生と呼ばせて頂きたい)

いろいろご教示頂き感謝いたします。
これ以上教えて頂くとパンクしますので「おわり(^^)」は歓迎ですww
(でも、今の課題を克服したら相談に乗って頂ける事を期待しております)

背骨を自分の意思で動かすって難しいですね。
先ほど寝転がって息子に背中の上で踏み踏みしてもらい、仰向けになって先に書かれたようにやってみたのですが・・・なかなか・・・

少しずつ楽しみながら工夫してみます。

技術的なことではなくてですね、五輪書って本屋では売ってないのでしょうか?
田舎なので本屋があまり無い中、2か所で探したのですが置いてありませんでした。ネットで注文するしかないかな〜
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.23 )
日時: 2016/01/23 13:27:10
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

今、素振りをしていて気付きました!!

胸椎を延ばすのは弓を引いて放つ前の状態にすることですね!!

過去の先生の言葉が出てきました!!
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.24 )
日時: 2016/01/25 17:36:00
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん
   
   「先生」はご遠慮下さいね(^^;
   動き方は直接会ってやりとりしないかぎり本当には伝わりませんので。
   ここは、対等なる意見交換の場ということでお願いします。

 >背骨を自分の意思で動かすって難しいですね。

  そうですね。最初の内は自分の意思で動かしていくしかないです。
  いや、稽古は考えながらやればいいんです。
  そうして、どんどん力を抜いてやれるようにしていく。
  それが出来るようにならないと、勝手に体がやってくれるようにはなりませんから。
  むしろ、そこまでいかないと第一段階はクリアとはいかないでしょう。
  まばたきは自分の意思でもできるのと同じですね。
 
   >胸椎を延ばす

  う〜ん、どうでしょうね。言葉のニュアンスの問題になってきますね。
  「胸椎が強く丸まり固まっています」とは指摘いたしましたが、
  私としましては「のばす」という言葉は使っていないと思います。
  背骨の一個づつがきちんと機能することを目指してますが
  「のばす」は少し違う感覚でいます。
  「のばす」は首の後ろですね。うなじで巻き上げる感じ。
  胸椎はどちらかといえば「はまる」かな(^^;

 >弓を引いて放つ前の状態

 これもニュアンスの問題なのでしょうね。
 弓自体なのか、弓を引く人自体なのか分かりませんが、
 私には弓を引く姿は「ギリギリギリ」「ピーン」のように感じてしまうので
 これも違いますね。
 力強さが見えたり感じたりは、それじゃない。
 でも、全く力感なく弓と一体になって引けている姿なら、それかもしれません。

ドミノ倒し、手巻き時計、波、ピタゴラスイッチ(笑)というようなイメージがありますし、
また、「正中線を出す→崩す→復元する」で動くので、ギターの弦のイメージもあります。
  
 これ以上は私の文章力じゃ難しい。それこそ、五輪書を見ていく方が良いでしょう。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.25 )
日時: 2016/01/25 22:16:34
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

せいちゅうせんさん(先生はやめておきます)

こんばんは、ん〜私の感じだとですね

「つ」みたいになっている胸椎を棒のように延ばし、それをさらに体にめり込ませて「く」のようになっているイメージです。(あくまでイメージなのでなっているかは・・・なのですが)
胸椎より上が背骨の上に乗っているような感じで、前に出る時に乗っているものが「ずる」と出て行くイメージもあります。

もっと練っていくと異なる感じになるのでしょうね

>「のばす」は首の後ろですね。うなじで巻き上げる感じ。

終わりって言ったのにww
了解致しました。これも意識してみます。

「弓を引いて放つ前の状態」はまだ私の理解が足りていないかもしれません。

五輪書は内容を見て(吟味してw)購入しようと思っていて、まだ本屋を回っているんです。
以前にネットで見ていた時に「ん〜なんか違う(解釈が)気がするな」と思って見ていたことが多々あるのでちょっと中身を確認したいんですよね・・・

まあ、今は課題も山積みですしもう少し探してみます。
(本屋を回るのってなかなか楽しいんですよw
その内我慢できなくて片っ端からネットで買ってしまいそうですがww)

Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.26 )
日時: 2016/01/27 18:05:28
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん

 ブログ拝見しました。
 太もも前側の力を抜けるかどうかは本当に分かりやすいチェックポイントです。
 ここの力が抜けるように普段の歩き方を錬る必要があります。

 また、中段の構え時に、太ももの付け根(コマネチ(笑))が突っ張っているので、太もも前側が張り、骨盤が垂直に立ってしまっている(いや、後傾している?)ようにも見えます。

 コマネチを突っ張らず、骨盤は「やや」前傾が立ち方です。

 「おわり」と言ったのに老婆心が出てしまってます(^^;

 
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.27 )
日時: 2016/01/28 22:25:13
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

せいちゅうせんさん、こんばんは

骨盤の前傾についてなんですが、「ひかがみを張る」を始めた頃(9月頃)
に取り組んだことがあります。
構えた時に重心を落とし、腰を並行移動させるためにと考えていたんですが、
腰(腰骨)が痛くなってやめてしまいました。(間違った姿勢でしたね)

かなり前なのですが、腰痛で病院に通っていたことがあって怖いんですよ。

でも、胸椎がしなやかに動かせるようになれば、腰骨に負担をかけずに骨盤を前傾させることができる気がしますので
もう少し固まっている胸椎をほぐすに専念しようかなって思っています。

せっかくご指摘頂いたのに申し訳ございません。

恐怖心が取れないだけなんですけどねww私のダメなところでしょうw
まず心の鍛錬が必要なんです。。。。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.28 )
日時: 2016/01/29 12:39:24
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん


>胸椎がしなやかに動かせるようになれば、腰骨に負担をかけずに骨盤を前傾させることができる

そのとおりです。

「腰を入れる」なんてよくいいますから、腰椎(腰骨)を反らしてしまうのです。私もそうでした。

腰椎は背骨の中で大きく、上体の重さを支えるにはいいのですが、動かすのは苦手な骨なんです。

だから、胸椎と股関節の動きが重要なのです。

(私は「骨盤前傾」ではなく「骨盤やや前傾」の感じで立ちます)

Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.29 )
日時: 2016/01/30 11:48:18
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

せいちゅうせんさん

>そのとおりです。

やはりそうですよね、ちょっと自信になりましたありがとうございます。
以前に頂いたコメントから体の連動についてより考えるようになってきているんです。

昨日、とうとう「五輪書」に関する本の1冊目を購入してきました。
選んで購入するつもりだったんですけど、なかなか関連本が本屋に無くて見つけた途端に購入決定でしたww

「五輪書の剣術」という本を購入したのですが、まだ読んでいません。
さあ、どんな内容になっているんでしょう・・・楽しみですw。

Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.30 )
日時: 2016/02/01 12:06:36
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん

>「五輪書の剣術」

研究書一冊目にして、非常に良い本に出会ってますねえ。
私も、この本は五輪書の原文の書いてある本の読解のために大いに参考にしています。





Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.31 )
日時: 2016/02/04 21:12:42
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

せいちゅうせんさん こんばんは

「五輪書の剣術」読み始めました。

まだ途中なのですが、もっと指導書のようなイメージでいたので、思ってた内容と違うかな?と言ったところでしょうか

面白いんですけどねww

五輪書の経緯や武蔵がどこで何してたかなんて知らないことが書いてあって物語を読んでいる感じです。

原文の書いてある本も早く読んでみたいのですが
今は課題も山のようにあるし、もう少しゆっくり探してみます。

とうとう「骨盤やや前傾」に取り組みだしました。
意識してないと忘れている状態でまだまだ練れてないですね(汗)
胸椎もまだ意識しないといけないし・・・ホントに楽しいwww
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.32 )
日時: 2016/02/13 11:38:40
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

この掲示板でみなさんの言葉を読ませて頂き、考え、せいちゅうせんさんにご教示頂いたことを普段の生活の中で練り、少しづつですが無意識に体が動くことについて理解ができてきていると思います。ありがとうございます。

そしてとうとう今週の水曜日、先生との稽古で2回程勝手に体が動き返し胴が出ました。普段、返し胴の練習なんてしていないのに・・・w
(この時は胴を打つことなどまったく考えていない状態で、目の前は真っ白にはならず、体を間合いの中に滑らせた時に視界のある中で勝手に動いていました)

まだまだ常に無意識で技が出るまでにはほど遠く、きっと「千日の稽古を鍛とし万日の稽古を錬」(本で読みましたw)が出来た時にできることなんでしょうね

私にはまだまだ足らないところも多すぎますし・・・

みなさん、これからも宜しくお願い致します。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.33 )
日時: 2016/02/16 17:44:23
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん

順調なようですね。

ブログで映像も拝見しました。

またしてもお節介致します。(^^;

ジャージのズボンに白いラインがありますね。
構えたとき、そのラインが、股関節から足首まで斜め前に一直線に見えます。

目の錯覚かな?

これ、私には前に行かないように突っ張っているように見えるのです。
右足膝が伸びきっているように感じられるのです。

私の構え(普段の立ち方も同じ)は、両足の向こうずねは、地面に対してほぼ垂直に立ってます。
股関節を突っ張らず、モモの付け根(Vライン、コマネチ)をペコッと軽く引っ込め、膝を軽く曲げるとそうなります。もちろん踵は踏んでます。
で、うなじで背骨を捲きあげてあごを引きます。
アゴを引くとアイーンと下あごが少し出ます(これがおとがいを出す。出血大サービス助言)。

腹を張ります。ここ、間違っちゃダメですよ。
腹を張るは、腹一杯飯喰ったときのように前にふくれるんじゃないですよ。
そうやると、ヘソが前に出て腰が反っちゃいますよ。

よくよく吟味くださいませ(^^)
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.34 )
日時: 2016/02/17 23:06:13
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

せいちゅうせんさん こんばんは

順調です。ありがとうございます。

>右足膝が伸びきっているように感じられるのです。

その通りです。伸ばしてます。
「両足の向こうずねは、地面に対してほぼ垂直」ご教示頂き感謝致します。
※実はわざわざ伸ばしていましたwなぜか左足に重心を乗せることを考えていたのですが、正中線が左に寄るので考えなければと思っていました

「おとがい」本に書いてありました。
下あごを少し出るほど顎を引くと頸椎が少し痛いです。(これも練る必要ありですね)

「腹を張る」ですが、お尻の側面に入っていた力を抜くことに気づき、その時から勝手に下腹に力が溜まって張っている感じになっております。
(よく吟味してみますw)

すいすい動いちゃいますよ〜ww

今日の稽古でなんですが、初めて無意識で面が出ました!!

右足の甲に風を感じて前に出た時、相手が引いたところを面に乗ってました。
その時も目の前は真っ白にならず視界はありました。考えるよりも前に体が動いていた感じです。

早く勝手に出るいろんな技が見てみたい!!


Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.35 )
日時: 2016/03/07 13:35:26
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん

こんにちは。
ときどきブログも拝見してます。
楽しそうでなによりです。

ここからは、また、私の邪道ですから聞き流してください。

素振りですが、私はあまり正面打ちはやりません。
上下振りはよくやるのですが。

正面打ちの素振りはあまり好きじゃないのです。
なぜかと申しますと、打突部位に向かって振り下ろすのですが、
打突部位当たりで止めるというのが一般的だからです。

つまり、一番破壊力を発揮しないといけない付近で、
わざわざブレーキを掛ける練習をすることになるからです。
(野球やゴルフやテニスのスイングではありえない練習方法でしょ)

さらに、真っ直ぐ正面を振り切れば剣が足に当たりそうになるはずですが
それに対して体捌きを使って半身になれるようにする稽古もできるはずですが、
正面打ちの素振りは、それをやらずに、剣の方を止める練習という感覚があるからです。

以前は、普通の正面打ちの素振りをしていました。
そのときは、実際の稽古で、バックリ相手の面を捉えられる瞬間に
相手が身を屈めれば、面に当たる前に竹刀が止まってしまい
折角の機会を逃すことがよくありました。

でも、一般的な正面打ちの素振りをやめてからはこのようなケースは
ほぼなくなりました。

どう思われますか(^^;

Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.36 )
日時: 2016/03/07 17:16:50
名前: せいちゅうせん

追加記載します。

一般的な正面素振りは、腕を肩の高さ(または、それよりやや下)ぐらいで
止めるようにしますね。

肘は体幹から離れたところで止まります。

前向きに解釈すると、そこから先は手首と手の内による冴えが重要ということでしょうか。

しかし、これだと肘の脱力が機能しないので、連続技を出そうとすれば、
ブレーキを掛けた力を一旦抜いて(または、さらに強引に力んで)、また振りかぶるための筋力を使う必要があるように思います。

だけど、肘が抜けていれば、みぞおち辺りの上げ下げ(出入り)や、腰の切り戻しだけで腕は何度でも振り出せるわけです。疲れ知らずの連続パンチのように。

それと、自分で「真っ直ぐ正面を振り切れば剣が足に当たりそうになるはず」と書いたのですが、手首を「斬り手」にしておけば、自分に当たる振り方にはならないんですけどね。

兎に角、筋力に極限まで頼らない。

これを錬るのが非常に楽しいのです。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.37 )
日時: 2016/03/07 22:23:29
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

せいちゅうせんさん こんばんは

ブログ見て頂きありがとうございます。
思いきり楽しんで剣道してますw

正面打ちの素振りはされないのですか!
「一番破壊力を発揮しないといけない付近でブレーキ」なるほど

まだまだわかっていないので間違っているかもしれませんが
私は鳩尾の前で左手が収まるのが正しいと教えられた記憶があるためこれを目指しています。

鳩尾の前で左手が収まると打突部位辺りで止めるのではなくて打突部位を過ぎてから止まる感じになるのだと思います。
「止まる」感じなんです。収まらないと竹刀がぶれます。
(まだまだ調整が必要で研究課題の一つなんですけどw)

実際に稽古でも面を打った時に左手が鳩尾に収まると竹刀がグニャリと曲がっています。

しかし、左手が綺麗に収まるには左足が体に引き寄せられる力が必要なためなかなかうまくいきません。
踏み込みと打突が一緒になると左手が浮いてしまい収まらないんです。

今いる剣友会の先生に相談もしたのですが、難しい問題だな・・・で答えはもらえませんでした。

今はこんな感じです。

「みぞおち辺りの上げ下げ(出入り)や、腰の切り戻しだけで腕は何度でも振り出せる」
これにはとても興味があります!

ようやく鳩尾辺りが前に出るが少しわかってきていると思いますので
新たな課題として取り組んでみようと思います。ありがとうございます。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.38 )
日時: 2016/03/08 12:44:25
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん

ご意見有り難うございます。

「鳩尾の前で左手が収まる」というのはどんな常態か、私には分からないです。

居合いなどでこんなに高い位置で腕が止まることは頻繁にあるのでしょうか。


ですので

>左手が綺麗に収まるには左足が体に引き寄せられる力が必要なためなかなかうまくいきません。
踏み込みと打突が一緒になると左手が浮いてしまい収まらないんです。

ということも、どうなることかがイメージできません。

すみません。




構えたときに、よく言われる、左手の親指付け根がヘソの前(握り拳1つ半前)というのも理解できていません。

構えたときの左手の位置は、だらりと左手を十分下げた位置にしてます。
リーチが長いのかも知れませんが、ヘソよりずっと下になります。
肘は伸びきりはしませんが、一般的な考えより、かなり伸びている感じです。
「斬り手」になることで剣先は生きていると思います。

素振りでも、左手の位置を、この位置に近いところまで下げているのかもしれません。
防具をつけての稽古では、相手の打突部位が障害物になるのでここまで下がりませんけど。

ははは、やはり普通じゃないですね(笑)
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.39 )
日時: 2016/03/09 05:54:10
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

せいちゅうせんさん こんばんは

>私には分からないです。

いえいえ、未熟な私が言うことです。聞き流して下さいww

まったくイメージ頂けないともやもやするので少しだけ説明させて頂ければと思います。

「左手が綺麗に収まるには左足が体に引き寄せられる力が必要」についてですが

まず、竹刀が振りかぶられる時は竹刀の重心(つばの少し上の太い部分)を中心に回転するように上がりますよね。これに従って左手も前に出ながら上に上がって行き、この上に上がって行く軌道が変化するのが左足が体に引き寄せられる時だと思っています。
歩く時と同じように、左足が前に進むと左手が後ろに、右手が前に進む力?が働いて左手が引き手、右手が押し手になるから軌道が変化するのだと考えています。

そして、左手が引き手になって後ろに動いている時に鳩尾の前辺り(もう少し下かも?)で止まる場所があって、左手が止まることで下に向かって動いていた力が前方向に変化して竹刀の先が前に走るように動くような感じです。

・・・申し訳ありません・・・上手く説明できていないですねw多分止まる(収まる)理由があるのだと思いますがわかっていません・・・

とまあ、今の私の理解ではこんなものなので書かなくても良かったかもしれませんが、せっかく書いたので送信しておきますww(聞き流して下さいww)

>居合いなどでこんなに高い位置で腕が止まることは頻繁にあるのでしょうか。

わかりません。私は過去に居合をしていたことはあるのですが、無双直伝英信流でして、座位がほとんどでした。
この流派では鞘から刀を抜く際に極意があると教わったと記憶しています。
又、刀は剣道の素振りよりもっと下まで振りますが、手の内で止める必要がありました。
※左手の位置に関してだけ言えば鳩尾の前辺り(もう少し下?)かもしれません

>構えたときに、よく言われる、左手の親指付け根がヘソの前(握り拳1つ半前)というのも理解できていません。

同意します。私ももう少し下です。
ただ、以前はかなり下にあった左手も、胸を張るを意識した際に少し上っています。(私のリーチは身長より長いです)

ではでは
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.40 )
日時: 2016/03/09 08:58:04
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん

ありがとうございます。

>歩く時と同じように、左足が前に進むと左手が後ろに、右手が前に進む力?が働いて左手が引き手、右手が押し手になるから軌道が変化するのだと考えています。

なるほど。

私はこの歩き方をしないから分からないのかもしれません。
歩くときに両腕はほとんど振りません。
ねじらない感じ。帯刀して歩いても刀はほとんど左右に振れません。


また、歩行しながら右足前進で振りかぶり、左足前進で振り下ろすことを練習していた時期(常歩剣道を試していたとき)もありましたが、今はどちらの足から動いてもいいし、「一歩で一振り」「二歩で一振り」「三歩で一振り」など何でも良くなりました(笑)

ちなみに常歩はやめました。一軸歩行とか二軸歩行とかの理論や意識は、私には居つきになります。私はやはり、正中線機能ですね。浮き身、ムチ身です。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.41 )
日時: 2016/03/09 23:00:34
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

せいちゅうせんさん こんばんは

>「一歩で一振り」「二歩で一振り」「三歩で一振り」など何でも良くなりました(笑)

ちょっとレベルが高すぎますw
言われていることは何となくわかる気がしますが、私にはまだまだできませんよww

でもですね、今日の稽古で浮き身での両足入れ替えが出来たと思います。
以前から元立ちで懸って来る中学生相手に何度か試していたのですが、なかなかできなかったのに今日は出来たんです。

相手を引き出し面に飛ばせて、飛んで来る最中に両足を入れ替え半身になって相手の竹刀に空を切らせると、完全に見失い私に背を向けていました。
(面白くて右半身、左半身とやってしまいましたw)

胸椎、頸椎、骨盤、股関節が機能し始めている気がします。感謝感謝です。
ちょっとですけどレベルUPw
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.42 )
日時: 2016/03/10 12:35:00
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさま

お!楽しそうですねえ。

私もよく「消える」と言われます(笑)。
面を着けているので左右の視界も悪いからでしょうが。

私も試行錯誤に楽しい苦労をしてますが、それは難しいからではなく、
今までがあまりにも間違った動きをしていたからだとつくづく思います。

だからレベルが高い動きではなく、もっともっとラクな動きということですね。

最低限、剣道形の動きそのままが竹刀剣道にもでないといけないはずだとおもいますし、剣道形は本来学校教育用(武道に感心ない生徒も含む)ですし、奥義ではないはずですから、それは軽く超えないといけないと思って稽古中です。(^^;
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.43 )
日時: 2016/03/12 18:14:55
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

せいちゅうせんさま

>面を着けているので左右の視界も悪いからでしょうが。

確かにこれもあると思いますが、+αを考えて浮き身での両足入れ替えを稽古していますので聞いて頂けますでしょうか。

簡単に言うと、相手が考えている複数の予測を裏切ることを考えているんですが

人間は自分の考えとは別に、無意識に「予測」をして行動しているはず
こうなれば0.01秒後にはこうなっているはず・・・みたいな感じ

例えば
・相手の体が前進してくれば剣先も近づいて来ることを予測
・自分が面を打っていけば、相手は相面に来る、出小手に来る、胴に来る、下がる、竹刀で防ぐなどを予測
・竹刀がぎりぎりまで面に近づけば、面に当たることを予測
・打ち終わった後には、衝突する、すれ違う、などを予測
・衝突しなかった場合には相手はここにいるはずと予測

頭に浮かんでいるはずのこれら「複数の予測」を裏切り、超えるとパニック状態になって「見失う」や「消える」となるんだと思います。

わざわざ面に飛ばさせて浮き身での両足入れ替えを稽古しているのは相手の予測を限定することを考えてのことなんです。

こちらの意図した「複数の予測」を相手の頭に浮かばせて、それを超えた時にとる相手の行動(きょろきょろ)が面白いw!!

相手をコントロールするための稽古でもあると思っているんです。

どうでしょうか
まだまだわかっていない私の考えですので、間違っているのかもしれません。
ご意見頂ければ幸いです。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.44 )
日時: 2016/03/14 12:25:45
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん

有り難うございます。

私の場合は今のところ「な〜んにも考えないでただフラ〜っと前に歩めたらなあ」とおもって稽古しています。

>相手が考えている複数の予測を裏切る

私はこれをやろうとすると、「相手の予測」を予測してしまいます。
相手の予測を予測するのは、左脳の剣道のように感じます。
そうなりますと、自分も予測の範囲内の動きしか出ずに、不思議な技は出現しません。
相手の予測を裏切るのではなく、自分の常識を裏切ることを大事にしています。

以前にもお話ししましたように、「あ、打てた」、「あ、へぇ〜こんな技が出たか」というような動きができるように体のお膳立てをするだけです。
これが難しいのですけど。

また、相手をコントロールすることも考えません(いや、そうしようとしてしまう癖を消し去りたい)。
むしろ、決して予測しない、競争しない、気争いしない。先に負けた上で間合いを詰める。

シラ〜っと立って、そ〜っとやられに行って、見事に打ってもらって、それをニタッと笑って喜べるくらいの心持ち。
そうするとどうなるか。二人の間にあるのは相手の意図だけになるんです。
そうなれば、打っても打たれても必然の技が出現する。技同士でガチガチ、バチバチと逆らい合うことが無くなる。

合気は、こちらの気と相手の気を合わせようとすることではなく、二人の間に相手の意図だけがあるようにすることだと思っているわけです。そうなれば技は勝手に二人の作品として出現するんです。

相手は意図どおりに完全にやりきったのに、意図とは違う技で終わったときが、こちらが勝てた技の出現というわけですね。

ははは、非常識すぎますよね。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.45 )
日時: 2016/03/14 19:03:57
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん

追記します。


意図を無くすといっても、待ち剣ではない。常に先は掛けるのです。
しかし、先に打突動作に入るわけではない。

相手の攻めや気迫にシラーとしつつ、先に負けるわけです。
上手に負けられたら、必ず相手に何か起こります(打ってきたり、攻め返してきたり、退がったり、居ついたり・・・・)。

これが私の攻めなのですが、意識は「勝とう」「攻めよう」とは真逆なのです。

普通は「勝って打て」と言われます。
でも「負けて打たれよ」の方が、不思議と打たれずに打てちゃうんですよ。
この不思議が大事なのです。

最終的にどんな体捌きになるのかは体に任せます。

ですから基本稽古や普段の生活の身のこなしが、体捌きを稽古する時間なのです。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.46 )
日時: 2016/03/14 22:04:19
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

せいちゅうせんさん

ご意見ありがとうございます。

>二人の間にあるのは相手の意図だけになるんです。

いや〜「千日の稽古を鍛」がない私にはまだまだ行きつけない境地ですね。
自分の各部位に意識を置かないといろいろ忘れていることすらありますから(日常での動きも含み)・・・汗)・・・反省です。

>待ち剣ではない。常に先は掛けるのです。
>しかし、先に打突動作に入るわけではない。

これは私も同じなのですが、心の中で「さあ打って下さい」は唱えています。

>シラ〜っと立って、そ〜っとやられに行って

ここには遠く及びません。
相手を動かそう、引き出そうと言う意図がありありです

まず体捌きが意識しないでスムーズにできるようにすることが先決ですね。
まだまだ時間がかかりそうです・・・w
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.47 )
日時: 2016/03/23 13:34:42
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん

ブログの方にコメントします
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.48 )
日時: 2016/03/26 23:11:05
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

せいちゅうせんさん

以前にコメント頂いた

>みぞおち辺りの上げ下げ(出入り)や、腰の切り戻しだけで腕は何度でも振り出せる

できました!
実は昨日も稽古してまして、高段の先生方の稽古に参加させて頂いたのですが
その稽古の中で引き出して頂きました。

勝手に体がやっていたので、まだまだ練る必要ありなんですけどねw
今日の稽古ではもっと以前にご教示頂いた

>みぞおち辺りが前に飛び出します(ぴょん吉)。

ここを意識して稽古、これで腕を跳ね上げることはできるようになっています。
1月頃に教えて頂いたのにやっとです。。。。ありがとうございました。
Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.49 )
日時: 2016/03/28 17:58:13
名前: せいちゅうせん

さかちゃんさん

すごいですね。
環境もすごい。

中丹田、下丹田が使えるようになってきているのかも。

私のまわりでは、七段八段含めて出来ている剣道家に会ったことがないのです。

現代剣道の固定観念にとらわれず、学ぶ方向性が正しくなっていけばまだまだいくらでも上手くなれます。

楽しんでください。

Re: 無意識に「体が動いた」 ( No.50 )
日時: 2016/03/29 23:59:13
名前: さかちゃん
URL: http://blog.goo.ne.jp/dokoda2006/arcv

せいちゅうせんさん

ありがとうございます。

まだまだいろんなところに意識を置かないといけない状態なので
全然すごくはないんです。。。(でも、環境はすごいんですよw)

中丹田、下丹田は少し使えるようになってきているような気がします。
(丹田はへその下部分しか知らなかったため少々調べましたw)

今は中丹田を練り始めたところと言ったところでしょうか
まだ稽古後には鳩尾辺りの筋に違和感があります。

>七段八段含めて出来ている剣道家に会ったことがない

本当でしょうか?

少し前にあった基本打ちを競う大会で優勝していた中学生の男の子は、これ(ぴょん吉)で腕を跳ね上げていました。
断トツで上手く、動きを見た瞬間に優勝を確信した程です。
(彼を見て自分の不甲斐なさに気付き奮起しましたw)

私は周囲に恵まれているのかもしれませんね

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