Re: 五段の昇段審査で、不合格続き悩んでいます。 ( No.1 ) |
- 日時: 2017/03/08 21:11:01
- 名前: ポコ太郎
- 普段の稽古も、立ち会いも見ていませんので、お書きになられた文章からの印象です。
先生方が、「いつも通りやりなさい」と言うのをご高察されるとよいと思いますが、いつも通りというのは、いつもの稽古のようにということで、いつもの稽古と審査で違うのは、欲があるかないかだと思います。その欲、つまり合格しなきゃとか、うまくやらなきゃという気持ちがなく普段の稽古のようにやれば、合格するのに。と先生方は思われてると思います。 こういった気持ちは、普段の稽古でも打ちたい、勝ちたい、打たなきゃといったような気持ちを抑える稽古をすることによって克服できると思います。私も散々言われました。「その打とうという気持ちがダメなんだ」「勝とうなんて思ってたらダメだろ」と。 「捨て身」とか「振り下ろす太刀の下こそ地獄なれ、ぐんと踏み込め後は極楽」といったようなところを稽古されればよろしいかと思います。 あくまで参考です。先生方によくご相談され、ご指導を仰いで下さい。
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Re: 五段の昇段審査で、不合格続き悩んでいます。 ( No.2 ) |
- 日時: 2017/03/09 00:15:41
- 名前: だみ声<
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- 僕からは、このサイトにおける「過去ログ」から僕の五段合格までの書き込みをお読みください。 参考になるかは
別として、そのプロセスを読みながらリラックスできるのではないかと思います。 1.「あえて報告します」2008.2.17 一回目不合格報告。 2.「20年度はこれで行きます」 2008.1.4 3.「4ヶ月後の現実」 2008.6.1 二回目不合格報告。 4.「H21年土壇場の3年目」2009.1.7 〜10月の合格報告
以上ですが多少前後しているかもしれないので、時系列を確認しながら読んでみてください。 僕にとっては決して 褒められたことが書いてあるわけではないのですが、もがいてきた経過を読みながら、何か感じていただけるのでは ないかと思います。
僕自身が読み返して思う事は、ポコ太郎さんの書かれたことと殆んど同じではないかと言う点です。 >「捨て身」とか「振り下ろす太刀の下こそ地獄なれ、ぐんと踏み込め後は極楽」 これ、宮本武蔵の「五輪の書」の一節だと思います。 こういう事を稽古の中で意識しておれば合格がぐんと 近づいて来るのではないかと思います。
合格の秘訣とは? 攻める事、練り合う事、下がらない事、姿勢を崩さない事、美しく振る舞う事、残心までのプ ロセスを端折らない事、捨て身になること、中心を取ること、無駄に打たない事、遠間から仕掛ける事… 書いてい る内に恥ずかしくなってきました。 最後に「打たれることを避けない事」と「打たれる前に打ち終わること」等が あるのではないかと思います。
大して参考にならないと思いますが、参考になさってください。 合格を陰ながら応援しております。
追伸 過去ログの検索は、「掲示板内検索」にアクセス、キーワードに「だみ声」を入力、「過去ログ」と「作成者」にチェックを入れてリターンキーを押せば上記の4項目が検索しやすいと思います。
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Re: 五段の昇段審査で、不合格続き悩んでいます。 ( No.3 ) |
- 日時: 2017/03/09 12:33:07
- 名前: せいちゅうせん
- 45歳の剣士 様
よろしくお願いします。
いつもどおりやれば五段の実力である方の五段審査ということでお話しします。
審査の合格秘訣は、世間でいろいろ言われていますが、それらを審査会場に持ち込まず一切忘れていい状態になることが大事だと思います。
「ああしよう、こうしよう」は、初めて当たる立ち合い相手を軽んじていることになるし、互いにこの気持ちなら、よーいどん、ドカーン、バチーンの正面衝突の打ち込み状態になり、二人とも不合格です。
ですが、審査会場では「ああしよう、こうしよう」と思っている人がほとんどです。
相手と噛み合っていないのに勝手にやりたいことをしようとする人ばかりといっていいでしょう。 「初太刀は面勝負だ」「初太刀は面が来るから返し胴だ」なんて決めちゃって、みなさん審査員の前でかっこつけたいんです(笑)。
でも、これを分かっていれば、ものすごく有利です。
こちらは、ただただ相手に集中する。 相手は決めてきたこと、つまり、「1分の間に、これも見せたい、あれも見せたい」と思ってますので、ちょっと間を詰めれば面白いようにビクビクと反応してくれます。
そこを日ごろ磨いた技で無意識に刈り取るだけでいいのです。 打ち急ぐ必要なんて全くない。 気迫で圧倒する必要もない。 1分間打たないでいようと思っても、ちょっと攻めれば、ほとんどの相手は飛んで火にいる夏の虫ですから、それに無意識に反応して打ち終わってしまえばいいわけです。 10秒とジッとしていられないお相手と同じように打ちたい打ちたいでは手元が浮きますが、「どうぞご自由に。見事に打たれますよ」と思いつつ先にちょっと間を詰める、あとは自分の無意識反射だけを信用できたら浮きません。
そこで、大事なのは審査の1ケ月前までに以下のことを終わらせておくことです。
・立ち姿、着付け、所作、礼法は受審会場で優に1番になるレベルにしておく (普段の稽古をビデオに録るのは効果バツグン) ・現在五段または六段の人との稽古では、無意識に技が発生し打ち切れるように普段の稽古であれこれ悩みぬいておく(審査会場ではあれこれ一切考えない) ・普段の6割出せば受審段位合格のレベルまで地力を上げておく
この準備ができたら受審資格ありですが、できてないなら受審は早いでしょう。。 数度受審しても受審段位合格レベルが理解できていないなら、次回は、自らは受審せずに受審会場を見学するのがいいでしょう。上に書いたことが手に取るようにわかるはずです。
で、いざ受審当日は普段の六割でいいのですからベストを尽くす必要がありません。 そこまで地力を高めてあるので、自分が反射的に下がろうが、受けようが、捌こうが、どうってことないのです。 ほとんどの相手は勝手に決めてきたことをしようとしてるんですからそういう場面も当然でてきますしね。 人が審査するんですから落ちることもあるんで絶対合格する意識なんてゴミ箱に捨てる。 前の退屈な立合いが続きすぎて審査員が眠たくなって自分は見落とされることもあるけど恨みっこなしという気分で待ってればいいのです。
あとでどこでビールを飲むか、ツマミは何にするかだけ考える。
立会は何もかも忘れて、相手に集中する。 形審査は、普段より少しゆっくりぐらいで打つ意識で合わせてやる、かっこつける。(形はかっこつけていい。相手も自分もなにやるか決まってるので(笑))
こんなところですかね。審査会場では普段より不真面目がちょうどいいのです。 そのレベルに上げておくべきなのです。 調子が良い悪いなんてどうでもよくなるし、体調が悪くてもOKですし、ウォーミングアップなんてほとんど必要もなくなりますし。
もし相手も自分レベルの地力十分なら自然に良い内容になるのですから、2人とも有効打突がなくても2人とも受かります。 合否ギリギリの地力じゃ、いくら有効打突があっても審査員は魅力を感じないし、自分はソワソワするだけだともいっておきましょう。
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Re: 五段の昇段審査で、不合格続き悩んでいます。 ( No.4 ) |
- 日時: 2017/03/12 22:40:26
- 名前: 剣之介<
>
- 45歳の剣士さん
初めまして。 お疲れ様です。きつい言い方になりますが、不合格ということは5段のレベルに達していないということになります。 8段の先生に言われた言葉に、昇段審査や試合で緊張しないことはないと思います。ですから、日ごろ難しいことですが、同じ緊張感をもって稽古をしていれば、審査でも試合でも同じ力が出せるということです。という言葉をいただきました。 ちょうど、5段を受ける前のことでした。 また、当時、よい先生についており、私の悪い癖やできてないことをとことん稽古に付き合っていただき修正を行いました。 45歳の剣士さんの稽古内容はわかりませんが、地稽古に偏っていませんか? 私は、基本稽古、基本打ちから修正し、打ち込み稽古、掛り稽古のみやっていました。二足一刀の間合いから、中心を取り一拍子で打つ、捌かれてもさらにもう一本という稽古で、鍛えていただきました。 昇段審査の日は、やはり緊張し、おなかも壊しましたが、先生にかかるつもりで、中心を取ると相手の動きが見えて、自分の竹刀が相手の面にのれるのも見えたり、応じることができました。 当然、合格できました。 相手の方の4段から、5段に上がる人です。実力差は稽古のやり方の差ではないでしょうか? 私の場合は、剣道の基本動作が出来ていなかったので、先生にとことん付き合っていただいたおかげで、本番で緊張した分を引いても、きちんと動けたことだと思います。 一つ一つ、考えながら基本の稽古を緊張をもって行えば、剣道の神様が降りてきますよ。 次の合格報告を期待しています。
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Re: 五段の昇段審査で、不合格続き悩んでいます。 ( No.5 ) |
- 日時: 2017/03/13 04:01:01
- 名前: コールセンター
- 全く関係ないんですけど、コメント帰ってこなかったからって同じスレッド2個も作るのはどうかと思いますよ・・・。
タイトル変わってるだけで、中身一緒ですよね? もう片方消したら? 最低限のマナーだですよ。
そういう部分が何かしらの形で昇段審査に出たんじゃないですか?
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Re: 五段の昇段審査で、不合格続き悩んでいます。 ( No.6 ) |
- 日時: 2019/09/29 11:10:46
- 名前: たけ
- こんにちは、たけと申します。
45歳で5段です。昨年昇段しました。 私の場合は、大人との稽古はほとんどしておりません。 ここ5年ほどは、小中学生との稽古でもとだちで、打ち込みと地稽古のみです。 稽古の始めと終わりに切り返しを、中学生にうけてもらいます。 稽古の中で、子供たちに注意する一方自分も構えや打ち方、打つ機会など工夫しました。 子供とやったお陰で、大人との稽古では相手より早く動くことができて、打たれません。 審査のときも、面白いように出鼻面があたりました。今では、子供たちに感謝です。 以上は私の場合でした。
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