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低身長の右上段について悩んでいます
日時: 2017/03/28 15:32:02
名前: YS

こんにちは。これから高校2年になる男子剣道部員です。高校から剣道を始めたのですが、この度左腕を疲労骨折(オーバーワークが原因です)してしまいました。

8.9.10.11月も同じ理由でずっと見取り稽古と足さばきをしていました。

剣道は続けたいのですが、このままだときりがないので、右上段(諸手か片手)をとろうかと思ったのですが、自分は身長が167と低く、また右上段はかなりマイナーな構えなので、どうしようか迷っています。

出来るだけ、多くの方の意見が聞きたいです。どうかよろしくお願いします

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Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.1 )
日時: 2017/03/28 17:30:26
名前: だみ声< >

いちに会サイトの方へも同じ質問をしておられますが、僕は基本的にこちらでお付き合いさせていただきます。
まず、書かれた情報からは有効なコメントが書きにくいと感じました。
オーバーワークによる左腕の疲労骨折の内容をもう少し詳しく書いてほしいです。 もちろん僕は専門医でもないの
であくまで参考意見を書くわけですが、骨折場所、骨折の程度、治療期間、医師の見立ても欲しいです。

今分かるのは、骨折したのが7月頃で、すでに8か月が経過しているのに、骨折が完治していないらしい点です。
使い過ぎによる骨折だけなら、若い人は3ヶ月もすれば十分元に戻ると思うのですが、まだ普通に竹刀を振れない状
況があるとしたら、なぜなのかも知らせていただきたいです。

もっと別の理由があって上段を取らざるを得ないのかどうかも、勘案する必要もあるのではないでしょうか?

それと、普通上段を取る場合、一般的に言われるのが「中段」を十分鍛え上げた後「上段を取れ」と言うプロセスで
す。 もちろん最近では高校生剣道団体戦では、一人は上段を取る組み合わせも珍しくなくなっております。

更に顧問、他の剣道部員たちは何と言っているのかも分かれば、もっとコメントし易くなると思います。 身長もさ
ほど低い訳じゃないので、この点は大丈夫ではないでしょうか?

いずれにしても、もう少し詳細をお知らせいただきたいです。
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.2 )
日時: 2017/03/28 23:17:41
名前: YS

返答ありがとうございます。
早速ですが、説明の補足をさせて頂きます。

4~7月 初心者なので、4~6月は、部活の皆さんに個別で初心者指導をして頂き、7月の始めから稽古に参加し、7月の末に合宿がありました。

8~11月 8月の始めに疲労骨折(1回目)と判明して、この期間は治療のため、足さばきと見取り稽古をしていました。

12~3月 12月から復帰して、練習していましたがまた疲労骨折(2回目)をしてしまいました。

2回目とも場所は少し異なりますが、どちらも左の尺骨の真ん中あたりです。

1回目はとても酷い状態(MRIで見ると、医者に骨がボロボロといわれました)で、治療に4ヵ月かかりました。
痛み始めたのは、部活の合宿の直後だったので、普段の練習と自主練の疲労
が溜まっていて、キツイ合宿がトドメとなって痛みが出始めたのだと思います。医者も同意見でした。


2回目は、春休みの練習中に少し痛みが出て、MRIをとると、疲労骨折でした。程度は二ヶ月ちょいで治るくらいで、1回目より軽いです。

うちの学校はそこそこ強いので、稽古もハードだと言うと、医者は高校から始めたきみにとっては普段の稽古が、オーバーワークになっている可能性と、左腕が剣道にあっていない恐れがあると言っていました。


回りの方々の意見ですが、
もう少しガタイと筋力を強化してからなら、いいかも、という意見。
中段を鍛え上げた上で上段をとる、とおっしゃったところに関係するのですが、上段をやりながら中段を相手にすることで学んで行くっていうのもありだと思うと、いう意見。
顧問は、初心者から上段で始めてしっかり上達していった子もいるよ、と言われました。
ですが、中段の基礎が完璧でないのに上段にてを出すべきでないという意見もありました。


僕の考えは、治って再開しても、また疲労骨折する恐れがある。
そしてしばらく左腕が使えない。(→右は使える)
8~11月の間、右足前の足さばきの練習をしてきた。(→右上段は足さばきの形が中段と変わらないので活かせる)引退までの時間も限られていて、時間が少しでも惜しいです。
あとは、右上段は自分にとって仕方ないから、やむを得ずやる、というわけではなく、その構えがそもそも好きで、可能性を感じている構えだからです。

長文失礼すいません
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.3 )
日時: 2017/03/29 00:55:43
名前: だみ声< >

YS さん
文章が上手ですね、状況が良く理解できます。 この春休み中にしっかりと治療方針と期間を設定し、それに沿って
とにかく完治させることが必要です。
7月の合宿で左腕尺骨に対して反復負荷がかかって、恐らく気づかないままかなり経過してしまい、治るのに4か月
かかったようですね?
良く発症する部位は、膝から下、肋骨、足の甲などのようですが、左尺骨と言うのは頻度としては高くないようです
ね?  強豪校との事だし、7月の合宿での負荷が骨強度を超えてしまったのだと思いますが、「素振りは左手を使
え!」という事から、ここに反復負荷が最も多くかかったという事でしょうか?
普通には骨折の前に筋肉痛が先に出て、竹刀を振れなくなって来ると思うのですが、筋肉痛はなかったのでしょうか?
また稽古用の重たい木刀も振ったのではないかと思いますが、やったのなら、それも過負荷の原因だと思います。

ネット検索したところ、治療にはギブスを使わず、安静と経過観察と食事療法が紹介されておりますが、そもそもア
スリートに多い疲労骨折の原因として、思い当たる節はないのでしょうか? 昔から関節が固いとか、牛乳アレルギ
ーとかはなかったでしょうか?

若い方には失礼かもしれませんが、「骨密度」「骨タンパク」の測定値は聞かされているのでしょうか? あったと
して、通常値と大きく異なってないでしょうか? 医師の言う、「左腕が剣道に合ってない」と言う点は、剣道関連
に詳しい医師(剣道をやっている医師)に診てもらう必要があるかもしれませんね。

剣道で起きる疲労骨折は、打たれ続ける右小手によって右尺骨が折れた例はいくつか見てきましたが、左と言うのが
気になります。 そこで骨密度、骨タンパクの数値が気になったわけです。

12月に完治していたとして、2度目が発症するまで何回ぐらい稽古なさったのですか? その結果、前回折れた近
くで同じ疲労骨折が起きているようですが、5月いっぱいぐらいまでに完治したいですね。

骨タンパクを含むコラーゲン摂取(今はやりのサプリメント)、消化吸収の優れたカルシウム摂取(僕が知るのは牛
乳)、そしてビタミンC、B群、その他ミネラル類を積極的に食べると同時に、適度な柔軟体操がいいと思います。

そして… 果たして上段を取るのがいいのか?! ですが、中段の僕には先に書いた程度しかアドバイスできません。
ガタイを強化して解決できればいいのですが、まずは骨密度と疲労骨折の関連を確認し、剣道における反復負荷とし
て左尺骨は最大負荷を受ける所でないのに、なぜここに発症したのかも探るといいと思います。

最後に…
>引退までの時間も限られていて、時間が少しでも惜しい
   これを自分の気持ちとしてどう整理するかが重要です。 剣道は一生ものです。 今完治することを優先して
卒業後しっかりと向き合って修行すると言う選択肢もあります。 悔しいかもしれませんが、それまでマネー
ジャーとして剣道にかかわる(五輪の書を読みながら)と言う修行方法もあります。

こんなアドバイスしかできない事をお許しください。 この骨折による今回の事態は、将来達人になるための、試練
なのだと言うポジティブな発想で、焦らず慌てず「剣の本質」への探索をなさる機会かもしれません。
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.4 )
日時: 2017/03/29 17:48:46
名前: せいちゅうせん

YS様

長文失礼します。

少々、尺骨の疲労骨折について調べさせていただきました。
勉強になりました。有難うございます。

私の感覚では、今のままでは右上段であれ中段であれ、どんな構えであろうと、すぐにまたどこかが故障するのではないかという危惧が先に来てしまいます。

例えていえば、錆びついた自転車を、全力でこいでいる状態に思えます。
自転車整備に関心がないところ、加速しないからと、更に力をこめるという悪循環の中にあるように思います。これでは絶対に自転車はつぶれます。
乗り方の姿勢を変えたところで同じなのです。

まずは、全身のすべての関節に正常な可動域を取り戻すことが先決です。
全身の関節が連動すれば、股関節→胸椎→肩甲骨→肩関節→ひじ関節→手首→指というように運動エネルギーが波として伝わって、ドミノ倒しか ムチの動きのようになります(腕から振らないとはこういうこと。丹田から動く)。
どこか一つが滞れば波の流れは消えますから、どこかに偏った負荷が生じ、そこが故障することになります。

今は、いかに竹刀を強く早く動かすかということに気を取られ、竹刀に近い筋肉群に意識があり力みが生じているのでしょう。よって胸椎や肩甲骨の働きや関節の向きにはほとんど無関心であることと思います。尺骨の骨折はこの帰結だと思います。

武術の世界には「ダンサーには気を付けろ」というのがあります。
ダンサーは自分の身体に向き合うレベルが高いからです。昔の武術家は舞踊もやりました。しかし、現代のスポーツ選手(剣道含む)は、まず、ポイントを獲得する技や技術を先に追ってしまう。これが、自分の限界を低くしてしまうのです。

まずは、真に使える体にすることです。いえ、決して筋力アップなど先にしてはいけません。
ブレイクダンスの基礎練習である全身のアイソレーションなどに取り組むべきです。
体の使い方が上手くなるには、筋力は主にブレーキのためにあると考えた方がいい。
筋力アップは急ブレーキを強化するので、フレームである骨に負担がかかります。
今の体の使い方では、疲労骨折は筋力強化によって更に起こりやすくなると言っていいでしょう。

高校時代は、試合勝つことなどの枝葉は捨てて、身体連動に心を注ぎ、最も合理的な身体操作の研究に打ち込んでみてください(正しくラクできるかどうかです)。
そうすれば、充実した高校生活と高校卒業以降の飛躍的な成長につながることと確信します。小学生から剣道をしている同級生たちより先に七段取得も決して夢ではなくなるでしょう。

悩み多き充実した10代を過ごしてください。
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.5 )
日時: 2017/03/30 00:10:52
名前: 剣之介< >

YSさん

初めまして。
顧問の先生が許可してくれるなら、やってみればよいと思います。
剣道が、できないのに、やれないのは悔しいですよね。

左が、使えないのなら右手でやるのは良いと思います。
実際に、熊本の剣士で片手でとても強い剣士が、高宮 敏光さんや中山 彰さんがいます。二人とも、左の片腕ですけどね。

推測ですが、左の尺骨の疲労骨折は素振りにのやり方に問題があると思います。よく茶巾を絞るように柄を絞りなさいというのは、現在、指導しません。
理に適っていません。
基本、竹刀をすでに上から正しく、軽く握り、握りを変えず、インパクトの瞬間に絞めるというように指導しています。

右手上段を取るのであれば、こちらも疲労骨折させないように筋トレを行います。筋力をつけるには、ゆっくりとした動作で行います。
右手の片手腕立てを5秒くらいで下げて、5秒くらいで上げる動作で20回を何セットか行います。
片手懸垂をゆっくり、先ほど同じ要領で5回など、ゆっくりとした動作で、また腕をねじったりせず、腕、肩に筋力をつけます。
素振りなど早く行う運動は、筋力が付きませんし骨に瞬発的な力がかかり、疲労骨折につながります。

骨に対して筋力つけ、骨を保護します。素振り木刀による素振りを行う場合は、ゆっくり振り、振り終わったところで5秒ほど静止したままにします。

ともかく、主軸になる腕の筋力、片手の場合、握力を60kgfくらいまでつけてください。
ちなみに、私は中学時代 58kgfでした。

ただ、骨に痛みが発生する場合は危険信号なので休みましょう。筋力をつけつつ正しい素振りを行い、片手で友達の両手で振るスピードについていければ、上段をとっても良いレベルと思います。

右手上段は、奇をてらった構えです。相手は最初は対応し難いですが、レベルが低いと簡単に捌かれます。
右手上段だと、打突部位が、面と逆胴が優位のみとなります。よって、上段から、竹刀をおろしながら、右手を柄頭から、鍔元に落として右小手や右胴に展開できるように稽古をしてください。

正しい努力は、期待を裏切りません。
健闘を祈ります。
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.6 )
日時: 2017/03/31 01:36:25
名前: YS

だみ声さん、せいちゅうせんさん、剣之介さん、丁寧な返答、そして長い文書を読んで下さってありがとうございます。
とても真剣にお話を聞いて下さって嬉しかったです。
骨の検査をした方がいいのではという意見もあったため、来週に診てもらう予定です。
その結果と皆さんのアドバイスを踏まえてこれからまた剣道を一生ものとしっかり認識しつつ、剣道で使える体を作りながらこれからも努力していきます。
本当にありがとうございました。
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.7 )
日時: 2017/03/31 12:33:32
名前: 丑薫

もう終わってしまったようですが、
右上段をとりたいというのは、
先生から薦められたのでしょうか?

また、お考えの右上段とは、右手だけで竹刀を持つ構えですか?

それとも左手も柄を持つ右手上段ですか?

顧問の先生はなんとおっしゃっているのでしょうか?
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.8 )
日時: 2017/03/31 20:13:45
名前: YS

返答ありがとうございます。

右上段に関しては、自分で調べて知り、先生が勧めたわけではありません。僕としては、やるのであれば右諸手上段かと思っています。

顧問の先生は、「否定も肯定もしない。ただ、右上段がもしお前にあえば強くなれる。ただ合わなくて、左腕を治してから中段に戻すとなると、右上段の癖を消して中段を再開しないといけない。ハイリスクな賭けにはなると思うよ。あとは、お前が決めたらいい。」というようなお話をいただきました。
もし思ったことがあれば、ぜひ教えて欲しいです。
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.9 )
日時: 2017/04/01 20:15:44
名前: せいちゅうせん

YSさま

顧問の先生のおっしゃることは私も同じ意見です。

右諸手上段を始める理由が、左手の故障というのもひっかかります。
左手をかばうためということになりますが、右手に頼った振りになってしまう悪癖がつきやすく、理にかなうことから遠く離れてしまうリスクが非常に高いと感じます。

やはり私は、怪我を完治させ、体の使い方を研究することが剣道人生にとって最優先課題であると思います。
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.10 )
日時: 2017/04/04 11:43:30
名前: YS

分かりました。それほど酷い疲労骨折ではないので、しっかり治して行こうと思います。
返答ありがとうございましたm(_ _)m
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.11 )
日時: 2017/04/04 19:06:05
名前: だみ声< >

YS さん
春休みが終わって、始業式が行われたでしょうか?  いずれにしてもここ数日のものだと思います。
骨密度に関する医師の診断はまだ出てないかもしれませんが、とにかく疲労骨折の原因を出来るだけ詳しく知ってお
かれることをお勧めします。
繰り返しになりますが、剣道における負荷のあまりかからない左手尺骨の疲労骨折と聞かされて、気になっておりま
すので、ご自身での調査と納得をしておかれることが大事だと思います。

せいちゅうせんさんのおっしゃる
>理にかなうことから遠く離れてしまうリスクが非常に高い
   結構な左利きの子でも、剣道では「右手前」で指導を受けます。 その理由の一つに「左手前」の構えには、
指導できる指導者がいないと言う点があります。
   「右諸手上段」もしかりです。 という事は「独学」以外の上達手段がなく、大きな苦労を伴う割には上達も
遅いことが懸念されるのです。

そして
>やはり私は、怪我を完治させ、体の使い方を研究することが剣道人生にとって最優先課題であると思います。
   同じくせいちゅうせんさんの言葉ですが、僕もその通りだと思います。
特にせいちゅうせんさんは、宮本武蔵著「五輪の書」を数種類お持ちで研究をなさっておられます。 体の使い方に
関しては、大変な知見をお持ちのはずなのです。 そういう方のアドバイスなので、ここはよくお聞きになった方が
いいと思います。

YSさんは、これから高校2年生でしょ?  剣道は40歳から始めてもしっかり上達できるものです。 今のあなた
は、まず「怪我の完治」に十分時間を使う時期でもあるのです。 その間、文武の「文」をしっかり身に着けること
が出来る時期だと言う考え方もあるはずです。

後はあなたが決める事なのですが、僕のような「高齢者」は、自己の若かりし頃の反省と、あまたかいくぐって来た
困難な経験から、若い人には「ウザった」がられながらも、忠告めいたアドバイスをしております。
「オジン臭いアドバイスなど聞いておれるカッ!」も若い方の自然な感情なのですが、いろいろお考えください。
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.12 )
日時: 2017/04/05 18:08:47
名前: せいちゅうせん

だみ声様

恐れ入ります。冷や汗が出ます(^^;



YS様

イチロー選手の分かりやすいインタビューがあります。

https://www.youtube.com/watch?v=-Y3CeaamAoA
(動画タイトルは不適切なのですが)

分かりやすいと言いましても、インタビュアーの稲葉さんも分からないようなところもあるようです。

「関節や腱は鍛えられない」「本来持っているバランスを崩してはいけない」などなど、非常に基本的な大事なことをおっしゃっています。

イチローさんの考え方は、日本武道では「常識」になっておかないといけないのですが、残念ながら現代剣道においても「非常識」になってしまっているのです。

再度、自転車の例えを出しますと、あらゆるパーツを徹底的に手入れすることと、運転技術の向上がまず大事。各パーツを入れ替えてしまう改造は先にやってはならないのです。

色んな情報がありすぎて(情報を商売にしようとしているのであふれています)、何が正しいかは、わかりにくい時代です。他にもイチローさんのインタビューはありますので、参考にしてみて下さい。

私自身を振り返る機会にもなりました。有り難うございました。

良い高校生活をお過ごしください。
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.13 )
日時: 2017/04/05 13:58:38
名前: だみ声< >

せいちゅうせん さん

>https://www.youtube.com/watch?v=-Y3CeaamAoA<  
   このイチロー選手のインタビュー、見てきました。
   体の使い方における見識がものすごいですねえ… しかも理に適っています。

YSさんも何かいいものを感じることが出来るのではないでしょうか? 
それにしてもやはりイチロー選手、只者ではない…

「遠回りこそ、最短距離なのだ」… この「達観」がすごいっ!!!
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.14 )
日時: 2017/04/05 14:41:00
名前: ポコ太郎

遠回りこそ、最短距離なのだ。
ことわざで言うところの、急がば回れ。ということですね。焦るなということでしょう。
YSさんの場合、まずは医者とよく相談して体を整えることが先決です。体を整えないうちに、右上段などすると将来苦労することが予測されますし、更に体調が悪化して、最悪日常生活にも支障をきたす恐れもあります。成長期特有の骨折であればいいのですが、若年性骨粗鬆症というのもありますしね。
また、剣道で左手で柄頭を握って操作することには、非常に重要な意味があります。それは、勉強していただければいいと思いますが。
今は辛いかもしれませんが、そういうことは社会に出れば沢山経験します。安易な選択はしないことがいい場合が多々あります。
顧問の先生、医者、親御さんとよく話して下さい。
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.15 )
日時: 2017/04/05 18:16:52
名前: せいちゅうせん

だみ声様、ポコ太郎様

>「遠回りこそ、最短距離」

インタビュー中のこれは「初心」のことだろうなあと私自身は感じました。
「初心」は志した最初の頃の気持ちという意味とは思っていません。
そんなものは大した深みもない浅はかなものがほとんどでしょう(笑)。
(かっこいい、友人や家族の影響、ちょっと興味があり軽い気持ちなどなど・・・)

「初」は、きれいに織りあがったがった衣に、バッサリと刀を入れるということだと思っています。
「理にかなう」という目標に向かって、あれこれ悩んで試行錯誤しますが、何かに気づいたら今まで信じていたものをバッサリ切り捨てる。
自分がやってきたことを積み上げて後生大事にするのではなく、いつでもゼロにリセットできるという志が「初心」だと思います。

この考え方だとイチロー選手の言う遠回りは近道というのも十分頷けるのです。
遠回りしようと思って遠回りするわけではないということでもあります。
インタビュー中の「深み」の意味も分かります。

そうすると、剣道においても、命尽きるまで「我が人生において、今が最強」であり続けられると思っています。

(あくまで私の個人的な受け取り方です)
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.16 )
日時: 2017/04/06 01:56:40
名前: ポコ太郎

せいちゅうせん様

なるほどの解釈ですね。イチロー選手もウエイトトレーニングについては、ゼロリセットしているようですしね。
初心についても 、なるほどと言った解釈です。ゼロリセットってなかなか難しいし、勇気がいりますよね。その決断力が大事ですね。
私は最初の頃の気持ちを忘れない。思い出すというのも必要な場合もあると思います。例えば少年剣士の親御さん。お子さんに剣道を勧めた時は、礼儀正しく、強く、立派な人になってほしいという思いだったりするとおもいますが、いつの間にやら試合に勝て一筋になってしまいます。こう言った場合にはそのままの解釈で説教したりします。
負けたからムカつくとか、酷いのは叩いたりする親もいますしね。
仕事でも、初心者の頃の気持ちを思い出すというのは、私はよくやります。慢心になったりしますからね。
YSさんには、体のことでもありますし、取り返しのつかないことにもなりかねませんので、急がば回れ。語源の通り安全優先、まずは体を整えるというところを、お勧めします。
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.17 )
日時: 2017/04/06 12:40:03
名前: せいちゅうせん

ポコ太郎様

なるほど、盲目になる親ですか。確かにありますね。
「試合」は、あらぬ道へ行きやすいですね。
「目標にする打ちとは」の問いに対して、試合規則の有効打突の要件をまじめに堂々と言ってしまう そんな狭い視点しかない指導者もおりますし、試合は剣道を誤解しやすいですね。。

あ、そうそう。基本稽古を一打一打「こうだろうか」「いや違う」「これはどうだ」「いや違う」ということを数百、数千、数万とやる中で正解に近づいていくという作業なども 遠回りは近道ということであると思います。

YSさん、話の脱線、失礼しました。
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.18 )
日時: 2017/04/06 15:49:28
名前: ポコ太郎

剣道は負けてナンボですからね。いつもの稽古通り基本に忠実に試合をします。大概負けます。その負けから何を学び、発見させるかが指導者の腕の見せどころですね。
相手に打って貰らって、自分の悪い所を認めてさらに稽古で克服していく。こう言ったた道理がわかってる人ってどのくらいいるんでしょう。これがわかれば、心から相手に感謝できますね。
剣道は遠回りで、挫折しそうな時が何度もありますが、それに打ち勝って行けば得るものはとても大きいと思います。

YSさんの悩みから逸れました。失礼しました。
Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.19 )
日時: 2017/04/06 22:17:44
名前: 剣之介< >

YSさん

本日、左前の構や右手上段(あえて右手上段と書きます)で稽古をしてきました。右前の中段に慣れているためか、非常に右手に負担と違和感とありました。確かに右手上段からのうち落としは、右利きのため力が入りますが、コントロールが難しかったです。

現時点では、ドクターストップも顧問の先生もよいと言っているのでやればいいのではないでしょうか?

競技剣道の期間は短いですよ。高校から始められていますので、現時点では初心者ですよね。競技剣道は、高校、大学くらいで社会人になると限られた職業の方しか継続しにくい状態です。

ぜひ、競技剣道に団体戦、個人戦に参戦いただき、競技剣道の面白さを味わってください。

結局、審判に評価されない剣道を経験していないとおっさんになって、剣道を稽古していても、自己と剣道相手の評価、一本取ったとか一本取られた個々で思っているだけで、競技剣道で、地区の優勝や、団体戦で勝ちをつないで勝利する喜びは、努力や仲間の協力が貴重な体験につながります。

地稽古や試合では、右手上段をとっても切り返しや基本打ちの稽古や技の稽古など部活の稽古は、中段しかないですよね、素振りに関しても中段ですよね。
と言うことは、やはり疲労骨折のリスクはあります。
本日、疲労骨折する要因を稽古の中でトライしてきました。
推測ですが、YSさんは竹刀の握り、若しくは振り方に原因があると考えられます。振り上げ地に脇が開き、竹刀の握りが両手とも外に開き、そのまま振り下ろしていると考えます。
また、相手に小手を抜かれたりすると左手が右手より上がってしまい、左の尺骨に負担がかかります。きつい言い方ですが、オバーワークによる疲労骨折ではないと思われます。
正しい振り方をすれば、筋肉が骨をカバーするため先に筋肉が悲鳴を上げます。
剣道による尺骨の疲労骨折の事例のレントゲン写真を見ました。

また、競技剣道でも三段くらいは取れると思います。
悪い癖がついた場合は、おっさんになってら、昇段したいときに直せば何とかなります。

折角、高校生になって部活で剣道を選択していただいたので、仲間との競技剣道を楽しんでください。

よく、あてっこ剣道だとかいろいろ言われますが、なんのための競技でしょうか?
競い合いがあり、順位がある。勝つために努力する。勝ちにこだわるから、頑張る。ライバルがいる。
審判に旗を揚げてもらうために努力する。仲間と切磋琢磨して、レギュラーを勝ち取る。その気持ちが個人戦、団体戦に生きてくると思います。

その努力ができるかたは、受験や社会人でも活躍できる能力を秘めています。

ご活躍を期待しています。

Re: 低身長の右上段について悩んでいます ( No.20 )
日時: 2017/04/13 22:18:21
名前: 丑薫

我々は、あなたを知りませんので、
顧問の先生を差し置いて、本来意見を述べるべきではありません。
強豪校なら、先生も素晴らしい先生なのでしょう。

先生としっかり相談してきめてください。

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