Re: 面の打ち方 ( No.1 ) |
- 日時: 2017/10/17 12:44:40
- 名前: せいちゅうせん
- >相手の右面を打つ
裏からの面ということでしょうか。 左右の面もどちらも刃筋がとおっておれば正しい打ちになるとは思います。
ただ、最近の剣道は、確かに全日本選手権でも見ていて「いいなあ」とほれぼれするような感想は、私個人的にはなくなっています。 あくまで、私見です。
|
Re: 面の打ち方 ( No.2 ) |
- 日時: 2017/10/17 15:55:13
- 名前: うーん
- 理由は、試合に勝ちたいからでしょう。しかし私からすれば負けているのと一緒です。そんな面を打って試合に勝ったとしても、なんの価値もありません。
姿さんは、小さい頃から良い先生に師事されていたのでしょうね。中心を取ってまっすぐ面、これが剣道の醍醐味、これをどんなお相手にもできるようになるために日々稽古していると言っても過言ではないでしょう。 剣道以外でも、まっすぐ正しい道、方法でいきたいものですが、剣道の試合ですらこんな状態です。困ったものですが。正しいことやってる方が楽しいんですけどね。
|
Re: 面の打ち方 ( No.3 ) |
- 日時: 2017/10/17 19:34:09
- 名前: シリアス
- こんにちは。
正面ではなく、右面ですよね? 相手のてもとが上がったところを狙って打っているのでしょう。
稽古、年齢を重ねるにつれ、 相手を攻めて打つことを意識してくるようになります。 素晴らしい打突だと私は思います。
|
Re: 面の打ち方 ( No.4 ) |
- 日時: 2017/10/19 21:05:51
- 名前: 姿
- せいちゅうせん 様
返事遅れ申し訳ありません。 右面=(相手を打突する時の右側の面)です。
刃筋を正して打突するのは確かに基本ですよね。 もし差し支えなければせいちゅうせん様の”惚れ惚れする面打ち”の参考動画などあれば、どんな方のどんな打突ですか。 (youtubeなどに載っていれば教えてください。)
また少し話が逸れてしまうかもしれませんが、昨年の全日本選手権の準決勝 (M選手対K選手)で面白かったのが1本目相面時、K選手は相手の右面ぎみを打突しており、M選手は正面を打突していました(私が見た感じなので本当かはわかりません。)
どちらも出ばな面が素晴らしい機会を捉える選手という印象が強く、その両者の面の打ち方が異なるのは面打ちに対してどんな持論があるのかなと感じてました。(※特にK選手の面の打ち方)
真似はできませんが、どんな狙いで右側の面を打突しているのかと疑問に思ってました。
長文すいません。
|
Re: 面の打ち方 ( No.5 ) |
- 日時: 2017/10/19 21:09:30
- 名前: 姿
- う〜ん様>
確かにどんな相手でも中心を割って打突するのが理想ですし、そうなりたいですね。
この質問の経緯なんですが、中学生頃から高校まで周囲の方に「きれいな剣道するね」「筋がいいね」(・・自慢みたいになってしまいましたがそうではないです。)と言われた経験があります。それは、打突自体が真っ直ぐだったからだと思います。ただ、、、試合に勝てない。ある程度までの結果しか出せませんでした。今振り返ると私の剣道は相手にとって単調な剣道であり、やりやすい感じだったのかと思ってます。 ただ、単調な剣道でも打突前のフェイントや攻めなどを深く研究すればもっと良かったなと自分の努力不足を痛感してます。
今はその経験も踏まえて、いろんなバリエーションの打突を知っておきたいと思ってますのでこんな質問を投げかけてみました。
長文すいません。
|
Re: 面の打ち方 ( No.6 ) |
- 日時: 2017/10/19 21:11:16
- 名前: 姿
- シリアス様>>
そうですね、この面を打突する機会は動画を見る限り主に出鼻技、相面等が多いです。 この面を打ちたいとかでなく、なぜこういう打ち方をするのかが知りたいですね!!
|
Re: 面の打ち方 ( No.7 ) |
- 日時: 2017/10/19 21:11:49
- 名前: うーん
- 私の先生が、姿さんと一緒でまっすぐな剣道をする先生です。しかも強いのです。基本通りの打突できます。綺麗なのは姿さんと一緒です。そんな剣道を見て、今まで見てきた剣道と違うと思い、剣道に対する姿勢が変わってきました。本もたくさん読んで勉強してきました。
剣道は、人間形成の道ですね。剣術ではありません。剣術であればどのように相手を斬るかの手法を学び、右面を打つなんて方法もあるのかも知れません。 しかし剣道は、打突の結果を云々するものではありません。結果が打突なのだと思います。それが証拠に致命的な打突というのは少ないですね。 打突前に結果が出ている。打突前に勝ってなければいけないものだと思います。打突前に勝っているのであれば、右面を打つなんてことをしなくてもいいわけです。 今まで真っ直ぐな剣道をされてきて、勝てないというのもわかります。私もそうです。しかし、その姿勢を貫き通してもらいたいです。打ちたい相手には打たせてあげればいいんです。 私なんかも、小手や胴なんかも打ちますが、もちろんお相手のスキが見えた時に打つこともありますが、どうも面に行けなかった時に打つことも多いようです。逃げちゃってるんですね。打たれたくないので胴に行くというか。今のは負けて打ったと思うことがよくあります。
|
Re: 面の打ち方 ( No.8 ) |
- 日時: 2017/10/24 16:59:20
- 名前: せいちゅうせん
- 姿様
長文失礼します。
>右面=(相手を打突する時の右側の面)です。
つまりこちらから見ての右、相手本人にとっては頭の左側ということでしょう。 ご指摘の昨年の全日本選手権で準決勝の一本目の面は、両者とも右面打突ではないと思うのです。そういうことで話を進めます。 (ちなみに、相手の左手の小手は左小手で、逆胴ではなく普通に打つ胴は右胴。左右面についても同じはずです)
>昨年の全日本選手権で準決勝
Youtubeで見てみました。
頻繁に左手を上げ、防御をしつつ互いに打突もなく間合いを詰めて鍔迫り合いになるというシーンの連続で、ボクシングのクリンチのような試合ですね。
ハードな練習で鍛え上げられた体力、スピードはすごく立派ですばらしいですが、私にとっては、また見てみたくなる要素はありませんでした・・・。
打突部位を隠すように剣先を開いたり、左手をやや上げたこの防御体制から咄嗟に打とうとすれば斜め打ちになるのかもしれません。 さらに、別角度の映像等も何度も見ましたが、剣先を開いた防御体制から、相手の打ちを一本にさせないために、審判には相面に見えるようにする高度な技術のようにも見えました。
どちらにせよ、打突部位を決められ、ルールで安全に競技ができるようになったスポーツでのポイント競争のために必要になってきた技術(ポイントを取る技術・取られたように見えないようにする技術)なのでしょう。
持田盛二十段の剣道をyoutubeなどで見ますと、現代の動きとはまるで異なります。 左右面はもちろん、多彩な技が出現していますが、打突後、相手の横を「抜けていく」ということはやってません。打たれないために頻繁に鍔迫り合いになることもありません。
「現代剣道の方が、技術が洗練され進歩した」なんておっしゃる方がおられますが、それは全くの誤解でして、目指している方向が全く違うのです。
持田盛二十段の時代は足がらみなどの組技も当然のことながら存在しましたが、やってはいけないことをルールで増やして、安全に楽しめるポイント競技化された現代試合は、組技をされる心配が一切なくなったスポーツですから、全日本選手権でも「始め」と同時に打突もなくいきなり鍔迫り合いもめずらしくなくなり、試合時間の大半が鍔迫り合いなんていう状態になっています。(刀なら鍔迫り合いなんてできる限り回避しないと命がいくつあっても足りませんが)
現代試合を初めて見る素人なら、「二人がくっついてるクリンチのような時間(鍔迫り合い)が見どころ勝負どころなんだろうなあ。でも何が面白いのかよくわからない」となっても何の不思議もありませんね。
自分から打たれるのが嫌でくっついたのに、仕切り直したくて離れようとして、でも打たれる危険があるからなかなか離れられないという矛盾だらけなだけなんですけどね。 ルール上そういうこともOKのゲームなんですから、そうなって当然であるとも思います。
スピード競争化してポイント合戦しますから、審判批判が後を絶たず、ビデオ判定が欲しいという声が多くなるというのもポイントで勝敗を決めるスポーツとしては当然です。
相手との立ち合いは自分の剣先にも相手の剣先にも視線なんて置きませんが、いざ審判になったとたん、2人の剣の物打ちがどこに当たるか終始気にしてないといけないなんて無理があるのは明白です。 誤審ではなく、そもそも剣道をポイント制ゲームにすること自体に無理があるのです。
もはや試合剣道と武道としての剣道との差は年々ますます広がり、別々にしか成り立たなくなったんではないでしょうか。 どちらか好きな方を目指していくしかないでしょう。 とはいっても、矛盾に気づいてない先生方々がたくさんおられるので、特に壮年期は試合での勝ち負けにこだわらずに剣道を続けることは理解が得られず難しいですけどね。
私の結論: ご指摘の映像の面は
スポーツ競技なら当然OKの技術(ルール違反でも何でもありません)。
すばらしい日本の武術的、武道的な世界を求めるなら、道を違えた技術。
どちらの道を選ぶかは全くの自由。 以上、私の偏見による個人的感想です。
|
Re: 面の打ち方 ( No.9 ) |
- 日時: 2017/10/24 17:48:36
- 名前: 姿
- う〜ん様>
返事遅れ申し訳ありません。
まっすぐな剣道を貫きながら強い、素晴らしいですね。私も試合からかけ離れているので最近は打突結果より打突前の攻めがどうだったか、機会をしっかりと捉えられたのかを重視するように意識しております。試合で勝つという目的から一度離れると何か別な相手との気持ちの勝負といいましょうか(うまく表現できませんが、、)その点を追求していこうかなと思っています。
どうも面に行けなかった時に打つことも多いようです。>
同じです。面に行けなかったときどうしても下の技に逃げてしまう。その感覚は共感できます。いつでも面にいける体勢と気持ちをつくっておかなくてはいけないですね。
参考になります、ありがとうございます。
|
Re: 面の打ち方 ( No.10 ) |
- 日時: 2017/10/24 18:00:44
- 名前: シリアス
- 相面で右面ですか?
本当にその打ち方なら、 少し手元をたかくして、相手の面を防ぎつつ、 面を打っているのでしょうか?
でも、相面でそんなことをしたら打ち遅れてしまうように思いますが、 今度稽古で試してたみます。
|
Re: 面の打ち方 ( No.11 ) |
- 日時: 2017/10/31 12:43:42
- 名前: 姿
- せいちゅうせん様>
返事遅れ申し訳ありません。
やはり、試合に向けて生まれた技術ということなんですね。その辺が明確になりすっきりしました。
私の想像では相手の左面(自分からみて右側の面)ぎみを打つ理由は、年齢が重なるにつれて構え方が剣先の延長線を左目につけたり、半身に構える方が多くなっているからだと考えていました。構えが変化(※皆さん全員が構えを変化させる訳ではありません。私の感覚です。)することでやはり打ち方も徐々に変わっていくのかなと思い、今回質問を投げかけてみました。またその変化させるのは年齢や段が上になるにつれて身体的なことと何か関係があるのではとも考えてました。
しかしやはりシンプルに中心を割っていく面というのが正しいんですね。
参考になります。ありがとうございます。
|
Re: 面の打ち方 ( No.12 ) |
- 日時: 2017/10/31 17:30:32
- 名前: せいちゅうせん
- 姿 様
有り難うございます。
>シンプルに中心を割っていく面というのが正しいんですね。
ある段階までは相手の真正面を「割る」という意識でいいと思います。
しかし、こればかりだと、いずれ、体格差、筋力差、スピードの差を超えられないことに気づきます。 ある段階になれば、真正面ではなく相手の中心線に自分の正中面を突き刺すことに移行してくると思います。
正中面とは、自分の頭の中心、鼻筋、みぞおち、臍、股の中心を結んだ中心線から真っすぐ相手の中心方向に向かって長方形のガラス板が出ている感じ。線ではなく、板状の面が自分の体の中心線から前につき出ている感じです。
この正中面(ガラス板)を相手の中心線にブスっと突き刺すのです。 自分から間合いを詰めて突き刺す、相手に来させて突き刺す。 (突き刺そうと思えば、相手の横を抜けていくことはしません。相手の中心線に正対する形になります)
この時、相手の真正面である必要はありません。 相手の360度、どの方向からでも相手の中心方向に突き刺す。 相手の真正面ではなく、どこから切ってもいいので、リンゴを切るように突き刺します。 (相手の真正面が0度なら180度は相手の真後ろという意味)
最初の段階は0度で打ち込み続けて、気を養う。 次の段階はいろんな角度から相手の中心線に正中面を突き刺す。 次の段階は10度、9度、8度、7度、6度、5度、4度、3度、2度、1度という具合に緻密にしていく(あくまで感覚)。
1度は、体の身幅、さらには刀の身幅で相手の中心をギリギリの一瞬で奪い返すということにつながり、究極のすり上げ技、打ち落とし技になるはずです。
相手はこちらの中心を割って出てきて「もらった!」と思って打ち切ってくるところを一瞬で、1度または359度で、こちらが中心を奪い返して切る。 相手は「真っすぐ打ったはずなのに打たれる」という不思議を味わうことになる。 これを目指しています(^^;自得したいと思ってます。
|
Re: 面の打ち方 ( No.13 ) |
- 日時: 2017/11/02 06:36:11
- 名前: シリアス
- 知り合いの有名選手に試してもらいました。
しかし子細に読んでみると、 無駄だったようですね。
私への返信もないし、失礼します。
|