Re: 袴の裾上げについて ( No.1 ) |
- 日時: 2018/03/15 01:18:43
- 名前: だみ声<
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- 裾上げぐらいは、ご自身でやれるように作業にトライなさってください。 間違えれば縫い目をカッターナイフで切
り開けば(元の生地を切らなければ問題ありません)元通りになりますから、やり直し可能です。
綿袴は少し縮みますので、一度水洗いして、乾燥したものを裾上げ作業すると、誤差が少なくなると思います。 一度しっかりと着装して30分ぐらい動き回った後、「待ち針」を使って仮の裾上げをやります。 誰かアシスタント に手伝ってもらうと楽です。 最初に、つま先部の上げ幅を何度か待ち針の高さを変えて、納得の行く所で複数の待ち針で上げ幅を決めます。 このまま同じ寸法で裾上げするのがスタンダードなやり方ですが、僕はかかと側の上げ幅を、つま先側より2センチ 多めにします。 上げ幅をかかと側に行くに従って「傾斜」させることになります。 これで作業すると、普通に着 装しても「後ろ上がり」に仕上がりますので、「見栄え」がいいです。
後は待ち針に沿ってミシン掛けすればいいだけで、大した技能は不要です。 袴と同じような色(黒でも可)の糸で 縫うだけです。 間違えれば糸を切ればやり直せます。 やるのが不安なら、古い袴で練習すれば行けると思います が、ミシン懸けに自信がなければ、古いタオルで「雑巾作り」をたくさんやって「練習」しておきましょう。ミシン の扱い方はネット検索すれば紹介されているでしょう。 なぁ〜〜に、ミシン懸けなんて簡単なもんです。 案ずるより産むが易しです。 やり直せるのですから恐れずに挑 戦なさってください。 ミシン針の種類は普通用で行けますが、厚手用だと安心して運針できます。
これが出来ると、袴の紐も、垂れの紐のほころびも自分で修理できます。 何事も挑戦してみると新しい道は開ける ものです。
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Re: 袴の裾上げについて ( No.2 ) |
- 日時: 2018/03/16 07:44:02
- 名前: クーガ115
- だみ声様
アドバイスありがとうございます。 万人に合う袴なんて売っている訳ないと思ったのですが、みなさんご自分で調整されていたのですね。
それにしても剣道だけでなくミシンもこなされるとは恐れ入りました。 ミシンなんて小学校の家庭科以来触れた事がないかもしれません… そして我が家には残念ながらミシンはありません。 ここから揃えるとなると出費が痛いです。 なので今回は業者の方に出す事にします。
でも、自分でできる事と、日頃から自分で身に付ける物、使う物くらい自分でメンテナンスできなければ駄目だということは理解できました。
少しづつでもできるようにしたいと思います。
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Re: 袴の裾上げについて ( No.3 ) |
- 日時: 2018/03/19 21:05:00
- 名前: だみ声<
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- クーガ115 さん
袴の裾調整のためと言う理由だけでは、ミシン購入など考えられないですね? しかも学校で家庭科の授業でやった だけと言う経験では、二の足踏んでしまうのは当たり前です。 考えてみると、ミシンを使って「縫製」をする作業って、普通の家庭では必要ないのですね? 雑巾だって百均で売 っているし、近ごろでは靴下も穴が開くまで掃くわけじゃなし、下着類も擦り切れたり、ほころびたりする前に新調 するから、ミシンを持たなくても生活には困らないと言うのを再認識しました。
僕らが子供の頃は、足踏み式のミシンがほとんどの家庭にあって、普段着の補修はお母さんの仕事の一つでした。 僕ら子供はそのミシンの使い方を伝授されて、自分の遊び道具を作るためにも、あれば便利なツールの一つでした。 幸いにも ん 十年前結婚した時嫁入り道具に足踏み式ミシンがありました。 その後長女が使い易いようにと電動式 ミシンを購入し、今日に至っております。(長女の結婚時にミシンを購入したかどうかは、記憶がありません)
ところがこの電動ミシン、10年以上埃をかぶっており、いざ使おうとしたら潤滑オイルの硬化によって簡単に動い てくれなかったことを思い出しました。 それこそいわゆる「オーバーホール」に近い作業をして、新しいオイルを ゆっくりなじませて正常に動くようになったのでした。
こうなるとしめたもので、道着の胸の紐の補修や作成、竹刀袋の紐などの痛み補修とか、顎当て布の作成とかをやる のに重宝しております。 そんな作業の中に「袴の裾上げ」と言うのも含まれるわけです。
挙句の果てには、奧さんのハンドバッグ修理、布団カバーの修理やサイズ調整などの「雑用」も頼まれることになり ます。 こういう雑用も普段剣道ばっかりやっている事への「罪滅ぼし」と受け取って、家庭サービスとなり、円満 家庭の維持管理法だと思っております。
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Re: 袴の裾上げについて ( No.4 ) |
- 日時: 2018/03/20 12:39:56
- 名前: クーガ115
- だみ声様
子供の頃実家に家具調のミシンがあり母は補修や服などを作っていました。 あの頃はミシンは普通にありましたよね。 隣の市にも大きなジャノメミシンの社屋がありました。 随分前に無くなりましたが、その事からもミシンの需要は減ってきていたのかもしれません。 反面、勤務先の近くにミシン屋があるのである一定の需要はまだあるのかもしれません。
我が家にはミシンは妻の壊れた物がありますが、直らないようで、かつ本人は新しい物が欲しいようです。 ただ、お眼鏡にかなうようなミシンはそれなりに高額で手に入らないようです。
だみ声様のようにオーバーホールから何からやるのは凄いですね。
いつになるかは分かりませんがミシンが手に入ったら私もチャレンジしたいと思います。
何でも安価に手に入る時代ですが、技術は持っていた方がいいと思います。
再開した剣道にミシンと新しい事に私の脳がどこまでついていけるか分かりませんが…
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