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未発の発
日時: 2018/04/23 14:55:47
名前: だみ声 < >

未発の発
先日行われた全剣連の今年度伝達講習会でのことです。  講習会終了後の談話の中で、
所属連盟会長の範士の談話の中に、立ち合いの在り方と言うのがありました。
この範士は僕の前回の投稿「一瞬早く」で話題の方と同人物です。
話の内容は、特に昇段審査での立ち合いで、攻める・溜める・崩す・乗るのプロセスがな
く、攻める・打つと言う具合に途中が抜けている人が多いと言う事でした。 結果は有効
打突になりません。 これは打突を急ぐあまり、相手を引き出すまで攻め切れず、我慢出
来ずに先に動いてしまうからで、打つ機会の捉え方と表現が不十分で、合格に至らないケ
ースの一つだと説明がありました。

一方、この日より以前の、打突の機会に関する談話で、ご自身の試合経験の中に、相手が
「動いたっ!」と感じた瞬間「出小手」を打って勝利した試合があったけれど、たまたま
撮られていたビデオを再生したところ、一瞬早く動いていたのは自分の方だったと言う話
でした。
かと言ってあのタイミングで打ちに行かなければ、相手の打突の方が先に当たってしまう
と思う。 自分の感覚では、相手が動いたと感じた瞬間は、実は自分の動き初めであり、「未
発の発」と言う感覚をあとで味わったと言う内容でした。

上記二つの話ですが、一見矛盾しているようにも感じますし、審査と試合の違いと言うか
もしれませんが、僕は僕のレベルとして、それぞれに納得も出来ます。
剣道の奥の深さと言えばそうかもしれませんし、面白さだと思います。  立ち合いに於
ける攻防の結果をあとで映像確認できる今の時代、いろいろ議論もあるでしょうが、明ら
かにそれぞれのゲームを振り返って見ることが出来るのだと思います。

自分が立ち会う場面をこれからも撮影し、吟味しながら、改善と上達?を継続したいと思
う次第です。 お読みいただいた皆さまのご意見をいただきたく思います。

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Re: 未発の発 ( No.1 )
日時: 2018/04/30 05:18:12
名前: とらのすけ

こんばんは。とらのすけです。


【 打つ機会の捉え方と表現の仕方 】って難しいですよね。こちらとしては『 すごく攻めてる 』と考えていても、あっさりと返されたり打たれたりしてしまう。『 まだまだ攻めが足りないんだなぁ。』 と反省ばかりです。
しかし相手との攻防の中で生じる攻め合いと作ったイメージを与える事はとても楽しいですよね。しかし【 溜め・崩し・乗る 】が無くて『 当てる剣道 』になってしまいやすいのは、現代剣道であるスポーツ剣道としての習性かもしれませんね。知り合いの先生が子供達へ『 剣道は禅なのだよ。』と話しておられた事を思い出します。


子供達へ『 君たちが攻め合いをする中で相手の剣先が20pほど横へ外れても打てないだろうけど、先生方は1p外れたり、握りの指が微妙に変わっただけで打てるものなんだよ。』と話しをする時があります。
それは『 この構えの状態からの打突であれば、〇〇の角度からの攻めになり、〇〇の動きになる事で、どの打突部位を打ってくる 』と予測出来るからですよね。その瞬間に相手の動きが見えたと感じられたのではないでしょうか。


この2点は攻め合いの中で【 先々の先 』を考えるとリンクされると思います。『 相手に対してイメージを作り表現する中で、相手を動かす事で打突の機会を作る。』のですから。


そしてそこが剣道の面白さの一つでもありますよね。
Re: 未発の発 ( No.2 )
日時: 2018/05/04 10:55:44
名前: だみ声< >

とらのすけさん お久しぶりです。  お元気そうで何よりです。  僕はすでに古希を
過ぎて、間もなく3年になります。 つくづく年は取りたくないと実感する毎日です。

>この2点は攻め合いの中で【 先々の先 】を考えるとリンクされる
   僕も書きながらそう感じていました。 やはりこれが「先々の先」の動きの事なの
だと思ってよさそうです。(と言うか、同じ感覚の方に出会えた安心感があります)

>相手を動かす事で打突の機会を作る
   と言いつつ、動く相手が動くのを見てから動くのではなく、時系列的には、やはり
自分が一瞬早く動き始めると言う事のようです。
   問題は「一瞬」が早すぎても、遅すぎても打たれてしまうし、相手によって「一瞬」
の長さが異なるため、微妙な調整が必要なのだと思います。

>そこが剣道の面白さの一つでもありますよね。
   面白さであり、難しさでもあり、楽しさにもつながります。 奥が深いですねえ。
Re: 未発の発 ( No.3 )
日時: 2018/05/08 12:51:01
名前: とらのすけ

こんにちは。返事が遅くなってしまいました。すみません。


歳を重ねると今まで『 理解出来なかった事が理解できたり、我慢できなかった事が我慢できるようになったり 』と今までの目線に変化がありますよね。

ただそれは『 視野の範囲 』にもよりますが。

だみ声さんは、いつも広くて深い視野を持っておられて、いろいろな方への助言が素晴らしいと感動しております。

『 高いワインの渋さや深さの美味しさもあるけど、安いワインのフレッシュさなどの美味しさもある 』と話しておられたワインソムリエの津崎さんの言葉を思い出すのですが、それはだみ声さんの場合、両方を持っておられると思います。

私もそんな歳の取り方をしたいと考えています。

しかし逆に歳をとると出来なくなる事もあります。

そこで『 先々の先 』は大きな武器になると思います。

【 北斗の拳 】というアニメで『 死への恐怖 』と『死への覚悟 』という言葉がありました。『恐怖している段階ではまだまだ後ろがあるが、後ろがなく覚悟するからこそ知恵が出る。』は剣道に限らず意味の深い言葉だと思います。

そんなメンタルな状態の時だからこそ、『一歩前へ』の先々の先は重要になるのだと思います。

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