Re: 上段に ( No.1 ) |
- 日時: 2018/12/12 01:36:42
- 名前: だみ声<
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- 蒼月ちゃんっ!! お久しぶりです。 変り映えしない僕の登場ですがお許しください。
もう高校2年生、三段… むむっっ…おぬしっっ 腕を上げたなっ!!
月と、太陽と、風が一緒に旅に出て宿に泊まりました。 翌朝風さんが目覚めて宿の人 に聞きました。 「あれっ?! お月さんは?」 「もうお立ちになりました」 「太 陽さんは?」 「もうお立ちになりました」。 それを聞いた風さんは、『月日の経つのは早いものだ』とつぶやきました。 おしまい。 (ひ とこと言うのに、長々と書くなっ!!!)
そして今度は「上段」でインターハイに挑むという事なのだっ!!!
>今回は上段の攻め、についてです。 常時指導をなさっている先生の指導が一番適格だと思いますから、それを軸として 修行に励んでください!!
僕からは… 一般論ですが上段は「火の構え」と言われており、守りは一切考えないでいる構えのはず です。 つまりいかなる時も「攻め」る事と、大きく振り下ろされる刀の威力で相手を「恐 懼」の心理に追い込み、豪快な一本をゲットする構えです。 勿論相手も反撃して来ます。 一番空いているのは「突き垂れ」ですが、突かれる事を怖 がるのなら上段の構えはNGです。 胴を打ってきてくれた時は「いっただきぃ〜」で豪快 な面をお見舞いするのです。 小手に来たら「抜く」ことです。抜かれた後、相手は「面」 を食らっているはずです。 気を付ける点は、こっちの豪快な「面」を「抜かれない」事で、確実に相手に当てること に成ります。 振りかぶったら、じりっ、じりっ、じりっ と前に出て「間」を詰め、相手を「蛇に睨まれ た蛙」状態に追い込むのです。 日本剣道形「六本目」の打ち太刀のごとく、恐怖ゆえに 闇雲に打って来させた所を(六本目は擦り上げ小手ですが)豪快に大きな面で「仕留める」 のです。 と、まあ「上段の達人」のようなことを書きましたが、要約すればこう言う事です。 そしてその「極意」は稲妻のごとく落下してくるエネルギーたっぷりの高速の竹刀です。
>というビジョンが明確になりません。 「これかなっ!!」と思えるまで修業を積んでください。 そして「これで良しっ」 と思えた翌日、次のテーマが大きく行く手を阻んできます。 頑張るしかないっ!!
そして基本を忘れるなっ!! つまり「中段の構え」を必ず稽古しておいてください。
インターハイ地区予選までせいぜいあと半年です。 燃えよ青春!! 燃えよ紅陽!! (蒼月が上段を取ったら、激しく燃える太陽になるのだっ!!!)
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Re: 上段に ( No.2 ) |
- 日時: 2018/12/12 04:10:53
- 名前: とらのすけ
- こんばんは。とらのすけです。
お久しぶりだねぇ、蒼月ちゃん。
私も久しぶりに寄ってみたら、懐かしの名前を目にし嬉しくなりました。 それも『3段を取得している』という事で、『頑張ってるなぁ』と更に嬉しくなりました。3段取得 おめでとう。
さて【 上段 】についてですが、まず考えられるのは【 握り 】に問題があるのかもしれません。 上段で構えているだけで腕がダルくなってきます。すると小指主体の握りが人差し指主体の握りになりやすくなります。そのまま打突すると審判の先生は『切れてない』の感覚になるかもしれません。しかし 攻め が醍醐味である【 火の構え 】の上段としての気迫も絡み【 力み 】になっているかもしれません。
次に【 腰 】です。 打突後の残心を意識した足捌きをしていても、腰が引いている状態になっているのかもしれません。
次に【 打突の瞬間 】です。 打突部位へ打突しても先ほど紹介した握りになっては、剣先が元来た道へ帰る打ちになっているのかもしれません。これでは【 切る 】ではなく【 当てる 】です。
最後に【 間合い 】です。 上段へ変えて片手打ちになる事で体が半身になり過ぎているのかもしれませんし、もしかすると逆に腕が曲がっているのかもしれません。 それは間合いが遠いから発生する事と、近いから発生する事です。
これらは私が上段で構えていた学生時代の最初に悩んでた事です。
特に間合いはこちらの竹刀の長さで測る事は出来ず、相手の剣先が邪魔に感じます。 友達に上段で構えてもらい、中段からのイメージを確認する事も一つの方法です。
確認してみて下さい。
長文失礼しました。
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Re: 上段に ( No.3 ) |
- 日時: 2018/12/20 13:10:32
- 名前: /
- /
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Re: 上段に ( No.4 ) |
- 日時: 2019/02/03 20:44:13
- 名前: 蒼月
- だみ声先生
お久しぶりです。むむ、腕を上げた……(そそ、と右腕を上げる動作。私の高校では、先生が腕を上げたな、と言われるとそろそろと手をあげるのがお決まりなのです。) 将龍杯を終え、遠征ですっ転んで膝を痛めたり風邪菌に負けたり……それでも元気に剣道しています!!
矢張り鍵は面、ですよね。言い方は色々あると思うのですが、点で打つ面、つまり粘らず、自然に打てる面が身につけば、良いのではないか、と思います。じりじりと詰めながら、誘い、が待ちや居着きに繋がらないように、紙一重の感覚を掴めるようにしようと思います。 上段を取るようになってから、前は打てなかった色のない面技、出鼻を少しずつ中段で出せるようになったな、と思います。若しかしたら、火の構え、相手の攻めに対して、打突部位をさらけ出した状態で、切り込んでいく、技を出していく、って言う上段のスタイルが、何かきっかけになったのかな、と思いました。上段になってから、改めて見直してみて気付くことも多かったので、時々中段で稽古したりもしています。両方上手、どちらでも強い選手に馴れたら良いな、と思っています。
とらのすけ様
お久しぶりです。有難うございます!
握り……小指と薬指を確り握る、ですよね、打突の瞬間の力を入れる感覚だとか、素振りの時にそこは確認するようにしています。ですが、本数が嵩んでいくにつれて、段々力が入らず、人差し指主体になってしまうことがしばしばあります。正しい打突を、感覚を身につけることは大切ですよね。フォーム確認を、タイヤ使った打突練習や、鏡を使って、繰り返ししようと思います。あとは、右手で押し込む感じ、を掴みたいと……今右で押し込む、と言うより、左だけで振り下ろしている感じ、なので面のスピードが出ないのです……、
足からの打突では有るので腰が引けることは余りないかな、と思います。むしろ相手が来るのに自分も前に出て近い、とか遅いとか。
結局間合い感覚になるのかな、と思い始めています。遠いかな、と無理矢理打とうとして体制が崩れたり、近くまで入らせ過ぎて遅れたり、入られそうになったら下ろす、そこの間合いの感覚をどう身につけるか、かと。中段の時の感覚が抜けきらず、上段の利点である間合いの遠さをうまくいかせていない現状、感覚を掴むことで抜いて打つ技も、出鼻も、すっと出るのでは無いか、ならそれをどう掴むか、と最近はずっと考えています。
アドバイス有難うございます、自分なりに考えて、やってみて、改善して、を繰り返します
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Re: 上段に ( No.5 ) |
- 日時: 2019/02/07 18:48:44
- 名前: だみ声<
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- 蒼月ちゃん! (高校生には敬意を表して、次回から「さん」に変えます。) やっと現
れたなっ! 待ちくたびれたぞっ! 愛刀「物干し竿」を抜きはらった小次郎は、ぱっと鞘を投げ捨てつつも燕返しの構え… 「小次郎敗れたりっっ」と武蔵が叫ぶ… 抜いた刀を鞘に納めないのは敗れたからだっ… 心理戦ですねえ。 でも本当の心理戦はもっと前、遅刻する所から始まっています。(吉川英治 より) 長い前置きはオジン特有です。
さて… 「腕を上げたなっ」に対して、腕をゆっくり上に上げるのが、そちら剣道部の顧問先生と の「阿吽の呼吸」なのですね? 意味は「おかげさまで上達しました」と言う感じ。
>誘い、が待ちや居着きに繋がらないように、紙一重の感覚を掴めるようにしようと思います。 この表現が出来るという事は、「おぬしっ、出来るなっ!」 対峙しながら、振り落ちてくる竹刀を摺り上げて、「面に返してやろう」などと思うものなら ぱっくりと面を食らう感じです。 まずは蒼月ちゃんの稽古を遠目に観察して、太刀筋を見てお かねばっ。 多分お互い千キロ以上離れているから、これは簡単に実現しない…だろう。
>上段になってから、改めて見直してみて気付くことも多かったので、時々中段で稽古し たりもしています。 先生もおっしゃっているでしょ? 中段がしっかりしてないと上段は怖くない! 中段の稽古もしっかりこなしてください。
>上段のスタイルが、何かきっかけになったのかな、と思いました 剣道で言う「捨てる」感覚が身に付き始めている… やはりおぬし出来るなっ! 守りながら攻めるというのは、中途半端に終わる。 逃げ道を準備してから事に当たるの は、失敗のもと。 真剣になるためには「背水の陣」「我が退路を断つ」… なかなかで きないのよねえ。 つい「言い訳」を考えてしまうのです。
インターハイ地区予選まで、もう半年はないです。 怪我のないように稽古して、ベスト コンディションで思う存分暴れてきてください! 卒業後も進学先で剣道やるんだと思います。 その内剣道時代、剣道日本から取材がある ぞぉ〜〜。 不肖、このオジンも何度か原稿依頼をいただいた事があります。
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