- 日時: 2019/07/14 17:14:02
- 名前: だみ声<
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- 経験3年 さん
野球やサッカーで、昔部活でやっていたからと言って、選手になる人はほとんどいないと 思います。 たいていが監督やコーチとして子供の指導に当たるのではないでしょうか? つまり自分ではやらないのです。 剣道はその点がいささか異なっていますね?
ところが剣道では、再開したくても、どこで習えばいいのか分からないのです。 これは 野球やサッカーも同じで、大人が習う場所は「ない」のです。 ないけれど、習いたい人 は野球やサッカーと違って結構多いのが剣道です。
こういう思いで、とにかく剣道の稽古を再開した人の事を「リバ剣(リバイバル剣士)」と 通称しています。 僕もその一人です。 失礼ながら、昔部活でやった剣道で、初段をお持ち(有段者)なら、こんな相談はなさら ないと思います。 学校によっては昇段審査に関心のない顧問もいて、無段のまま卒業し た子も大勢いるのではないでしょうか?
いずれにしても全くの無経験ではないのですから、お子さんと同じ道場で、お子さんと同 じグループで竹刀を持っていただきたいと思います。 3年間の経験がおありで、年齢的 にも40代より前ぐらいでしょうから、1年以内には大人の仲間入りができるはずです。 道場の筆頭指導者に「稽古したいっ!」と申し出れば、普通は断られる理由はないはずで す。 もちろん指導してくれる方は年下かもしれませんが、そんなことはお構いなしで真剣に取 り組んでいただけば、結構昔の勘が戻ってきます。 むしろ問題なのは、お父さん(お母さんかな?)ご自身の「プライド」の在り方です。 「ガキに混じってガキと同じ事など出来るかぁっ!」と思うと道は閉ざされます。 ガキの兄弟子たちに「よろしく」とあいさつし、兄弟子から「おじさんこうやるんだよ」 と声をかけられるようになると、彼らに受け入れられたという事です。 楽しい兄弟子た ちと楽しく学んでください。 経験者なのだからせいぜい数か月の「楽しい付き合い」の はずです。
筆頭指導者には、ご自身の経験や今ある資格等をお伝えになって、「再開希望」を申し込め ばいいはずです。 あとはあちらが道を付けてくれると思います。 道着・袴・防具など はなければ購入の面倒も見てくれると思います。 初めの内は道場にある中古をあてがっ てくれることもあります。(わが道場ではそうです)
まずはご自身が心の中に築いてしまった、高い「敷居」を取り払ってください。 剣道を 習うなんて、大した敷居ではありません。 まして再開「リバ剣」は双方にとってメリッ トがあるのですから、思い切って第一歩を踏み出すだけです。 頑張ってほしいです。
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