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柔道世界選手権をテレビ観戦して
日時: 2019/09/02 12:14:12
名前: せいちゅうせん

先週は柔道世界選手権のテレビ放映に釘付けでした。

いや〜見ていて楽しかったです。
今までこんなに楽しめたことはなかった。

ルールの改正がとても効いてますね。有効がなくなり、一本と技ありと指導しかない。
ものすごく早い時点で指導も入り、ポイントだけ稼いで逃げ切るということが出来なくなっているのがいいですね。団体戦も引き分けなし。これにより従来からの一本勝負という緊張感が際立ったように感じました。

その甲斐あって、日本選手も海外選手も真っ向勝負となり、互いに全力で技を出し合い、試合後も互いに敬意を持った清々しさも感じられ楽しくもあり、嬉しくもありでした。


さて、そこで、剣道を顧みて、剣道でもルール改正すれば、もっともっと良い試合が見られるようになるんじゃないかなと思いました。

現代剣道の試合は、互いに構え合って、打突もなしに防御しながら接近して鍔迫り合いになってしまうこともしばしばで、制限時間内で鍔迫り合いをしている時間がかなりの割合を占めてしまっています。

これはやはり、直接組み合わない立ち技オンリーになっている剣道で、鍔迫り合いの許容が大きすぎるからだと思っています。

そもそも、鍔迫り合いとなる間合いは、組打ちになる間合いでして、刀の刃部が頸動脈に触れるだけで即死する間合いと言えます。容易に鍔迫り合いになる、5秒以上も鍔迫り合い、なんてありえないはずなのです。
鍔ぜりの間合いは、他の武術的動作で制圧する間合いですから、剣道の引き技は組打ちがないからできるとも言えると思います。

剣の触れない間合いで試合開始し、遠間、触刃の間、交刃の間、一足一刀の間などの駆け引きが剣道の醍醐味だと思っており、それが試合の大半を占めるような試合が見られるように、ルール改正に期待したいところです。
そうすれば、二刀流も大いに活躍の場も増えそうですしね(本来二刀流は既に小太刀を抜いてるので、鍔ぜりすれば二刀の断然有利ですが、現代剣道ルールではその間合いでは二刀が生きない)

柔道観戦で感動を覚え、つらつらと書いてしまいましたが、皆さんのお考えも少しお聞きしたくて投稿しました。審判批判云々の話ではなく、剣道観戦が見応えあるものになるためのルール自体のご意見をお聞かせいただければ幸いです。

よろしくお願いします。





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Re: 柔道世界選手権をテレビ観戦して ( No.1 )
日時: 2019/09/03 17:03:08
名前: 権代

私は、ルールを変えてもいいと思います、ただ、剣道業界で嫌なのが「ルール上はこうだけど暗黙の領域はこうだから」みたいなことですね。

ルール上の範囲内であれば、何をやっても問題ないはず。それを「らしさがない」だの、「攻めるのが美徳」だの言ってるのが嫌いですね。
相撲に例えると、白鵬関の相撲がまさにそれですよね。
なんで批判されているのか理解に苦しみます。

美徳を押し付けるのであれば、ルールで定義すべき。
ルール上には書いてないけど、暗黙の領域で守れは協会の勝手な都合

以上のことから、ルール変更はありだと思います。
Re: 柔道世界選手権をテレビ観戦して ( No.2 )
日時: 2019/09/03 18:14:33
名前: せいちゅうせん

権代様

有り難うございます。

なるほど、それは分かります。

競技剣道と本来の剣道は違うと思うのですが(例えば、昇段審査で鍔迫り合いや引き技なんて4段以上は評価されませんね)、そこをごちゃまぜにすると「ルール上はこうだけど暗黙の領域はこうだから」というような意見になると思うのです。


ですから、私も競技剣道を本来の剣道に近づけるためにルール改正があっていいと思います。

ポイント稼いで逃げきる柔道ではなく、一本を取りに行く柔道が出現するようにルール改正がなされたことを大いに評価して参考にするべきじゃないかなと思った次第です。
Re: 柔道世界選手権をテレビ観戦して ( No.3 )
日時: 2019/09/03 22:40:14
名前: 権代

なるほど、何が言いたかったというとルール改正は私も賛成です。
Re: 柔道世界選手権をテレビ観戦して ( No.4 )
日時: 2019/09/14 12:25:44
名前: 剣童子

せいちゅうせん 様

旧剣之介改め、さらにゴロが悪いので竹刀童子改め、剣童子としました。

世界柔道、私も感動しながら見ていました。
剣道もせいちゅうせんの言うように、たくさんの人が見てわかるような試合運びができるルール改正など行うといいと思います。

限られた時間での技の出し合いや、絶妙な応じ技の打突のもの打ちの範囲の拡大など
大筋の出の一本と残心の定義のルール化など決めると剣道競技をしらない方でも楽しめると思います。

剣道は武道だといううことでなく、世界剣道で少しでも剣道の素晴らしさが世界に広がって、剣道カッコイイ
剣道は、おもしろそうとまずはなっていただくこと、さらには剣道の精神にふれていただけるといいなあと
思います。

つばぜり合いについては、中学生以上では10秒ルールがあります。
全剣連の指導者講習会でも、正しいつばぜり合いの指導行うように伝達されています。
真剣のようなつばぜり合い、次の技への展開 などを指導します。

また、私はつばぜり合いに入る前に体当たり稽古、一瞬つばぜり合いを指導するようにしています。

本当に、柔道が面白くなりましたね。
Re: 柔道世界選手権をテレビ観戦して ( No.5 )
日時: 2019/09/15 23:03:00
名前: せいちゅうせん

剣童子さん

ありがとうございます。
ご意見ごもっともです。

現代剣道の試合は、ほんと鍔迫り合いばかりで、見ていて全然面白くない。決勝戦の延長戦で引き技で決まっても、野球の延長戦で押し出しファーボールを見た感じになり、ガクッとなります。

相面などもどちらか早い方が一本じゃなくて、両者の技が当たってたら無効でいいように思います。
残心取る間もなく打たれちゃってるんでね。

そうなれば、擦り上げ面や打ち落とし面などの味わいある玄妙な技も出現するでしょうが、現代剣道のどっちが早いか競争で正面衝突が当たり前の試合では、そういう技は使いにくいので出現しにくいですね。

是非、本来の美しい剣道が見られる試合規則にしてもらいたいです。

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