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剣道形(小太刀)の左手
日時: 2020/10/19 19:25:23
名前: 名前はまだ無い

初めてスレッドを立てさせて頂きます。
45歳で30年ぶりに剣道を再開し、現在55歳の剣道愛好家です。
先日5段審査を受審しましたが、形で不合格となりました。
理由は小太刀での左手の親指の向きが違っていた(親指が人差し指側に向いていた)との事でした。
審査前にYouTubeを見返しているうちに動画では親指の向きが人差し指側に向いているのに気付き、『これまで間違って覚えていた』と思い、直前に修正したのですが逆でした。
そこで質問ですが、親指の向きにはどの様な理由がありその様な所作となっているのでしょうか?
きっと剣道形の動きには何かしらの理由があるのではないかと思っております。(それとも、ただの決め事なのでしょうか?)
どなたかご教授頂けませんでしょうか?

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Re: 剣道形(小太刀)の左手 ( No.1 )
日時: 2020/10/20 00:07:22
名前: だみ声< >

こんばんは  HN 「だみ声」と申します。
手持ちの指導書などを探しましたが、ご質問の理由について明確な記述は見当たりません。
記憶としては…
10年程度前ですが、当時四段の形審査で同じ理由で不合格になった知り合いがいました。
その時は単に左手は、親指と人差し指を開いて腰に取っておけばいいと解釈しておりまし
た。
僕としてはいい注意事項になったので、気を付けてきましたが、その後何度か模擬刀を使
って形を披露する羽目になり、稽古を繰り返していました。 気付いたことは「鞘」があ
れば自然とそこをよりどころとして、親指と人差し指は平行になって帯刀状態の鞘を挟ん
で鯉口近くで安定する事でした。 鞘が支えとなって、左手がそれ以上低くなる事もない
です。

一方審査等で、木刀で形をやる場合、鞘がない分、左手の高さを安定させるためには、親
指と人差し指を開いて腰にあてがうと、上下が安定する事を感じました。
打太刀の場合は太刀しか持たないし、柄を両手で持っているのだから、鞘に触れるのは抜
刀と納刀の時だけです。 仕太刀が右手で小太刀を持った時の左手の位置については、つ
い気付かないでいる場合もあるのだと思います。

そしてyoutubeで形を確認する時、偉い先生達の公式会場での録画を見ると、正装に模擬
刀ですから、左手は親指と人差し指が平行になっています。 ここで判断を誤ってしまう
と今回のような事態になるのだと思います。
残念なお気持ちは良く分かりますが、今後一切間違わない勉強になったという事で、次回
に向けて稽古を重ね、二次審査をお受け下さい。

更には今回の経験を生かして「形稽古」の研究を深めていただきたいです。 審査の為だ
けにやるのではなく、「剣の理法」を追及し、竹刀剣道に取り込まれると、その奥深さの
再認識もあるでしょうし、後進に対して「形の指導」も依頼されるような剣士になってい
ただきたいです。
Re: 剣道形(小太刀)の左手 ( No.2 )
日時: 2020/10/20 12:06:38
名前: 名前はまだ無い

だみ声様

早々のご回答有り難うございます。
書物まで確認して頂き感謝致します。
私も今回の事で数少ない資料を読み返しましたが、左手の構えの答えを見つける事が出来ずに質問した次第です。
確かに左手の安定はやってみて違いを感じたのですが、本来はそこに鞘がある事を想定すると親指が人差し指と平行になっても間違いではないのではないか?とも思ってました。しかし、鞘が無いため安定しないのを補うために親指を開き安定させていると考えると何となく納得できます。(正解ではないかもしれません)
正直、左手の構えば軽視(合否に関わる大きな影響はないと勝手に判断)し他の所作のみに重きをおいて稽古しておりました。
今回の事を貴重なしくじりとして次に生かしたいと思っております。

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