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すやすや さんへ
日時: 2021/01/18 04:31:47
名前: だみ声 < >

すやすや さん
僕の 『ぜひ、「根っからの左利き」の剣士の方のご意見などいただきたく思います。』へ
のご意見をいただきありがとうございます。 ここに新しくスレッドを立ち上げました。
以下は、すやすやさんの投稿内容のコピーです。

≫すやすや
失礼致します。
私、左利きでの剣道経験者の四段の者で1つの投稿させて頂きます。当方、剣道はしていませんが、左利きで経験した剣道のお話としてさせて貰います。
まず、剣道は意識は左手と教わりながらやってきた経験則の中ですが。
この言い分は右利きの人々に対しての、身体の体幹による左右のバランス感覚の意味合いのやり方だと思いました。
左利きが左手意識と考えると、もともと左手で使う身体操作を出来るので却って苦
労しました。
右利きの人ありきの理論では左の身体操作補助ありの右手右足前主体の剣道が成立
するものであり左手左足は補助の役割で普段使わない使い方を出来てての左操作が
出来るので問題ありません。
そのなかで、剣道での身体操作で求められてるのは身体のバランス感覚要素での体
幹的な何かだと思いましたら。
文字通りの意味合いをとらえると、ややこしくなると思いました。
つまりは、左利きでの剣道理論では≪


>剣道は意識は左手と教わりながらやってきた経験則
   これは右利きの人に意識させるために必要な言葉で、左利きの人にはもとより備わ
っている、という事のようですね?
>補助の役割で普段使わない使い方を出来てての左操作
   左利きの人にとっては普段からやっている左操作の範疇である、でいいでしょうか?

しかも竹刀を持つ時も、初めから右手が前であれば、違和感はないという事のようですね?
後は体幹を鍛えるという事で、利き手利き足の影響は少なく、バランスをとる訓練という
事でしょうか?
すなわち、剣道を習い始めるにあたって、左利きだからと言って右利きと変わりないとい
う事のようですね?

僕としては貴重な新しい知見を得た気分です。 ありがとうございました。

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右手右足前 ( No.1 )
日時: 2021/01/18 23:47:18
名前: すやすや

だみ声様
ご返信ありがとうございます。
分かりづらい文章をご理解いただいたことも感謝いたします。
私自身の剣道は四段合格後に事情があってやめてしまいましたが
その中で経験してきた左利きだけど、右手右足前の剣道をやっていて
感じた違和感の話と思っていただければ。

>剣道は意識は左手と教わりながらやってきた経験則
   これは右利きの人に意識させるために必要な言葉で、左利きの人にはもとより備わ
っている、という事のようですね?
>補助の役割で普段使わない使い方を出来てての左操作の範疇である、でいいでしょうか?
→正にその通りです。左利きの人の場合は日常生活で左手を使っているので、
左手の感覚での動作・力加減や身体の使い方を理解しているので。逆に左手がスムーズに動きすぎるのです。

しかも竹刀を持つ時も、初めから右手が前であれば、違和感はないという事のようですね?
→特に左利きでも違和感は無かったです。
 但しここからが問題で。
 竹刀操作を行う際は、左手だけでなく右手の使い方も必要になります。
 左利きの人は、左手の手の内は出来ても普段使わない右手の手の内は分かりません。
 これは反対の立場からも言える事で。
 右利きの人は右手の手の内は出来ても、普段使わない左手の手の内はうまく出来ません。
 右手の手の内と、左手の手の内の両方が左右バランスよく出来て初めて剣道の「手の内」として
 一つになるのではと思いました。
 
 では普段使わない利き手をどうやって鍛えたかは。
 左利きの私の場合では。
 日本社会の生活スタイルが右利き社会であるので日常生活から右手を使うようにして右手の身体の使い方や感 覚を養いながら鍛えていきます。しかし、利き手でない方で身体を動かすには非常に難しく大変でした。
 鍛えて来て、右手の感覚が分かった時に気付いたことは、
 剣道は、日常生活で使われる右利きの右手の使い方やが感覚の基礎が分からないと
 うまく出来ないという結論でした。
 以上が私の一つの見解です。
 
 





Re: すやすや さんへ ( No.2 )
日時: 2021/01/19 04:01:58
名前: だみ声< >

すやすや さん
貴重な返信をありがとうございます。 僕の一文で解決かと思っていたのですが、右手前
で構えるまでは良かったけれど、やはりその後にご苦労があったことをお知らせいただき、
大変参考になりました。

>左手の手の内は出来ても普段使わない右手の手の内は分かりません。
   程度の差はあっても、左利きにとっては右手の手の内が、右利きにとっては左手の
手の内が左右のバランスにおける「課題」となる、という事ですね?

結果として右利き、左利き双方が「手の内」の感覚を得る訓練が必要になる、という事の
様ですね? 訓練のやり方と、熱意、感性や器用さがその後の上達を左右する。 上達の
遅い早いも個人差があるけれど、10年程度のスパンで見ると「大差ない」であり、要は
「継続は力」と言う結論に至る… のかな?
それ以外の要素もあって、個人それぞれの取り組みと指導も絡んで、更に個性も加わって
それぞれの「技」が成熟して行くのでしょうね? 

いただいた内容から、今後左利きの初心者に出会った時の、指導の要として大いに参考に
させていただける内容だったと思います。

最後に余談ですが、ご事情のいかんについては何も申しませんが、せっかくの四段ですの
で、今後のライフワークとしての剣道を再開なさる事もご検討いただきたく思います。
すやすやさん、本当にありがとうございました。

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