Re: 防御と攻め方について(以前質問した初心者です) ( No.1 ) |
- 日時: 2023/06/07 00:29:34
- 名前: だみ声<
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- ケンさん、こんばんわ。
>そもそも防御するより打てばいいのでしょうか? そうなのです。攻撃は最大の防御なのです。
>防御方法がわかりません。 分かっていたら防御できるのでしょうか? 防御とは打たれない動作という事です が、うまく打つより難しい技術が必要なのです。 特に習っておられないはずで、 今はとことん打ちに行く稽古をお続けになることをお勧めします。 元立ちの先生 方もそういう考えだと思いますよ。
>防御方法と攻め方がわかりません。 今は攻め方というか、打ち込む事をたぁ〜〜〜〜くさん繰り返す稽古をなさってい るのです。 時々打って来られて、打たれてしまうのですが、今はとにかく打ち込 む事だけを稽古なさってください。 打ち込み稽古をやっていると、「ここっ」で 先生が打たせてくれるでしょ? その内「ここっ」がなくても打つ時を感じるよう になります。 これが分かってくると、まぐれ当たりも含めて、いつ打てばいいのかが漠然と感じられる ようになります。 これを感じるようになると、逆に相手が「打って来る」のが分かって きます。 でもここで防御を学ぶのではなく、この時こそ「打って出る」稽古をたぁ〜〜 〜くさんやるのです。 「相打ち」ができるようになります。
その次には相手が打って来ない時も「今打てっ」というタイミングを感じられるようにな るから、相手より先に打って出るようになります。これを「先をかける」と言って積極的 に戦う基本動作となります。
>構えていたら、面を打たれてしまいます。 これが「待ち剣」と言われる戦い方で、殆ど負けてしまうのです。
では勝つための戦い方って「どうすればいいの?」という疑問になると思います。 よく言われるのが「自分から打て!」「相手より先に打て!」「思い切って打て!」「迷 わず打て!」「打ったら止まるな!」であり、その後には「防ぐ暇があったら打て!」です。
いろいろ考えてみたのですが、防いでばっかりでは「勝利」は永遠に訪れません。そのう ち負けてしまいます。 勝つためには「打つ」必要があり、究極のところ「打つ」は防御 を兼ねているのだから、勝利への最短コースを訓練している事になるのです。
では「防御」はいつ習うのか? と質問された場合、「技の稽古」でたぶん習うと思いま すが、これも防御だけを習うのではなく、「一瞬後には打突」して勝利する稽古のはずです。
この、一瞬後には打突する状況は、いずれ習うことになる「基本技稽古法」の5〜9であ り、日本剣道形の太刀7本と小太刀3本に全て含まれています。
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Re: 防御と攻め方について ( No.2 ) |
- 日時: 2023/06/12 10:34:35
- 名前: ケンさん
- だみ声先生、こんにちは。
ありがとうございます。 本当に奥が深くて困惑しています。 たくさんの方から指導を頂くのですが、 その指導された事について、頭の中で考えていたら、 攻撃もままならず、スパーンと打たれてしまいます。
>その内「ここっ」がなくても打つ時を感じるようになります。 そこに行きつくまでまだまだかかりそうです。 今は、ほとんど面しか打ててません。 それも打たせてもらっています。 小手はなんとなくわかるような気がします。 胴なんてもっとわかりません。 そもそも、手と足がバラバラだし、 左足で踏み込む事も、頭の中では理解しているのですが、体がついてこないのです。 まだまた修行が必要ですね。 何年かかることでしょうか。 とりあえず、防御の事は気にせず、打ち込んでいきたいと思います。
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Re: 防御と攻め方について ( No.3 ) |
- 日時: 2023/06/12 10:34:45
- 名前: ケンさん
- だみ声先生、こんにちは。
ありがとうございます。 本当に奥が深くて困惑しています。 たくさんの方から指導を頂くのですが、 その指導された事について、頭の中で考えていたら、 攻撃もままならず、スパーンと打たれてしまいます。
>その内「ここっ」がなくても打つ時を感じるようになります。 そこに行きつくまでまだまだかかりそうです。 今は、ほとんど面しか打ててません。 それも打たせてもらっています。 小手はなんとなくわかるような気がします。 胴なんてもっとわかりません。 そもそも、手と足がバラバラだし、 左足で踏み込む事も、頭の中では理解しているのですが、体がついてこないのです。 まだまた修行が必要ですね。 何年かかることでしょうか。 とりあえず、防御の事は気にせず、打ち込んでいきたいと思います。
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Re: 防御と攻め方について ( No.4 ) |
- 日時: 2023/06/14 18:18:13
- 名前: だみ声<
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- ケンさん、こんにちわ。
トムクルーズ主演の映画「ラストサムライ」と言うのがあったでしょ。 ストーリーはは っきり覚えてないのですが、彼が戦国の世で剣を学ぶ場面で、仲間が英語で教えたセリフ が「Don’t think but feel.」(考えるな、感じるんだっ!) でした。 この言葉は現代のあら ゆるスポーツ(武道も含む)で有効な教えだと思っています。
もちろん考えることは重要なのですが、戦いの現場で考えていたら、考える時間だけ動作 が遅れます。 具体的に言うと、相手が打ちに来るのが見えてから、何か対応しようとし ても「時すでに遅し」で何かしようとした時はすでに打たれた後なのです。
考えて考えて考え抜いた後「勝負」の場面では「感覚」で動くことが重要なのだと思いま す。 勝者がインタビューでいう「体が自然に動いた」と後から思い出すあの感覚です。
こういう事を色々考えていると、稽古の時だけでなく、上達につながる感覚が磨かれるの だと思います。 まだ言われては無いかもしれませんが、立ち合いにおいては「攻め」 「崩し」「溜め」とか「誘い」「乗る」などの「気」のせめぎ合いがあるのです。 是非稽古以外の時間にこういう事が書かれた本をお読みいただきたいです。 更に稽古は 辛いこともありますが、たくさん、真剣に取り組んでください。
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Re: 防御と攻め方について ( No.5 ) |
- 日時: 2023/06/25 22:26:28
- 名前: ケンさん
- ダミ声先生
ありがとうございます。 今の私、よく言われるのは、相手に完全に動きを読まれています。 難しいですね。 打とうとしてるのを、読まれているんです。 まだまだ基礎が、足りないですね。
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