大声を出す稽古 |
- 日時: 2023/09/06 14:41:36
- 名前: だみ声
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- 声の大きさ
剣道における声の大きさについては、10代の剣士への指導は常に「大きな声」が指導され ていると思います。 重いものを持ち上げる時「せぇーの」と掛け声出して複数の力を同 調させる為にも発声は重要だと思います。
剣道稽古で、切り返しや基本打ちでも、どこも「気合」を込めて丹田からの発声を指導し ていると思うのですが、特に中学生の発声が小さい。ここ数年コロナ以後更に小さくなっ たように感じています。
彼らは大声を出さないのか、出せないのか、僕は疑問に感じています。 そして「出さな い」のではないかと感じています。 原因は彼等同士の「バランス感覚」で、自分一人が 大声出すと仲間内で浮いてしまい、それが原因でトラブルになるかもしれないことを危惧 している……のではないか?
安物ですが「騒音計」を使って、おへそと測定器の間に38竹刀の長さの距離を取って大 声出させてみると、100デシベルを超えるのは10人中3人程度で、以前より減っていると 感じます。 以前は半数はいたと思うのですが、大声を出す子が減っていると感じます。
同じ測定器で計って、最大118デシベルが僕の測定の最大値で、小学4年生の女の子でし た。中学生の最大は115デシベルを出した中学1年生女子でした。 といってもこの数字 は、コロナ前のもので、最近では110デシベル超えが出ていないです。
声は大きさだけでなく、長さも指導されるのですが、一回の発声で一息全部を使い切る子 も少ないと感じています。切り返し9本を一息で打つ子も少ないと感じます。 声が小さくなった一因として、野山を駆け回る遊びがなくなり、家でゲーム機をいじる昨 今の生活形態にも一因があるでしょうね。
大声を長〜〜く出させるいい方法はないかなあ〜、と思案する昨今です。 皆様のお知恵 をおたずねしたいです。
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