剣道人口増やしたいロゴ
なんでも掲示板のトップページ > スレッド閲覧

出稽古禁止?
日時: 2024/09/27 01:35:06
名前: だみ声 < >

かつて江戸時代の道場では、「門外不出」の「秘技」があって、その道場でしか伝承しない
「必殺技」が免許皆伝とか総伝とか言い、その道場でも限られた弟子にしか伝えられなかっ
たらしいですね? こんな場合「必殺技」が外部に漏れることを恐れて、出稽古禁止という
事もあったやに聞いています。二次大戦後の昭和28年にGHQによって解禁された剣道も
各地で剣道教室として学校の体育館などを借りて地域の少年に剣道を教えて今日に至って
います。

こういった戦後の剣道教室や道場、スポ少でも「出稽古禁止」と言う「縛り」は今でも数多
く存在しているのでしょうか? 皆様のご意見を聞かせていただきたいです。


僕の剣道教室では、出稽古したい子は指導者に申し出て、その指導者から先方の道場へ連絡
を取ってもらって、出来れば最初は指導者が同行して訪問先道場へ稽古に行くように指導し
ています。基本出稽古は許可制(と言うより部員が所属以外のどこで稽古しているかを把握
するため)です。

Page: 1 |

Re: 出稽古禁止? ( No.1 )
日時: 2024/10/08 03:26:40
名前: とらのすけ

ご無沙汰をしております。
とらのすけです。

出稽古についてですよね。
『剣術』と『剣道』という違いがあるように思います。

例えば道場として稽古会へ参加したとします。
その際には『自分の道場の先生ではなく、別の道場の先生にお願いしなさい。』と伝えています。
いろいろな先生方や友達にお願いすることで、子供の幅を広げられると思います。
ただもちろんだみ声さんの仰る通り、把握しておかなければならないとも思います。

それに私自身も知り合いの先生に対して『稽古して気付いた点はいくらでもアドバイスしますよ。』と伝えています。
自分の成長には相手の成長も不可欠だと思うからです。

もし『出稽古禁止』とされる先生がおられるならば、残念な事ですし、成長は無い方だと感じます。
Re: 出稽古禁止? ( No.2 )
日時: 2024/10/08 11:19:10
名前: rikicyann

だみ声先生

先生の様に出稽古を推奨される事、大変素晴らしい事と考えております。
私も賛同致します。

今、現状私の周辺で起きている事なのですが
道場(剣友会)の代表者が出稽古禁止としている相手先がいるという事です。
それは、代表者が相手先と仲が悪い為、交流をしないというものです。
目と鼻の先に相手先がいるのに交流をしておりません。

個人的な部分で、仲が悪いからと言って
互いを知り合う機会を失ってしまう事は、とらのすけ先生の仰る通り
成長はを妨げる要素と考えます。

私は、そのような道場に身を置いておりますが
現状を反面教師とし、代替わりの際には、交剣知愛の精神で交流できる団体にしたいと思っております。
Re: 出稽古禁止? ( No.3 )
日時: 2025/02/18 01:01:50
名前: だみ声< >

とらのすけ様。返信ありがとうございます。
>『剣術』と『剣道』という違いがあるように思います。
   僕の感覚ですが、「剣術」は古武道(小野派一刀流、柳生新陰流、中条
流、天然理心流
、示現流 etc)のイメージ、「剣道」は現代剣道でスポ少、地域剣道教室
のイメージです。
今話題にしたいのは、後者の方です。
そして僕が言う出稽古禁止とは、大会や、錬成会、講習会後の合同稽古ではなく、自分の所
属以外のスポ少なり剣道教室へ所属の稽古日以外に稽古に出向くことを禁止するという事で
す。
出稽古禁止を掲げているスポ少、剣道教室はなぜそのようなルールを作ったのでしょう?
御読みになった皆様の関係する剣道教室では、どうなのか知りたくてスレを立ててみまし
た。 と言うのも普通スポ少などの稽古回数は、週2〜3回という所が多いと思いますが、
もっと稽古したい子、上達したい子が稽古量増大を求めて、所属以外の場所、および異なる
指導者の指導を受けたいという願望を持った場合、それを禁止する必要はないと考えるから
です。

一方問題もあります。
所属を辞めて、出稽古先スポ少や剣道教室に「所属替え」する子がいた、or いる から出稽
古禁止と言う「縛り」を設けた。まるで学習塾を変更するのと同じ感覚で替わられる事を避
けるためです。学習塾は単独経営ですが、スポ少などは試合会場で複数が競い合うわけです
から、問題ですね。
この問題は、指導者側、部員、その保護者の思惑も絡んできます。 しかも少し強い子は、
出稽古先スポ少なり剣道教室から「こっちへおいで」と勧誘されることもあるやに聞いてい
ます。いわゆる「引き抜き」です。
そこで「出稽古禁止」というルールが出来てしまう……のでしょうか?

そこで、僕の所では「出稽古の心得」と言うのを文書化しています。 とにかく希望を申し
出る、指導者同士で連絡し、同意を取る、出稽古先への移籍はしない。金銭的やり取りはし
ない、時々「差し入れ」などでスムースに出入りできるよう配慮する、などです。


rikicyannさん
返信ありがとうございます。
昔の指導者は、部員やその保護者を「義理人情」で、出稽古について暗黙の了解事項とした
こともあるかも知れませんが、それだけでは通用しない時代です。
さりとて、もっと稽古したい子を「禁止」だけで縛る事も上達を阻害する要因だと思うので、
「出稽古の心得」を入部時に書面で渡しています。

さらに「出稽古させたくない」スポ少や剣道教室もありますね。 稽古方針が大きく異なっ
ているところ、そして気の合わない指導者のいる所でしょうか? でも、気が合わないだけ
ならいいのですが、指導者同士に「過去のいきさつ」などが個々に存在する場合、自然と付
き合いの濃淡は出来るものではないでしょうっか? 指導者の世帯交代などで修復できるも
のなら全体の了解事項として相談しながら時間をかけてやればいいと思います。(とかく人の
世は住みにくい… 夏目漱石「草枕」の冒頭)
Re: 出稽古禁止? ( No.4 )
日時: 2024/11/01 14:27:50
名前: 竹刀童子

だみ声さん
超、お久ぶりです。

私の所属する剣友会も基本的に出稽古禁止です。
だみ声さんの所と同じように、館長の許可と相手先の剣友会の許可を得て、出稽古ですが
館長さん曰く、引き抜きの危険性があるから・・・。

剣道に対する考え方、例えば勝利至上など、また、指導法など大きく異なる場合、旧態依然とした指導など
近代剣道の指導も、私たち指導者世代が少年の頃とは異なってきていると思います。

剣友会の指導者によっては、スポ少のリーダー研修会や剣道連盟の指導者研修会に参加されず、指導をされている方を見受けられます。
例として、面手ぬぐいのコップ巻き、小手をはめた場合の竹刀の持ち方、蹲踞の仕方、また、審判においては玄妙なる技の認識など。

このように例を挙げるのは、剣友会は指導者により、小学生が自分の剣友会の指導者と言われていることが違ったり、同じ指導をしているにも関わらず、表現が違って混乱するのではないでしょうか?

過去に、近隣の指導者が他の剣友会に出稽古に行き、子供たちに指導を行い当該館長からクレームがついた事例もあります。

とらのすけさんが言われるように、私も交剣知愛の言葉も好きですし、地域の武道館に出稽古に行っています。
子供たちの出稽古については難しいものがあると考えます。
指導者は、自ら学び、子供たちに剣道を正しく伝えたいと、だみ声さんのスレッドに考えさせられました。

ありがとうございます。

Re: 出稽古禁止? ( No.5 )
日時: 2024/11/02 14:40:28
名前: だみ声< >

竹刀童子さん… ごめんなさい確か旧HN「剣之助」さんですよね?
本当に超久しぶりです。

最近は書き込んでも、返信が少なく、突っ込んだ議論に至らないことが多くなっております。
僕は部員が希望すれば、指導者間で連絡を取り合って、たくさん稽古することは奨励する立
場でいます。ただし「学校の勉強はおろそかにするな」と付け加えます。
部員の中には言わずに行っちゃってることもありましたので、あとから分かったとしても事
後確認と言う形を取るようにしています。 引き抜かれたことはないです。

更にこちらから申し込んだ出稽古には断られることはないのですが、先方から当方への出稽
古の連絡は滅多にないです。 よって出稽古に来た子、及びその保護者の方に「帰ってから
でいいから、今日ここへ稽古に来たことを館長さんに伝えてください」とお願いしておりま
す。 いずれにしろ指導者間で、部員がどこへ出稽古しているかを知っておくことが重要と
考えています。

もう一つ重要なのは、試合で、出稽古先道場名では出場しないことをしっかり伝えておく点
です。いわゆる「助っ人出場」ですね。 出稽古希望の子はモチベーションも高く、強い子
が多いので、助っ人要請も起こりうることなので、注意をしております。 最近は試合の主
催者側でも「助っ人禁止」は試合要綱に書かれていることが多いです。

指導者の出稽古ですが…
>近隣の指導者が他の剣友会に出稽古に行き、子供たちに指導を行い当該館長からクレーム
がついた事例もあります。
   指導者の出稽古先での行動ですが、基本的に要請されなければ「指導はしない」のが
   原則と思っております。

部員の出稽古についてはいろんな考えもあり、指導者同士の認識違いもあるので、トラブル
にならないために「出稽古禁止」とするのは道場側にとっては明瞭かも知れませんが、もっ
と稽古したい部員の「上達の願望」は抑えるべきでないと考えております。

当然出稽古先の指導は、同じ意味でも言葉が異なっていると思います。子供たちはそこで混
乱するという事もあるでしょうが、僕は「目の前の指導者の言う事に従え」と指導していま
す。その時混乱しても、上達と稽古時間が「理解につながる」と言う考えでいます。
Re: 出稽古禁止? ( No.6 )
日時: 2024/11/03 00:55:40
名前: 面子

みなさん深く難しか考えてますが、指導者のただのメンツです。
Re: 出稽古禁止? ( No.7 )
日時: 2024/11/05 01:26:06
名前: だみ声< >

この発想は、メンツなどと言う世間体を気にした軽々しいものではなく、「ポリシー」を基本とした深い思慮に基づくものと思考しております。
Re: 出稽古禁止? ( No.8 )
日時: 2024/11/07 15:33:22
名前: 面子

基本的に個人と個人の深い関わりがない先の出稽古は指導者は嫌います
その子が年相応、経験年数相応の基本ができてなかったりしたら尚更です
ポリシーとかじゃありません。
他でも稽古してもっと上手く強くなりたいという気持ちを抑えて行かせないを止めるというポリシーってなんでしょうか?
子供の前向きな気持ちを自分のポリシーで抑制するなんて、立派な指導者じゃありません
本当に指導能力のある指導者ほど他の切り口や、きっかけを持ってもらって強くなってもらいたいと考えます
出稽古を止めるというのは、ただの指導者もどきのメンツだけです
本当に有名な指導者などは、出稽古を止める方なんていませんよ

止めるのは共通して自分が神輿の上じゃないと気に入らない、学生時代や少年時代に地区大会ですら上位に食い込むこともなかったなんとなく剣道を続けてきたという大した実績のない段位だけ積み上げた、指導者もどきですよ
Re: 出稽古禁止? ( No.9 )
日時: 2024/11/12 15:06:29
名前: 竹刀童子

だみ声さん

そうです、旧ハンドルネーム 剣之介です。
剣之介は、別の所で使用しているためこちらでは改名し、竹刀童子と名のっています。

面子さん

指導者のメンツもあるのかもわかりません。

出稽古を基本禁止しているのは、他にもありまります。
スポ少は、加入団体の活動中の事故に関しては保険がおります。
また、あくまで指導者登録をされている指導の下での稽古、練習が基本となります。
よって、出稽古先での本人の怪我、相手先での相手の怪我に関して責任が持てません。

出稽古先では自己責任になります。

強くなりたいのであれば、転籍すればよいと思います。
剣友会は、入会、退会は自由です。基本、来るものは阻ます、去る者は追わずです。

うちにも、指導方針が合わず他の剣友会から移って来た子がいますが、もとの剣友会の指導者や友達と仲良くしています。

あと、段位を積み上げるのも大変なことですよ。指導者は、最低でも4段以上でないと指導者にはなれません。
確かに、学生時代や社会人で試合で上位になったことがない指導者の方もいるでしょう。
しかし、試合上位者が良き指導者になるとも思いません。
勝てなったからこそ、一本取る大切さを知っているかもしれません、それを反省し稽古の方法に工夫をされている指導者もおられると思います。(プチ自慢になりますが、学生時代、私も全国大会に行けませんでしたが、恥ずかしながら県体上位に。リバ剣して、市内の大会ですが40歳以上の部で3位以内に複数回入賞しています。)

ちょっと横道にそれましたが、出稽古を基本的に禁止しているのは当該指導者の目の届かないところでの事故や怪我、などの責任の所在にも関係いたします。

冷たい言い方になるかもわかりませんが、現在の団体に満足できない方は、いろいろな団体を見学し自分に合った剣友会を見つけて入会、転籍をおすすめいたします。

よろしく、お願いいたします。

Re: 出稽古禁止? ( No.10 )
日時: 2025/01/09 12:20:38
名前: こんちは

こんちは
Re: 出稽古禁止? ( No.11 )
日時: 2025/02/17 23:28:30
名前: 面子

出稽古先での怪我?
怪我はもともと、どのような稽古場であっても、余程の稽古の管理不足ではない限り、自分持ちですよね。
もっともらしい理由をつけてますが、結局、出先で違う指導を受け、刺激を受けたり、躍進することへのジェラシーでしかありません
剣道の練習は同じメンバー、同じ指導者の元ではどうしても内容的に大きく変わり映えせず単調になりがちです
他の指導者や稽古で他の切り口での指導や刺激を受けることが何が悪いことなのでしょうか。
剣道界やその子の発展を考えず公転せず団体の小さな枠組みでの自転かしか考えていない証拠です

Page: 1 |

タイトル
名前
E-Mail
URL
コメント中には上記URLと同じURLを書き込まないで下さい
パスワード (編集用)
コメント

   ユーザー情報を保存する