Re: 起こりを見せるな ( No.1 ) |
- 日時: 2024/10/08 03:44:51
- 名前: とらのすけ
- お疲れ様です。
とらのすけです。
『起こり』についてですね。
『起こり』には視覚的起こりと、感覚的起こりがあると考えています。
視覚的起こりは動作であり、感覚的起こりは『色』からの流れになるように思います。
以前、双方が上段で構えていて、私が『打つぞ!』という心はなく、動作的に相手の左小手を狙いました。
すると相手は反応する事が出来ず、完璧な小手を打てました。
この時の小手は『小手に対する色』を見せず、一瞬で狙った小手でしたので、相手は反応する事が出来なかったのです。
中段からの面も通常より前に出した竹刀で面を狙いました。
それは相手からの面に対して相面を出したのですが、相手からすると『来ない』と考え打った面に合わされて打たれた面という感覚ではないかと想像しています。
なので『起こり=こちらからの技』では無いと考える私です。
しかし、もちろんこちらからの技もあるとは思いますが。
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Re: 起こりを見せるな ( No.2 ) |
- 日時: 2024/10/11 23:51:50
- 名前: だみ声<
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- とらのすけ様
古い話で恐縮ですが… 主催者の剣道人口さんが「なんでも掲示板2」を開設されたのが 2006年10月30日でした。 ぼくが「心新たに」を投稿し、とらのすけさんは「時間を忘 れて」を投稿なさいました。 あれから18年が過ぎました。 あの頃還暦過ぎの僕は、今79歳と3ヶ月です。 年齢の話はさておき、基本的に剣道を継 続し、お互い自己研鑽を重ねつつ指導書を読み、指導者講習会や、伝達講習会に参加し、当 然昇段もしながら少年指導に当たって来たと思います。 剣道を始めた動機は、ぼくは中学1年時「喧嘩に強くなりたい」でした。 とらのすけさん は確か「夏稽古のかき氷」「クリスマスのケーキ」「お正月のおしるこ」につられて気が付い たら防具を付けていた… とどこかに書いておられた記憶があります。
それなりに指導的立場になり、はて?「起こり」ってどのように説明すると理解されやすい のかと思案してあのような投稿を試みました。 とらのすけさんも「視覚的起こり」「感覚的起こり」をと表現なさいました。 僕は投稿の中 で「気の起こり」と表現しましたが、少年指導には難しいので、視覚的起こりに重点を置い て書いてみました。
いずれにしてもお互い「剣道の深淵」にどっぷり漬かっているようですね? 僕は、すでに 体力の減退も始まり、走っても、泳いでも、素振りでも、思うようにならなくなってきまし た。しかし、「オジンぽく」見えないよう、背筋を伸ばし、前を見据えて歩き、立ち合いには 年甲斐もなく大声を張り上げています。 すでに「老害」も引き起こしているかも知れませ んが、「生涯剣道」を貫く、と息巻いてもいます。 ただ自分にとっての「引き時」とはどの ように考えるべきか?、も視野に入れる時期だなあとも思案しています。
最後は愚痴の様になりましたが、動ける間は、今しばらく剣道にかかわりながら過ごしたい と思います。 ここでの文章でのお付き合いも、よろしくお願いします。
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Re: 起こりを見せるな ( No.3 ) |
- 日時: 2024/10/15 16:36:33
- 名前: とらのすけ
- だみ声さん、懐かしいですね。
何だか、心臓の奥から痺れてくる感覚を感じます。
それくらい懐かしく嬉しくホッとする場所なのだと思います。
ありがとうございます。
今では同い年で声をかけて下さり、X(旧Twitter)で仲良くして頂く先生方が増え、北海道から九州までの広範囲の先生方と稽古をお願いする機会もありました。
そんな中、道場生にも恵まれ、楽しく剣道に携わらせて頂いてます。
先日、久しぶりに参加してくれた卒業生が『先生、雰囲気が以前とは違って明るいですね。』と話してくれました。
私の代になる前に卒業した子供だったので、本当に嬉しく感じました。
先日行われた講習会でも神奈川からお越しくださった範士の話しに『はい!』と1人だけ返事する場面があり、先生に大変喜んで下さった事もありました。
私1人での力では出来ない事で、子供達にも協力してくれる先生方にも、保護者の方々にも感謝するばかりです。
でも私にとって、だみ声さんや皆さんののように可愛がって下さる皆さんも感謝してます。
ありがとうございます。
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