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(東北) 剣道三段 42歳


剣道を何歳から始めましたか?
小学5年生、11歳の時。

剣道を始めたキッカケは?
級友が数人剣道を習っていて、みんなに「習ってないくせに」と言われたのが悔しくて、見返してやろうと始めました。
  でも私だけ初心者では恥ずかしいので、隣の学区の道場で習い始めました。週5日、朝6時から7時半までのお稽古でした。

再開したのは何歳からですか?
39歳からで18年ぶりでした。

再開したキッカケは?
就職を機に他市に引っ越したのですが、なにぶん知らない土地ゆえ、何処に道場があるのか警察署に尋ねたのですが、「分からない」と言われ、とうとう分からずじまい。それ以後、長い年月とともに自然と剣道が私の心から薄れてきました。
しかし、結婚後、堕落しきった自分の精神に気付き、なんとかせねばと剣道を再開したいと日々思うようになりました。
当時小学2年になったばかりの息子がスポーツ少年団のチラシを持ってきて、剣道を習いたいと言い出し見学に行った際、大人の部門が有ることを知り、更に先生に「経験があるなら子供達に教えるのを手伝って欲しい」と。
もちろん快諾しました。

剣道を始めて良かった事、苦労した事は?
■良かったこと
少年時代は引っ込み思案で、他人の意見に流されやすかったのですが、剣道を始めてから自分に自信が持てるようになり、更に中学・高校と剣道部を創部し主将を務めたことから責任感が強くなりました。
そして大会等では新参者(学校)と思われたくなかったので、稽古に励み、団体で3位デビュー、翌年は準優勝等、注目を浴びるようになり、チャレンジ精神にも拍車がかかるようになりました。
■苦労したこと
中学・高校ともに剣道経験のない顧問先生だったので、教本を手本に稽古メニューを考え、他校に積極的に出向いては胸を借りました。また、初心者が多かったので(40人中、半数)、その指導も大変でした。
それと防具が絶対的に不足していたのですが、剣道連盟や母校出身の大先輩方により新品の防具を多数寄付して頂き、大助かりしました。

剣道とは?
立派なことは言えませんが『己との闘い』でしょうか。

今後の取り組み(剣道でも、勉強でも、生き方でも)
私の中では 剣道再開=現役復帰 と認識していたのですが、師範から試合は若い者に任せ、自己鍛錬と後輩の指導に専念せよとの言葉を頂いた時には少しショックを受けました。
自分は21歳のままで時間が止まっていたことに気付いていませんでした。もはや体型も現役時の2倍にもなっていて、10分も続かない体力の低下、そして竹刀の部品の名称も忘れていて、稽古をしてみれば手と足がバラバラ。なるほど、試合どころではないことに気付かされました。
子供達と一緒にじっくり時間をかけて基本からやり直し、徐々にですが大人 の部で稽古をつけて頂いています。息を切らしながらも、自分にムチ打って若い者に挑む先輩方の熱心な姿に感銘を受け、私も負けてはいられないと気合いを入れています。
今は50歳までには四段を取得できたらと思っています。
そして生涯、子供達と剣道を通じて触れ合っていきたいと思います。

ブランクのある方へ
私は、大人の剣友会で選手をしていたにもかかわらず、長いブランクの合間に、竹刀の打ち合う音や気合いを耳にすることはなかったので、すっかり忘れていました。
18年ぶりに耳にする気合い、そして全身に伝わってくる気迫にすっかりブルってしまい、なかなか道場の中に入れませんでした。
でも、厳しい部活とは違い、面を外せば皆さん優しい「おじさん」なんですね。高段者は私の実力や体力を考慮して、基本を中心に稽古し、息切れを見てそこそこに終わらせてくれます。また、熱血な若武者達も互角にお相手してくださり、自信をつけさせてくれます。
当初、若者達が加減してくれているとは気付かず、私の腕も鈍っていないなと、その気になってしまいました。
躊躇など恐れることは何もありません。
防具のない方は、相談すれば高段者が使用していたお古(高級品)を貸して、又は譲ってくれる場合もあるようです。
自分さえ勇気を持って一歩踏み出せば、一見猛者に見える皆さんが温かく迎えてくださいます。
気心知れた仲間と剣道談義で一杯飲むのも楽しいです。さあ、チャレンジしてみましょう。

少年少女剣士を目指すお子さんへ
何事にもあきらめない、ねばり強い心を持った子供になれます。
ハキハキと物事を言える子供になれます。
自分のことは自分でできる子供になれます。
剣道やってみようよ。




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